朝からだいぶ歩いた。この辺りで少し休憩するか…。
とある小さな町の小さな喫茶店に立ち寄り、コーヒーとサンドイッチを注文する。
この時分にしては、なかなか賑わいのある喫茶店である。
店の主人の話によると東の地方では”女たち”がだいぶ暴れまわっているそうである。
一連の事件も最初のうちはとある地方のとある小さな町での出来事と、大した話題にはならなかった。
しかし、最近ではその女たちも勢力を増し範囲を広げ、噂ではこの辺りの町もそろそろ危ないらしい。
また頼りないことに、そのあまりに強大な女たちの勢力に、太刀打ちできる者はすでにほぼ全滅してしまったそうだ。
話だけは風の噂で聞いていたが、まさか、そこまで深刻なものだとは思ってもいなかった。
「カランカラン」
入口の戸が開く。またお客さんが入ってきたようだ。繁盛しているお店は客の出入りも少なくない。
「いらっしゃいま…… マズイ! あの女だ!! 逃げろ!」
主人の一声と共に、先ほどまで騒がしかった店内は瞬く間にもぬけの殻となってしまった。
残されたのは扉の前にポツンと立った、1人の少女のみ。
「ねえ、あなたは逃げなくていいの?」
まだ少しあどけない顔立ちの少女は無邪気な笑顔で問いかけた。
自分の姿を見ても恐怖で逃げ出さない人がめずらしいようだ。
「…」
しかし、少女の問いかけにはあえて反応しなかった。
「ふ〜ん、そういう態度なんだ。まぁ、いいや。大人しく、しぼり出されてね。」
素気ない反応に少女は少し顔を膨らせたが、犯すのが楽しみなのだろう、すぐに呑気な笑い顔に戻った。
「じゃあ、覚悟はいい?」
返事も待たずに少女は駆け出すと、一瞬で相手と間合いを詰め、勢いそのままに椅子ごと押し倒した。
「ボーっとしてるからだよ」
少女は馬乗りの体勢になると一切の躊躇なく、口づけした。
幼い見かけによらず大胆な攻め。
されるがまま、少女の舌が口の中を暴れまわる。
逃れようともがいても、少女の細い腕はしっかりと頭を抱え、足は体を押さえ込み、逃れされてはくれなかった。
それならばと、必死で舌を動かし応戦するも、果たして効いているのか。少女は余裕の表情で舌を押し返してくる。
少女の予想以上に激しい攻めに耐えられず、熱くこみ上げてくるものがあるのがわかった。
「フフン… もう少し…」
少女の手のひらが、まるでヘビのようにゆっくりと這ってくる。
細くすべすべした、肌触りのよい指が、優しく、柔らかく、撫でるようにゆっくりと下半身をまさぐる。
激しすぎず、やさしすぎず絶妙な力加減。
快楽にじわじわと飲み込まれていくさまを楽しむため、わざとそうしているようであった。
だんだん頭がボーッとしてきて、こみ上げてくる欲求に体が言うことをきかなくなってくる。
耐え切れず、手足を必死でばたつかせるも、少女はおかまいなしに舌で激しく口を侵し、股ぐらを指先で転がし、責め続ける。
少女はじわじわと焦らすように、それでいて確実に限界寸前にまで相手を追い込んでいた。
「もう耐えられそうにないかな?でも、手でイってもらっても困るから、もうちょっと我慢してね。」
そう言うと少女は上半身を起こし、性器と性器をぴたっとくっつける。
やわらかく、弾力のある魅惑的な感触に全身が釘付けにされる。
このままでは、なにもできずに少女に屈してしまうのは火を見るより明らかである。
「ほーら、いっちゃえ!」
少女は今にも犯そうと腰を降ろす。
その瞬間。
「キャッ!! なに!?」
少女は唐突に押し倒されると、その股ぐらに相手の顔が押し付けられた。
突然の出来事に何が起こったかわからず、驚きと恐怖で表情を一転、冷静さを失う。
