●2004年6月号報告書●


今年の梅雨は雨と晴れの日がキッチリ分かれてて気持ちがいいですね。結構なことです。
ただ体調ヘロリ気味なので、今しばらく夏の到来はお待ち願いたいです。
本編では来ちゃいましたね〜青夏さん。
彼の親戚縁者に「レッドスプリングス」さんとか「イエローオータム」さんとかいたりするんじゃないかともの思いに耽ったこともありますが。


先月再会を果たした保険屋さんズと台風氏。
救援船からのコンタクトにより、未来へと繋がった希望の道筋。それを手繰り寄せようとするかのように地上の動きは 慌しさを増していきます。
そんなバタバタの中。小型挺を経由してこの街のSHIP戻った台風氏にミリィちゃんが何気ない感じで尋ねます。
「あれ?あの・・・牧師さんは?一緒じゃなかったんですか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・聞かないで。聞かないでよミリィちゃん・・・・・(T_T)
なんというか、一番聞かせたくなかった相手というか聞いて欲しくなかった相手というか・・・・・・・。
そりゃ再会した以上は聞かないほうが不自然なわけなんですが・・・・。
こう毎号毎号畳み掛けるように出現する確認対話が辛くって。
物言わぬ台風氏の沈黙の背中が哀しくて。
その沈黙に耐え切れなくなったのか、口を開きかけたリヴィオをブラドが無言で遮ります。
そして何も言わない台風氏の変わりに告げた言葉は。
「あの風来坊は旅に出ちまった・・・遠くへな。いつ会えるかはもう分からねえ」
直接的ではない若干遠回しな言い方ではありますが、言わんとするところはミリィちゃんへは充分に伝わってしまったみたいです。
一瞬固まった表情を、その直後にはブラドの言葉に合わせるように、笑いの形に崩して。
「残念。お別れくらいいいたかったのにな」
そう言ったあと、声を上げて泣き出してしまったミリィちゃんが、・・・・・・・・・健気すぎて辛い。
牧師とミリィちゃんの間に存在する恋愛感情といったものについては、原作上でははっきり表現されたことはなかったと思うのですが 少なくともミリィちゃんの方にはやっぱり特別な思いがあったってことなんだろうなぁ。
・・・・・・・・・というか一つの心配事は。
まさかのまさかとは思いますが、そんなことはないだろうとは思っていますが、ブラド含めた男性陣。

万に一つも誤魔化しきれているなんて考えちゃいないでしょうね??

・・・・・・・・・・・・・そうだったらいいのにとは思いましたけどね。
いっそ騙されてしまいたいですけどね。その言葉に。
こんなご時世に人類の最後の砦に背を向けて明後日方向に旅立つような素っ頓狂な輩が一人くらいはいるかもしれないですし。
「いつ会えるか分からない」ということは「いつかまた会えるかもしれない」ってことですし。
・・・そうだなぁ、旅に出たことにしておこうか。それがいいなぁ。そうしようか。
・・・・・・・・はっ煤i ̄□ ̄;)私が誤魔化されてどうする。
んでもってコインイベント。
あらら、台風氏コインケース無くしてたんだ・・・。
ベルナルデリ保険協会の査定資料に入っちゃってたんですね。戻ってきたのはかーなーりーラッキーシチュエーションの模様。
台風氏コインイベントはホンマに二の次だったんだなぁ・・・。
昔々の回想でナインライブズのちっこいおじさんが言ってた『生命のやりとりに関わるブツだと確信する』の言葉に仄かな期待を寄せた のは言うまでもないことですが。(ご都合解釈は承知の上で)
あと、リヴィオを励ましてるブラドがいいな〜とか。
だんだん良い男になっていくね、ブラド。色々事情が分かってる数少ないキャラクターの一人ですからね。
是非無事に生き残って、伝説の伝承者になって欲しいものです。

そして、実戦に向けた準備を始める台風氏。
銃職人マーロンから特注の弾丸と弾丸の材料を受け取り、あとは自分でやるからという台風氏にため息混じりにマーロンが零した言葉たち。
ああ、なんか、前々から私ら読者が心のどこかで思っていたことをそのまま言ってくれたなぁという感じだったんですが。
周りを巻き込みたくなくて一線を画して、全部自分で抱え込もうとする台風氏の態度は確かに潔いのだけれど、一方で何もかも自分ひとりで 頑張るなって言いたくなることも多かったから。
一人じゃないことに気付いて欲しい。差し伸べられている手はたくさんあるから。
例えばその手の一つ一つはあなたの背負う重荷を代わりに受け止められるほど、強くはないかもしれないけれど。
人は一人で立ち続けていられるほどバランスのいい生き物ではないと思うから、時には頼ってしまえばいい。
マーロンの言葉通り「皆待ってる」はずだから。

マーロンにそんな風なことを言われたあとの台風氏の、零れそうな涙を必死で我慢してる感じの表情が、小さい子供みたいでかなり可愛かったりしましたが。
頑張んなくちゃな気持ち一つで自分を支えている時には、分かっていても頼れないんだろうなぁ・・・とは思うのです。
特にいま台風氏は、これ以上誰も失いたくないという想いを痛いほど募らせているだろうし、出来ることなら誰も巻き込みたくはないんでしょう。
そんな時にこんなことを言われてしまうと、ホントに「どうしていいか分からなくなっちまう・・・」状態ですよね。
その言葉も想いも嬉しいんだけど、受け入れられないジレンマ。
・・・・・・・・・・牧師も似たようなことをドコかで台風氏に言ったんじゃないかなぁとか言ってて欲しいなぁとかいうのはもう、皆さんの共通認識であると私思っておりますが。
ただ、彼の場合、本人も自分で黙って何もかも背負い込もうとするタイプの人間だったからなぁ・・・。
逆に考えれば言いようもなくて言えなかった種類の言葉かもしれませんが。

そしてラストでレガート氏が地上に降臨。
二本足で立っていらっしゃるところから、あの長年の蓑虫生活はなんだったのな疑問が噴出するのは致し方ないところですが。
その疑問は次月号にて明らかとなってまいります。



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