「さあ、春人、ヤるわよ！」
「え、またヤるの、姉さん…？……やっぱ姉弟でこーゆーのマズいんじゃないかな」
「今さら何言ってんの！勝ち逃げは許さないよ！！」
「…井出洋介かっつーの」
全裸となり抱き合う二人。まずは熱い口づけをかわす。
グチュ…ムチュチュ…火花をも散らさんばかりの勢いで激しく絡まり合う舌と舌。
「……ん……んんぐ……んむんん……んふっ………」
そのまま春人を押し倒し、口の中の、歯ブラシさえ届かない隅々までも蹂躙しながら
ふとさくらは思う。
百戦錬磨の自分だからこそ、こうして圧倒できてはいるが、もしかしてコイツ
キスについても生来の天才と言っても良いレベルなんじゃないだろうか。
…まあそんな事どうだっていい。アドバンテージ取れる内にドンドン取っとかなくちゃ。
「……んむむん……んん………」
反撃のつもりか、春人の手がさくらの体を必死にまさぐる。
柔らかくしなやかな体、滑らかで吸いつくような肌の感触が相手だから
触れれば触れるほどかえって自分のダメージの方がずっと大きそうではあるが、
それでもさくらの感じる要所要所は押さえてるのだから、油断はできない。
「…んふふっ」プハアッ！ハァ、ハァ……
ようやっと春人の口を解放してやるさくら。快楽で焦点が合わない春人の目の前で
艶然と微笑み、胸板に手をのばして…ギュウ！いきなり乳首をひねりあげる！
「痛てっ、痛てててて、何すんだよ姉さん」
「あれ、良くなかった？ゴメンねー♪」
傷を癒すかのように乳首をなめてやり、そのまま全身キス攻撃に移行する。
「んぐぁっ、姉さんっ…！」
「うふふふっ、カワイイよ春人クン」チュッ…ペロッ…チュパッ…
さらに、まるで蛸のように全身にまとわりついて体全体で愛撫する。
正に恐るべき性の凶器ともいえるさくらの肉体。春人はなすすべもなく悶えるばかり。
さくらは春人のペニスにむしゃぶりつく。ピチャ…メチャ…
喉粘膜で亀頭を刺激してやったかと思うと、裏筋をいやらしくなめ上げたり、
舌を巻き付けてしごき上げたり、尿道を鋭く突いて責めたりと、変幻自在で巧みな口撃。
並の男ならあっという間に暴発してしまいそうなところではあるが…
なぜかこのペニスは少し反応が鈍かった。
「姉さん…何度か言ったよね？俺、フェラチオはあまり好きじゃないって」
「…そうだったわね。だったら！」
体をずらし、パイズリに移行する。グニュッ！グニュッ！ギュッ！ギュッ！
とてつもない柔らかさと弾力性を誇る巨大な肉塊が
ペニス全体をやさしく包み込み、激しくしごき上げる。
「ぅあああっ、ね、ね、姉さんっっ姉さんっっ姉さんっっっ！！」
胸の間でみるみる硬度を増し、先走りを大量に吹き出す。睾丸もせり上がる。
よしイケる！このまま一気にとどめをさして、今度こそリベンジだ！！
さくらはあおむけの春人の腰の上にしゃがんで、ペニスを掴み自分の膣に狙いを定める。
「さあ春人クン、どうして欲しい？」
「どうって…ほかにある訳ないだろ。お願いだから早く姉さんの中に挿れさせてくれよ」
「ふふふっ、まあいいか。私も早く欲しかったところだし。ほ〜らこんなにトロトロ」
ゆっくりと腰を落とし、ペニスを飲みこんでいく。…ズ………ズブ…………
「うっ……くくっ……くはあっ………」
相変わらず奇妙なペニスだ。見た目や、手や口などで感じる時は並かやや小さめなのに、
どういう訳だか膣での感触だけは、それよりもはるかに大きく感じる。
膣の襞を引きずり、その一枚ずつを気が遠くなるような快感とともにめくり上げながら、
道を目一杯押し広げ、奥の奥まで侵入して来る。
「…くっ……くふうっ………はああっっ…ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…ど、どうよ？」
春人を根元まで飲みこんで、さくらの膣がいやらしくうごめきだす。
何十万もの肉襞の一本一本がそれぞれ複雑にペニス全体に絡みつき強烈に締め上げながら
とろけるような絶妙な振動をも与えて、さらにどんどん奥へ奥へと引き込んでいく。
さくらが今までに喰った、千人は優に越える男達の中には、この自慢の名器に
１２秒以上耐えられた奴はいなかった。
今、喰っているこの弟の他には。
「くっ…さあ、こ、これで、１勝２２敗２引き分けよっっ！！」
異常なペニスがその存在だけで与えてくる快感に耐えながらも、腰にひねりを加える。
膣内に竜巻がまき起こり、さらにより一層の快感で春人を責めたてる。
「ぬあっ！？…くかっ…ね、姉さ……ぐうっ！」ズムンッ！
春人が無意識に腰を突き上げる。
「はううぇっ！！？」
