ここは廃ビルにある地下室の一室。
私、雨宮千里は今日もこの部屋で稼がせてもらっている。
とある組織が仕切って、性行為を会員に放送するのである。
しかし、ただの性行為では組織もおもしろくない。
そこで考えたのが、イかせ合い「バトルファック」というわけである。
組織は、会員料はもちろん、勝敗の賭けをも仕切り収入としたのだ。
勝負の参加者はというと、ほとんど借金が理由ではあるが、ここの勝利者賞の賞金や賞品がとてもよく、だんだんと参加者が増えていった。かくいう私も賞金が目当てであった。
ただ、負けた場合の対価もある。負けた場合…
@試合後、相手の好きなようにされる(ペナルティー)。
A今まで稼いだ賞金の3分の1を没収。
B男の場合、組織から敗北の焼印を押される。女の場合、膣に出されてもいい。
というように、リスクはあるにせよ、一獲千金を夢見たものが集まってくる。
ある男は借金を重ね、体中に焼印の後を残し、ある女はシングルマザーとして生活をしている。
私は最近試合に出るようになった。それまでセックスというものは彼氏以外としたことはなかった。ただ、大学生になりなにかとお金がかかるようになった。そこで儲かるバイトとだまされたことをきっかけに、この試合に出ることになった。はじめは恥ずかしさと緊張もあったが、結局男は擦ってるだけですぐにイってしまい、簡単なことと思っていた。自分でも思っているが胸はFと人よりも自信があった。だから、挟んであげれば一瞬で。私は楽して稼いでいた。
それから、優香(高城優香)に出会えたことも大きかった。優香は私よりも明るく、笑顔が素敵でチームをまとめあげていた。情報交換しながら勝ち進んでいたが、ある時あの男が現れて状況が一変した。
「ピエロ……?」
「そう、弘子が負けちゃって、それで……。」
「弘子が?それで?」
「……」
チームの中で重い沈黙が続いた。録画された動画は、弘子が負けた姿を映し出していた。
「アッ、だめ、すご、なに、ああぅ、だめ、ああ、ひゃあ、くああ……太くて逞しいおちんちん、ピエロ様のおちんちん、すごいぃ。」
あの冷静でいつも穏やかな弘子が、男に堕ちた声を上げていた。
初めてこの試合の怖さを知った気がした。
「何みんな沈んでるの。こんな奴、マグレでしょ!」
優香が大きな声で勇気づけてくれた。
「次は……千里か。千里なら大丈夫だよ。何て言ってもその羨ましい胸があるんだもん。」
と、優香がふよんと私の胸を撫でてくる。
「ちょっと、優香!フリーじゃないんだよ!」
「いいなぁ。私だってそんな胸があったらなぁー。」
(そうか、男なんて挟んだら終わりだもんね)
私は、胸によぎった不安を振り払うように大声で笑った。
あれから3日後、今私の目の前にはピエロが立っている。
「この間の次はお前かー。リーダーとか気取ってる優香じゃあないんだな。ちっ。」
「何言ってるの?アンタは今日で終わり。それに何?そのマスク。素顔も見せられないんだ。変な奴。そんな奴に私が負けるわけないでしょ。」
「お前の仲間、弘子って言ったか?あの女も同じようなことを言ってて、最後はチンポ、チンポって喜んでほしがってたぞ。お前もいい胸してるなぁ、おい。この後好きにさせてもらうからなぁ。」
「できるわけないでしょ。アンタこそたくさん噴き出して烙印を押されるのよ。」
ビーーーー 開始のブザーがリングに響き渡る。ここには私と奴以外には誰もいない。あるのは無数の無人カメラだけである。
「しっかし、そそる胸しやがって。うまそうだなぁ。おい!」
「そんなに胸が好きなんだー。いいよー。ほら!」
というと、私は付けていた赤い胸のビキニの肩ひもをほどき……
シュル
っとゆっくりと外して胸を見せつけた。
「おっ。おおーすげーぜ、何だぁ?もうやって欲しいのかぁ?」
しかし、これは作戦。大概の男はこれだけで…
(ふっふっ、もうパンツが膨らんでる)
「あーあ。なあに。ご自慢のモノがもう大きくなってる。」
「ああっ?」
と、ピエロが自分のモノを確認しようと下を向いた瞬間……。
(今だ!)
