<トピック>

Topics

〔2006.6.7　世田谷総合運動場〕

　 1 2 3 4 5 6 7 T 今回は、ストリートジャパンさんのホームグランドにオジャマしての練習試合。常勝チームの胸をお借りするチャレンジ精神で、緊張感のあるナイスゲームが出来た。マナトのロングイニング力投＋満塁本塁打の大活躍で、前半はレッツにあった流れを、最後は持っていかれてしまう昨年度覇者の強さを改めて痛感するゲームでもあった。

レッツ 3 0 4 0 1 0 0 8

ストリートジャパン 0 1 0 0 1 4 3× 9

○

打順選手名
守備

位置
1 2 3 4 5 6 7 - 席打得安打点四死三盗

1 金井 6 四球 - 三振 - 二失 - - - 3 2
1
- - 1 1 2

2 岡本 2 四球 - 捕飛 - 遊ゴ - - - 3 2 1 - - 1 - 1

3 森田 5 四球 - 四球 - 二ゴ - - - 3 2
2
- - 1 - 1

4 水口 4-5-1 中安 - 左安 - 三ゴ - - - 3 3 1 2 1 - - -

5 直樹 8 三ゴ - 死球 - - 三振 - - 3 2 1 - 1 1 1 -

6 マナト 1 左飛 -
右満本
- - 三振 - - 3 3 1 1 4 - 1 -

7 石原 3 遊飛 - 遊ゴﾊ - - 三振 - - 3 3 - - - - 1 -

8 福嶋 9 - 投ゴ - 二ゴ - - 左飛 - 3 3 - - - - - -

9 西野 7 - 四球ﾊ - 三振 - - 三振 - 3 2 - - - 1 2 -

10 西 DH-9 - 三振ﾊ - 三ゴ - - 一ゴﾊ - 3 3 - - - - 1 -

11 橋本 DH-4 - 一ゴﾊ - - 左安 - - - 2 2 1 1 - - - 1

●マナト　マナトマナトー
投も打もまかせろ

先発2戦目は強力打線にも好投を見せたマナトは、再三のピンチを招きながらも5回まで2点に抑えた。6回に足指のマメが破裂するアクシデントで完投こそ諦めたが、本塁打を浴びつつもその回を投げきるタフさも見せた。もちろん投の活躍はだれもが認めるが、なんと言っても目玉は、3回に出たアーーーー

超特大満塁ホームランだ！！！！

推定100mは飛んだであろう、打った瞬間それとわかる大飛球は、美しい放物線を描きながら柵を越え森の中に消えていった。3回の攻撃は、あっさりツーアウトを取られた後、3番森田が粘って四球を選び、

4番水口はレフト前ヒットで繋ぎ、5番直樹はお得意の死球を誘った。「ここで点が入ればラッキーだな」と思う満塁の場面で、だれがこの最高の結果を予想したであろうか。高めのストレートを上からうまく叩いた打球は、今シーズンチーム初アーチとなる値千金のグランドスラムで最高のボルテージを自ら演出した。投打のヒーローになり損ねた若干19歳の若武者はまだまだ伸び盛り。将来エースで4番になるためのいい経験をさせてもらったね。

●出ましたアーティスト森田の美技

久々登場の名手森田がまた魅せてくれた。2回裏の守りは、ノーアウト満塁で上位打線に回る絶対絶命のピンチだった。そんな時、サードによくぞあなたがいてくれた。3塁線への鋭い当りは、抜けていたら2点か3点は入れられていたであろう長打コースだ。そこを『L線上のアーティスト森田』が華麗に舞い横っ飛びのスーパーキャッチ。そのままベースにタッチしフォースアウト。起き上がってバックホームは惜しくもおよばなかったが、最大のピンチを1失点で切り抜けるビッグプレーだった。「マナトが投げるとサードに打球が集まる」と予想した橋本監督の起用が的中し、それに森田が見事に応えた。

●忘れちゃならない「オレが橋本だ」

選手から信頼厚い頼れるリーダーでレッツのシンボル橋本が奮起した。近年は監督業に専念しベンチスタートやDHのみの出場が多かったが、最終回の守備固めでセカンドの守備についた。まずはセカンドゴロを無難にさばきワンナウトを取ると、次はセカンド後方にフライが飛び、「ポテンだ！サヨナラだ！」とよぎったシーンで橋本は懸命の背走。芝生の切れ目で足を取られ倒れ込みながらも執念のキャッチでファイティングマン健在を証明しツーアウト。「ラストもオレに任せろ」そんな気迫が伝わる橋本の横をセンター前サヨナラ打が空しく通過したが、あれが数メートルセカンド寄りだったら橋本のグラブに収まっていただろう。打撃面では、打ちあぐんだ相手二番手投手からレフト前にクリーンヒットを放った橋本は、先日のスケッターズ戦でのランニングキャッチも記憶に新しく、ここ2試合で3盗塁と走攻守で活躍している。若手とベテランが噛み合えば、レッツも歯応えのあるチームになることは間違いない。監督！今日のチームノーエラーは、あなたの気迫が選手に伝わっている結果ですよ。

総　評

前半の試合運びを見る限り、だれもが「勝ち」を予感した。しかし、簡単に勝たせてもらえないのが1部リーグのレベルの高さだ。ヒーロー出現は嬉しい。だが、全員で勝ちを取る野球スタイルも必要だ。チーム力UP！これは、個々の能力を上げることはもちろんだが、状況に応じた戦略を打ち出し、勝ちパターン作ることが要求される。それが出来るチームが接戦をものにするという事を考えさせられる、収穫のあるゲームだった。

