Anna Prucnal

 

Biography - 主な出演舞台・映画・リサイタル

PRUCNAL[1]

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1940

1217 ポーランド・ワルシャワにて

ポーランドの貴族の母Victoriaとジプシーの血をひく外科医の父Janの間に

Krystynaに続く次女としてAnna-Magdalena-Katarzyna生まれる

1943

2月 ワルシャワ・ユダヤ人居住区市民蜂起の弾圧の際、ナチスに抵抗して父が処刑される

 

幼少時よりピアノを習い

その後ショパン音楽院、ポーランド演劇学校で学ぶ

 

1959

レビュー „Trzeba Miec Cialo“ にて初舞台

以後「ポーランドのオードリー・ヘップバーン」と称され、数々の舞台に出演

1960

ポーランド映画 „Pierwsza Bolowa Sukienka“ にて映画初出演

1961

ブルガリア映画「太陽の影」Przygoda Noworoczna出演

1962

劇団の舞台監督 Andrzej Jarecki と結婚(後に離婚)

ポーランド映画 „Smarkula“ 出演

1964

舞台 „Je ne m’en fiche pas“ 出演、フランス・ナンシーでの国際フェスティバルに参加

東独オペラ映画 さまよえるオランダ人」Der fliegende Holländer にゼンダ役で出演

東独のBerlin Komische Operの演出家のフェルゼンシュタインに認められ指導を受ける

1965

東独映画 „Reise ins Ehebett“ に出演

挿入歌 „Let kiss-Boy / Nichts geht übers Schlafengehn“

当時の東独の人気スターEva-Maria Hagen(Nina Hagenの母親)と歌いレコードデビュー

以後東独の映画・TVドラマに数本出演

1966

ポーランドにてTVシリーズ „Letters chantantes“ 出演

ワルシャワオペラにてプッチーニのオペラ „La Bohéme“ に出演

レビュー „...W Nowy Swiat“ でチェコ、ルーマニア、カナダ、アメリカ公演

1968

アンジェイ・ワイダ監督のポーランド映画「すべて売り物」Przekladaniec出演

1970

東独映画 „Weg zum Lenin“ 出演

12 「グダニスク暴動」などにみるポーランド政府の市民・労働者への弾圧が激しくなっていたこの頃

映画撮影で東独のBabersberg撮影所を訪れていたフランスの詩人でシナリオ作家・演出家の

ジャン・マイヤンと出会い、フランスに移住して結婚し息子Pierreを出産

1971

ブレヒトの舞台「小マホガニー」„Le Petit Mahagonny“ でフランス演劇界にデビュー

以後フランスにて年に数本の戯曲・オペラなどに出演

1972

ブレヒト・ヴァイルの舞台 「七つの大罪」„Les Sept Péchés capitaux“ 出演

ロジェ・ヴァディム監督の「花のようなエレ」Helléにてフランス映画初出演

この頃よりフランスのTVドラマにも数多く出演

1974

デュシャン・マカベイエフ監督の映画「スイート・ムーヴィー」 „Sweet Movie“ に出演

この作品がポーランド政府の逆鱗に触れ国外追放処分を受ける

1976

映画「ドラキュラの息子」Dracula Pere et Fils出演

映画「フランス市民戦」Guerres civiles en France 出演

1978

映画 「バスティアンとバスティアンヌ -湖畔にて-Bastien, Bastienne出演

1020 ジェラール・フィリップ劇場にて歌手としてデビュー

11 Forum de Hallesにてリサイタル „Rêve d’Ouest - “Rêve d’Est (東の夢・西の夢)“

1979

Victoria 死去

フランス映画 „Félicitéの挿入歌 „Ciebie mi potrzeba (Comme moi sans toi)“ を歌い

フランスでのレコードデビュー

4 大反響を呼んだ „Rêve d’Ouest - “Rêve d’Est (東の夢・西の夢)“ のプログラムが

スタジオ録音されアルバム „L’Été“ としてリリース

映画 „Dossier 51“ 出演

1120 Théâtre De La Villeにてリサイタル „Rêve d’Ouest - “Rêve d’Est (東の夢・西の夢)“ ライプ録音

このプログラムをもって198212月まで日本を含む10ヵ国420回の世界ツアー開始

1980

フェリーニ監督の映画「女の都」La Citta delle donne (/) 出演 

ドキュメンタリー「フェリーニの都」La citta delle donne di Federico Fellini (/) 出演

リサイタルのライプ録音がアルバム „Théâtre De La Ville“としてリリース

6 オリンピア劇場にてリサイタル  „Rêve d’Ouest - “Rêve d’Est (東の夢・西の夢)“

1981

リサイタル “Rêve d’Ouest - “Rêve d’Est (東の夢・西の夢)“ が収録されたビデオ発売

映画 „Neige“ 出演

スイス映画 „L’Ogre de Barbarie“ 出演

フランスとスイスに放映されたTVシリーズ „Guerre en pays neutre“ に出演

7 パリにてアルバム Avec Amour録音・リリース

