秋の北海道!2016年9-10月!

2016年9月29日(木)~10月2日(日)

 10月1日(土) 知床は楽しいね!!


  知床峠のあたりから
 6時くらいに目が覚めた。外に出ると今日もいい天気。  朝食は7時からなので「ちょっと走ってきます」と言って出かけた。  まずは知床峠を通ってウトロ側へ。岩尾別まで行ってみた。逆光の中に国後島がうっすら見えていた。

  シラカバとモミジ
 道端にエゾシカのメスと子が何匹かでていたのとキタキツネが1匹出てきた以外はいなかった。
 紅葉はあまりきれいとは言えない。シラカバは葉っぱが茶色くなってそのまま落ちてしまうようだ。1本だけモミジがきれいに色付いていた。

 8時ごろ宿に戻って朝食。他の方はほとんど食べ終わって出発される時間だ。納豆、ご飯に味噌汁、生卵、青菜、冷奴、トマト、昆布佃煮、ヨーグルトというメニュー。食べ終わった後に他の方の皿を見るとシャケがあった。私には出し忘れてしまったようだ。
 9時過ぎまでのんびりして出発。写真家の山本純一さんの羅臼の野生生物の写真展を「ギャラリー ミグラード」でやっているので見に行ってみる。「ギャラリー ミグラード」は羅臼町の観光協会でやっていて、道の駅「知床」のななめ奥にあり、目立たない。旧ユース・ホステルだった建物を改装して写真展示スペースや飲食可能なテーブル席もある。昨夜見えていた佐藤先生がそこにいるというので特別に開館を30分早めてもらった。
 春夏秋冬に分けて小さな部屋に数点づつ展示されていた。シマフクロウやヒグマ、オオワシなどすごい写真ばかりだ。山本さんの写真展は11月まで、土日月の10:00~16:00で開催中です。
 昨日来ていたカメラマンさんたちがすでに4人いらしていた。佐藤先生はその人達と話されていた。撮影用の船を出す計画があるらしく、その撮影のためのテクニックに熱弁をふるっていた。
 11時ごろまでギャラリーに居て、道の駅に寄ってカニなどのお土産を買って送った。
 羅臼側の川に上がっているサケやマスを見に相泊のほうに向かった。
 まず急な坂を登って、灯台の所にある「クジラの見える展望台」へ行った。風が強かったけど、そこでパンの昼食。国後島がうっすらと見えていた。

 どの川にもカラフトマスが上がっていた。
 戻って知床峠のほうへ。ビジターセンターにも寄った。
 13時過ぎにビジターセンターのすぐ隣の「らうす第一ホテル」の温泉券を宿のお母さんからいただいたので、そこで入浴。露天風呂もあって大きいお風呂は気持ちいい。

 14時近くに、一度、宿に戻って小さい滝にかかる虹を見た。


  ルサフィールドハウス
 さっきビジターセンターで情報を得た「ルサフィールドハウス」へ行ってみた。ルサ川の隣に立つ2階建ての立派な建物で、暖かい所でのんびり観察できそう。
 川にはたくさんのマスと少しのサケ。川岸にはマスの皮だけ残っていて、きっとヒグマが食べた跡だろう。

  カラフトマスがいっぱい

  皮だけ残されている
 昨夜、遅くまで起きていたので眠い。まだ3時過ぎだけど宿に戻って仮眠をとった。
 夕食まで部屋でごろごろ。
 17時から夕食なので食堂に行ってみる。
 今日のメニューはヒラメの甘辛煮、ホタテ・サーモン・タコの刺身、ゴマ豆乳鍋、ツブのマヨネーズ和え、キュウリの酢の物、後から揚げ出し豆腐も出してくれた。
 今日も美味しく完食して、お腹いっぱい。
 昨夜と違ってみんな静かに観察していた。昨夜は会話が楽しくてテンションが上がっていたけど、今夜は眠くてウトウト。
 今日のシマフクロウは19時半ごろに1回目にメスだけが出てきた。
 帰ってからしばらくするとキタキツネが出てきた。弱っているマスを咥えて食べるのかと思ったらそのまま放っていった。



 1時間くらい経って、ボーボーウーという鳴き交わしが聞こえていた。
 2回目は22時過ぎに来た。15分くらいで帰っていった。

 22時半、明日はまた長い距離の運転をしないといけないので、もう寝ることにした。




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