Europanische Musik Collection

Deutschland

 

Aktuelle Popmusik

残念なことにドイツのポップスのCDはほとんど日本の店頭ではお目にかかれませぬ

Annett Louisan

Bohème

日本でも4thアルバムがリリースされているドイツのポップシンガー、アネット・ルイザンの、フレンチポップス調のアコースティクアレンジの曲をコケティッシュに、小悪魔子猫ちゃんロリータ風に歌った2004年の1stアルバム

Arnold Fritzsch

60Jahre Amiga Box4

70年代から旧東独でシンガーソングライター、プロデューサーとして活躍していたアーノルド・フリッチュが携わっていた作品を集めた、旧東独の国営ポップスレーベルAmigaの創設60周年を記念して出された3枚組ボックスセットの第4集

Kreis Die Grössten Hits”73年に音楽学校の学生だったアーノルド・フリッチュが組んだバンドKreisのベストヒット集

Wärmeはそれまで作詞・作曲、プロデューサー業に専念していたアーノルド・フリッチュが89年に久々にリリースしたソロ・アルバム

フリッチュはビートルスファンだったということで、ビートルズの曲もカバーされている

“The Best Of POP PROJEKT”80年代後半にアーノルド・フリッチュがプロデュースしたダンス・ミューシックアルバムのベスト盤、ここに収録されている “I Wonna Hold U”は知る人ぞ知る、ドイツ・カウンターテナー界の第一人者ヨッヘン・コヴァルスキーが若き日に歌い、当時はミュージック・ビデオも作られ評判になった90年のダンス・ポップス曲

The Capital Dance Orchester

Presents

Jochen Kowalski

Stars Go Swing!

Live in Berlin

ベルリンのダンスミュージック・バンド、キャピタル・ダンス・オーケストラがスター歌手を向かえて行っているコンサートシリーズ “Stars Go Swing”の、20071月にベルリン・フィルハーモニーで行われたライブが収録されたアルバム、2005年からはカウンターテナーのヨッヘン・コヴァルスキーを向かえ、30年代のドイツの映画音楽やコール・ポーターやクルト・ヴァイルのスタンダード、珍しいロシアの古いジャズソングなどを中心に演奏されている

コヴァルスキーは低音・高音を取り混ぜた変化のあるヴォーカルを聞かせているが、ライブ録音とはいえ曲順は編集されていてちょっと臨場感に欠けるような・・毎回アンコールで盛り上がりをみせるニナ・ハーゲンの東独時代のヒット曲 “Du hast den Farbfilm vergessenも収録されていないのは残念

Dagmar Krause

Supply & Demand

「スラップ&ハッピー」のボーカリストであるドイツ人女性歌手が、ブレヒト、ヴァイル、アイスラーの作品をを歌ったアルバム、一部の曲は独・英両国語で歌われている

Dagmar Schellenberger

Wiegenlieder

旧東独出身のソプラノ、ダグマール・シェレンベルガーの1994年のジャケットが超キレイな子守唄集、

ピアノ演奏をバックにお馴染みのモーツァルトやシューマン、シューベルトなどの子守唄だけではなく、ブリテンやショスタコービッチの作品や、ガーシュインの「サマータイム」なども歌われている

Opernarien

ゴルドベルグ、ウェーバー、ワーグナ、ヘンデル、ベートーベンなどのオペラアリアを歌った1995年のオリジナルアルバム

シェレンベルガーは旧東独出身で歌は上手いしハリー・クプファーに鍛えられて演技も達者、おまけに超美人で長い間コーミッシェ・オーパーを中心に活動し、引越し公演でも何度か来日していたが、退団後はワールドワイドに各地オペラハウスで活躍して録音・録画作品も多い

Esther Ofarim

Melodie einer Nacht

イスラエル出身の女性ボーカリストで、女優として「栄光への脱出」などにも出演していたエスター・オファリムが、ドイツで当時のダンナのアビ・オファリムと活動していた63年−66年にシングルリリースした曲を集めた、ディスコグラフィや写真満載の2003年発売のベストアルバム

ソロとして歌っていた63年頃の曲はしっとりとしたバラードタイプだったが、アビとのデュエットになってからは当時に流行っていたと思われるポップス調の早いテンポの曲を歌っている

ボーナストラックとして1963年にスイス代表としてユーロビジョン・コンテストに出場した際のフランス語で歌った入賞曲T’en vas pas””Le cité de mon coeurが収録されているが、この2曲はドイツでのデビュー曲Melodie einer NachtKomm doch zu mirの原曲

ドイツで品種改良されたバラに「エスター・オファリム」というのがあるのだけれど、これは彼女に敬意を表して名付けられたものなのかも

Ester and Abi Ofarim

-Songs of Our Life-

イスラエル出身で60年代にドイツを起点に活動していた夫婦デュオ、エスター&アビ・オファリムが、1970年に離婚するまでにリリースした曲を集めた1997年ドイツ発売の2枚組ベストアルバム

67年のドイツでのヒット曲のBee-Geesのカバー“Morning of My Life”や世界的ヒットとなった “Cinderella Rockfellaに、フレンチポップス、ユダヤやアイルランドや南米のトラッドに黒人霊歌まで五ヶ国語を駆使してカントリー・フォーク調のアレンジで伸びやかな声で歌っている

Mein Weg zu Mir

エスター・オファリムの62-70年のソロ作品を集め1999年にリリースされた3BOXセット、CD1は英語曲、CD2はフランス語とヘブライ語曲、CD3はドイツ語曲中心にまとめられている

エスター・オファリムは現在もハンブルグを起点にコンサート活動を行っていて、その82年の録音も数曲含まれているけれど、伸びやかな声には変わりはないものの、そのほとんどが5-6分前後の現代曲風な大曲で曲としてはイマイチ・・

In New York

With Bobby Scott

and his Orchestra

エスター・オファリムが1965年にニューヨークでボビー・スコット・オーケストラをバックに録音したスタンダード集に、64年のシングル曲を合わせた2006年の再リリース盤