10 Théâtre De La Villeにてリサイタル „Chante ta nostalgie“

1982

8 カナダ・モントリオールに移住 

12 日本にて世界ツアー最終公演、この公演はFMラジオでも放送される

1983

2 カナダ・モントリオールにて アルバム Loin de Pologne録音・リリース

4 再びパリに戻る

1984

Théâtre De Parisにてリサイタル „Qui j’aime“

6 パリにてアルバム „L'age de coeur“ 録音・リリース

オッフェンバッハのオペレッタ „La Belle Hélène (美しきエレーヌ)“ 出演

コクトー台詞のプーランクのモノオペラ „La Voix humaine (人の声)“ 出演

12 日本再来日公演

1985

24日 来日時に出演・録画されたと思われる

„As Time Go By“ „Guand On N'a Que L'amour“ を歌った

NHK「徹子と気まぐれコンチェルト−ステキなあなたと」放映

1986

フランスのテレビシリーズ „Le Rire de Caïn“ 出演

舞台 „Ghetto“ フランス各地・ベルギー公演

1987

ユージン・オニールの舞台 „Enchaînés“ 出演

アルジェリア・ベルギー・スイス・日本公演

スイスにてRoger Jendlyとの共演のシングル „Les Méfaits du Théâtre“ リリース

1988

11 La Cigaleにてリサイタル „Ivre-Vive“ がライプ録音され

2枚組みアルバム „Consert 88“ としてリリース

このリサイタルより „Ivre-Vive / Luna Moon“ がスタジオ録音されシングル盤としてリリース

Centre Wallonie-Bruxellesにてリサイタル „Chansons de ma vie“

舞台 „Réveille-toi Philadelphie“ 出演

1989

5 国外追放処分が解け、フランスのミッテラン大統領の

ポーランド公式訪問に伴い20年ぶりに帰国

フランス革命200年祭記念イベントとしてワルシャワ、王宮広場にてコンサート

この帰国時のドキュメンタリー „Jusqu'à nouvel ordre“ 製作

621 日本来日、TV朝日「郷ひろみの宴ターテイメント」出演

当時親交のあった加藤登紀子の曲「18の頃 - Chez Maria 」と

「愛の円舞曲 - Qui j’aimeを歌う

7 チュイルリーでのフランス革命200年祭参加

1990

ブレヒト / ヴァイルのオペラ 「三文オペラ」„L’Opéra de quat’ sous“ 出演

1991

Théâtre De La Villeにてリサイタル „Autoportrait“

舞台 „La Chambre de Willhelm“ 出演

1992

Théâtre Hebertotにてリサイタル „C'était à Babelsberg“

舞台Monsieur Brechtフランス各地・カナダ・ベルギー公演

1993

2 舞台 „Monsieur Brecht“ のライブ録音がCDリリース

CD „C'était à Babelsberg“ リリース

コクトー台詞のプーランクのモノオペラ „La Voix humaine (人の声)“ 再演

ポーランド映画 „Lepiej Byc Piekna I Bogada“ 出演

1994

Théâtre Silvia-Monfortにて、ロシアの詩人達にオマージュを捧げたプログラムの

リサイタル “Vent d’Est - Rêve d’Est“

ポーランド映画 „Wrony“ 出演

1995

6枚組みのCDボックスセット „L’intégrale“ をリリース

CD „Dédicases“ リリース

1996

Théâtre Déjazetにて6週間に及ぶリサイタル

 „L’intégrale“ „Rêve d’Est“ „Monsieur Brecht“ „Avec Amor“

ゲルニカ爆撃60周年を迎え創作された舞台 „Gernika 1937, une revue lyrique“ 出演

映画 „C’est la tangente que je préfère“ 出演

1997

舞台 „Gernika 1937, une revue lyrique“ ドイツ・ベルリン公演

7 ポーランドにて„Festival des stars“ 出演

1998

リサイタル „Avec Amor“ ポーランド・プラハ・リトアニア公演

19963月のアレクサンドル・ヴェルチンスキーの作品を歌ったリサイタル

 „Rêve d’Est“ のライブ録音が „Chante Vertinski“としてCDリリース

1999

Piotr Mossの音楽劇 Le Cirque de Giuseppeに朗読で出演

19964月のリサイタル „Rêve d’Est“ „Avec Amor“ がライブ録音され編集されたものが

„Les années fatales“ としてCDリリース

2000

チェーホフの舞台 „Le Chant du cygne et autres histoires“ 出演

TILFにてリサイタル „Ma soeur la vie“

2001

映画 „La Stade Wimbledon“ 出演

音楽劇 „Le Cirque de Giuseppe“ の絵本付きCDリリース

2002

自伝 „Moi qui suis neé à Varsovie (私が生まれたのはワルシャワ)“発表

