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サキュバスに支配されつつある世界で 三話


しこたま精液を搾られ、フラフラしながら廊下を歩く。

時計の針はもう午後2時をまわっていた。

HRが終わったのは12時過ぎなせいか、すでに生徒の影もまばらである。


「わ、あの子新入生じゃない?」

「ほんとだ。声掛けてみる?」

「勇気でないよー……」


女生徒たちがひそひそと話している。

やはり、好奇の目で見られているようだ……。

あまりこういう視線はすきじゃないから、焦る。

さっさと帰って、疲れたから寝よう。


すると、正面で女子が自分の進路上に出てきた。

待ち伏せしたかのようなタイミングだ。


「ごきげんよう。同じクラスの冬川君よね。

 私は月中ナーシャというの。はじめまして」


月中と名乗った女子は、標準の身長に、ショートボブの金髪の少女だった。

この子も胸が大きく、ウエストもしまっていてスタイルがよかった。

そして、何よりも目を引くのは、透き通るような白い肌。

けっして病弱をイメージさせる白さではなく、美白、そういうイメージの白さであった。

そういえば、同じクラスだっけ……。


「冬川であってるよ。はじめまして」


軽く会釈をする。

月中はそれにあわせてほほえみながら会釈し、


「さっきは気持ちよかった?」


唐突に、質問してきた。

見られていた……?


「三年生に、保健室の先生に……とってもお楽しみみたいね。

 あ、べつに責めてるんじゃないのよ。

 不純異性交遊は、この学校も奨励しているしね」


そうなのか……?

正直、フリーパスに近い形だったからまともに学校のことを調べていなかった。


「んふ、今日はもうお疲れみたいだから、勘弁してあげる。

 でも、ちゃんと私も楽しませてよね……ココで」


「うっ……」


ズボン越しに手でまさぐられる。


「じゃあ、楽しみにしてるわね。

 それじゃ、バイバーイ♪」


月中は、手を振りながら歩いていった。



のどが渇いたので、帰り道に喫茶店によることにした。

先ほどまで行為に及んでいたことも大きい。

目当てはバナナミルクである。


カランコロン。

格別新しくもないが、こざっぱりしていていい雰囲気だ。

平日の二時過ぎということもあって、客は俺一人のようだ。


「いらっしゃいませー」


中からでてきたのは、小柄なツインテールの店員さんだった。

雰囲気的に、年が近そうだ。

白いブラウスを突き上げる胸元に目がいく。

あ、いけない。最近そういうとこばかり見てるな……。


「わっ、その制服、もしかして正道学園の人ですか?

 私も正道の生徒なんです!」


「一年生の冬川です。

 よろしくおねがいします」


「私は二年生の東城桃香っていいます!

 一年先輩ですね!こちらこそお願いします。

 さっ、お席案内しますよー!」


席に案内され、オーダーを聞かれる。

この店にバナナミルクがあって安心した。


「はい、どうぞ〜♪こちらバナナミルクです!

 どうぞごゆっくり♪」


元気娘って感じの先輩だなあ。

うん、ここのバナナミルク、すごくおいしい。

先輩も楽しい人みたいだし、これからも通おうかなあ……


あれ?なぜかこのバナナミルクを飲んでいると、元気がわいてくる。

特に股間に……

いけない、勃ってきた……おかしい……



ふいに、東城先輩はドリンクをもって俺の席にやってくる。

追加の注文はしてないはずだけど……


「最近、新しい飲み物を作ってみたんですよ。

 バナナチョコミルクです。

 バナナミルクにチョコレート風味を混ぜてみたんです。

 そのまんまですけどね♪」


「あ、ありがとうございます」


股間の滾りのせいで、早く帰りたい気もしたけど、断るのも悪い気がする。

東城先輩がテーブルへ近づいたそのとき……


「きゃっ!」


東城先輩はつまずき、持ってきていた飲み物が俺の股間にかかってしまう!

俺の股間はたちまち飲み物でびしょびしょになってしまう。


「わわわっ!すぐに拭きますね!」


東城先輩は俺の股間をすぐにタオルで拭く。

焦っているせいか、少し強めの刺激が股間にくる。

ひととおり拭き終わったあと、東城先輩は顔を赤くしながら尋ねてきた。


「冬川くん、その……ここすごく大きくなってるよ……

 硬いし、大丈夫なの?」


拭くときに股間が隆起していたのを気づかれてしまったようだ。


「すみません、大丈夫です……!

 大丈夫なので帰ります……どうかお気になさらず、ごちそうさまでした」


お勘定を払おうと、座席からたつ。すると。


「待って下さい!」


「うっ……」


突然、通路側に向いた俺の腰へと東城先輩は抱きついてくる。

柔らかなシャツ越しのおっぱいが、俺の股間でつぶれる。

ノーブラみたいだった。

いきなりの刺激に、声を漏らしてしまう。


「ここ、とってもかたくなってますよね?

 もしかして、私のせいですか?

