Marlene Dietrich Album Collection
On Screen, Stage, and Radio |
Dietrichの出演した映画のサウンドトラックから歌の部分を鼻歌までチョイスしたオタクな編集のCDと、未発表曲や出演したラジオ番組のライブを編集したCDの1992年発売「世にオタクの種はつきまじ」と思わせた2枚組み |
L'Ange Blue |
1928年から1933年の初期に録音されたものをまとめたフランスのCD 無名時代に出演したレビューの挿入歌や未発表テイクもあり |
I Couldn't Be So Annoyed |
上記のCDとほとんど同じだけど未収録曲もある1992年のベルギーのCD |
Das Lied ist
aus |
映画のサウンドトラックとラジオ番組のライブをまとめたベルギーのCD |
Lili Marlene 「リリー・マルレーン」 |
第二次世界大戦中、対ナチスのプロパガンダ政策のために吹き込んだドイツ語で歌ったアメリカのスタンダードの戦後の再録音や、ドイツ民謡を収録したCD |
The Cosmoporitan |
上記のCDの一部の曲に、ローズマリー・クルーニーとのデュエット曲や未発表曲を編集したCD |
Live at the Café de Paris 「ライブ・アット・カフェ・ ド・パリ |
1954年のロンドン公演と1959年のリオ公演のライブにローズマリー・クルーニーとのデュエットや未発表曲をまとめた1992年発売された追悼盤 なんでこんな中途半端な脈絡のないまとめ方をしたのやら |
In Rio |
1959年のリオ公演のライブ ・・と思っていたけど、南米公演で歌われた曲をリオ・デ・ジャネイロでスタジオ録音したもの |
Best Now 「マレーネ・ディートリッヒ」 |
1989年に日本で発売された、1960年のドイツ公演の際ライブ風に吹き込まれたアルバムからの編集版と(何故全曲収録しない?おまけに何故MCをけずる!?)、ドイツ語で吹き込まれた曲などを含むCD |
Her 18 Greatest Recording |
1960−60年代に録音された映画主題歌やポップスを編集したCD この手のCDはいろんな種類が出ているけど、これが一番網羅してまとめられていて良い |
Lili Marlene |
1965年のロンドン公演のライブにジャック・ブレルやバート・バカラック作曲のポップスや初期の録音を編集した1989発売のCD |
Das war mein
milljöh |
1965年に録音された、20-30年代に流行したBerlinをテーマにしたシュラーガー(流行曲)を歌ったアルバム CDはLPで発表された時より2曲増えている |
Die Großen
Erfolge |
1991年にドイツで発売されたベスト盤 Dietrichの言葉も添えられているのでひょっとして本人監修? |
Just A Gigolo 「ジャスト・ア・ジゴロ」 |
1978年の同名映画のサントラ盤。Dietrichはタイトル曲を歌っている |
Hermine |
Udo Lindenbergの20-30年代のBerlinをテーマにした1988年発売のアルバム かつてDietrichが歌った曲に1988年パリのアパートで吹き込まれたと思われるDietrichのナレーションが挿入されている |
THE BLUE ANGEL |
1990年にアメリカで編集された30年代〜40年代にレコーディングされた曲を集めたもの 珍しいのは最終トラックの映画「砂塵」の主題歌 “The Boys in the Back Room”、従来のスタジオ録音も収められているが、1941年に映画「淑女の求愛」を撮影した際にスタッフに配られたと思われる、監督のミッチェル・ライゼンへの賛辞を歌詞にした、このCDにしか収録されていないパロディ版 |
Der Mythos des “Blauen Engel” |
1993年にドイツでリリースされたベスト盤 選曲や曲順などはいろいろと考えられているのだけど、録音された年代もバラバラでスタジオ録音・ライブ録音・ドイツ語・英語と入り乱れている しかし“Kiss Is Sweeter Than Wine”は通常よくベスト盤等に収録されているスタジオ録音ではなく、レアなラジオライブのもの |
Der
Blonde Engel – Die
Retrospektive |
Marlene Dietrich生誕100年を記念して2001年にリリースされた豪華4枚組みCDBOX Dietrichの音源はほとんど放出されていたと思っていたけど、BerlinのFilmmuseumが買い取ったコレクションの中にまだまだあったのか、4枚目はほとんどがレア物、伝説の「嘆きの天使」フィルムオーディションや出演映画のサウンド・トラック、コンサートで一度しか歌われなかったと思われる曲、LP化されていなかった音源や、CD化されていなかった「ジャスト・ア・ジゴロ」まで収録されている 1〜3枚目の収録曲はほとんど既出なのだけど、ところどころにレア音源やCD化されていても手に入りにくい物が納められていて、古い音源は雑音など消されて編集されており、マニア御用達! しかしこの調子ならまだある、きっとどこかにレア音源は眠っていると見た!いや眠っているらしい!!そのうちどこからかドイツ語で歌われたという「ジャスト・ア・ジゴロ」が出て来るはず!! |
Forever |
初CD化曲や映画のサウンドトラックやライブ音源を数曲含む2002年発売の最新ベストアルバム もう亡くなってしまったとはいえ、Dietrichはヤマほど音源を残しているので、こういった未CD化曲というのをちょぼちょぼ加えたベスト盤が、ちょこちょこ出るのはちょっとかなわんので、どかーんと一発まとめて出してくれんか〜!?ここまで来たら買うよもう・・・ |
Von kopf bis Fuß Lieder der 30’er und 40’er Jahre |
映画の挿入歌としてスタジオ録音された曲を集めた2004年発売のベスト盤 よくある廉価版のCDのようだけど雑音がきれいに処理されて聞きやすく、録音データ、映画データなど英・独語の解説付きでなかなか親切 |
With
the Burt Bacharach Orchestra |
ディートリッヒの残した膨大な音源から、バート・バカラックによる編曲・指揮のバート・バカラック・オーケストラをバックに歌った曲を集めた2007年の編集盤、特に目新しい未発表曲が含まれてはいない 今でこそアメリカ音楽界の重鎮であるバート・バカラックが元々はディートリッヒのお抱えバンドの編曲者・指揮者としてそのキャリアをスタートさせた事は、思いのほか世間に知られていないかも とはいえ、スタジオ録音とライブの両方からの音源が適当にランダムに並べられているようで、なんだかもう一つまとまりがない印象がして、せっかくの企画がもったいない〜 |