Europanische Musik Collection
Italien
Antonella Ruggiero (Matia Bazar) |
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Libera 「リベラ」 |
Matia Bazar脱退後、待ちに待たせたインドテイストの1996年のソロデビューアルバム |
Registrazioni Moderne |
1998年発売、新曲を含む、Matia Bazar時代の名曲のセルフカバー集 各曲70年代や80年代エレクトロニックポップスの香りを抜いて、現代風アレンジが施されている。それが物足りないという人もいるだろうけど・・・ |
Sospesa |
1999年のサンレモ音楽祭2位入賞の曲”Non ti dimentico”も収録された、1999年に発表のソロ2作目のオリジナルアルバム ラストに収録された”And will you love me”はエンニオ・モリコーネによる、しっとりとしながらも壮大なバラード ソロ1作目のアルバムのように、何かから解き放たれたようにのびのびと気持ち良さそうに歌ってはいるのだけれど、なんとな〜く心に引っかかってくるものがないのは歌のせいではなく曲のせい? |
Luna crescente [sacrarmonia] |
弦楽四重奏Arke' Quartetとパーカションとの共演でオリジナル曲のカバーやクラシック・宗教曲などを、今までになくアントネッラらしさを押えつつ、しっとりと歌い上げている2001年のアルバム ひょっとして言われなければアントネッラが歌っているとは気付かないかもしれないので、物足りないというファンもいるかもしれないけど、彼女の違う一面が聴けてなかなかシックでオシャレなアルバム |
Antonella Ruggiero |
2003年のアルバム 3曲目の ”Di un amore ”は今年のサンレモ音楽祭の入賞曲 全体的に明るく軽い曲想で、はじけるよう楽しそうに歌っているのだけど、以前にリリースしたMATIA BAZAR時代のセルフカバーアルバムを聞いた時にも思ったけど、彼女自身が求める音楽と彼女の「声」のファンが求める音楽の間に、ナンだか微妙なズレがあるような気がちょっとする |
The
Big Band! |
2005年のアルバム 今回は2005年サンレモ音楽祭参加・入賞曲の新曲と、ブラスバンドをバックに「ビギン・ザ・ビギン」や「ベサメ・ムーチョ」などのスタンダードやマティア・バザール時代の曲などのカバー集 しかしそんじょそこらのカバー集とはワケが違う!今作はエンターティンメント性をとことん突き詰めて、アントネッラの7色に輝くような変幻自在の歌声はキラキラと派手なブラスのアレンジにもちーとも負けていない!と、いうか金管楽器20本が束になってかかってもアントネッラのボーカルには叶わず!とはいえしっとりとしたバラードもばっちり聞かせてくれて、いいぞっ凄いぞ!アントネッラ!! このアルバムに参加したミュージッシャン達は最強未曾有のボーカリストと共演できた天の采配に感謝しているのでは!?必聴!久々に感動した!! |
L’abitudine Della Luce |
Arke String Projectとの共演による2006年のアルバム 新作曲ながら管弦楽によるアレンジで「月の光」「夜の海」といったような情景を、時の流れに漂うように心地よくゆったりと歌っている |
Souvenir
d’Italie |
2007年リリースのライブアルバム、2007年サンレモ音楽祭出場曲'Canzone Fra Le Guerre'も収録されている アコーディオン、ピアノ、コントラバス、ドラムといったアコースティックな編成をバックに、30〜40年代のカンツォーネの名曲のカバーをゆったり、しっとりと、それでいながら情熱的に歌っている |
Genova, la Superba |
ジェノバ出身の有名ソングライターたちの作品をじっくり歌い上げた2007年のカバー集 |
グノーやシューベルトのAve Mariaなどの宗教曲やトラッドを歌った2015年のアルバム |
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ローマの休日」「アリストクラティカ」「失われた島」などのMatia Bazar時代の曲も含めた代表曲を、流麗なピアノアレンジでしっとりと歌い上げた2016年のセルフ・カバー集 |
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Tango |
1983年、Matia Bazar時代のアルバム |
Aristocratica |
1984年、Matia Bazar時代のアルバム |
「スーブニール」 |
1986年、「愛のブルートレイン」を収録したMatia Bazar時代のベストアルバム |
「メランコリー」 |
1985年、Matia Bazar時代のアルバム |
Melo 「メロー」 |
