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BF興行レポート

BF興行レポート


 2016年2月14日、都内〇△ホールにて国内BF団体BECによるBF興行「ヘビー級王座決定戦〜バレンタインSP〜」が開催された。ここでは行われた試合をピックアップしダイジェスト形式で送る。
 なお基本ルールとして

@絶頂直後10秒以内の3カウントフォール
Aもしくは絶頂失神による10秒カウント
B快感によるギブアップ宣言(関節技等によるギブアップはカウントされない)

が勝利条件となる。
また試合形式はすべてストロングマッチ(性技の他に格闘技の使用を全面的に認めるもの。なお噛みつき、目つぶし、金的は禁止)である。



第一試合:春原雅道vs姫岡マナミ
 第一試合は新人ながらお互い頭角を現しつつある二人のマッチであり、場内のボルテージはさっそく上昇することになった。
 春原はレスリング上がりの身体能力と舌技を武器に新人ながら去年のB-1クライマックスシリーズで予選リーグを突破という実力を見せた。
 対する姫岡は黒いセミロングと愛らしい童顔とは裏腹な巨乳による圧殺技とルチャ並みの軽やかな飛び技を得意とするバリバリのストロングスタイルで、B-1では予選リーグ敗退のものの、中堅選手の大谷を絶頂KOさせたことで一気に注目を浴びた。
 向かい合う二人。姫岡はコケティッシュにニコリと笑うと、春原は手を差し出し握手をした。お互いクリーンな試合を心がけるようだった。
 ゴングと同時に一気に距離を詰める二人。グラップル系の春原と飛び技重視の姫岡では試合がかみ合わないという懸念があったが、意外にも真正面からぶつかることとなった。
 お互い組み合ったところから春原はコスチュームの上から胸をFカップの揉みしだき、姫岡はパンツの上からチンコをさすった。しばらく膠着状態が続いたが姫岡の乳首を探り当てた春原が乳首をひねると姫岡は「あんっ」と声を上げバランスを崩す。春原はそのタイミングで足をかけ、押し倒すことに成功した。
 得意のグラウンドに持ち込むと思われた春原だったが、姫岡も押し倒される瞬間に春原の頭を掴み、強引に胸に押し当てぱふぱふの状態に持ち込んだ。渾身の力でバストスリーパーを決める姫岡だが、春原も自由な右手で姫岡の股間を捕えると手マンで迎撃した。我慢比べの末、お互い膠着状態とみて離し距離をとった。
 バストスリーパーから解放され大きく息をしながら立ち上がる春原だったが、姫岡は奇襲とばかりに得意の高空ドロップキックを春原の胸板に打ち込む。後方に吹っ飛んだ春原がロープの反動で戻るのを見計らっておっぱいタックルを見舞った姫岡だったが、これを読んでた春原は背中から押しつぶすようにクラッチを切る。
 そして姫岡のビキニパンツの上と下からそれぞれ手を突っ込み、アナルとマンコを同時責めした。嬌声を上げた姫岡が脱力すると今度は胴を抱え一気に持ち上げる。おまけとばかりに逆肩車状態の姫岡の股間を一舐めすると、そのままリングに叩き落とした。パワーボムが決まった。
 「かはぁ!」
 全身を貫く衝撃にまんぐり返し状態のまま動けない姫岡だが、春原は構わずパンツをずらし、眼前の秘所にむしゃぶりついた。さらに両手は姫岡のおっぱいを揉みしだく。大ピンチに陥った姫岡だったが、それでも手を伸ばし既に勃起しパンツからはみ出ていた春原のチンコを握ると強めにしごき立てた。
 圧倒的不利でありこのまま絶頂3カウントもあり得ると思われた姫岡だったが、気合の咆哮を上げたかと思うとなんとクンニしていた春原の首を両脚で絞め上げた。苦悶の声を漏らす春原に構わず姫岡は捉えた状態で半回転し、今度は自分が上になり春原をフェイスシット状態に決めた。一瞬の逆転劇に会場は大歓声に包まれる。
 既に洪水状態になっていた自身の愛液を春原に無理やり飲ませる姫岡。その間も後ろ手に握ったチンコをしごくことはやめない。春原はクンニしながら懸命に姫岡を振り落とそうとするが、姫岡の絶妙な体重移動に体力を浪費させるだけだった。
 姫岡が不意に立ち上がったかと思うとその場飛びの低空ボインプレスを見舞った。「うああああっ!」。姫岡のおっぱいをチンコに直撃された春原は絶叫。姫岡はにやりと笑うと得意技のパイズリを始めた。
「あぐっ……がっ……ぐうう!」
 必死の形相でパイズリを耐える春原だったが、度重なるチンコへのダメージがここにきて彼を苦しめた。反撃しようと起き上がる度に胸の圧力を上げられ、バネのように戻っていくのを繰り返す。
「決めるよーーーーーッ!」
 姫岡の澄んだ声が会場に響くと、一気にパイズリのペースを上げる。同時に春原の下半身がビクビクと痙攣した。
「うあああああああああああーーーーーっ」

 ドビュドビュ、ドッビュウウウウウウウウ!!