Night And Day” “A Taste Of Honey” “Speak Low” “Somewhere”などブロードウェイ・ミュージカルからの曲をのびのびと歌った小曲集といった感じだけど、かつてイマ・スマックがエキセントリックに歌ったVivanco作の “Earthquake”はなかなかの迫力

Esther

1972年にドイツでリリースされたアルバムの1999年高音質リマスターCD盤、何故か名前表記が「Ofarims」となっている

アルバムがリリースされた当時はファースト・アルバムとタイトルされていたけれども、エスター・オファリムは1961年にイスラエルでデビューした後に何枚もアルバムを発表しているので、多分デビュー以来のパートナーであったAbiと離婚しソロとなってシンガーからアーティストへの心機一転のファーストということなのか、今まで歌ってきたポップスやフォーク調とは違った曲をミュンヘン・フィル室内管弦楽団をバックに独・仏・伊・ラテン・ヘブライ語で歌い上げている

Esther Ofarim in London

エスター・オファリムが、デュエット解散後にソロとして、ボブ・ディランやサイモンとガーファンクルなどのアルバムを手掛けたアメリカの有名プロデューサー Bob Johnstonのもとでロンドンで録音し、日本でも「エスター・オファリム、魂を歌う」として1972年にリリースされたアルバムの2009年のCD盤

「ボーイ・フロム・ザ・カントリー」「パルチザンの哀歌」「雨にぬれた朝」「コンドルは飛んで行く」などの曲を、派手ではないけれどゆっくりとしたアレンジで可憐にじっくりと歌っている

ボーナストラックとしてアルバム未収録だった「愛は面影の中に」や1973年にシングルリリースされていた「I’m Your Woman」なども収録

アルバムジャケットはオリジナルの方がカワイイ、だけど鳥居みゆきのメイクってエスター・オファリムに似とりませんか?

Le chant des chants

ヨーロッパで活動していたエスター・オファリムの、1972年にフランスでリリースされたLPに同時期のシングル盤や未発表曲を加えて2011年にドイツからリリースされたアルバム

カーリー・サイモンの「幸福のノクターン」や「コンドルは飛んでいく」、イスラエルの曲などのフランス語カバーに、同年にミュンヘンやロンドンで録音されリリースされたアルバムの中からの数曲が収録されていて、仏独伊英語でドラマチックに歌っている

Esther Ofarim in Geneva

The Radio-Genève Recordings

エスター・オファリムが、1962-63年にスイスのRadio-Genèveに放送用として残した音源を、デジタル・リマスターしてドイツでリリースした2012年のアルバム

ユーロビジョン入賞曲の T'en Va Pas”や、イスラエルやポーランドなどでのコンテスト出場曲やトラッドなどが、フランス語、ヘブライ語、イタリア語、英語で歌われている

Genghis Kahn

Greatest Hits

「グレイテスト・ヒッツ」

70年代後半、日本に突如現れたドイツ・ミュンヘン出身のグループ「ジンギスカン」のベスト盤!

もちろん「ジンギスカン」も「めざせモスクワ」も収録されているが、他の曲のタイトルも「インカ帝国」「さらばマダガスカル」「栄光のローマ」「サムライ」「コンチキ号の冒険」、おまけに「宇宙からのメッセージ」と冒険心に溢れたアドベンチャーなものばかり

どうやらこの「ジンギスカン」というグループも「ジンギスカン」という曲も、ドイツのプロデューサーが売れるメロディ、売れるサウンドをリサーチして作り上げた企画モノだったそう、しかしホントに売れたからすごい

Geogette Dee

Mehr verliebte Lieder

現在ベルリン・カバレットで活躍しているニューハーフ歌手の、1991年に発売されたアルバム

Heintje

The Beste von Heintje

60年代後半に人気のあったドイツの少年歌手「ハインチェ」のベスト盤

何となく頭の中にこの名前があったので、つい買ってしまった

日本でも少年合唱マニアには人気があったらしいが、ボーイソプラノではなくアルト、現在もドイツで歌手として活動しているらしい

Ina Martell

Zwei Küsse beim Nachhausegeh'n

Ihre grossen Erfolge

旧東独の60 - 70年代の、明るく可愛らしい歌声と容姿で人気のあったポップシンガー、イナ・マーテルの、当時のヒット曲を集めて2009年にリリースされたベスト盤

オリジナル曲の他、当時の西側のヒット曲などもドイツ語でカバーされている

Ingrid Caven

Au Pigall's

7080年代に元夫のR.W.ファスベンダーやダニエル・シュミットなどの映画に出演し、歌手としてもコンサート活動を行なっている女優イングリッド・カーフェンの、1978年にパリのキャバレーLe Pigall’sでの、ダニエル・シュミットによる演出の退廃的なベルリン・カバレットの雰囲気を漂わせたリサイタルを収録したアルバム

ファスビンダー作詞の映画の挿入歌や、キャバレーの歌手として出演したダニエル・シュミットの映画「ラ・パロマ」でも歌われた “Shanghai“ や、古いドイツ映画の主題歌などが、英・仏・ドイツ語でアダっぽく、ケレン味たっぷりに歌われている

Der Abendstern

マレーネ・ディートリッヒ風に退廃的なベルリン・カバレットの雰囲気を漂わせた1979年録音のアルバムを1999年にCD化したもの、作曲を手がけているのは、ファスベンダーの全作品やダニエル・シュミットの映画の音楽を担当しているペーア・ラーベン

Chante PIAF

ピアフの歌ったシャンソンを独・仏語で歌った1988年のライブを収録した2001年発売のアルバム

1曲挿入されたオリジナルは、ピアフのインタビューなどを元にジャン・ジャック・シュールが作詞し、ペーア・ラーベンが曲をつけたもの

Helle nacht

ピアノ伴奏のみで歌われた1998年のアルバム、作詞の半分はフランスの作家ジャン・ジャック・シュールの詞を彼女自身がドイツ語訳したもので、ペーア・ラーベンの他にもエリック・サティやクルト・ヴァイル、シェーネベルグ、ジョン・ケージなどの現代作曲家の作品も歌った気合の入ったアルバム、気合が入りすぎてちょっと取っ付き難いかも、歌詞カードなども凝り過ぎてワケがわからんようになってるし・・・

