気付いたら3月分大幅な遅延にもつれこんでおります・・・。(T_T)
そして危うくナチュラルにスルーするとこでした7月号(爆)
秋がやってくるその前に、追いつけ追い越せ(無理)OURS報告書!
頂上決戦は地球からの救援船(クロニカ)vsナイブズとレガートvs台風氏の図式に切り替わったところ。
ただこの切り替わりそのものが極めて一時的なものであることも考えられるわけですが。
宇宙空間から静かに、そして垂直に、大気圏の雲を割ってナイブズの頭上に降下してくる艦船。
その先端に配置された機銃の銃口は真っ直ぐナイブズの頭部に照準が合わされて。
射程距離ゼロに近いその状態で始まる衝突。エネルギーとエネルギーのぶつかり合い。
そのうち膨大な攻撃エネルギーが飽和して空気が帯電し、乱気流でも巻き起こしはしないかと思いますが。
規模こそでっかいもののクロニカさんの攻め手は今のところ極めてストレートに真正面からぶつかっている感じですが、裏に何か考えがありそうです。
プラント機能に関する知識としてはクロニカさんたち地球サイドに一日の長ありでしょうし。
一方のレガートvs台風氏については対峙したところから大きな動きはなし。
こちらは来月以降に持ち越されます。
さて、今回のお話の主軸はレガート氏の昔話。
ナイブズの粛清に例外はない。手駒として揃えられたガンホーをはじめとする彼ら異能集団も、いずれは始末される。
それを分かっててなぜ彼はナイブズに加担するのか。
例えば他のガンホーのように、自らの欲求を実現する場として利用する意図があるわけでもなく、恐怖に縛られて逃げ出せないというわけでもない。
事の理非善悪に関わりなく、ただひたすらに心酔し傾倒し、己の忠誠心の全てを捧げてナイブズのためにのみ動く。
いったい何が彼をそうさせているのか。過去に一体何があったのか。その辺りのお話が語られます。
無頼の権力者が取り仕切る一つの街で、その美貌ゆえ寵童として囚われ慰み者にされていた少年。
名前すら持たなかった彼には恐らく庇護してくれるはずの誰かは最初からおらず、彼にとっては彼を取り巻く世界すべて、そこに生きる人間すべてが敵でしかなかったのでしょう。
自分を捕らえ檻の中に閉じ込め、自らの欲求を満たす道具として扱う権力者も、その事実を知りつつ見て見ぬふりをする周りの人間達も。
だからその街にいる人間全てを殺してしまおうとした。彼の持つ特殊な操り「糸」を使って。
しかし事を起こす前に計画は露見し、憤った権力者に嬲り殺されかけたその時。
あらゆるものを切り裂く鋭い刃が街中を席巻し、建物ごと全ての人間を切り刻み。
その若い魂は、あまりにも暗く澱んだ場所に長くいすぎたため、すべてのものに深い絶望を抱いていたのでしょう。
だから碧空のもと、生まれたままの姿でただ一人残された彼の目に写った世界は、哀しいかな今までで一番美しく明るかったのだと思う。
そしてそれは、それを与えてくれた相手−ナイブズ−に対し信仰とも言える感情を抱くに充分なものだったのだと。
咄嗟に「技」を使い、一時の危険を回避して生き残った彼が、ナイブズの前に跪き首を飛ばされるもまた本望とばかりに微笑んだ。
そこにナイブズは何を見たのか。絶望か狂気か。自らの内側に凝る何かと同じものか。
それは分からないけれど、ナイブズは彼の首を飛ばさず刃を納めると自らの側につくことを認めるわけです。
たとえそれが気まぐれであったとしても、彼にとっては紛う方なく新しい人生の始まりだったわけで。
なるほどな、と思わずにはいられないエピソード。
でも、私、最初に彼が囚われているエピソードが出てくるまで、レガートが美人さんであったことをものの見事に忘れてました。( ̄  ̄;)
そういえば「怖気をふるうような色男」って言われてたね・・・。だって怖い顔の方が多いんだものあなた・・・。
そして計画露見後、囚えて服を剥いたレガートさんの足の間を覗き込んで「おまえがこんな事を考えてたとは」って権力者のおじさんが言ってますが・・・・・ソコになんか手品の種のようなものが仕込まれてるの?・・・って思ったのは私だけ?(どんな技ですか)単なる嫌がらせ?辱め?(多分)一部読者にとっての我慢大会?(当たらずとも遠からず)・・・いやそもそも今回のエピソードそのものがそうだという話も・・・ゴニョゴニョ。
ナイブズに名前を問われて「ありません」って言ったのは、ホントになかったからなのか、あってもその名前ごとそれまでの人生を捨て去ってしまいたかったからなのか。
いずれにしてもブルーサマーズの命名はナイブズってことですよね。髪の毛が青いから「ブルー」はいいとして「サマーズ」は?
・・・・・三村マサカズと大竹一樹に関係が?(ないから。絶対ないからソレ)
そんな感じで以下来月号へと続きます。
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