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このやんばるでの鳥見は去年、石垣の「石垣島フィールドガイドSeaBeans」で出会った若者から、やんばるの凄腕ガイド菊田一朗さんの話を聞いたことから始まった。 やんばるで墨絵画家をされながら野鳥のガイドもされている、穏やかな菊田さん。お会いする前はどこか隠遁生活をする仙人のようなイメージを持っていた。 5月の中旬にメールで予約し、おススメの宿も教えていただいた。 7月25日は正午少し前から出発。つくばエキスプレス(TX)の「万博記念公園駅」に車を停め、TXで秋葉原へ、JRに乗り換えて浜松町へ、モノレールで羽田空港へと移動。14:35の飛行機なので、検査ゲートをくぐって搭乗口の近くへ。 夏休みが始まったので親子連れが多い。14:20くらいから搭乗開始。機内ではほぼ寝ていた。17:10到着予定が17時前には到着していた。 レンタカー会社の営業所で車を借りて、まずは三角池へ。 |
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クロツラヘラサギ、コチドリ、イソシギ、アオサギ、バンがいた。 写真はクロツラヘラサギの若鳥かな?羽に黒い部分が残っているね。 |
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車を走らせ、高速を使って、石川インターまで(600円)。スピッツの世古さんの家に寄り、この前送ってもらったレギュレーターの送料を支払った。 海岸はきれいな夕陽が見れた。 スーパーサンエイで食料品を買い込み、いつもお世話になっている「ラーメン&民宿 鶴味家」さんへ。今回は1泊だけの宿泊料3000円を支払いチェックイン。 シャワーを浴びて、洗濯などをして、寝た。 |
5時ごろ宿を出て、車を走らせ、勝連半島から海中道路を通って伊計島へ。「ミフウズラ」がたくさんいるというので見たかったからだ。 6時くらいに到着。適当に畑の中の道を走っていたらチョコチョコと歩く可愛い姿を発見。冷房の効いた車内から外に出した途端カメラのレンズが曇って撮れない・・・。 |
![]() ミフウズラ |
そして畑の中にいる「ツバメチドリ」を発見。最初5羽くらい見つけたが、あちこちにいることがわかり、全部で30羽くらいいた。それも結構近いところにもいて、大興奮。思わずバシバシ撮ってしまった。 若鳥がたくさんいて、陽が上がってくると道路に出たりして、バッタを採っていた。 |
![]() 朝陽を浴びた若鳥かな |
![]() こっちも若鳥 |
![]() これは成鳥? |
![]() まだ若いね |
![]() 成鳥と若鳥かな。 |
![]() 若鳥。もう自立していてエサは自力で! |
![]() 飛翔姿はかっこいいけど、撮れなかった・・・ |
![]() 判り辛いけど奥に座っている成鳥がいる。営巣中じゃないよね? |
セッカもたくさんいて、時々すぐ目の前にきた。 |
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8時を過ぎたあたりから、農作業の方々があちこちに出てきた。予想外のツバメチドリ発見で楽しいかった伊計島を後にして、金武の田んぼへ。 金武の田んぼは3月の頃は小さかったタイモや稲が大きくなっていて、その中に鳥がいても見辛い状況になっていて、何もいないかなと思っていたら、スズメ、いや、あれ、シマキンパラだ!数羽がまとまって飛び回っている。やったね!外来種の留鳥らしく、イネ科の植物の種を食べている。 |
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シマキンパラを見ていたらふと赤い鳥が川に降りるのが目に入った。何だと見に行くと「リュウキュウヨシゴイ」、やったー! ヨシの中から顔を出していたがスタスタスタと移動し川の真ん中で空を見上げていたかと思ったらまた飛んで行ってしまった。 |
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ヨシゴイを見つけたときにカワセミも飛び出したが、カワセミだったら地元で見れるからいいね。他にクサシギ・チュウサギがいた。 お昼近くなって、鳥たちも出が悪くなったので移動することにした。なにせ遠い山原(やんばる)まで行かないといけないからね。 金武の田んぼを後にし、宜野座ICから高速に乗って、許田ICまで。って1区間しかなかったのね(170円)。 名護に入る手前で市内を迂回する道へ入り、国道58号線をどんどん北上する。奥間リゾートを超えたあたりで森林公園の矢印があったので、行ってみたが昼間の暑さに負けて行っただけ。 |
![]() 道脇に子連れヤンバルクイナの標識 |
車のNAVIに従って、国頭村安田の宿「民宿さじ」へ。まだ14時を過ぎたばかりで早すぎる到着だったが、お母さんはどうぞと部屋に入れてくれた。 部屋は6畳くらいで、エアコンとテレビ、テーブル、布団1組があるだけですっきりしていた。トイレ、シャワーは共同。洗濯機は無料で、乾燥機は30分100円。庭にはいろいろな花が咲いていてきれい。 とりあえず暑くて、眠かったので部屋でお昼寝。 |
![]() 入口から入ると食堂。右手奥が宿泊する部屋。 |
![]() 宿からすぐ近くの海。 |
部屋でだらだらしていると、菊田さんから電話。宿のすぐ前に来ているので明日の打合せをしましょうというのだ。 外に出てみると菊田さんはもうそこにいた。すらっとした背の高い50代だがさわやかそうな男性だった。明日は朝4時半にお迎えに来てくれて、朝の観察。ヤンバルクイナが木の上で寝ている姿が見れるそうだ。一通り観察したら、宿に戻って朝食を取り、またお迎えに来てくれて、日中の観察という日程だそうだ。 夕方、外に出ると「キョロロロー」というアカショウビンの鳴き声。宿のすぐ前の川の奥のほうから聞こえてくるので、姿は見つからないだろうと思いながらも少し歩いてみた。 |
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散歩から戻ってくると「夕食の用意ができてますよ。」と声をかけられた。この宿に3泊するがその間ずっとお客は私一人だそうだ。 19時から夕食。 夕食は魚の煮つけ、ヘチマと豚肉・人参の煮物、カツオの刺身、モズク酢とサラダ、アオサの汁、デザートはマンゴー。すごくボリュームいっぱいで、美味しい。ご飯は少し残して、完食。 お腹いっぱいになって部屋に戻って今日の写真の整理をしていたが、すぐに眠くなってしまい、寝た。 |
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