2000年には彼女をモデルにしたシュールの小説(邦題「黄金の声の少女」)がフランスでゴンクール賞を受賞し一躍再注目され、このアルバムはフランスでも再編集され「Chambre1050」としてリリースされている

Judy Winter

In Marlene

ドイツのテレビや舞台で活躍している女優Judy Winterが、ディートリッヒをモデルにしたミュージカルで歌う挿入歌の1998年発売のアルバム

もちろんリリー・マルレーンも歌っているのだが、従来のものと一緒に、第二次世界大戦中にイギリスで反ナチのプロパガンダために作られ、ルーシー・マンハイムが歌った慟哭の歌詞のリリー・マルレーンも歌われている

ちなみにディートリッヒの出世作「嘆きの天使」のローラ・ローラ役を最後まで争ったのはこのルーシー・マンハイムでした

Luci Lectric

Mädchen

女性ボーカルと男性ギタリストとのユニットの1994年のアルバム

タイトルの「Mädchen(女の子、当時でいうコギャル?)が、NHKテレビドイツ語講座の主題歌に使われたのだけど、この曲も他の曲もボーカルのLuciの変幻自在なボーカルがとても魅力的でメロディも聞きやすい

このアルバムのラストトラックは「Schlaflied(子守唄)」なのですが、この時期発表されたドイツ人アーティストのアルバムのラストには、曲は違えど「Schlaflied」というタイトルの曲が多いのは、当時のドイツの流行?

Süss und Gemein

1996年のアルバム、ファーストトラックの「Fernsehen」がNHKテレビドイツ語講座の主題歌に使われたのだけど、何故かDie Prinzenのように話題にはならなかった

Tiefer

1997年のアルバム、これ以降ベスト盤以外新譜は出ていない様子

噂によるとユニットは解散し、Luciはソロで活動した後、また新しいバンドを結成してライブハウスなどで活躍しているとのこと

Max Raabe & Das Palast Orchester

Ich wollt’ Ich wär ein Huhn

ドイツ・ベルリンのヴァリエテ劇場 Wintergarten専属オーケストラのパラスト・オーケストラと人気座付き歌手マックス・ラーベの、ドイツ黄金時代20-30年代のホレンダーやロベルト・シュトルツ、コール・ポーターらによる映画主題歌や流行歌を歌った2002年のアルバム

ラストの曲 Kein Schwein rüft mich an (ボクに電話をかけるブタはいない)“ はベルリンでヒットした彼らのオリジナル曲、オマケとしてマックス・ラーベの口上の後、この曲のシャンソン・ナポリ・ロシア・中国・南米・ジャズアレンジのちょっとしたシャレた演奏が収録されている

Nur Das Beste

Die Grössten Hits

パラスト・オーケストラとマックス・ラーベの2005年のベスト盤

20-30年代のベルリン・カバレット黄金時代の曲を中心に、その時代の雰囲気そのままに演奏されている

Komm, laß uns einen kleinen Rumba tanzen

20-30年代ドイツで流行っていたラテン・ミュージックをドイツ語のみならずスペイン語・イタリア語・英語で歌った2006年のアルバム

オマケについているシングルCDにはHeino Ferch Peter Lohmeyerと共演しMAXIシングルで発売された、おバカで陽気で景気のいい2006ワールドカップドイツ大会応援歌Schieß den Ball ins Tor”が収録されている

Nena

Die Band

「ロックバルーンの軌跡」

「ロックバルーンは99」で世界的ヒットを飛ばしたドイツ出身のバンドの、ライブを含む1992年発売のベスト盤

Nina Lizell

Musik ist mein Leben

Iher grossen Erfolge

東独の70年代のトップアイドルだったスウェーデン出身のニナ・リゼルの、明るいポップスを歌った2009年リリースのベスト盤

Eva-Maria Hagen

Nicht Liebe Ohne Liebe

1960-70年代に旧東独のアイドルスターだったエヴァ-マリア・ハーゲンが、旧西独移住後の1979年、やはり旧東独出身ながらその歌詞が反体制的として市民権を剥奪され旧西独に移住したプロテストシンガーソングライターのWolf Biermannがロシアの叙情歌やジプシーソング、バラードなどにドイツ語の詩をつけた曲を歌ったアルバムが1997年にCD化されたもの

エヴァ-マリア・ハーゲンは多才な人らしく、ジャケットの油絵も自分で描いている

Wenn ich erstmal losleg...

Wolf Biermannがバルト諸国を主題として作った歌を歌った1996年のアルバム、Wolf Biermannや娘のニナ・ハーゲンも参加している

ジャケットは本人による、娘・ニナ・ハーゲンの可愛らしい花嫁姿を描いた油絵

Nina Hagen

Rock aus Deutschland OST vol.12

„Du hast den Farbfilm vergessen“

旧東独出身のパンクシンガー、ニナ・ハーゲンの旧東独活動時代の曲と92年の曲を集めた1992年のアルバム

タイトルになっている „Du hast den Farbfilm vergessen“ (あんたはカラーフィルムを忘れやがった)は1974年にNina Hagen & Automobilとして発表したシングルデビュー曲、当時東独での大ヒット曲で、統一後も映画の挿入歌として使われたり、他のアーティストたちにカバーされたりと現在でも人気のある一曲

Return of the Mother

2000年のアルバム

Zarah Leanderが歌った1930年代のヒット曲のカバーや、インド風の曲もあり、比較的聴きやすい曲が多いアルバム

Peter Alexander

Mein Freund,

Robert Stolz

オーストリア出身のベテラン歌手、Peter Alexander ウィンナーオペレッタの作曲家Robert Stolzの作品を甘い声で歌った1980年のアルバム

ウィンナー・ワルツをスウィング調に編曲しているのもあるのだけど、なんだか70年代アメリカンファミリードラマの主題歌のようで、1曲目など「奥様は魔女」が始まるんじゃー?と一瞬思わせてくれる