 勢いよく噴き出した精液が姫岡の谷間と顎を汚した。長い射精が止まると同時に姫岡は身体をずり上げ春原の胸板にのしかかるとフォールを宣言した。
 ワン! ツー! カウント2で春原は返した。試合を決めるつもりだったのか悔しそうな表情を浮かべる姫岡。離れる際に姫岡は春原のパンツを脱がした。春原が立ち上がると姫岡は挑発とばかりに笑みを浮かべて春原のパンツを嗅ぎ、場外に投げ捨てた。
 仕掛けたのは春原だった。射精直後とは思えぬスピードで距離を詰めるとハイキックを姫岡の側頭部に打ち込む。不意をつかれた姫岡が倒れ込むと春原が両足を取る。電気あんまを警戒して足を閉じた姫岡だったが、春原はステップオーバーしひっくり返すと、右脚だけを持ちそのまま引き絞り、姫岡の腰に座った。片逆エビ固めだ。
「う、うわああああああっ 痛いっ、痛いーーーーーーっ!!」
 関節技に髪を振り乱し耐える姫岡。眼前のロープに向かって懸命に手を伸ばす。
「すぐ気持ちよくさせてやるよオラッ!」
 春原が叫ぶと空いた左手を姫岡のパンツの隙間に入れると、親指でアナルを穿ち、人差指と中指でマンコをかき回した。
「うううーーっ、ひゃあっ、くあああああああっ! はああああああんっ!!」
 痛みと快感の波状攻撃に悲鳴と嬌声が混ざっていく姫岡。ロープに向かう事もできずマットを掴んで快感に耐えることしかできなくなっていた。春原はチャンスとばかりに高速手マンを行う。
「やだあっ、やめっ、あ、ああああああああああーーーーっ!!」

ぷしゃあああああっ!!

 姫岡がひときわ絶叫したのと同時に、パンツごしとは思えぬほどの飛沫が股間から放たれた。誰が見てもはっきりわかるほどの大絶頂だった。
 春原は技を解くとうつぶせでぐったりしている姫岡をひっくり返し、足を抱え込みフォールを宣言、微動だにしなかったがカウント2.5で春原を跳ね飛ばすように姫岡がフォールを返す。これで1対1の同点になった。春原は姫岡のビキニとパンツの紐をほどき、姫岡が立ち上がる時点で全裸になるようにした。
 立ち上がる二人だがどちらも今までのダメージの蓄積で疲弊していることがありありと見て取れた。春原のチンコは腫れ上がるほど屹立し、姫岡の乳首も痛みを感じるのではと言うほど立ち上がり、股間からは愛液がふとももと伝う。
 ふらつきながらも先に立ち上がったのは春原だった。姫岡の髪を掴んで立たせるとキスに持ち込む。得意の舌技で姫岡の口内を蹂躙する。しかし姫岡も一瞬の隙を突き未攻撃だった春原の乳首をひねる。予想外の攻撃に脱力した隙に逆に舌を入れ返しお返しと口内を舐めまわし、思い切り吸い上げる。
 たまらず姫岡を突き飛ばすように距離を離そうとする春原だったが、姫岡は追いかけて先ほど責めた春原の乳首に吸い付く。そしてそのまま押し倒すことに成功した。
 乳首を吸ったままチンコをしごこうとする姫岡だったが、春原に手首を捕まれ失敗。乳首を思い切り舐めまわし吸引し脱力を誘うが上手くいかず、むしろ振り落とされ側臥位の体位となる。
「くっ」「ふっ」
 お互いの利害が一致したのかそれぞれチンコ、マンコに狙いを定めると側臥位状態の69となった。お互いむしゃぶりつくようにフェラ、クンニを行う。しばらく卑猥な水音だけ響いたが、しばらくすると「んああっ」という声と共に姫岡がチンコを吐き出し春原に愛液のシャワーを降らせる。同時に春原も呻きながら姫岡の顔面に精液をとめどなく浴びせた。同時絶頂だったがお互いフォールにいけず、絶頂直後の規定時間の10秒が過ぎてしまった。
 絶頂ダメージの深さに立ち上がれず、あわや両者KOによる試合終了と思われたが、姫岡が咆哮しながら立ち上がると、「決めるぞ――!」と叫び拳を上げ、コーナーポストに上った。フェニッシュ技の「ダイビングバストプレス」を決めるつもりのようだ。
 春原がようやく立ち上がるころには、姫岡はコーナーに上りきり、狙いを春原に定めていた。ダイビングバストプレス。相手の顔面にバストプレスを見舞い勢いに任せ押し倒し、そのままスマタで絶頂させるという決まれば勝利率100%とも言われている姫岡のフィニッシュ技だ。春原が姫岡を探しコーナーポスト上にいると気付いた瞬間、姫岡が飛翔した。姫岡が勝った、と誰もが思った。