私はピエロに抱き着き、足をかけて押し倒した。馬乗りになり、ピエロの顔に自慢の胸を押し当てる。すでに汗ばみ、私の胸は熱くなっていたが、その熱がピエロに伝わったようで、仰向けになっても天に向かってますます肉棒の硬度は増し、ビクビクとパンツの上からでも分かるほど痛く尖っていた。
「ほーらね。弱っちい男。」
「むぐ……むぐぐぐっ。」
優香に教えてもらったように、レバーを握るように肉棒を包み込み、上下左右、前後ろ前後ろ…。強く、弱く、強く、弱くと肉棒を擦りあげていく。
「ちょっとどうしたのぉ。」クスクスと私は笑いながら肉棒を弄んでいく。
「ぐむ、ぐむうううう…(ちょうしに、のりやがってぇ)」
私の胸の中で、マスク越しとはいえピエロの顔が真っ赤になっていくのが分かった。
「どうしたの?ほら、ほらぁ……ねえ、楽になりたい?どう?」
「ぷはっ……この女ぁ!!」
「うわーこわーい。でも、ほらココは敏感ですよ!」
ピンっと指で強めに肉棒をはじくと、ビクビクっ!と反応し、「ぐうっ」っとピエロが固まった。その間に身体を重ねたまま下に下がっていき、一気にピエロのパンツを下した。
「すごーい。こんなになってるねぇ。」
というと同時に、Fの胸で挟み込む。手を使わず胸の圧だけで上下に擦りあげ、いわゆる「ノーハンド」で肉棒を昇天させる自分だけのオリジナルの技。
「ぐあぅ、くうう、はぁ…っくううぁあ!!」
「いいの?これでイかなかった男っていないんだよ。ほらほら、出して負けちゃえばいいよ。そのあと、例の部屋で可愛がってあげるからさ。」
「くっ、ぐううー−!」
獣のようなうなり声をあげ、腰を浮かせてくるピエロ。
しごくスピードをあげて、私は仕上げにかか…えっ!!
ピエロはその腰を浮かせたと思うと、勢いよく私を跳ね上げた。
「くっ!」
一瞬バランスを崩したかと思うと、上手く上下を入れ替えて私が下になってしまう。
「ちょ、何、このぉ……」
足をジタバタさせて、何とか抜け出そうとするが……
「暴れてんじゃねーよ!」
ニヤつきながら、男は私の両手首を握りしめ上にあげて「バンザイ」の形で抑え込まれてしまう。
「はな、して……この、はなせ!」
「うるせーよ。オラ、そんなにご自慢の胸ならよぉ。」
と、馬乗りのまま今度は私の胸の谷間にピエロ自ら肉棒を差し込んで、谷間でグラインドさせていく。
「アハハハっばかじゃないの!自分で腰振って。自滅する気でしょ? そんなことしなくても私が……。」
「うるせーよ。俺がお前にしてやるんだ。オラ、先っぽ見てろよ。」
私の谷間からは、肉棒の先っぽが出たり入ったり……
(なにこ…れ、熱……い)
無意識に体が火照り出し、何かを感じ始めてきた。
「お前の膣(なか)にもこれから同じものが差し込まれるんだぜぇ。こうやって犯されて。」
あまりの硬さと熱に、無意識に自分が犯されているところを……。
(ちがう、何考えてるの!私)
首をブンブンとふると、自慢にしていた胸がふるんふるんと揺れ出す。もはやそれさえも私にとっては……
「くっうう、んんぅ……ぅう。」
「なにガマンしてんだよ!」
「ふあああつ!!」
片手を離して、ピエロは私の胸を鷲掴みにしたと思うと荒々しく、激しく、こねくり回して弄んできた。本来なら抜け出すチャンスなのだろうが。
(うご、かない…なんで…)
「もうダメみたいだなあ。おい。」
両手で胸を鷲掴みにしてきたかと思うと、絶妙ともいえるタッチで揉みしだき、自慢の胸はもはやピエロの言いなりかと思えるように、奴のおもちゃにされて弄ばれていた。その間も、肉棒は私の谷間にあり、私の心と胸を犯していく。
「アっ、ちが、ああっ。ふああぁ。」
「いい声だぜ。こっちは……。なんだぁもうビショビショじゃねーか。」
ビキニのパンツの上からもわかるように、私のココは熱く濡れぼそっていた。自分でもわかるくらいにいやらしく、情けなく。
「あぁう、うそぉ、ダメ、手だけで、私が、ちがうぅぅぅ!」
「ちがわねーんだよ。まぁ、あっちの部屋でたっぷり犯してやるよ。」
クチュクチュとアソコから音が鳴る。指だけで、私が、負け……そんな。
今までこんなの、彼氏とだって、試合でだって、何で、何で…
「ア、やあぁ、優香、優香ぁ。」
気付くと、この試合に向けて励ましと力をくれた優香の名前を叫んでいた。
「ああ、優香ももうすぐお前と一緒で堕としてやるからよぉ。」
「ああ、あだ、めえ、うそ、だめえ、イク、イクうううううう!!!!!」
ビクビクビクっと私の身体は跳ね上がり、ビキニのパンツの間からはプシュっと弾けたのが…………。
「おい、オラ起きろ! これから楽しませてくれよーしっかし、無敗無敗ってチームの女の騒がれてた割には大した事ねーな。たっぷり遊ばせてもらうぜ。」
あれから気づくと、私は薄暗くベッドが1つだけ、壁には大きな鏡がある部屋へと連れてこられた。いつもは男を辱めるあの部屋だ。
