何も無い部屋の真ん中に、二人の男女が立っていた。
15歳位の二人は何も身に付けず、産まれたままの姿で相手を睨んでいた。
少年の容姿は悪くなく、寧ろ整っていると言っても良い。体つきも良く、腹筋もしっかり割れている。祖反り勃った逸物は亀頭を天に向かって突き上げている。その先からはうっすらと先走り液が漏れ、亀頭の頂をほんの少し濡らしていた。
少女の容姿も悪くない。少年同様整っていた。15程とは思えない乳を持っており、その紅い頂上はピンと自己を主張していた。肉付きが良いその体は、筋肉もしっかり付いており腹筋も割れている。
これからこの二人は村の掟で殺し合わなければ為らない。別段何をした訳でもない。ただ撰ばれただけである。しかし、掟からは逃げられない。撰ばれただけで殺し合う。相手に怨み恨みは無い。しかし、相手を打ち倒さなければ自分が死ぬ。自分が生き残る為に相手を殺す。それは、社会は、人間は論理が無いと言うかも知れないが、それこそ人のエゴであり自己満足である。何故ならば、相手を殺し、自分は生きる。それこそ自然の摂理に他ならない。
無言で睨み合う二人。何一つ音のしない静寂の中、その時を静かに待つ。決して相手からは眼を反らさず、眼力で射殺すのでは無いかという程の迫力を込めて睨み付ける。
まだ時間は来ない。
まだ
まだ。
その時、部屋の唯一の装飾物の振り子時計から音がなった。それが、この決闘の開始の合図である。
二人は身体をバネの様に飛び出し、固く握った己の拳を振り抜いた。
バッキイイイイィィィ!
奇妙な音を立てて見事なクロスカウンターが決まる。頬を撃ち抜かれた二人は痛む頬をそのままに一歩も引かぬ殴り合いを開始した。
腕、胸、腹、脇腹、顔、頭。敵の殴れる所は全力で殴り合った。
ドスッ!
バキッ!
ボスッ!
ボスッ!
ドグっ、バキッ、ボグッ!!
ドスッ、ドスッ、バキッ!!
ベキッ、バキッ、ゴキャァ!!
「「うおおおおおおおおわあああああああああああ!!!!!」」
奇声を挙げながら殴り合う二人。少年が少年の腹を抉る様に殴ると御返しとばかりに少女が顎を撃ち抜く。
さらに少女が少年の鳩尾を殴ると少年が少女の乳房を殴りつける。
少年が少女の鳩尾を殴る。
少女が咳き込みながら少年の脇を抉る。
少年は吐き気を堪えながら少女の鳩尾にもう一発入れる。
重い一撃に少女が胃の内容物を少し吐き出す。代わりに少年の腹を正拳突きで撃つ。少年も胃の内容物を吐き出す。
しばらく殴り合うと疲れた様に相手の肩に頭をのせ合った。荒い息をつきながら敵の耳元で会話を交わす。
「ハアッ、ハァッ、やるじゃん、女の癖に。」
「フゥッ、フゥッ、あんたこそ、ひ弱っぽいのにやるのね。」
「誰がひ弱だっ」
「先に女を馬鹿にしてきたのは貴方よ。貴方こそ、女と良い勝負で悔しく無いの?」
「なんだとっ…このっ!」
少年が少女を突き飛ばすと乳房を拳で殴りつけた。少女の豊かな果実が横に揺れる。涙目になりながらも少女は少年の腹を殴る。少年も苦悶の表情を浮かべ、少女の腹を殴った。
ドスッ!
ドスッ!
ドスッ!
ボグッ!
一発ずつ交代で殴り合っていたが、流石に我慢が効かず、暫くすると倒れ混んでしまった。
身体を震わせながらゆっくり立ち上がる二人。
(こいつ…女の癖に良くやる…ぐっ、ー痛てぇ。)
(こと男…強い…このままじゃ勝てない…痛っ…)
(彼処、狙うか…決闘だから…。良いわよね、殴って…)
少女が覚悟を決めると少年より先に動いた。拳を構え、少年に突進すると、少年は避ける素振りも見せず、拳を構えた。
少年がクロスカウンターだと思って少女の顔に拳を振り抜く…しかし少女は頭を一段低くし、それを避わすと迷わず少年の一部を撃ち抜いた。
「ぐっ、がああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!???」
そう、少女は少年の祖反り勃った逸物を殴ったのだ。殴られた少年は痛みの余り倒れ、股間を押さえてうずくまった。
それを仁王立ちで見下ろす少女。
その視線を受け、少年は怒りの炎を強く燃やした。
「決闘だから、なんでもアリか…」
「そうよ、別に急所を狙っちゃ駄目なんて…!!!!」
そこまで言うと少年がいきなり拳を振り上げた。その振り上げた先には、
仁王立ちで隠されもしてなかった少女の蜜壷があった。
「きゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」
少女も痛みの余り倒れこんだ。少年も殴ったは良いが力尽き、少女の近くに倒れた。
しかし、倒れたまま相手に近付くと、69の体勢のまま、相手の股間を殴り合い始めた!!!
「「ぐあああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁああぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!??????」」
ゴスッ
ゴスッ
ゴスッ
ゴスッ
ゴスッ
ゴスッ!!
暫く殴り合ったが、途中で疲れて手を止めてしまった。意識が切れかかった二人は、最後に勢い良く相手の股間を殴ると相手の股に顔を挟んだまま、二人は気絶した。
二人は同時に目を覚ました。そして、自分の置かれている状況を思いだし、自分がどうすれば良いのかも思い出した。
最早すでに相手を殴る力も無く、首を絞める力も無いならどうすれば良いか。
少年は覚悟を決め、少女の蜜壷に喰らい付いた。
少女もそれに応じ、少年の逸物にしゃぶりついた。
ズチュッ!!
ブギッ、ブギッ、ブグッ
ズルルルル
ズチュッ!!
ズチュズチュズチュ
ジュルルルルルルっ!!!
二人の腰がビクつき始め、痙攣しだした。凄まじい快楽に飲み込まれそうになった二人は相手を早く達っせさせるため、より激しく刺激しあった。
二人の腰の痙攣が本当に大きくなり、一際大きくビクつく!
その瞬間、一人、一人だけが絶頂の頂をかけのぼった。
「あっ、ああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!?????」
プシャアアアアァァァッ!
少女がイキ潮を少年の顔に吹き掛けた。少年はそれを舐めとると、おもむろに立ち上がり、少女のマウントを取る。そして、未だ絶頂の余韻でビクつく少女の首に手をかけた。
「ひゃっ!?あっ!?やめっ!?」
グギギギギギギギッ……………
少年は少女の首を絞める力を強くして行く。絶頂したせいでロクな力も出さず、抵抗らしい抵抗も出来ないまま、少女は動かなくなった。
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すいません。中途半端になってしまいました。
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