Die schönsten Duette

ペーター・アレクサンダーの、未CD化のデュエット曲を集めた、2002年の最新ベストアルバムでMireille Mathieuとのデュエットが2曲も入っている

このアレクサンダー氏、顔がなんとなく「イッセー尾形」演ずるところの「売れない演歌歌手」っぽいのですが、歌い方もちょっとねちっこくて、なんとなく似ている、もともとオーストリア出身でウィンナーリートや民謡などを歌って人気があるらしく、ミュージカル映画などにもたくさん出演してるそうです

Sandra

Ten On One

13歳の頃に歌手として活動を始め、ドイツのガールズ・ポップグループ、アラベスクの2代目ボーカルを経て、ソロになってからはヨーロッパで8090年代にかけて最も成功した女性ボーカリストと評され、現在はエニグマのボーカリストとして活動しているサンドラの85年のファースト・アルバムと86年のセカンド・アルバムからのベスト・トラックに新曲 “Everlasting Love” を加えた87年リリースの初のベスト・アルバム

ニューウェーブの流れを汲んだ80年代ジャーマン・テクノ・ダンス・ポップとしてディスコブームに乗り、ドイツのみならずヨーロッパでヒットしたという各曲は、夫であるマイケル・クレトゥのアレンジによるロマンチックなメロディに、サンドラのアンニュイで甘い歌声が紡ぎだす幻想的な雰囲気がドラマチックで、単なるユーロディスコミュージックには終わっていない

Into A Secret Land

1988年のソロ・アルバム

ソロになってからは可憐な歌声でダンサフルなエレクトロ・ポップスを歌っていたけれど、エニグマをソロ・プロジェクトで手掛けた夫のマイケル・クレトゥのプロデュースにより、幻想的でアンニュイなオリエンタリズムが盛り込まれ、アーティストとしてのターニングポイントになったアルバム

Schnuffel

Ich hab Dich lieb

2008年前半にドイツに突如として「かわい〜〜っ」旋風を巻き起こしたらしいCGアニメの仔ウサギ「シュヌッフェル」の歌う大ヒット曲Kuschel Song”が収録された15曲+ビデオクリップが収録されたアルバム、とにかくかわいいっっ、かわい〜ぞ〜〜

今で言うなら、エフェクトのキツい「Perfume」ってな感じかも

Tim Fischer

Walzerdelirium

ドイツ・カバレット界で活躍中の女装歌手ティム・フィッシャーの20014月にBerlinで行われたライブを収録した2枚組みのアルバム

ブックレットにはベリーショートに化粧をし、スパンコールの細いロングドレスやファーコートに細い身を包みハイヒールを履いて歌っている姿があるのだが性転換はしていない様子、単に女装して歌っているだけなのかホンマもんなのか、詳細は不明

Udo Lindenberg

Atlantic Affairs

ドイツのベテランロック歌手ウド・リンデンベルグが、ドイツの若手人気歌手達と懐メロなどをアレンジして歌った2002年のアルバム

元々リンデンベルグはディートリッヒを敬愛しているのか、以前にもディートリッヒの持ち歌を歌った際、彼女のナレーションを挿入したりした事もあるが、今回もディートリッヒの代表曲も数曲歌い、贅沢にもというか不遜にもというかディートリッヒの歌をサンプリングして使っている

Ute Lemper

Espace indécent

「危険な愛」

映画・舞台・コンサートなどで世界的に活躍しているドイツ出身の女性ヴォーカリスト、ウテ・レンパーの1993年にフランスでリリースされたアルバム、タイトルを直訳すると「猥雑な空間」

今までに数枚アルバムをリリースしていたとはいえ、そのほとんどがブレヒトやクルト・ワイル、マイケル・ナイマンなどといった作家の歌や、ディートリッヒやピアフの持ち歌、カバー曲やミュージカルを歌ったコンセプトアルバムだったのが、全曲オリジナルというのは意外にもこのCDが初めてで、フランス語でアンニュイに歌われている

Berlin Cabaret Songs

「キャバレー・ソングス」

1920-30年代に流行ったベルリン・カバレットソングを歌った1996年に発売したアルバム

同じ曲が全て英語で歌われているCDもあるらしい

Uwe Kröger

FAVOURITES

ドイツ語圏ミュージカルのトップスター、ウーヴェ・クレーガーがミュージカルの名曲を英語と独語で歌った1996年のオリジナル・アルバム

トート(死神)役を演じた出世作「エリザベート」や「Miss サイゴン」「レ・ミゼラブル」など出演作からの曲の他に、後にファントム役を演じることになる「オペラ座の怪人」の“Musik der Dunkelheit (Music of the Night)”もナンとも可愛らしいアレンジで、少し軽めに若々しく歌っている

Only The Best

- Seine größten

Musicalerfolge -

自らが演じたウィーンミュージカル「エリザベート」の死神トート役やドイツ版「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「美女と野獣」「サンセット大通り」などのキャストレコーディングアルバムやコンサートライブ盤よりミュージカルの名曲を集めた2000年発売のベストアルバム

20002月からのロンドン・ウェストエンドデビュー(NAPOLEON)に合わせてかバイオや解説、本人による収録曲へのコメントなどは全て英語

From Broadway to

Hollywood

ハリウッド映画やブロードウェイミュージカルの主題歌を英語で歌った2003年発表のオリジナル・アルバム、一曲ずつ本人による曲解説や自身の思い入れなどが記されている

ドイツ人の歌う英語の歌は発音がはっきりしていてなかなか面白い

Knut

ベルリン動物園の人気モノ、人工飼育で育てられた白クマの赤ちゃんクヌートの応援歌が

ぞくぞくリリース!

Knut ist Gut!