もう反撃はされないと油断し、拘束をほどいたスキを少女はつくってしまっていた。
「やめてよ!離して!」
必死にもがいて少女は逃げようとする。しかし、腰をしっかりと抱え込まれた両腕はビクともしない。
先ほどの舌戦が予想以上に効いており、彼女の秘部はよく濡れていた。
舌先が少女の陰核をやさしくつつく。
「んっ… イッ… イヤ!やめろっ!」
甘い鳴き声が店中に響く。あまり責められることには慣れていないのか、少女の反応はすぐに良くなった。
そして、その反応がよくなればなるほど、少女の陰部はさらに乱暴に責め立てられた。
「ヒッ! ウッ…ックッ…」
少女は手足に力を入れ、襲ってくる欲求に抗おうとする。
もちろんそんなことできはしない。巧みに、荒っぽく、それでいて丁寧に高められていく。
「はっはっ… いっ! ああっうぁ!!いやぁーーっ!あぁっ」
今度は少女が限界に近づいていた。手足をバタつかせ、涎をたらし、腰をくねらせ、快楽に乱れている。
すでに形勢は逆転している。終わりのときが近づいていた。
秘部から顔を離すと、少女を正常位の体勢に組み敷いた。
そして、間髪入れず、下半身を少女に突っ込んだ。
「あっ! はあああああぁっ!」
あまりの快楽に我慢できず、少女は屋外にまで響くほど大きな嬌声をあげた。
「っく… こんなので、勝てると思わないでっ!」
少女の内側は、きつく、熱く、ねっとりとしており、予想以上に扇情的なものだった。
激しい責めに、少女はわずかに残った体力を振り絞って迎え撃つ。
だが、圧倒的な差はもう埋まらない。
「あうっ… ひやっ! だっ、ダメ! この…ままじゃっ…」
もう限界に近いはずの少女だが、局部に力を入れ、必死に抗う。
しかし、抗えば抗うほど、より激しく、より深い攻撃に少女は追い込まれる。
「こっ、こんなヤツなんかに…わぁっ! いっ、いかされるわけにはっ・・・いかないんだからっっ!!」
少女は懸命の抵抗をする。
「くそおぉ! あとちょっと!あとちょっとでっ、イかせられるのにっ!!」
少女は最後の力を振り絞り、膣を巧みにウネウネと動かし反撃を繰り返す。
「っんはっ! ダメ! ヤダ!! まだ、いきたくないっ!! イッ…く、わけにはいかない!!」
だが必死の攻撃も空しく、とうとう強烈な最後の一撃が、少女の一番奥を突き刺した。
「あっ…!! いやああああああああああああぁぁ!!!」
少女は身体をくの字にのけ反らせ、一瞬だけ耐えると、次の瞬間にシャワーのように大量の愛液を撒き散らした。
やがて、快楽の波が引くと、体力を使い果たした少女は、虚ろな目で背中から倒れていった。
そろそろ、この町を出るか…
去る直前、気絶した少女に一瞥をすると、未だにその股間からはトクトクと液が滴っていた。
少女のその後の人生は悲惨なものとなるだろう。
おそらくは、人間未満、家畜同然の生活が待っていることになる。
多くの人に恐れられてきた彼女が、名もなき貧乏な旅人にやられてしまったのだから、当然の報いである。
それが、この世界の掟である。
しかし、だからといって少女に同情はすることはできない。
彼女のために多くの人が犠牲になってきたのも、許されざる事実なのである。
…………
「君だね。私たちの仲間を堕としてくれたのは…」
振り向くと、先日襲ってきた少女と同い年ほどの3人の女の子が、こちらを小馬鹿したような目で睨みつけていた。
「あの子とは別に仲が良かったわけじゃないし、仕返しする気もないけど、まあ、上の命令だからね。君には壊れてもらうから」
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