1988年、Matia Bazar時代のアルバム 「サウンド・ミッドナイト」のイタリアンバージョンなどが収録され、ヨーロピアンテイスト漂うシックなアルバム |
Red Corner |
1989年、Matia Bazar時代のラストアルバム |
Singles 「シングルス」 |
1989年発売、Matia Bazar時代のライブを含むシングルコレクション |
Matia Bazar |
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Brivido Caldo 「熱い衝撃」 |
アントネッラ・ルッジェーロ脱退後は今一つぱっとしていなかったイタリアンポップスグループが、新たなボーカルを得て発表した、昔のヒット曲のカバーも含む2000年のアルバム 新ボーカルのシルヴィア・メッツァノッテはなかなかステキなのだけど、ちょっと迫力不足、もう違うグループだと思って聞かなくてはいけないのだけども、ついついアントネッラと比べられてしまうのは気の毒 |
Caterina Valente |
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The Very Best Of Caterna Valente 「ヴェリー・ベスト・オブ・カテリーナ・バレンテ」 |
日本でも60年代に「歌う通訳」「歌う楽器」と称されて人気のあったイタリアのボーカリスト、カテリーナ・バレンテの独デッカの音源を中心にした日本編集ベスト盤 日本語で歌いヒットした「恋のバカンス」「ウナ・セラ・ディ東京」「月影のナポリ」の他、「情熱の花」「ヴォラーレ」「そよ風と私」「抱きしめたい」などのスタンダードが、仏・英・独・伊・オランダ・スペイン語で歌われて聴きごたえ満載 ラストに収録されてるのは数年前日本でもCMに使われていた、日本語を含む数か国語で歌われた “Danke schön” のライブ版 |
Rossana Casale |
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La Via
Dei Mister 「恋のパピヨン」 |
イタリアの甘い声の女性ボーカリスト、ロサーナ・カザーレの1986年の1stアルバム、タイトル曲の「恋のパピヨン」は日本のTVCMにも使われていた |
Frammenti |
当時イタリア1,2のロックバンド「PFM」のプロデュースによって作られた1989年の2ndアルバム |
「気まぐれ」 |
1989年のちょっとジャズテイストな3rdアルバム |
Alba
Argentina |
サンレモ音楽祭で3位となったグラツィア・ディ・ミケーレとのデュエット曲“Gli amori diversi”や自作の曲などを収録した、サンバ・タンゴなどのエスニックっぽいアレンジの1993年のアルバム |
Jazz
in Me |
“My Fanny
Valentaine”“Summertime” “Blue
Monk”などのジャズのスタンダードを歌った1994年のアルバム |
Nella notte un volo |
1996年のオリジナルアルバム 作詞はすべて本人によるもので、全体的に聴きやすい軽いポップス調のアルバム |
“Ne me quitte pas(いかないで)” や “La chanson des vieux amants(失った恋人への歌)” などのジャック・ブレルの名曲を、イタリア語とジャズアレンジで歌った1999年のアルバム |
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Strani Frutti |
ジャズやポップス、シャンソンなどのスタンダードをカバーした2000年のアルバム ピアフの「街のアコーディオン弾き」は元歌が楽しげなシャンソンなのに、こちらはモダン・ジャズアレンジが施されて物悲しく歌われ、可憐な声にドスを効かせて歌うジャニス・ジョプリンの “Summertime” やビリー・ホリディの “Strange Fruit(奇妙な果実・アルバムのタイトルはこのイタリア語訳)” は迫力があって出色 |
Billie Holiday in Me |
ビリー・ホリディのレパートリーを英語で歌った2003年末の新譜 “Speak Law” “God Bless The Child” “My Man” などの曲をピアノやカルテットを伴奏に、今回は可憐な声にそんなにドスを効かせることなく、しっとりと聴かせてくれるアルバム |
Emi Callina |
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MARIO 「彼女」 |