ベストアルバム „Ju vois aime“ をリリース

舞台 „L’Étranger de la ville“ 出演

9 „L’acteuer et le chant“ マルセイユ・カナダ公演

2003

ポーランドにてツアー

このツアーを記録した、息子のPierre Michaud監督による

ショートドキュメンタリー „Au pays des miracles“ 製作

12 コクトーの舞台 “La mal rouge est or“ リヨンとスイス・ジュネーブで公演

2004

724 Saint Vallierの夏のフェスティバル „Festi-Vallier“ のヨーロッパ音楽祭

ポーランド週間 „Festival des Musiques d’Europa, La Pologne“ に出演

729 フランス南部の街Lodevéで催われるFestival de Poésie

 „Les Voix de la Méditerranée”にて „Anna Prucnal det Jean Cocteou“ に出演

1026 Strasbourgストラスブルグにてリサイタル

1210 パリ郊外のMontigny le Bretonneuxモンティニー・ル・ベルトヌー市の

「ポーランド文化週間」にSalle Jacques Brelにてリサイタル „Moi qui suis neé à Varsovie“

2005

128 マルセイユ北部のLes Pennes-Mirabeau, Mini-Théâtreにて

コンサート „Anna Prucnal det Jean Cocteou“ 公演

2 ポーランドにてリサイタル

28 – 710 Petit theatre de Parisにて

Eve Enslerによる女性3人の独白劇 „Les Monologues du Vagin“ に出演

32 自伝がポーランドでも出版 (“Ja urodzona w Warszawie“) され

夫のジャン・マイヤンや俳優のダニエル・オルブリフスキらをゲストに迎え

クラクフにてトークショーとサイン会

42 Château de Saint-Brissonにてリサイタル “Chant et Piano” 公演

425 Théâtre National de la Collineにて

女優343人が出演し記録映画も製作された舞台 “Slogans pour 343 actrices出演

2006

83 アビニョン近郊のバルジャック村で開かれるフェスティバル

„CHANSONS de PAROLE Barjac 2006“ に出演

CD „Rêve d’Ouest - “Rêve d’Est“ „Monsieur Brecht“ 再リリース

2007

17- 26 パリ近郊のナンテールのMaison de la Musique de Nanterreにて

コンサート„Moi qui suis neé à Varsovie“

2008

28日 オート・ヴィエンヌ県ベラックのTheatre du Coloine a Bellacにて

コンサート„Monsieur Brecht“

919日 フランス南部の町 ディーのBoulevard du Ballon a Dieにて

コンサート „ANNA PRUCNAL à Die“

2009

78- 31日 アビニョン演劇祭 FESTIVAL D'AVIGNONの期間中

FESTIVAL OFFとして Theatre Du Petit Louvre A Avignon にて公演

2010

129日 Mairie du 2e arrondissement にてトークショー

21- 2日 パリ・ヴァンティエーム劇場 Vingtieme Théâtreにて

コンサート„Chansons et contre chansons“

427日 ワルシャワOch-Teatrzeにてリサイタル

108 -9 スイス  L'Esprit frappeur de Lutryにて

コンサート„Chansons et contre chansons“

1015 ビジューで開かれるジャック・ブレルを記念した音楽祭

FESTIVAL JACQUES BREL A VESOUL の期間中

Theatre Edwige Feuillere にてコンサート„Chansons et contre chansons“

117 スイス・ローザンヌのラジオ番組にてトークショー

1114 ベルリン Clärchens Ballhausにて

ショパン200年祭に際したフランス・インスティテュート主催のコンサート

„Lieder und Gegenlieder für Anna“

1124 夫のジャン・マイヤンとトークイベント „Café littéraire開催

124 夫のジャン・マイヤンと、コンサート „Chansons et contre chansons pour Anna“

自伝Moi qui suis née à Varsovie“ „ Le livre des arbresなどについての

トークショーや書籍販売とサイン会

1217-18 Forum Léo Ferréにてコンサート„Chansons et contre chansons“

2011

歌手、ダンサー、俳優、ミュージシャンのためのワークショップを主催

117 - 212 ワークショップの発表会 „LES ANNÉES ENTRE“ 開催

414-15-16日 カナダ・ケベックにてコンサート„Chansons et contre chansons“

2012

短編映画 „Les lettres de Saïgon“ 公開