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	1	2	3	4	5	6	7	T	今回は、ストリートジャパンさんのホームグランドにオジャマしての練習試合。常勝チームの胸をお借りするチャレンジ精神で、緊張感のあるナイスゲームが出来た。マナトのロングイニング力投＋満塁本塁打の大活躍で、前半はレッツにあった流れを、最後は持っていかれてしまう昨年度覇者の強さを改めて痛感するゲームでもあった。
レッツ	3	0	4	0	1	0	0	8
ストリートジャパン	0	1	0	0	1	4	3×	9

打順	選手名	守備位置	1	2	3	4	5	6	7	-	席	打	得	安	打点	四死	三	盗
1	金井	6	四球	-	三振	-	二失	-	-	-	3	2	1	-	-	1	1	2
2	岡本	2	四球	-	捕飛	-	遊ゴ	-	-	-	3	2	1	-	-	1	-	1
3	森田	5	四球	-	四球	-	二ゴ	-	-	-	3	2	2	-	-	1	-	1
4	水口	4-5-1	中安	-	左安	-	三ゴ	-	-	-	3	3	1	2	1	-	-	-
5	直樹	8	三ゴ	-	死球	-	-	三振	-	-	3	2	1	-	1	1	1	-
6	マナト	1	左飛	-	右満本	-	-	三振	-	-	3	3	1	1	4	-	1	-
7	石原	3	遊飛	-	遊ゴﾊ	-	-	三振	-	-	3	3	-	-	-	-	1	-
8	福嶋	9	-	投ゴ	-	二ゴ	-	-	左飛	-	3	3	-	-	-	-	-	-
9	西野	7	-	四球ﾊ	-	三振	-	-	三振	-	3	2	-	-	-	1	2	-
10	西	DH-9	-	三振ﾊ	-	三ゴ	-	-	一ゴﾊ	-	3	3	-	-	-	-	1	-
11	橋本	DH-4	-	一ゴﾊ	-	-	左安	-	-	-	2	2	1	1	-	-	-	1

●マナト　マナト		マナトー	投も打もまかせろ
	先発2戦目は強力打線にも好投を見せたマナトは、再三のピンチを招きながらも5回まで2点に抑えた。6回に足指のマメが破裂するアクシデントで完投こそ諦めたが、本塁打を浴びつつもその回を投げきるタフさも見せた。もちろん投の活躍はだれもが認めるが、なんと言っても目玉は、3回に出たアーーーー超特大満塁ホームランだ！！！！
	推定100mは飛んだであろう、打った瞬間それとわかる大飛球は、美しい放物線を描きながら柵を越え森の中に消えていった。3回の攻撃は、あっさりツーアウトを取られた後、3番森田が粘って四球を選び、
4番水口はレフト前ヒットで繋ぎ、5番直樹はお得意の死球を誘った。「ここで点が入ればラッキーだな」と思う満塁の場面で、だれがこの最高の結果を予想したであろうか。高めのストレートを上からうまく叩いた打球は、今シーズンチーム初アーチとなる値千金のグランドスラムで最高のボルテージを自ら演出した。投打のヒーローになり損ねた若干19歳の若武者はまだまだ伸び盛り。将来エースで4番になるためのいい経験をさせてもらったね。

●出ましたアーティスト森田の美技
久々登場の名手森田がまた魅せてくれた。2回裏の守りは、ノーアウト満塁で上位打線に回る絶対絶命のピンチだった。そんな時、サードによくぞあなたがいてくれた。3塁線への鋭い当りは、抜けていたら2点か3点は入れられていたであろう長打コースだ。そこを『L線上のアーティスト森田』が華麗に舞い横っ飛びのスーパーキャッチ。そのままベースにタッチしフォースアウト。起き上がってバックホームは惜しくもおよばなかったが、最大のピンチを1失点で切り抜けるビッグプレーだった。「マナトが投げるとサードに打球が集まる」と予想した橋本監督の起用が的中し、それに森田が見事に応えた。

●忘れちゃならない「オレが橋本だ」
選手から信頼厚い頼れるリーダーでレッツのシンボル橋本が奮起した。近年は監督業に専念しベンチスタートやDHのみの出場が多かったが、最終回の守備固めでセカンドの守備についた。まずはセカンドゴロを無難にさばきワンナウトを取ると、次はセカンド後方にフライが飛び、「ポテンだ！サヨナラだ！」とよぎったシーンで橋本は懸命の背走。芝生の切れ目で足を取られ倒れ込みながらも執念のキャッチでファイティングマン健在を証明しツーアウト。「ラストもオレに任せろ」そんな気迫が伝わる橋本の横をセンター前サヨナラ打が空しく通過したが、あれが数メートルセカンド寄りだったら橋本のグラブに収まっていただろう。打撃面では、打ちあぐんだ相手二番手投手からレフト前にクリーンヒットを放った橋本は、先日のスケッターズ戦でのランニングキャッチも記憶に新しく、ここ2試合で3盗塁と走攻守で活躍している。若手とベテランが噛み合えば、レッツも歯応えのあるチームになることは間違いない。監督！今日のチームノーエラーは、あなたの気迫が選手に伝わっている結果ですよ。