 柔らかくするために、柔らかい胸で潰してみますね!」


どう考えても、おかしい。

しかし、とめようとしても、細い腕からは想像できない強さで

抱きしめられる。

盛り上がった肉棒の形に応じて変形するおっぱい。



「はわっ、やっぱり硬いです。

 これはたっぷり潰して、揉み込んでやわらかくしないといけませんね」


ふにゅふにゅっふにゅっ。


フリフリと小振りなおしりを振りながら体をくねくねとして

肉棒を揉み込むように刺激してくる。

おっぱいに、肉棒が抱きしめられている気分だ。


「すごいです。

 温かいのが、おっぱいに伝わってきます……」


ぎゅっ、ぎゅっと腰に回した手をゆるめたり強くしたりして、

肉棒をマッサージするかのように、責め立ててくる。


「ん、どうですか、硬くなってるの柔らかくなりそうですか。

 私がんばりますから。えい」


ひときわ強く、腰に回された手がしめられておっぱいが股間へと

密着する。


ぎゅううううう……


「くっ……」


柔らかなおっぱいが、完全に肉棒を迎合する。

シャツの上にできた谷間に、肉棒の形に突き出たズボンごとめりこんでいく。


ぐぐぐっ……


シャツ越しにある暖かい体温。

その柔らかさは、衣服ではとうていごまかしきれない。

柔らかくも弾力のある締め付けに、肉棒はギブアップ寸前だった。


「あれ?すごくピクピクしています。

 もしかして、柔らかくなりかけているんですか?

 きっとそうですね。えいえいえい〜♪」


東城先輩は激しく、とどめとばかりに押しつけている胸を上下へと激しく揺さぶる。

完全に密着したおっぱいによる攻撃に、肉棒は耐えきれる訳がなかった。


「せ、先輩、出ます……!」


びゅくびゅくびゅく……!


ズボンの中で、激しく脈動するペニス。

熱をもった精液が、ズボンの中で放出される。


「あれ?なにか、すごい暖かいです……

 びくんびくんってなって、少しおかしいので見てみますね……」


されるがままに下半身の服を脱がされる。

抵抗しようという気はわかず頭がぼーっとする。

ピンクの霧に意識が覆われているかのようだ。


精液にまみれた肉棒が露出する。

東城先輩は股間に興味津々で顔を近付ける。


「よごれているので、きれいにしてあげますね」


東城先輩は、ペニスをほおばり、付着した精液をなめとってくる。

口の中で、丹念に、磨くようにねぶって……

なめ終わり、開放されたペニスを見て、東城先輩ははにかんだ。


「えへへ、とってもおいしいですね。

 ん、ごくん」


なめとった精液を飲み干す。

エロチックな表情に興奮は収まらない。


「硬いだけでなくて、熱いので、大変ですね。

 ですから、こういうので処置してみますね♪」


東城先輩はローションの入ったボトルを取り出した。

シャツの胸元のボタンを外し、自身の胸の谷間へとローションを塗りたくっていく。

胸元の開いた部分から見える豊満な乳肉が、ローションによってテロテロと

光る。


「このひんやりしたローションで、冷ましてあげますね……」


肉棒の前に、ローションでテカテカ光る、おっぱいの谷間が鎮座する。

ネバネバとまとわりついた粘液で、肉棒を捕食しようとしているかのよう。


「それでは、ナカにいれちゃいますねー♪」


ぴとっと、亀頭とおっぱいがキスをしたかと思うと、

ローションの滑りにより、ペニスはおっぱいのナカへ取り込まれていった。

冷たい感触が、肉棒を冷やしていく。

しっかりとした弾力でひしゃげながらおっぱいは肉棒をくわえこんでいく。

ぬるぬると抵抗なく、取り込まれる。


「んん、とっても熱くて硬いのが入ってきます。

 おっぱいが、変になっちゃいそうです……」


肉棒が、おっぱいに根本まで飲み込まれてしまった。

東城先輩の息づかいにあわせて、おっぱいが小さく揺れて

ヌルヌルの感触と相まって、見た目に反して重い快感が与えられる。


「えいっ、ぎゅー……」


東城先輩は腕でおっぱいを締め付けてきた。

肉棒の全体が、余すことなく乳圧によりつぶされる。

肉棒の形に、ひしゃげていくおっぱい。


「えへへ、こうしたら柔らかくなっちゃうんじゃないですか?

 あら?でももっと硬くなったような……」


肉棒は乳圧に負けまいとさらに自己主張を強める。

そして、自身の熱をおっぱいへと分散させていく。


「わわ、やっぱり硬くなってるみたいです。 

 大変です。ちゃんと処置しますね」


東城先輩は、乳肉を寄せたまま、後ろにのけぞり肉棒を引き抜いていく。

名残惜しくまとわりついてくる乳肉は、ローションによっておしくも肉棒を逃してしまう。

しかし、その乳圧はたしかに肉棒にダメージを与えていた。

先の方が残るくらいまで、開放されると……


「えいっ」


ぐぷっ……


「かはっ……」


一気に肉棒は乳内へと挿入される!

ぬぷぬぷの乳圧の中をかき分けて一気に根本まで咥えられる。


「えいっ♪えいっ♪」


そして、強烈なピストン運動が開始された。

パンッパンッと肉のぶつかる音が響く。

まるで、おっぱいとセックスしているかのようだ。


「えへへ、どうですかー?