90年ごろシャンプーのCMソングとして作られた曲「彼女」がヒットしたことを受けて作成されたと思われるミニ・アルバム、「彼女」以外の新曲が3曲と、「彼女」のイタリア語バージョン・日本語バージョン・ダンスバージョンに三菱自動車「ディアマンテ」のCMソングのカバーバージョンも収録されている 歌っているのは当時イタリア人アーティストのバックコーラスとして活動していたエイミ・カリーナ、これが日本デビューとなったけど、その後はイタリアで活動しているらしい CMで流れていた時は軽いボサノバタッチの曲なイメージがあったけど、改めて聞くと割としっかり歌い上げられていて(ひょっとしてCMに流れていたのとは別録?)、日本語バージョンの歌詞は「ピュアな彼女への歌」というシャンプーのイメージのように爽やかな内容なのに、イタリア語バージョンは訳詞がないので不確かだけど、「マリオという名のイタリアン・ジゴロに女がすがっている」ってな感じのまったくイメージが違う内容? |
Lara Saint Paul |
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1960年代にTanyaとしてデビュー後、Lara Saint Paulと改名しルイ・アームストロングと共演したりしながらサンレモ音楽祭の常連となり、1976年に東京音楽祭で「かもめはどこに飛ぶ」で銀賞を受賞し、日本でもアルバムをリリースしていたエチオピア出身のイタリアの歌手、ララ・サン・ポールの69-71年頃の曲を集めた1996年の初期ベスト盤、残念ながら「かもめはどこに飛ぶ (“Dove Volano i Gabbiani”)」は収録されていない もともとは熱唱系のイタリアンポップスを歌ったり、最近は年齢不詳のエアロビスタイルでダンスミュージックを歌っているようだけど、このアルバムは「モア」や「ケ・サラ」「水晶の瞳」などのしっとりめの曲を中心にまとめられている |
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Laura Vital |
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Weaving Moon |
スペインの若手フラメンコ・シンガー、ラウラ・ヴィタルが甘く渋い声で、臨場感あふれるフラメンコギターや掛け声の伴奏をバックに歌った2015年リリースのアルバム |
Marina |
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Di
Notte Teneramette 「マリナの恋」 |
「マ・マースパゲッティ」のCMソングに使われた「マリナの恋」の、イタリア語版と日本語盤を含む、1991年のアルバム |
Milva |
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ミルバ・ベスト・ヒッツ |
近年はブレヒトやドイツ歌曲などを歌ったアーティスト活動が多いイタリアのベテラン・シンガー、ミルバの、カンツォーネをドラマチックに歌っていた活動初期時代の、デビュー曲を含む代表曲を集めた、1991年リリースの日本盤ベスト・アルバム |
Portugal
Carminho |
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“Soul“ |
ポルトガルの新進ファドシンガー、カルミーニョの絞り出すような哀愁が漂う2012年の2ndアルバム |
Cuca Roseta |
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「ポルトガル・ファド界の新しい声」として、カルロス・サウラの映画への出演や、ローマ法王のリスボン訪問の際にもその歌声を披露したクーカ・ロゼータの、リスボンやブエノスアイレス、ロサンジェルスで録音された2011年の1stアルバム 元々はロックやポッププロジェクトでボーカリストでファド歴はまだ浅いということで、ファド特有の渋みや凄味よりも、若々しく軽やかな印象が残って魅力的 |
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Madredeus |
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Os Dias Da
Madre Deus |
1988年発売のデビューアルバム、ボーカルのテレーザの声が若い! |
Existir 「海と旋律」 |
1993年発売、ホンダ・アコードのCMに使われた「海と旋律」を収録した2nd (三菱ギャランではありませんでした、ごめんなさいっ) |
Ainda 「アインダ」 |
1995年、ドイツのヴィム・ベンダース監督の映画「リスボン物語」のサントラ、というよりも設定企画の段階で撮影より先にアルバムが出来てしまっていたという、ほとんどコラポレーション状態のアルバム この映画にマドレデウス自身も出演していて歌う姿も見られる!!テレーザの歌声は、あいかわらず優しく哀愁に満ちていて美しい〜 |
O Paraíso 「風薫る彼方へ」 |
ポルトガルのグループ「マドレデウス」の1997年録音のアルバム 今回はファドの精神はそのままに、彼らが今まで訪れた国々にインスピレーションを受けたということで、明るく軽やかな印象の曲が多い |
Teresa Salgueiro |
