●2001年1月号報告書●


今月号冒頭でエレンディラ姉さま(?)が暴走するレガートに文字通り釘をさして 連れ帰ってくれたので長かった重慶ビル戦にようやく終止符が打たれました。
長かったよ実際・・・もうこれで次のコミックス全編重慶ビル戦になること確実決定だもの。
ふぅ〜。ようやく新展開だわ。

でも、この回でガントレットさんは力尽きてしまいます。
この回での発言集としてはガントレットが最期に呟く「これでやっと楽になれる」という台詞 とヴァッシュに向けた「おまえは生きて苦しめ」だろうなと思っております。
何がなんでも死なせまいとあがくヴァッシュに対してこれもかなりキツイ台詞だよなぁと。

皮肉にもガントレット氏の生きる目標はただひたすらヴァッシュへの復讐だったのだから 対決に至った時点で彼はどっちに転んでも生きるつもりはなかったんだよね。
これと少しリンクするような発言をその前にエレンディラさんがしております。
「命の使い切り方はひとそれぞれよ」と。
自分の命は自分のものと考えればそれも一つの答えかとは思うのです。
この作品で尊厳死問題まで絡ませることはないとは思うんだけど、本質的にはその辺りも 意識されてるのかなと、これはちょっと深読み。

死なせまいとあがく行為も自分の命の使いきり方・終わり方を自分で選ぶ行為もどこかに崇高さをもちつつ、 自分勝手さや身勝手さも織り交ぜられているってことなのでしょうね。
そのような言葉の刃にさらされつつも息絶えたガントレット氏の手を握って「大丈夫」と呟いた台風氏。 精神衛生的には復活したみたいなのですがホントに大丈夫かどうかは今後次第といったところでしょう…。
状況は楽観を許さない厳しいものなので。

で、舞台はいきなり3日後で頭を打ったミリィ嬢が病院のベッドで意識を回復する場面となります。
んで隣の病室には復活版ザジくんもこっそり入院してたりして(笑)
前回、青年だと思ったんだけどなんだかやっぱり女性だったみたいです。(でもまだ微妙に混乱中)
彼女いわく「人間の体は人間の医者の方が上手く直せるのよねー」だってさ…
ラストは街外れに立てられたガントレットとミッドバレイ氏の墓の前で牧師と台風の久しぶりのツーショットシーン。
夕暮れ時だしロケーションはばっちりって感じでして。
「こんな事いちいちしとったら…キリないで実際」
「じゃあさ、なんで君は付き合ってくれてんだい?」
「・・・・・・・決まっとるやろ、聖職者だからや」(台風氏爆笑)
なんだかんだ言いつつほっとけないってことですかね。
照れ隠しなのみえみえって感じではありますが。(笑)



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