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SDGsと健康 Healthy Lively Life

ストレス耐性維持に活用できる【SOC】activity

おすすめのポイント

  • 以下の3つの感覚を維持することでストレス耐性を高めることができる
  • 困難を乗り越えることや日々の営みに、 やりがいや意味を見いだせる感覚
  • 身につけた能力で何とかなる、 何とかやっていけるという感覚
  • 自分の置かれている状況を理解でき、 今後の状況がある程度予測できる感覚

SOC(首尾一貫感覚)

健康社会学者のアーロン・アントノフスキーの研究から、過酷な経験をしない人は更年期に健康維持できる人は約5割に対して、若いころに過酷な体験した人は健康維持できる人は約3割であった。
その3割の人達に共通していた特性を見出された3つの感覚をSence of Coherence (SOC)という。

自分のSOCを高める

  • SOCの高い人の共通点は「I’m OK,You’re OK」
  • 自分のいい部分も、ダメな部分も受け入れる
  • 「ありがとう」を口癖にする
  • 仕事を小分けにし、内容や段階ごとに目標を立てる
  • 自分の中や外にある資源に気づき使いこなす
  • 「わかるべきこと」と「わかる必要のないこと」がわかる

傾聴してもらうことでSOCが高まる

  • 気持ちを受け入れてもらえることで、理解してもらえたと感じ、自分の存在を肯定的にとらえられ、「有意味感」が高まる
  • 「もうできないと思う気持ち、わかるよ」と否定せず共感してもらうことで、自分には理解してくれる人がいる、何とかなると思え、「処理可能感」が高まる
  • わかってもらえていると感じ、安心して話せることで、自分の感情や解決策などに気づけ、「把握可能感」が高まる

SOCセルフチェック

セルフチェック結果の参考のためにいくつかのパターンを紹介します。
下の例の高ポイントは6以上、低ポイントは2以下です。

SOCパターン

理解力が低い

SOCパターン

頭でっかち状態

SOCパターン

意欲が低い

SOCパターン

やる気だけ高い

SOCパターン

できる気がしない

SOCパターン

自信過剰状態