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Obrigado 「オブリガード」 |
ポルトガルのグループ「マドレデウス」のボーカリスト、テレーザ・サルゲイロが1990年から2005年の間にホセ・カレーラスやカエターノ・ヴェローゾ、日本のアコーディオン奏者cobaなどの歌手や演奏家たちと共演した曲を集め2006年に発表したコラボ集、Obrigadoとはポルトガル語で「ありがとう」の意 曲のほとんどは共演者の方のアルバムに収録されたものでラテンやアラブ、ジャズテイストな曲もあるけれど、どんなジャンルを歌ってもテレーザのアーティストとしての芯はしっかりしてとブレておらず、決してそれぞれの共演者たちがテレーザを支配しようとするわけではなく、「リスボン物語」を撮ったヴィム・ベンダースがそうだったようにテレーザと共演できる喜びや、同時代にアーティストとして存在できたという幸運に感謝している念があふれた一枚になっているような気がする、特にラストに収録されているホセ・カレーラスとのデュエット「黒いオルフェ」は、ライブとは思えないほど清らかな静けさに満ちて美しい |
Você e Eu 「ボサノバと私」 |
アントニオ・カルロス・ジョビンの作品を中心としたボサノバの名曲をカバーした2007年の本格的ソロアルバム マドレデウスでのテレーザは黒いビロードのドレスをまとって、しっとりした哀愁に満ちた歌声を聴かせてくれているのだけど、このアルバムではジョーゼットのプリント柄のワンピースを風に揺らしてボサノバの軽いリズムにのった明るい歌声のテレーザが堪能できる しっとりとしたジャジーなナンバーも数曲あるとはいえマドレデウスでのテレーザが好みの人にはちょっと物足りないかも・・ |
テレーザ・サルゲイロが2007年にファドグループ「マドレデウス」を脱退した後の初めてのソロアルバム 弦楽四重奏Lusitnia Ensembleとの共演で、アルバムタイトル曲のイベリア半島に移り住んだユダヤ人たちの音楽セファルディのトラッド „La Serena“ をはじめ、ピアフの「バラ色の人生」やアービング・ゴードンの「アンフォーゲッタブル」、アマリア・ロドリゲス、レオ・フェレーなどの名曲を歌っている 美しく儚げなボーカルイメージのテレーザだけど、情念を感じさせる曲もあり聴きごたえ充分 |
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Silence, Night and Dreams |
テレーザ・サルゲイロが、クシシュトフ・キェシロフスキ監督などの映画音楽を担当していたポーランドの現代作曲家ズブグニエフ・プレイスネルの作品に参加した2007年のアルバム 「ヨブ記」によるテキストを使用したオーケストラ、合唱、ソリストによる大規模な作品で、ラテン語と英語で歌われ、リベラのボーイソプラノ、トム・カリーとも共演している 美しく清らかな宗教曲風な作品でテレーザのボーカルも作品の中にとけこんでいる |
前作に引き続きルシターニア・アンサンブルと共演し、ポルトガルとスペインの伝承曲を中心に歌った2009年のアルバム 風や雨の音、鳥のさえずりなどをはさんで、透き通ったテレーザの歌声が響く美しい曲とインストゥルメンタルが20曲と満載のアルバムだけど、ファドというよりも打楽器のリズムが強いアレンジのトラッド感高い曲が多い |
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自作の曲を含めた静かな世界を歌った2016年リリースの新譜 |
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Mariza |
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Fado
Curvo |
モザンビーク生まれリスボン郊外育ちで、次代のファド界を担うマリーザのイギリス、スペイン、キューバ、ブラジルのミュージシャン達と共演し、ブックレットには英語の訳詞もある2003年の2ndアルバム シンプルだけどシックで、ちょっとジャジーなアレンジの曲もあり渋目でかっこいい |
Transparente |
2005年のブラジルで録音された3rdアルバム ブラジルのリズムやアフリカのビート、ニューヨークのジャズに伝統的なファドが織り込まれて明るめな曲も収録されている |
イギリス、スペイン、キューバ、ブラジルのミュージシャン達と共演した2008年の4thアルバム ジャケットデザインなどはちょっと尖ったプログレ・ロックぽいけど、内容は正統派ファド、まだ若いのに声は渋いし、ファド特有の「唸り(と言うのか?)」も哀愁たっぷりで魅力的だし、とにかくもう超かっこいい! |
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Deluxe Edition |
20 - 50年代のファドを、シンプルなアコースティックアレンジで、じっくりと歌った、2010年の通常盤に2曲ボーナストラックが収録された限定盤 |