-Der Eisbär

謎のにぃちゃんがのんびり歌ったMaxiCD、歌詞カード付き

Amazon.deの評価も星ひとつで、いかにも便乗企画モノといった感じのゆる〜いCDだけど、ジャケット写真のカワイサとこのCDの収益がこの動物園の動物たちに回されるということで購入

Knut Der Kleine Eisbär

-Kitty & Knut

クヌートのイメージソングを、キティという名の小さな女の子が歌っている可愛らしい曲のMaxi-CD

Knut

der Kleine Kuschelbär

-Lara

ついに出た!ベルリン動物園公認のクヌート応援ソングが2曲収録されたシングルCD、RBB放送がリリースしたクヌートDVDの挿入歌にもなっているらしく、アマゾンでは可愛らしい映像をバックにララという女の子が歌うプロモビデオも見る事ができる

この他にもクヌートの人気に乗った便乗CDが何枚も出ているけれど、歌詞も曲も似たり寄ったりの内容で違いがイマイチ分からない、とはいえドイツ人がこーいうことではしゃいで盛り上がっている姿を見るのも珍しいし、どれも他愛もなく罪もなくそこそこカワイイ

とはいえ肝心のクヌートはもう大きくなって、他の白クマたちと一緒に暮らしているそうでこのブームもそろそろ落ち着きそうな気配

Die Prinzen

Das Leben ist Grausam

NHKのテレビやラジオのドイツ語講座で紹介され、日本でも一部に人気のある、ライプツィヒ少年聖歌隊出身の5人ポップグループの1991年発売のアルバム。強いて言うならドイツ盤「ゴスペラーズ」?こっちの方が多分先だと思うけど・・

Küssen verboten

1992年の2ndアルバム

アルバムタイトルになっている「Küssen verboten」がNHKラジオのドイツ語講座で紹介されたのが、日本でも知られるきっかけになったのではなかろうか?(定かではないです、もちろん)

このタイトルを日本語訳すると「キスは禁止だよっ」てな事になるのですが、メロディも聞きやすく、もちハーモニーもとても可愛い曲で、アイドル街道まっしぐらってな印象を受けたのですが、「和訳の頁」で見てみると何だか意味深な歌詞だったりするのでありました

他にも「Allein gemacht(独りでやった)」って何をだ!?この辺りドイツ版SMAPって感じ?

Alles Nur Geklaut

1993年のアルバム

このアルバムに入っている「Überall(どこにでも)」のM・ビデオがNHKテレビのドイツ語講座で流されたのが、彼らのファンをふやすきっかけになったのではなかろうか?(定かではないです、やっぱり)

Prinzenは、はっきりとしたキレイなドイツ語で歌うので、このÜberallのようなスローテンポな曲を、きれいなハーモニーでじっくりと聞かせてくれる、と言うか個人的な好みから言うと、メインボーカルの声質や彼ら独特のハーモニーをこの曲が一番活かしてるのでは?と思うのであります

このアルバムのラストトラックも当時のドイツの流行りかやっぱり「Schlaflied」、この曲126秒とジャケットにはありますが、終わってもそのまま延々聞いていると30秒後ぐらいにもうひとハーモニーおまけがあります

Schweine

1995年のアルバム

彼らが岐路に立たされていたのか、イメージチェンジを計ろうとしたのか、今までのかえる色(ハーモニー)を排して、全体的にそのころBerlinなどでも流行っていた「電気グルーヴ」っぽいテクノ調で、ちょっと垢抜けた感じでかっちょよく作られているアルバム

Alles mit’m Mund

1996年のアルバム

このアルバムタイトルになっている曲、直訳すると「すべて口で・・」になるのですが、こりゃまた意味深な(ってこっちがスケベなだけ?)

このアルバムあたりからPrinzenはジャケットにも凝り出して、このジャケットの表紙は「ロッキーホラーショー」のような口のどアップ、中もちょっと見難いとはいえ、手書きの手紙風、メニュー風、漫画、雑誌や新聞風と一曲一曲趣向を凝らしているのでありました

Ganz oben

1997年に出された、ライブやトリビュートや新曲を含む、ジャケットに遊び心が満載のベスト盤

A-Capella-Alubum!

1997年のアカペラ曲を集めたベストアルバム

贅沢な話だけどDie Prinzenは、1枚アルバムを作ったら、その中の曲を全部アカペラで歌ったアカペラアルバムまで制作しているのであった。うーん、さすが実力派コーラスグループ(ひつこい!)

しかし何でもアカペラで歌えば良いってワケでもなく、こりゃどうだかなーと思わせる曲もやっぱたくさんある訳で・・故に電子サウンドをテーマにして作られたSchweineにはアカペラアルバムが出てないのでしょう、多分

Die Prinzenのコーラスやハーモニーが好みの人にはお薦めのアルバム

So viel Spaß für

Wenig Geld

ちょっとポップにはじけてみた1999年のアルバム

Die Prinzenはライプツィヒ・トーマス教会の聖歌隊出身だけあって、ゴスペラーズよりずっと声は良いし、SMAPよりずーーーっと歌は上手いのに、どことなーく垢抜けず(ビジュアル的にも)今ひとつぱっとしないのは何故?

やっぱドイツ語にこだわってるのがアカンのかなぁー?本気っぽくアカペラで教会音楽っぽいのやら、冗談っぽくイタリア語風に歌ったりしているのはおもしろいのに・・・

Festplatte

世界のクリスマスソングやオリジナル曲を集めた1999年のアルバム

日本のドイツ語学習者の中にファンが多いことを知ってか知らずか、何故か日本のクリスマスソングとして「お正月」がしっとりとハモられつつ歌いあげられている、いや確かに新年を待ち焦がれる歌だから時期的にはOKだろうけど、ちょっと違うだろ〜おい・・・

次回こういう機会があったら、是非に山下達郎の「クリスマス・イヴ」を歌うことをお薦めしますです

Ich will Dich haben

2000年発売のベストアルバム

毎度凝り性のDie Prinzenにしてはジャケットの写真は旧ロシアのしょぼいロックグループのようだし、ジャケット内も曲名だけのシンプルな作り

どうやらレコード会社が独自に編集した廉価版ベストアルバムのよう、と思って聞いてみたら代表曲プラス、ユーロビート調のドライブ感溢れた曲を中心にそろえ、もっさり度減少、なんのなかなかかっちょよいベストアルバムに仕上がっていて初心者や好みの人には良いかも

D

2001年の最新作

いろいろバラエティーに富んだ曲つくりをしているのだけど、歌が上手すぎるせいか、まだまだちょっと垢抜けないような・・・いっそのことバラードラブソングをしっとり歌い上げる事に専念してみるっていうのはどうかなぁ〜

Olli Kahn

2002年ワールドカップ開催記念、ドイツチームの史上最強のGK「オリバー・カーン」を讃えた応援歌?のマキシシングル、曲はカーンのイメージに合わせてかヘビメタ調で乗りも良く、Prinzenらしからずハモりなしで叩きつけるように、ドイツ語、英語、それと開催国にあやかってか何故か日本語でも歌われカラオケまでついている。しかしもったいない事に日本で発売される予定もなければ、多分この曲の存在を知っているのは日本でも50人ぐらいしかいないのではないのか?