 しかし驚愕の事態が発生した。

 なんと春原は姫岡のバストプレスを受け止めると、足を踏ん張り耐え、胴に腕を回してベアハッグで締め上げたのだ。同時に眼前の姫岡の乳首に吸い付き快感を与える。
「うっ、うそっ、はあああああああああんっ、いやああああああああああっ!!」
 必殺技が破られたショックと突然の痛み、そして快感の洪水にパニック状態に陥る姫岡。腕を振り回しベアハッグを解こうとするも暴れるほどに締め上げは極まっていく。
「うおおおおおっ!」
 ちゅぽん、と乳首から口を離した春原が気合を入れたかと思うと、姫岡をふわりと持ち上げ、股間を膝に打ち付けた。マンハッタンドロップだ。
「くはああああああっ!」
 股間の衝撃に背中をビクビクと痙攣させ、上を向き舌を出す姫岡。
 春原はそれだけでは済まさず二度、三度と打ち付ける。
「や、やだっ、くはあああっ、んはあああああっ、も、だめ……きゃあああああああっ!」
 三度目を打ち付けたころには、姫岡はもはや抵抗も出来ず、ぐったりと背中を反らすと虚ろな目で天井を向いていた。春原はようやく姫岡を降ろす。
 勝利を確信したのか春原は拳を振り上げる。そして姫岡に覆いかぶさると、正常位で自分の弱点であり、同時に最大の武器である一物を姫岡の秘所に挿入した。
「や、やだ……これ以上は、もう……ああああああああーーーーーーーーっ!」
 いやいやするように弱弱しく首を振って抵抗していた姫岡だったが、挿入されるとたまらず絶叫。春岡がダイナミックにピストンを開始すると当初は腰を振り返していたが、ピストンによって叩き臥せられるともはや抵抗もできず、なすがままに身を預けていた。
「あっ、ああっ、だめ……もう……はあああああああああああーーーーーーーーっ!
うっはああああああああああああーーーーーーーーー!!!!」
「ぐうううぅ!」
 二人の声が重なると姫岡の身体がゴム鞠のように跳ね上がり、春原もまた硬直した。同時絶頂。しかしどちらが致命傷であったかは火を見るよりも明らかであった。
 春原は大の字になっている姫岡の上に倒れ込み、半開きで涎を垂らす姫岡の口にキスをすると、視線を向けてレフェリーにフォールを要求。

 ワン! ツー! 

 姫岡ファンの観客が奇跡を願ったが、姫岡はわずかに薬指をピクリと動かしただけで動く気配はなかった。

 スリー!! カンカンカン!!!!

 25分に及ぶ激闘の末、春原が絶頂フォールにて勝利を収めた。上半身を起こし残った力で拳を振り上げ勝利をアピールすると、そのまま姫岡の横に倒れ込んだ。
 姫岡は失神していたのかしばらく目を開けてなかったが、「ん……ぅ」と呻いて目を開き辺りを見渡すと、自分が負けたことに気づいたようだった。
 既に立ち上がっていた春原は姫岡に手を差し伸べた。姫岡は素直に掴み立ち上がると、負けの悔しさに涙を浮かべながらも笑顔で春原に抱き着いた。
 抱き合いお互いに健闘しあう二人に会場は割れんばかりの拍手と声援が響いた。それは二人がそれぞれの花道を歩いて戻るまで続いた。



 この試合はその年のBFベストバウト新人部門を受賞した他、その後二人は数々の名試合を産み、また時にはタッグを組んで外敵との激闘を繰り広げることになるのだが、それはまた別の話……。
久々の投稿です。やっぱり男勝ちになってしまいました……女勝ちも好きなんですが……。
なるべく一方的ではなくどっちが勝ってもおかしくない激闘にしたかったのですが、ちゃんと出来てるか不安です。楽しんでいただけたら幸いです。
プロレス技がいくつか出てきましたが、なるべく知らない人にもわかるように描きましたが、わからなかったらすみません。では。

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