(夷隅) |
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上総中川駅は無人駅である。 |
JR大原からいすみ鉄道に乗り換えて五つ目 |
大多喜のひとつ手前で降りる。 |
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国道465号線に出る。 |
東へ200m歩き歩道橋を左折して |
県道151号線を北上する。 |
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30分ほどでトンネルをくぐり、 |
また30分ほどでY字路Dに行き当たる。 |
(角の空き地に朱塗りの稲荷様がある) |
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左側の道(←)を選び数分で次の交差点へ |
行元寺門前に到着する。 |
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行元寺は夷隅屈指の天台宗の名刹である。 |
参道を上って行けば山門、本堂、茅葺きの書院などがある。 |
本堂の前におわす毘沙門天は仏法を護る四天王の最強の一人。 |
勇気授福の仏様として崇められている。 |
忘れてならないのが葛飾北斎の先輩と言われる「波の伊八」の欄間彫刻。 |
これは是非とも拝見したい。 |
もし運良く博学な住職からこの地の歴史などを伺えれば旅はより楽しくなる。 |
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寺を後にしてY字路Dまで戻る。 |
(→)の方向へと進む。 |
しばらく道なりに歩く。 |
右側の民家の庭先Fに石造りの |
多重塔が見えたら |
そのすぐ先の細い道へと左折する。G |
道なりに5分ほど進み左折する。 |
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左右に田園が広がる。 |
その中央に延びる道を30分ほど直進すると |
広域農道に出る。H |
角に「きくや食堂」がある。 |
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夷隅養護学校の看板で左折して東進する。 |
右側には大きな温室。 |
左側に鳥居が見える。八幡神社である。 |
時間に余裕があればお参りしたい。 |
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暫く行くと突き当たりに材木屋K |
県道85号線に出る。左折。 |
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すぐまた左側に八幡神社Lがある。 |
こちらは社域も広く裏山に池などもある。 |
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更に400mほど北上して |
松丸交差点Mを右折、 |
県道153号線を東進する。 |
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700mほど行き日宝化学方面に右折する。 |
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400mほどで夷隅川に達する。 |
お城橋Oを渡って暫く行く。 |
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T字路Pを左折する。(←)、 |
ほどなく三光寺参道Qが右に入っている。 |
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三光寺は万木のお願い薬師、占いの妙見様として地元の信仰が厚い。 |
住職とご内室が相談に乗ってくれる。 |
木造の弁天様は将来奥の池の弁天島に移されるそうだが、 |
現在は本堂前で参詣できる。 |
弁財天は芸能成就,蓄財のご利益が得られるとされている。 |
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これで本日の遍路は達成した。 |
しかしせっかくだから中世の土岐氏の城、 |
万木城址に寄ろう。 |
来た道をT字路Pまで戻る。 |
そのまま更に400mほど行けば(→) |
左側に万木城公園入口の標識がある。 |
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10分ほど登れば城址の展望台がある。 |
望遠鏡が無料なのが嬉しい。 |
天候に恵まれれば霊峰富士が見える。 |
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小鳥の森。森林浴をしながら疎間道を |
上下すれば10分ほどで海雄寺に着く。 |
地元で寝釈迦といわれる涅槃像がある。 |
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出た道を南下する。 |
すぐに左側に昔懐かしい電車がある。 |
東急池上線の電車が |
いすみ学園に寄贈されたらしい。 |
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国道465号線に合流。 |
右折して刈谷橋を渡り西進する。 |
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約1kmで国吉駅入口。 |
左折すればいすみ鉄道国吉駅に到着する。 |
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全行程13.5km心地よい疲れと共に、夷隅の風に吹かれたい。 |
なお元気のある人は、駅から1kmの処に夷隅町郷土資料館があるので訪れても面白い。 |
狩野派の始祖狩野元信の出身地として、狩野派の絵画や古墳時代の土器などが |
展示されている。夷隅の歴史は奥が深い。 |
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