 これなら、全体をきっちりもみもみできますよお。

 ほーら、柔らかくなるんだぞー」


ずちゅっずちゅっ。


きめ細やかな肌がローションのぬめりを利用して肉棒をこすりまくる。

おっぱいに、肉棒がレイプされてしまっている……

このピストン運動は、まるで捕食する口の動きのよう。

ずちゅっと、ワンテンポ遅れて全て取り込まれ、

にゅるり、とぬるぬるの中を滑って引き抜かれる。


やみつきになりそうなくらいコクの豊富な快感に、体は震える。


たぱん、たぱん。


繰り返される、乳内ツアー。

その快感に、俺はもう限界を感じて、

腰を差し出し、恥も外聞もなく懇願した。


「先輩、もうそろそろなので、激しくしてください……」


もうイキそうになり、刺激を懇願する。

どうせなら、より強い快感の中で出してみたかった。


「はい♪わかりました!

 では、スパートいきますね〜」


ぐぷっ、ぐぷっぐちゅ。

音が激しいそれに変わっていく。

皮をむかれ、被され、むちゃくちゃにもてあそばれるペニス

しかし苦痛などない、あるのは快感だけ。


「えへへ、どうしたんですか〜?

 すっごくお顔がだらしなくなってますよお?

 でも、痛くないみたいでよかったです〜」


東城先輩は、わかっているのかわかっていないのかわからない笑みを浮かべる。

やばい、すごくかわいい……

こんなかわいい人に、パイズリしてもらっている。

そう再認識した途端、精液が駆け上ってくる……


「もう、でる……」


「はい、どうぞ〜そーれにゅっぷん」


引き抜かれかけていた肉棒がまた乳肉へと急速に差し込まれて……


びゅびゅびゅびゅ……!


おっぱいの最奥にて精液をはじけさせる。


「わー、お熱の元がたくさんでてきます」


ぎゅむっぎゅむっと、まるで乳搾りのように、

東城先輩は乳肉を手で揉み込み射精の律動を手助けする。

刺激され、たっぷりの精液を乳内射精していく……


射精が終わっても、まだ肉棒は萎えなかった。

まだ肉棒は乳肉にとらえられたまま。

はあはあと息を切らし、乳肉の挙動に振り回される。


「あれー?

 直りませんね?もしかしたらやりかたがよくないかもしれません。

 冬川くん、自分で動いてみてほしいです」


自分で、動く?

ということは、このおっぱいを犯すということだろうか……

ムラッとまた情欲の波が湧いてくる。


「自分の気持ちいいように、おもちゃみたいに

 私のおっぱい使ってください。

 気持ちいいってことは、体にいいことですから。

 さあ、どうぞ……」


俺は、我慢できず東城先輩の肩をつかんで……


ぐっ……たぱん……たぱん……


また、あの魔性の前後運動を自身のペースで開始する。


「う……くっ……」


まるで、おっぱいという大海を肉棒という肉体で泳いでいるよう。

少しでも気をゆるませると、その快楽の波に溺れてしまいそうだ。


時折、自分でも情けないくらいに甘いあえぎ声を漏らしてしまう。

そんな俺の様子を東城先輩はくりくりとした目で、うれしそうに見ている。


「ん……なんか、すっごくかわいいです。

 冬川くん。

 私も協力しちゃいますね」


東城先輩は、自身の乳肉を手で揺さぶってきた。

前後のピストン運動だけでもたまらず夢心地になりそうなのに、

上下の振動まで加わって、快感で脳に火花が散りそうだ。


「ああ……はああ!」


パン、パン……


先ほどまでレイプされていたおっぱいを、まさにレイプするかのごとく

犯しまくる。

しかし、主導権はあくまでもおっぱいにあった。

おっぱいがぷるんぷるんと振動するたび、ピストンのペースは乱される。

強すぎる刺激に、もう射精は迫っていた。


「くうっ、また、また出ちゃいます……」


「くすっ、いいですよお。

 では、こうやってぎゅむーって寄せていますから、

 がんばってくださいね♪」


ぎゅうううう。

おっぱいが強くペニスを締め付ける。

どうせなら、乳奥で、そして―――

俺は自分へのとどめとばかりに、

コンコンコンと、乳奥をノックするように腰を動かした。


どぷっ、どぷっ、どぷっ……


おっぱいの中からあふれるくらいに射精する。

動く余裕なんてない。

とろけるように、しかし甘やかしてはくれない強い快感に、はあはあと腰を抜かし

情けなく、ただ射精しているだけだった。


完全に出し終わり、肉棒をぬるぬると引き抜いていく。

東城先輩は意地悪かった。

肉棒を引き抜く際も、乳圧をゆるめてくれないのだ。

しかし、解放された肉棒は、情けなく、その力を失っていた。


「あっ、治りましたね。

 よかったですね、冬川くん」


天使のようなほほえみの、小悪魔を見た。

某ゲームの男が耐える系のBFが非常にツボなので、
そういうBFをこの作品にいれていきたいですね。
今のところはないですが……申し訳ない

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