Spanien
何故だか偶然だかスペインの歌手にはロリータ・ヴォイスが多い・・
Abigail |
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A Part Of Me |
スペインのフラメンコ風バラードやボサノバ・スタイルの曲などのアコースティック系ラテン・ポップスを、可憐で繊細な声で歌うシンガーソングライターのアビガイルの、ホアキン・コルテスの主演映画「ジターノ」の挿入歌などが収録された2000年の 1stアルバム |
Cathy Claret |
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Cathy Claret 「あなたに」 |
フランス出身、バルセロナで活動しているロリータ系ウィスパーボイスでジプシー・フラメンコ・ボッサを歌う女性歌手の、クレスプキュールレーベルから発売された1990年の1stアルバム 歌詞はフランス語とスペイン語、即興で歌われている曲もある |
Soleil Y Locura 「風に抱かれて」 |
1991年の2ndアルバム |
Esperanza 「エスペランザ」 |
正に10年ぶりに発表された2001年のアルバム 懐かしの「Toi(あなたに)」も再録音されているけど10年経つのに声も歌い方も、ちーっっとも変わっていない! 日本盤にはボーナストラックとして “Esperenza“ の別バージョンが1曲収録されている |
Sussurando 「ススランド」 |
91年の「Bollore」も再録音されている、かなり肩の力が抜けた2003年のアルバム、と言うか、力抜きすぎでヒーリングというよりも、かなり脱力感に襲われて、らしいといえばらしいのだけど、いーのかこれで? もうちょっとどこかで締めた方が・・ |
Jeanette |
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Todas sus
grabaciones en Hispavox (1967-1976) |
スペイン映画「カラスの飼育」の主題歌 ”Porque Te Vas”を歌って日本でも知られている、スペインの舌ッ足らずで甘い歌声の女性歌手の、1967年にバンド”Pic-Nic”のボーカルとしてデビューした頃からソロになって “Porque Te Vas”をヒットさせた頃の1976年までのHispavoxというレコード会社在籍中のほとんど全曲集の2枚組CD ライナーノーツはスペイン語のみだけど、古いジャケットやディスクグラフィーなどなかなか豊富。日本で出ているミニアルバムと全曲だぶっている 内容とは直接関係ないのだけど、ジャネットのCDジャケットの写真はいつも口が半開きで空ろな目をしていて、PIC-NIC時代の初期の写真などはナンだかおつむの温かい浮浪児みたいで、ちょっといただけないよーな気が・・・ |
2002年発売、レコード会社を移籍した1975-1984年の間2枚組みベスト盤 日本で70年代にヒットした“Manchester
Et Liverpool(マンチェスターとリヴァプール)”をはじめ“Un jour l'amour (ただ愛に生きるだけ)”などAndré Poppの曲のカバーが数多く歌われていて、特に “L’amour Est Bleu(恋は水色)“ は流麗なピアノアレンジをパックに、とつとつとした舌足らずの英語で歌われナンともロリータ度が高い |
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La Sal De La Vida |
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La Sal De La Vida |
スーダン出身のRasha、ガリシア出身のUxía、カスティリア出身のMaría Salgadoのスペインの女性名歌手3人とフラメンコギタリストXesús PimentelとのユニットLa Sal De La Vidaの1997年のアルバム フラメンコやキューバ、ガリシアを起源とした旋律とリズムの音楽を、それぞれの歌手たちのレパートリーを越えてギターとパーカッションによるシンプルな伴奏で歌っている |
Mara Aranda
& Solatge |
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スペイン、バレンシアのトラッドフォークグループ “L'Ham de Foc” のボーカリスト、マーラ・アランダの2009年のソロアルバム 中世後期に栄えた地中海国家のアラゴン王国にまつわる物語を詠った曲を、地中海沿岸地域に伝わる伝統古楽器アンサンブルの伴奏とコブシを利かせた東欧的な節回しでじっくりと歌っている |
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Martirio |