男は、後ろからFカップの両胸を鷲掴みにし、こねくりまわしながら…
「ぁ…んん!」
試合で散々逝かされ、ビキニのコスチュームもボロボロにされ、生まれたままの姿にされた私。この部屋に連れ込まれ…試合で逝かされ過ぎて試合前までお腹に付きそうな程反り返っていた男の肉棒が、自分の腰にあてがわれていた。
「や…やめ…」
抵抗しようにも体に力が入らず徐々に乳首を硬く尖らせてしまう。
「何がやめてだよ!こんないやらしい胸になっててよ!」
鷲掴みにされた胸の乳首がぷくっと膨れ上がるのが分かる。
つまんではツンと押し、指ではじいてコロコロと転がされるたびに、私の身体がぴくッと動いてしまう。
「しっかし、いいおっぱいだなー」
背中には太くて硬く、長さも今までの男には感じたことのない肉棒。それが押し付けていて存在感をアピールされる。
「足開けよ。鏡に向かってよ。」
「う、ううう……。」
悔しくても、恥ずかしくても言うことを聞いてしまう私。これからコレが……。
「何期待してるんだよ!。もう欲しいのかぁ…。」
とピエロはいうと、私を仰向けにして、M字に開かせる。と同時に、熱く濡れぼそった私の膣口に押し当てながら、こすりつけていく。
「ハァッ、ハァッ、ハァッあっああ、だめ、そんなの、ダメだって…あぁつ…はあああ。」
「言えよ。何が欲しいんだよ。」
「……っ言えな……。」
「言うんだよ!」
ピンっと硬く尖った乳首をはじいてくる。もはや、自慢だった私の胸は男への性感帯でしかない。
「はああああああ!!……お、おちん……お、おち…。」
「言え!敗北した千里!!」
「ふあああぁああ! おちんちん、ください。入れて、千里のアソコに入れてください!」
ズンっ!!
「ひゃあああああああああ!!!」
私はそれだけで達してしまった…。
「あはあ。ああ、ふああ、あ、あああ……。」
「何だぁ。もうイったのかぁ。やっぱ弱い女だったなぁ。」
…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、…パァン、
「ア、アァ、はあ、ふああ、あ、ああ、くああ、あぁ、ひゃあ、あ、ああ、アアっ、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、…アン、はうああ!!」
壊れたおもちゃの様に、私は喘ぎ声をあげるしかなかった。
両胸を鷲掴みに、ピエロはリズミカルに動き、私の奥まで蹂躙してくる。
「どうだ、何が気持ちいいんだ。」
「…ひゃい、ピエロ様のおち、んちんですぅ…。」
「どんな風にいいんだ。」
「硬くて、ふっとくて…ぁやあ、わた、わたしの、奥までひびいて…ひゃあ、あ、ああすっごいんですぅ、こ、のおちんちん、ピエロ様のおちんちん、すごいぃいい!!」
「こんなの知らなかったろ?」
「か、れしなんか、今までの男なんかより、すっごい。きも、ちいいい!!。 気持ちいいですうう…ああぁ、ああっ、ああぁうあ。アアああ…だめえ、またイク……イク……ああああ……イクううう!!」
もはや、私に抵抗することはない。快感だけが自分の身体を支配していた。
「ふぅうう。さあて、じゃあ俺も」
「ひゃ、ああぁあ!」
ピエロは腰を掴み、今までにないピストンで動いてくる。
(私を気持ちよくして……)
そんなピエロに応えたかった。私が堕ちたこと。敗北したことを伝えたかった。
ピエロの首に両腕を回し、顔を近づけさせ、両足はピエロの腰に絡める。
今まで、キスだけは試合でもなるべくさけてきた。
好きでもない男とキスをする。それは、私にとってプライベートと試合を分けたかった。
心だけはと思っていたから………でも。
「んんー−んっ!」
ピエロと下で繋がり、上の口でともつながった。
舌を絡め、私から積極的に欲しがり……口の端からは唾液が溢れて垂れるのが分かった。
今までにないほど私は汗をかき、ピエロに好きにされ、メチャクチャにされて……
「ハァ、ハアァ、ハアァ、ハアァ、ピエロ様ぁ、きもち、いいい。負けました。私は、試合でもセックスでも、女で負けましたぁ。女は勝てないですう。ピエロ様のおちんちんに勝てません。すごいぃ!!も、もうだして。好きにしてください!!」
「いいぜ、よおし、受け取れよ、うう、千里ぉお!!!」
ドビュウ!!ビュル!ビュウ!!ビュル!
「はああああああああああああああああああ!!!!すごお……精液…でて、私の中で……いっぱい、ああぁああ!!」
白い大量の粘液が、私の膣を満たしていった。
後日聞いたことだが、私は優香たちが迎えに来たときは、「おちんちん」としか言わなかったそうだ。あれから数日。私の身体は今も熱を帯びて……。
THE END?
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