と、6月始めには記述したのだけど、なんとワールドカップにおいてドイツは運も手伝ってか大方の予想を裏切って勝ち進み、ベッカムやトッティなどの美男子選手が敗退して撤退すると同時に、何故か「男は黙っていい仕事」のオリバー・カーンの人気がうなぎ上り、ドイツが決勝にまで進むことになったら、この曲がどんどんとスポーツニュースで流され、遂に日本発売される事も決定したのであった!

人生何があるか分からんもんだけど、ほんとは実力派コーラスグループなのに今までと全く違う曲調で、おまけにこんな一発屋の様な売り方されて、ホントにいいのか?Prinzen!!

Monarchie in Germany

Olli Kahn」で一躍日本でも知名度も上がり、ファンも増えたところでビデオクリップなどのおまけ付き、2003年待望の新譜!!

歌詞は相変らず世相を皮肉っているのだけど、曲相は今までの踏襲ってな感じ、いや年食った分ちょっとムリしてるって事?

HARDCHOR

2004年のアルバム、ハードメタルっぽいジャケットに一瞬ビビらせられるが、中身は今までよりメロディー重視でコーラス色強し、今まで「わしらナンかやらなあかんっ」などと肩張っていろいろと考えるところが多かったのかもしれないけど、ちょっと気持ちが落ち着いて単純に音楽を楽しもうと思ったのかも?(いや、歌詞の意味が分からんのでナンとも言えませんが)

てなもんでアルバムタイトルは「ハードコア」と読まず、「ハードコーア(合唱の意)」と読んであげて下され

Die Neuen Männer

2008年の新譜、相変わらず気持ちよくハモっとります

軽快なメロディとリズムで歌われているのは、「ジェンダーレス」や「英語化するドイツ語」などなど世相を皮肉ったシニカルな内容

Thomanerchor Leipzig

Weihnachtslieder

「きよしこの夜〜

聖トマス教会のクリスマス」

Die Prinzenのメンバーが子供時代に在籍していた時代、1980年録音のライプチィヒ・トマーナコーアのクリスマスソング集

聖トマス教会の鐘の音も収録され、お馴染みのクリスマスソングよりも、厳かな讃美歌などが粛々と歌われ、ドイツのクリスマスとはこんな感じなのねと思わせるアルバム

Glanzparade

2002年ワールドサッカーを記念してドイツで出された、懐かしめのオフィシャルソングや応援歌、サッカー選手の歌った歌などを集めたオムニバスCD

全体的にベタなドイツ民俗歌謡調なうえ、今年のオフィシャルソングらしき曲は30年以上前の曲のリメイク、それもサッカーボールを二つに割ったようなブラジャーをつけさせられた女の子が歌っていて、今回のワールドカップ、ドイツがあんまり期待していなかったのが丸分かり

しかし出色は皇帝ベッケンバウアーが667年に歌った「カイザー絶対21世紀に持っていきたくなかった」であろう2曲、今やブンデスリーガ界の重鎮が当時どんな顔して歌っていたのか想像すると笑えるっ

Best Of Musical!

ドイツやオーストリアなどでドイツ語上演されたミュージカルの主題歌などが収録された2004年のアルバム

ウィーンミュージカル「エリザベート」、ロマン・ポランスキー演出で話題になった「バンパイヤの舞踏」などはもちろん、「ライオン・キング」「アイーダ」「キャッツ」「美女と野獣」「レ・ミゼラブル」「マンマ・ミーア」なども全部ドイツ語、「オペラ座の怪人」はハンブルグ初演版のペーター・ホフマンとアンナ・マリア・カウフマンのバージョンが収録されている

Fröhliche Weihnachten!

ベルリンの新聞社Berliner Zeitung2007年のクリスマスに読者プレゼントとしてリリースした、Jochen KowalskiAnita KupschKlaus Hoffmannなどのベルリンを代表する著名人9人が、お気に入りのクリスマス物語を朗読したCD

Twist in der DDR

1960年代前半に旧東ドイツ(DDR)の国営レーベルAmigaでリリースされたダンス音楽を集めた2003年のアルバム、全てドイツ語で歌われブックレットには当時のジャケットも掲載されている

珍しいのは旧東ドイツ出身のパンク歌手ニナ・ハーゲンの母親で当時のトップ女優Eva-Maria Hagenと、旧東ベルリンでオペラやミュージカル映画に出演して、ポーランドのオードリー・ヘップバーンといわれていた頃のアンナ・プリュクナルが共演した映画“Reise ins Ehebett“(1965)でデュエットした主題歌“Nicht geht übers Schlafengehn“、現在激しくシャンソンを歌うアンナ・プリュクナルが可愛らしくツイストを歌っているのがかなり初々しい〜

しかしこれらの曲が発表された1962-66年ごろといえば、ベルリンの壁が建設されて東西関係が緊張していた時代、こういったアメリカ製ツイストミュージックが旧東ドイツで流行っていたのかと思うとかなり不思議

Schlager ASSE Volume3

Rica Déus / Karin Prohaska / Robby Lind / Christian Schafri

旧東独の国営レーベルAmigaからリリースされていた当時の人気歌手4人の60年代のヒット曲を集めた2009年の企画盤の第3弾、ボーナストラックとして当時その月のリリース盤を紹介するプロモーション盤Klingende AMIGA-Monatsschau195812月分が収録されている