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「クリスタリートス・ マチャカオス」 |
スペインのセビジャーナスやコプラ(詩歌)を現代風にアレンジした、ヌエボ・モダン・フラメンコを歌う女性歌手の1988年のアルバム |
Flor de Piel |
1999年のアルバム このアルバムでは息子のRaùl Rodriguezがアレンジとフラメンコギターを担当し、バックもアコースティクでまとめられ、しっとりと歌われている このマルティリオ、ステレオタイプなスペインの民族衣装をアレンジした奇抜なファッションとサングラスで登場して日本でも紹介された事があるとはいえ、そのとき以来ほとんど日本では話題になっていなかったのだけど、キューバの「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」のメンバーでもあった故コンパイ・ゼクンドのソロアルバムに参加していたのがきっかけとなったのか、最近また輸入盤が入荷されるようになった模様 |
Mecano |
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Desoanso Dominical 「スペインの玩具箱」 |
スペインのロリータ・ヴォイス女性歌手と男性2人のグループの1stアルバム |
Aidalai 「アイダライ」 |
2ndアルバム、タイトルは「ダライ・ラマ」のアナグラム |
Julio Igresias |
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フリオ・イグレシアスの「さすらい」「ビギン・ザ・ビギン」「黒い瞳のナタリー」などのヒット曲をまとめた1989年のベストアルバム |
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Raphael |
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Sings |
60年代半ばのデビュー以来、現在も活躍しているスペインのシンガー、ラファエルの1966年にユーロビジョン・ソングコンテストにスペイン代表として出場して歌った “Yo Soy Aquel (はるかなる想い)” など、主演したスペイン映画 “Cuando tú no estás” で歌った曲や、アズナブールやアダモの曲などが収録された2ndアルバム 70年代には日本でもレコードが数枚リリースされ “Desde aquel día”
や “Vuelve a empezar” などの曲は宝塚歌劇のショーなどで日本語の歌詞がつけられ歌われていた |
Bergien
Vaya Con Dias |
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Vaya Con Dias 「ドント・クライ・フォー・ルイ」 |
女性ボーカルを中心にしたデュオのジャジーな1989年の1stアルバム |
Night Owls 「ナイト・アウルス」 |
1990年の2ndアルバム |
Holland
Anneke van
Giersbergen u. Árstíðir |
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オランダの女性ボーカリスト、アンネッケ・ファン・ヒエルスベルヒェンと、アイスランド語で「季節」という意味の名を持つアコースティックバンド、アルスティディルによる、グリーク、パーセル、フォーレなどのクラシックや、アーヴィン・バーリンやバーンスタインなどのポップスなどをカバーした2006年のアルバム |
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Caro Emerald |
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オランダのジャズ・ボーカリスト、カロ・エメラルドが、ラテン風味なジャジーな曲をスタイリッシュでクールに歌い、本国で大ヒットしたという2010年の1stアルバム |
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ヨーロッパのカバレットの雰囲気を漂わせた2013年の2nd アルバム |
Calts
Enya |
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The Calts |
ケルト民話を題材にしたTV番組の為の曲を集めたソロ1stアルバム |
Water Mark |
1988年のヒット曲 “Orinoco Flow” を含むオリジナル・アルバム “Exile“と “Evenig Falls“ が幻想的で超好みなんだけど、最初この曲の聞き分けが出来なかった・・・ |
The Memory Of Trees 「メモリー・オブ・ トゥリーズ」 |
1995年の4thアルバム |