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MONO-Talk (モノ−トーク)

「MONO(もの)」をテーマに勝手にグダグダ書き物をWebにしました。

特徴はこのBlog(と言ってもいいだろうか?)が手作り(フルスクラッチ)であること。
見よう見真似で作成したBlogに、自分なりに気になったことを日記風にまとめてみました。
もしコメントがあればいただけると光栄です。

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2012/11/12
【駆ける魂 女子バレー・久光製薬監督 中田久美(47歳)下】 「ケンカできる」選手に期待 心配性 悩み抜き、ポジティブ
 評価:
自分が「バレーはケンカ」と思って戦ってきたから、要所で腰が引けるセッターを久光製薬監督の中田久

美は認めない。
本人によれば勝負強いセッターとは「大事な局面で意表を突くトスをする。
勝負どころであえてセオリーを外したい。
その流れへと試合を組み立てられる」。
そんな一家言のある歴代有数のセッターが、身長185センチのアタッカー狩野舞子(トルコから久光製薬

に復帰)に今季からセッターをさせている。

さすがにまだ狩野のトスはぎこちない。石の上にも三年、と中田は見守る。「セッターが選手を動かし、

試合を動かせるレベルになるには1万時間必要。1日8時間練習しても3年以上かかる」。
自分の日立時代、監督の山田重雄に辛抱強く育てられた。「麻衣子も我慢して使い続けられるか。私、彼

女はケンカができると思うんです」

狩野が大成するとどうなるのか。「麻衣子が高いところでバーッとトスを上げるバレー、想像つきます?

すごいことになりますよ」と話す目は輝く。
「久美が代表監督になったら木村沙織(身長185センチの日本のエース)と狩野の2セッターもかりかねま

せん」と、五輪や日立でコンビを組んでいた丸山由美(旧姓江上)は半分冗談に予想する。
「小さいセッターであればできるバレーがあれば、大きい選手にしかできないバレーがある。それをして

みたい」と中田。
セオリーを外したくなるたちだ。

低いセッターだと、味方パスが一度下がってトスが上がるので、打つ方の視線も上下する。
高いセッターから直線的にトスを出せれば、司会は広がらず1つのフレームに収まる。
ブロックやレシーバーの位置など情報もフレーム内に納まり、状況判断しやすく、どこを狙うかも選択し

やすい。
176センチあった中田自身のトスもそうだった。
いま、久光製薬の練習コートにはネット上にロープが張られている。
フレームを意識させ、区切られたフレーム内で攻撃を展開しきろうと工夫している。

起こり得る最悪パターンを考え尽そうとするのは現役時代からの癖。心配症はいまも変わらない。
「この選手が調子を落としたらどう戻せばいいんだろう。代わりにだれを入れるか。そのための練習はい

つ確保すれば。でも選手をコロコロと替えてもいいものか」と志向は巡る。
悩みすぎて「ロス五輪前には前髪が抜けちゃった」のは今では笑い話。

ただ、矛盾するようだが「考え抜いているから私はポジティブなんです」という。
バレーの勝負にかけてはびびらず、引かない。
「負けたら私が責任を取る。クビは怖くない。もしクビになったら、なんて考えたら何もできません」と

姉御のような頼もしさ。
引退後、モデルもやった。
解説者もやった。
恐れず攻めてきた。
監督業も、何かと角が立つのは承知の上で挑む。

ミスを減らすためのバレーは嫌いだ。
「ミスを恐れるより、どうすれば1点を取れるか。1点のためにそれぞれが必死で考えるバレー」「wp中

田は掲げる。
何事も攻める。
「その方が夢も広がって面白いと思いません?」と笑う。

(敬称略)

(日本経済新聞 2012/11/7(水))

 於:
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