保原バスセンター
保原バスセンターは福島県伊達市の旧保原町の中心街にあるバス停留所です。
昭和46年まで、福島交通軌道線の保原駅として電車の発着が行われていました。
軌道線廃止後、バスセンターとして保原町内を走るバス路線の要衝となってきました。
阿武隈急行線全線開業とともに、そちらに「保原駅」が開設されましたが、
中心街にある保原バスセンターは引き続き路線バスの要となっています。
伊達市保原町にある保原バスセンター。建物は軌道線廃止後建て替えられたものである。
かつては建物の両脇に軌道線の線路が敷かれ、路面電車の交換も行われていた。
現在は路線バスが建物を挟むように停車する。
上り方面のバス乗り場。こちらから「上ヶ戸経由福島駅東口」
「伊達(箱崎)経由福島駅東口」のバスが発車する。
下り方面のバス乗り場。こちらからは「柱田経由掛田」「猫川」、および
上り方面となる「保原駅・月の輪経由福島駅東口」のバスが出る。
行き先案内に”川俣行”の記述があり、後付のように括弧がつけられているのと
”のりかえ”の文字があるのは、金原田経由掛田線(廃止)が直通していたかつての名残だろうか?
現在は、掛田駅前から川俣行きのバスが出ている。
バスセンター内にある運賃表。旧軌道線駅跡にはこうした運賃表が掲げられていた。
左側に以前は大型の時刻表版もあったが、撤去されてしまったようだ。
バスセンター窓口。ここで定期券等が購入できる。福島交通観光の窓口も兼ねている。
窓口脇には保原バスセンターの時刻表(国道349路上発着分も含む)が掲出されている。
保原バスセンター正面にある「駅前食堂」。その名がかつてここに駅があったことを伝えている。
夜分の一部ダイヤはこの前で乗降扱いを行うようになった。
国道349号線上にある路上バス停「保原バスセンター」。福島駅東口と梁川/五十沢を結ぶ路線はここに停車し、
バスセンターには寄らない。この付近が保原の中心街で、奥の交差点の左に保原バスセンター、右は陣屋通りで
伊達市役所などがある。この通り上には多くの商店や金融機関が並んでおり、画像奥に進むと
西友保原店
がある。
こちらは阿武隈急行線保原駅で、現在の「保原駅」である。保原町中心街より南東に位置し、周囲には
郊外型店舗も並ぶ、バス停「保原駅」も設置され、「柱田経由掛田」「保原高校経由保原バスセンター」
「上戸経由福島駅東口」、およびバスセンター始発の「月の輪経由福島駅東口」のバスが通る。
昭和52年当時のバス路線図[出典:福島交通70年の歩み]。
(旧)梁川駅をはじめ掛田/湯野が軌道線当時のまま”駅”を名乗って
いるのに対し、保原は既に「保原バスセンター」となっている。
一部サイトでは、”阿武隈急行保原駅開業に伴い改称云々”などと書かれていたが、
それは誤りである。