秋の知床 満喫の4人旅2009!!

2009年10月16日(金)~18日(日)



 上天気で知床を満喫!!

10月17日(土)

ウトロ港  5時ごろ起き出して、外を見るとやや明るくなってきていた。かなり暑かったので寝汗をかいていた。ふとんは足元で丸まっていた。
 須藤さんと非常階段を使って屋上に出たが朝日は山の向こうで見えない。(屋上は柵もなくかなり危険なので本当は立入禁止なのかも?)
 お風呂に入って部屋に戻ると、中川さんと仙波さんも起きていた。
 まだ早いので朝食前に散歩をしようと着替えて、4人で外に出た。キャンプ場のほうへ歩いて行くと、展望台があって、ウトロの港が良く見えた。
朝食  ホテルに戻ったら6時半ごろで6:45からの朝食には少し早い。朝市をやっているという張り紙があったので、探したらレストランの入り口にちょこっとあっただけだった。程なく用意が出来ましたから中へどうぞと案内された。
 朝食もバイキング。夕食ほどではないが、種類は豊富。今朝は黒米、イカ刺身、タラコ、シャケ、サラダ、おから、ごぼうの煮物、ウィンナー、スクランブルエッグなど和食中心メニューにしてみた。さらにヨーグルトなども食べて、お腹いっぱい。

 7時40分ごろ、須藤さんの運転で、ホテルを出発し、羅臼へ。今日も上天気。羅臼岳もきれいに見えている。
 知床峠に行く途中で、景色がいいので停まったらオスのエゾシカを発見。しばらく見ていると道路へ出てきた。
羅臼岳がどーんと目の前に
羅臼岳がどーんと目の前に
雄鹿
雄鹿はかっこ良かった
 秋の終わりを告げるように、シラカバは黄色く色付き葉っぱもほとんど落ちかけている。
知床岬からの羅臼岳
 知床峠からの羅臼岳。10日に初冠雪があったそうだ。残念ながら羅臼側は雲が多く、国後島は見えなかった。
 羅臼側に降りて、相泊方向へ。
 ヒカリゴケのある洞窟を見たが、落石の危険があるため、近づけず、見れなかった。
 オジロワシが2羽、道脇の高い木に留まっているのを発見。
 「クジラの見える丘公園」という看板があったので細い道を登って行って見ると小さい燈台の下に、テラスが作られていた。海が良く見えたが、そこは風が強かった。クジラは見つからなかった。
オジロワシ
オジロワシが2羽、眺めのいい場所に留まっていた
羅臼の燈台
「クジラの見える丘公園」は燈台のところに
 まだ、9時で早かったが羅臼の道の駅へ行ってみたら、店も開いていた。ホッケの開きがおいしそうだったので、カニ2杯と一緒に自宅へ送った。他にマス半身298円というのも。明日には着くと言っていたが早いね。
 そして来た道を戻って、ウトロ側へ。
 途中で車が3台道端に停まっていたので見たら、雄ジカ2匹がいた。次々と車やバスが停まっても黙々と草を食べていた。
 次に「知床五湖」へ。ヒグマ出没中で1湖と2湖しか行けない。1湖は広々とした草原から森に変わるところにあり、2湖はうっそうとした森の中だ。知床連山が湖にきれいに写っている。
ヒグマ出没中
五湖の散策路の入り口にあった看板
二湖からの知床連山
二湖からの知床連山、湖にも写っている
 駐車場まで戻って、1湖の展望台まで行ってみようと歩き出したが、以前来た時の展望台のさらに先のほうに新しい展望台が出来ており、ちょっとのつもりが20分近く歩いてしまった。
知床連山 展望台から知床連山の眺め。
左端に見えるのが以前の展望台。
乙女の涙  五湖の駐車場を出て、「知床自然センター」へ車を停めて「乙女の涙」まで歩く。片道約2kmだがまっすぐな道なので、なかなか近づかない気がする。
 乙女の滝は細い水の筋が幾筋か流れていた。さっきより雲が多くなり、風が出てきたような・・・。天気が悪くなっているのかも。ここからも知床連山がきれいに見えた。
 帰りは山の中の道を歩いたが、上りがあって息が切れてしまった。
ゴジラ岩  12:40ふもとに下りて、ウトロの街中へ。
 次は14:15の観光船に乗る。がっつり食べてしまうと船酔いが心配なので、コンビニでお昼を買って、バスターミナルでお昼。なぜここなのかというと、すぐ脇を流れる川にマスが上がっているからだ。でも最盛期は過ぎて、ぼろぼろの体で最後の力をふりしぼって、動いているマスが何匹かいるだけで、見ていてかわいそうだった。
 少し早いが観光船の予約をした「ゴジラ岩観光」に行って、乗船申し込みをして、周辺を歩いた。確かにゴジラに見える岩(←)がある。店を見て回ると言っても雑貨の店と海産物の店と鹿の角細工の店しかない。もどってのんびりしていた。
 14:10ごろ歩いて店から港へ。
 14:15船に乗り込み、一番前の席に陣取った。船は55人乗り。行きは海岸沿いぎりぎりを船は進んだ。風が出てきたので海上はうねりがあり、岸に近づくと大きい波になっていた。
 さっき歩いた乙女の涙も海から見えた。
 反対側にある「男の涙(門脇の沢)」も。今では立入が難しいようだが、すごく前の夏に2回、陸地から真ん中あたりに見える急な崖を下って見に来たことがあった。他のグループと一緒だったがすぐそこにヒグマがいそうだし、足元は危ないし、怖かったことを思い出した。
乙女の涙
乙女の涙も海から
男の涙
男の涙
オジロワシ
オジロワシ
カムイワッカの滝と硫黄山
カムイワッカの滝と硫黄山
 船は硫黄山で折り返し沖合いを走る。
 途中は波が高かったので、波しぶきがバシャーンとかかってしまった。ジェットコースターみたいで楽しかったので、きゃーきゃー騒いでいて、寒さを感じたり、酔ったりしている暇はなかったようだ。
 港に入る直前でハクチョウも4羽飛んでいた。
波しぶき
波しぶき
反射がきれい
落ちかけた陽が海に反射してきれい。
 15:15ウトロの港に戻って、今度はウトロの道の駅へ。数年前に来たときはなく、新しい道路とともに出来ていたため初めて訪れる。売店の入っている建物の隣にパネルで知床の自然についての展示などがあったが、ちょっと物足りなかった。
キタキツネ  16:00ごろホテルに戻った。まずは、冷えた体を温めるため、お風呂に入った。
 17:00過ぎにお風呂を出たが、夕食は19:30からの予約なので、まだたっぷり時間がある。そこで、またナイトドライブへ。風がでてきて、寒かった。昨夜はあまり出てこなかったキタキツネが今日は次々と出てきた。逆にエゾシカは2グループだけだった。

夕食は海鮮丼  そしてホテルに戻って夕食。昨夜は食べれなかった海鮮ちらし寿司にさらにイクラをトッピングして贅沢に。海鮮汁に海鮮サラダ、エビフライとツブ貝のフライ、茶碗蒸しなどをチョイス。もちろんデザートは別。今日もお腹いっぱいいただきました。
 レストランを出てから、一人でロビーでコーヒーをいただきながら、大画面で知床の自然のビデオをみているうちにウトウト。
木のパズル  21時前、部屋に戻ったら他の3人はもうお眠りモード。
 私は下のソファで少し寝て、頭が冴えたので、到着日にできなかった木のパズルをやってみたら、10分ほどですべてできた!でも一緒に喜んでくれる人もいないまま証拠にと写真だけ撮ってみた。でも達成感に満足して寝た。



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