ベルリンの壁が築かれ東西が緊張していた時代、東独でも流れていた西側諸国と変わりない明るいポップスに、当時東独で女優活動をしていたアンナ・プリュクナルとロビー・リンドのデュエットによる音楽映画Reise ins Ehebettの挿入歌が1曲収録されている

Witzischkeit kennt keine Grenzen

ドイツの人気コメディアンHape Kerkelingの監督・出演したコメディ映画 ”Kein Pardon” の主題歌で、アルバムタイトルにもなっている Witzischkeit kennt keine Grenzen(直訳すると「おちゃらけは国境知らず」ってとこ?)をはじめ、統一前の東西ドイツのコミックソングを集めた1995年のアルバム

人気グループDie Prinzenの前身Herzbubenが歌うニナ・ハーゲンの東独時代のヒットソング „Du hast den Farbfilm vergessen“ などが収録されている

 

 

Alte Schlager

wie einst Lili Marleen

20 Versionen Various

2003年にドイツでリリースされた、文字通り古今東西のミュージシャンたちが手がけた「リリー・マルレーン」集

今は亡き鈴木明氏の名著「リリー・マルレーンを聴いた事がありますか」を読んだ時から、いつか誰かがやってくれるだろうと思っていたCDが遂に出た! というかあの本を読んだ人なら感慨もひとしおな、ララ・アンデルセンの初録音版と再録音版、ディートリッヒと「嘆きの天使」のローラ・ローラ役を最後まで争ったルーシー・マンハイム(本では「ルツィ・マナン」と表記)の伝説のBBCによるアンチ・ヒトラー・バージョンに、作曲家のノルベルト・シュルツによるピアノ弾き語りバージョン、トミー・コナーによる作詞版、更にミルバ(音源は東京公演のもの)にビリー・ヴォーン・オーケストラ、ペリー・コモ、コニー・フランシス、アントン・カラスに何故かエリック・バートン&アニマルズの演奏(前奏だけがリリー・マルレーンで後はまんま「朝日のあたる家」風)とバラエティーに富んでいる

惜しむらくはイギリスのヴェラ・リン版が収録されていないこと、もちろんディートリヒも独・英語版が収録されているが録音はわりと後期のもの、できれば戦時中のOSS版を入れて欲しかった〜!

Robert Stolz High Lights

ウィンナーオペレッタの作曲家Robert Stolz(1880-1975)の作品を、ウィーン・フォルクスオーパのソリスト達が歌った作品集

Berlin Hamburg München

-Populäre jüdische Künstler-

1903-1933年頃、ドイツのエンターティメント界で活躍していたユダヤ系音楽家たちの作品を集めた2枚組みCD、資料集などでよく名前は見るのだけど、なかなか聴けなかったFritzi MassaryBlandine EbingerDolli Haasなどの歌手たちの歌声が収録されていて、古い録音にもかかわらずデジタル処理されているのか音質もきれいでなかなかレア

しかしこの時代、ユダヤ系以外でも優れた音楽家はたくさんいたのだけど、そういうコンセプトのアルバムとはいえ、その分の取りこぼしがちょっと惜しい・・・

Die goldenen Tonfilm Melodien

ドイツUfa映画黄金時代である1930年代ミュージカルのサントラ盤。1992年発売のCD2枚組 で「嘆きの天使」や「会議は踊る」の主題歌はもとよりZarah Leander, Hans Albers, Pola Negri, Gustaf Gründgens, Marika Rökkなど、マニアにはたまらんラインアップ

German Cabaret in the Twenties

(Les Annees Folles Du Cabaret Allemand)

1920年代にドイツで流行していた曲を集めて2000年にフランスで出されたアルバム

カバレットソング集とあるけれどDietrichの歌う「嘆きの天使」の主題歌や、Zarla Leander, Marika Rökk, Ilse Wernerの歌う映画主題歌に、当時人気のあったジャズやタンゴ風の流行歌が収録されている

Berlin tut gut

“Berliner Luft” ”Ich habe noch einen Koffer in Berlin” ”Solang nach untern Linden” など、バウル・リンケやヴィリー・コロなどが作ったベルリンを歌った、古いながらもベルリナーなら誰でも知ってる曲などを集め、1988年統一前の西ドイツで製作されたコンピレーション・アルバム

アルバムの作りとして、ハンブルグからエア・フランスに乗ってベルリン観光にやってきた女性が、ベルリンなまりのガイドの運転する車に乗ってベルリンの名所を回り、その場所に合わせた曲が明るく景気の良いマーチ風のアレンジで流れる、といった形を取っているので、曲間にはその2人のやりとりが挟まれている

Café Berlin

Marlene Dietrich Hildegard Knef,Lale Andersen Zarah LeanderJohaness HeestersHans AlbersPeter AlexanderCaterina Valenteなどドイツを代表する歌手たちが歌った曲を集めて、ポルトガルで製作された2005年のコンピレーション・アルバム

Berlin Alexanderplatz

Lale Andersen, Marlene Dietrich, Zarah Leander, Richard Tauberなど1920-40年代にベルリンでヒットした曲を集めた2006年リリースの2枚組アルバム

CD1の方、全18曲とのことだけど、何故かMarlene Dietrichの歌う映画「嘆きの天使」の挿入歌、”Kinder, heute abent”が収録されている

ブックレットもなくデータなど記載されていないので、いつの録音なのか分からないけれど、雑音など掃除してステレオ化されているよう、その分ちょっと音が割れ気味なのがモッタイない

Theo Mackeben

und über uns der Himmel

192040年代にかけて、ドイツで数々の映画音楽などを手がけた作曲家、テオ・マッケーベンの2003年発売の作品集、当時の音源を集めたもので、特に処理をしているわけではないので、音はイマイチ

歌っているのはGustaf GründgensHans AlbersZarah LeanderRosita Serranoなどの当時の大スターやオペラ歌手たちで、特に珍しいのは女優Brigitte Horneyの歌う1934年のUFA映画「Liebe, Tod und Teufel」の主題歌「So oder so ist das Leben」のオリジナル、当時の大ヒット曲だそうだけど、歌ったHorneyの元に印税は一銭も入ってこなかったそうな・・・

