●2006年5月号報告書●


先月号、レガート氏の放った一撃が台風氏に届いたのかどうかというところで幕でしたが。
結果的には防衛尖翼の動きの方がまだ一歩上手でしたね。
喉元で寸止めながら、撃ち込まれた銃弾を防ぎきった台風氏。
掴まえた銃弾を弾き返すと同時に、前回同様レガート氏に対する滅多打ち反撃が繰り出された模様。
再度あたりに撒き散らされる夥しい血の雨。
・・・・・・・・・・・・・・・・・えーとっアレですかね。体内に取り込んだナノ鋼糸というやつは、造血機能を増幅させるような動きもできるんですかね。
後半で、止血したりホルモンの分泌制御したり傷縫い合わせたりしてるんで、出来るような気もします。「ミクロの決死圏」もビックリです。

彼らの戦いの間で、他方面でもそれぞれ動きがでつつあります。
まず、オクトヴァーン地上部隊。ルイーダさんたち+救援船の特別隠密接触部隊の面々サイドでは、プラントとの対話について、地上にあるプラントを介した共鳴より確実な方法での対話を試みる案が実行へ移されようとしています。
その方法とは直接ケーブルを撃ち込み対話を試みるというもの。これは「方舟のプラント群に」ということでよいと思うのですが・・・・・・・・・・・・・・・それってケーブルっていうからには有線なわけですよね?
一瞬某EVAが頭に浮かんでしまいましたが、大丈夫なんでしょうか??
引っ張ったら切れそうだし、刃物で切っても切れそうだし、縺れたり捩れたりしないもんなんでしょうか?
地上部隊の方々も心配ではあるみたいですが・・・・・・・・・・・・やはり大容量通信は電波飛ばすよりケーブルの方が安定してるってことなのかしらん。
そしてそして。
その説明をしてる最中に、防護服に身を包んだメリルとミリィちゃんが!
話の流れからして、どうも台風氏がこの対話の重要な鍵を握っているため、彼女たちが台風氏のもとへ赴いてなんらかのアクションを取る・・・ということのようです。
いや、彼女たちに出番が与えられるのは嬉しいんです。嬉しいんですけどね。
今のアソコは人外魔境状態になってますから・・・・・・・・・・・・・・。
彼女たちは強いけど、でもあくまでごく普通の生身の女の子ですから。心配が先に立ちます。
しかし、バシさんの人物像評がいかにも彼女達らしくて和みました。(*´ー`*)
「お調子者!!!軽薄!!!けっこうウジウジしてて強情っぱりで、ある意味バカ」
「明るくて〜飄々としてて〜でも物憂げな所もあって〜意志が強くて〜ちょい天然」
メリルの照れ隠しっぽい辛辣評をミリィちゃんがストレートに言い直してるって感じがしましたよ。
そして、メリルもまた、バシさんの意固地さをなじるような物言いをしながらも、だからこそ信じられると思ってくれている。
バシさんの生き方を。砂だらけの星でラブ&ピースを本気で望み続けるその男の一途さを。

そしてクロニカさんvsナイブズの対戦。こちらにも動きあり。
重宇宙戦闘艦のゼロ距離射撃に一歩も引かないナイブズに対し、若干責めあぐねている感のあるクロニカさん。
一瞬の隙を衝かれ、ナイブズからの反撃で艦隊が損傷を受けてしまいます。
そして、破壊された巨大な部品が落下してくるその中で。
再度立ち上がろうとするレガート氏。そして彼方から彼のもとに歩みよる台風氏。
眼前で跳ね飛ぶ戦艦の巨大な破片に動じる様子もなく、対峙する二人。
台風氏が伸ばした手の先に挟まれていたのは、あのコインケース。
超磁場を発生させることにより、レガート氏が技に用いる帯電金属糸を無力化するその装置。
挟んだ指を静かに離すと、レガート氏の眼の前で落下するソレを撃ち抜いて。
それは台風氏の覚悟の表れ・・・なんでしょうか。
レガート氏との戦い、受けて立とうが立つまいがこの男は自分の命が尽きるまで向かってくる事を止めはしない。
それを止めるためには、正面から受けて立つしか道はない。
だから受けてやるから全力で来いと。
そういう意思表示なのだと受け止めました。
今のレガート氏のやり方は台風氏が前回評したように「戦いですらない」状態での自殺行為に等しいわけで。
このままレガートが動けなくなってくれた方が、消耗も抑えられるし台風氏にとっての利は大きいはずなんだけど。
ダメなんだよな。見過ごせないんだよな。この人は。
他人の命を粗末に扱うことは許せない。そして同じように自分の命を粗末に扱うことも認めない。
全力でくる相手を受け止めて、自分も死なず、相手も殺さず収められる確率はいかほどのものかと思いますが。
しかも「死んでも構わない」と思っている相手を引きとめる困難さを台風氏は嫌になるほど経験してきてるはずですが。
それでも同じ道をいくんだな。何度でも向き合って何度でも手を伸ばすんだな。
降り注ぐ瓦礫の中、互いに向けて一直線に突き進む台風氏とレガート氏。
彼らが闘いの末に見出すものは何なのか。
襟をただして見届ける所存です。

・・・・・・・・・・・・・・・ところで、メリルとミリィちゃんはホンマにこんなとこに来る気なんでしょうか・・・( ̄- ̄;)(不安)



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