213- 310日 主催するワークークショップの発表会 „VIENNE OPERETTE“ 開催

524- 722日 モンパルナス・アートギャラリー Galerie Art Montparnasse にて

夫のジャン・マイヤンと今まで手掛けてきた映画やCDDVD

書籍や絵画、イラストなどのアート作品を展示した

EXPOSITION ANNA PRUCNAL ET JEAN MAILLAND

« Anamorphoses, collages, compositions, peintures, photographies, films, affiches, livres, cd, dvd » 開催

1023 未CD化のアルバムも含め、今までにリリースしたアルバム、シングル盤に

1996年の公演 „Gernika 1937, une revue lyrique“ からの曲などの未発表音源を合わせた

12枚組アルバム „Intégrale“ MP3アルバムとしてダウンロードのみで発表

2013

515日 紀行番組収録のためにパリを訪ねて来た加藤登紀子と24年ぶりに再会し

日本で放映される番組に出演

626日 BS-NHKにて「旅のチカラ ポーランド −今夜は帰れない−」放映

710- 31日 アヴィニョンのPittchoun Théâtreにて

Jean Cocteau / Anna Prucnal

それに先駆けて8日より劇場にて絵画やコラージュなどの作品も展示

2014

115日 la Maison de l'Arbreにて

フランス文化省が運用する名誉勲章である

L'Ordre des Arts et des Lettres 芸術文化勲章」を授与される

224日 パリVingtième Théâtreにて

Jean Cocteau / Anna Prucnal公演

2017

59日 夫のジャン・マイヤン、80歳で死去

525 Lucey, en Savoieにて葬儀が行われる

 

(参考資料 ; Anna Prucnal avec Jean Mailland „Moi qui suis neé à Varsovie“)

 

 

日本発売LP

ワルシャワの熱い魂

Théâtre De La Ville

anna_lp01

愛の円舞曲

Qui J'aime?

アラバマ・ソング

Alabama Song

ようこそ

La Bienvenue

やがて犬だけが

L'avenir Est Dans Les Chiens

20

Vingt Ans D'âge

夢の終わる時

Mon Rêve S'achève

L'été

今夜は帰らない

Dzis Do Ciebie Pzryjsc Nie Moge (Je Ne Pourrai Pas Venir Chez Toi Ce Soir)

救いを求めて

Elle Appelle Au Secours

ラ・マニャーナ

La Manana

真夜中の太陽

Ma Dissidence

愛の円舞曲

Saluts, Reprise De "qui J'aime?"

 

 

東の夢 西の夢 (1982)

Anna Prucnal

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(友達と呼ばないで)

L'été

海の果てに

Po Szerokim Po Szerokim Morzu (Sur La Mer)

我が人生の歌

Chanson De Ma Vie

もう一度聞かせて

Mow Do Mnie Jeszcze (Parle Moi Encore)

スラバヤ・ジョニー

Das Lied Von Surabaya Johnny

わたしはアンニュイ・・・

Moi, Je M'ennuie

カミエナ通りの恋人たち

Kochankowie Z Kamiennej (Les Amants De La Rue Kamiena)

幸せを奪った人たち

Les Voleurs De Joie

スリコ

Souliko

フランソワ・ヴィヨン

La Prière De François Villon

紫の黒人

Le Nègre Violet (Lilovij Niegr)

村の悪童たち

I Ragazzi Giu Nel Campo (Les Mauvais Enfants De La Vallée)

愛の円舞曲

Qui J'aime?

 

 

愛しかない時 (1984)

Quand on n'a que l'amour

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倒されたカシの木

Qui Maintenant Me Donnera La Main?

モンテカジノの赤いけし

Les Coquelicots Rouges Sur Monte-Cassino

苦い涙

Larmes Amères

コザック

Kozak

幼な子イエスよ眠れ

Dors Petit Jésus Sur La Terre Polonaise

ポーランドはるか

Loin De Pologne

パルティザンの哀歌

La Complainte Du Partisan

こころの年令

L'age de coeur

ファラウェイ・ラブ

Faraway love

愛しかない時

Quand on n'a que l'amour

エリザベート

Elisabeth

運命の時代

Les années fatales

 

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