戦時中に作られた映画やオペレッタの主題歌が多いのだけど、そのメロディーはあくまでも甘く美しく、考えさせられるところ多し

Alexandra

Star Edition

1960年代後半にドイツのみならずフランスなどでも人気があったのにもかかわらず、活動2年ほどで交通事故で早世した女性ボーカリスト、アレクサンドラの2007年リリースのヒット曲集

アレクサンドラ自身がロシア系なのか、オリジナル曲やドイツ語で歌うゲンズブールの曲やアダモの「雪が降る」の他、ロシアのフォークソングやライブで歌われたロシア語の「モスクワ郊外の夜」などスラブ調の哀愁のあるメロディーが多く歌われている

Claire Waldoff

Wer Schmeisst denn

da mit Lehm

1920-30年代にベルリン・カバレットの舞台で活躍していた女性歌手のベストアルバム

Hildegard Knef

Ihre grossen Erfolge

「キリマンジャロの雪」やB.ワイルダーの「悲愁」などのハリウッド映画や、ブロードウェイミュージカル「絹の靴下」などにも多数出演したドイツ出身の女優ヒルデガード・クネフの、歌手活動をしていた60年代のヒット曲を集めた1999年発売のベスト盤

クネフは戦後初の西ドイツ出身のスターとしてアメリカにやってきたが、演技力や美貌にも恵まれていたにも関わらず、戦時中に生粋の国粋主義少女として第三帝国に殉ずる活動をしていたため、ユダヤ人が席捲するハリウッドやブロードウェイでは、その実力が正当に評価されることが難しかったらしい

Lala Andersen

Lala Andersen

元祖リリー・マルレーンを歌ったララ・アンデルセンの1988年発売のベスト盤

このアルバムのリリー・マルレーンは独・英・仏語で歌われている

Lilian Harvey & Willy Fritsch

Glückskinder

1920-30年代ドイツオペレッタ界の大スター、「会議は踊る」でお馴染みのリリアン・ハーベイとヴィリー・フリッチュの2003年発売の映画主題歌などを集めた作品集

元々は1930年ごろにサントラ盤ではなくアルバム用として録音されたのか、ちょっとのったりめの歌い方、こういう歴史的録音のリリースの際は録音データとかしっかり記してほしーな〜

Marika Rökk

Die großen Erfolge

von gestern

193040年代にドイツで数々のレヴュー映画に出演していた、歌って踊れる大スター、マリーカ・レックの1999年にリリースされたレヴューの主題歌を集めたベストアルバム

その活躍が第3帝国時代で「ナチスのお抱え女優」という印象が強いせいか、東西分裂時代、特に旧西ドイツではほとんどその活動は触れられていず日本ではほとんど知られていないかも

とはいえ旧東ドイツでは、彼女の映画は頻繁に名画館やテレビでも放映されていたらしく、名誉回復を果たした後、最近まで現役でドイツの音楽番組でレオタード姿でタップを踏んで歌って踊っている姿を披露していたので今でも多くのファンがいるらしく、現在でもファンクラブやファンサイトがあり、その彼女の業績を記念してこのベストアルバムと豪華写真集が、ファンが中心となって編纂されたよう

残念ながら20046月にウィーンで亡くなったそうです

Rita Paul

Spiel mir eine alte Melodie

50 Große Erfolge

ドイツで40 - 50年代に明るくすっきりとした歌声で映画やカバレットで人気を得、50年代にアメリカに移り再びドイツに戻って来た60 – 80年代はテレビショーなどで活躍していたベルリン出身の歌手、リタ・パウルの2016年リリースの2枚組50曲入りのベスト盤

Rosita Serrano

Erfolge 1938-1948

戦前・戦中のドイツ第三帝国時代のミュージカル映画などで活躍し「チリのナイチンゲール」と慕われた、チリ出身の歌手ロジータ・セラーノの2003年発売の、映画の主題歌などを集めたベスト盤

Tatjana Iwanow

Anatol heißt er

singt Lieder und Chansons aus Rußland

60年代から70年代にかけてドイツ演劇界で活躍していたベルリン出身のロシア系ドイツ人の女優、歌手のタチャーナ・イヴァノウが、ロシアのロマンス曲やフォークソング、ジプシーソングなどを、ドイツ語でケレン味たっぷりに歌った1967年のアルバム

…im alten Moskau

Home Again

タチャーナ・イヴァノウが「モスクワ郊外の夜」「青いプラトーク」「赤いサラファン」「ドクトル・ジバコのララのテーマ」などのロシアのロマンス曲やフォークソング、ジプシーソングなどの愛唱歌をロシア語で歌った1969年のアルバム

Singt Russische Folklore und Zigeunerlieder

Sings Russian Folk and Gipsy Songs

「カリンカ」「2つのギター」などのロシアのロマンス曲やフォークソング、ジプシーソングなどの愛唱歌をロシア語で歌った1972年のアルバム

Совместно с Иваном Ребровым

- На последнюю пятерку

Together with Ivan Rebroff

- In the Last Five

1967年のアルバムAnatol heißt erに収録された曲を中心に、同じくロシア系ドイツ人のバリトン歌手、イヴァン・レブロフとのデュエットの「黒い瞳」や、「ステンカ・ラージン」などのレプロフのソロ曲とロシア民謡の演奏が数曲収録され、2007年にロシアからCDリリースされたコンピレーションアルバム

Zarah Leander

Die großen Erfolge von gestern

戦前・戦後にかけてドイツで活躍したスエーデン出身の女優であり歌手のツァラ・レアンダーの、1991年発売のベスト盤

歌われているのは3040年代の主演映画の主題歌、録音データが記載されていないので確かな事は分からないけど、多分録音は当時のものではなく後年のもののよう

Das Beste von...

ツァラ・レアンダーの主演映画主題歌などの1996年発売のベスト盤

こちらは当時の音源を集めたもののようだけど雑音処理がしてあって聞きやすくなっている

レハールのオペレッタ「メリー・ウィドウ」の挿入歌集も収録

 

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