脳天まで突き抜ける、あまりの快感に驚き、さくらの動きが一瞬止まる。
そのわずかな隙を春人は逃さなかった。さくらの腰を掴み、自分から動き出す。
「ヤ、ヤバッ、ああああ！」ズ、ズボボボボボ…
ペニスが膣から抜き去られて行くのに伴い、襞どころか内蔵全てが
一緒に引きずられて体内から奪い去られてしまうような感覚。
喪失感のあまり春人にしがみつく。
「ひぃっ、ひあうあっ、ふへあああああんあっ！！」……………ズドドドドン！！
体内から全てが無くなるよりも前に、一転、凄まじい勢いで突進して来る極太の槍が
全身、指先までにも快感の衝撃波を響かせながら、大脳を貫く。
「あああっ、あああいああああんああああああひゃあああっっ！！！」
超絶の名器は諸刃の剣。いかに経験が多くとも、ほとんどの相手に動かすことすらさせず
すぐイかせてしまうのであれば、必然的に動かれる事には慣れず、弱くなってしまう。
「あああああっ、いあっ、は、春人ぉ〜っ！！！」ジュボッ！ジュバッ！
「ふっ…ふっ…そ、そういや姉さん、さっきこんな事してくれたよねえ」
乱暴なピストンを少し止めたかと思わせといて、でも休むひまを与えず…
ギュウ！いきなり乳首をひねりあげる！
「ひぎゃああああ〜〜ぁ！？？」キュキキュウッ！
「うおっ！？さ、さらに締まっ！もしかして姉さんは、ここ弱かったり？よ〜しっ！」
再びピストンが激しく再開。さくらの膣内も精神もかき混ぜられてグチャグチャだ。
生来の負けん気とプロとしての意地だけがかろうじて意識をつなぎ止めてはいても
それがふっ飛ばされるのも最早時間の問題。ジュボッ！ジュブッ！ジュバッ！ジュボッ！
「ふぁああ、うあんああああっ、ひあっ、あああっあっあっ、ああああ〜〜っっ！！！」
ガクン！ガクガクガクン！！さくらの背筋が弓なりに伸び、激しく全身を痙攣させて…
……やがて脱力し、春人の胸板の上に倒れこむ。春人はさくらを抱きしめ唇を合わせる。
「はうう、０勝２３敗２引き分け…」
一戦を終え、二人は繋がったまま抱き合って休憩。腰を抜かし動けないさくらに対して、
春人のペニスはまだ鋼の硬度を保ったまま、さくらの中で存在感を示し続けている。
「ったく、あんたとんでもない遅漏よね。姉として忠告。女の子に嫌がられるぞ♪」
「そ、そんな事ないよ。そもそも遅漏や早漏が嫌われるのは、そういう男が
女の子の事を考えずに自分の快感だけを求めて、勝手に続けて勝手に終えるからだろ？
でも俺は違うよ。そりゃ確かに出すのも気持ち良いけど、大好きな娘が俺で感じて
俺でイってくれるんならその方がもっと嬉しいからさ。その充実感のためなら
出さずに終わっても我慢していられるし、出しても復活次第で何度でも続けてあげる」
「……あんた、もしかして他の娘とヤった事あるの？」
「うっ………ゴ、ゴメン！姉さんに筆おろしてもらった後、５、６人と。
挿れなくて愛撫だけで終わった娘も入れれば、あともう何人か。で、でも、今まで
出したのは姉さんだけだよ！耐えきれないほど追い詰められた事も他には無かったし」
なぜか必死に弁解するが、そもそもさくらにはそれで春人を責める理由も筋合いも無い。
「そりゃそうでしょ。この私でさえも何度も負けてるくらい無茶苦茶な遅漏を
イかせられる女なんて、そうそういるモンじゃないわ」
「だーかーらー、俺は遅漏じゃなんかじゃないって。ただ我慢してるだけで」
「ハァ？何アホな事言ってんの。そんな馬鹿みたいに我慢強い奴なんているわけ…」
「本当だって。イこうと思えばいつでもイけるんだけど。こんな風に」
どぶっどぶびゅぴゅっぶびゅるぶぴゅるぶぶぶぶぶ〜〜！！
「い、いへゃゃやややああああああああ〜〜！！？？？は、春人っ、春人ぉっ！？！」
完全に不意討ちだった。まさかこんな落ち着いてなごやかに談笑してる時に
突然射精が来るとは夢にも思わなかったから、虚を突かれ、
勢いよく膣奥を叩く大量の水流の刺激のため再び絶頂の海にはじき飛ばされてしまった。
「ふうっ、気持ち良かった。やっぱ姉さんの体は最高だな。
あ、ちなみにイきたいという気持ちのまま我慢せずに出したのは今のが初めてだよ」
「…い、いきなりなんってえ事しやがんのよっ！このバケモン！！」
「実の弟をバケモン呼ばわりはひどいな。…そういや姉さんも、何百人もの屈強の男達に
そう呼ばれてるんだっけ？でもいいじゃん、これでやっと姉さんの１勝、でしょ？」
「バカ……０勝２３敗３引き分けよ……クスン…」
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