ん……もうイっちゃったの?
まだ入れただけなのに……」
俺は、抱きしめられながら身体を震わせ絶頂する。
なんとか拘束をとこうとするものの、身体が脱力して
抵抗がおもうようにできない。
「ほら、もっと奥のほうに……
ん、腰もうごかしちゃうよ……」
同級生の追撃に、さらに俺は悶える。
その責めは、俺がもう立てないくらいになるまで続いた。
「まったくもう!ほんっっとーによわいわね!田中は!」
練習試合がおわって、部長の折檻を受ける。
うちのbf部には先輩がいないから同級生なんだけど。
「それはちょっと言い過ぎじゃないかな……
高校から始めたみたいだし、これからだよ。」
さきほどまで俺を責めていた柊が弁護してくれる。
その優しさが今は痛い。
「いいえ、一年間も練習してきてこれじゃ、一生勝てないまま終わるわ!
あんた、このままじゃクビよクビ!」
「クビにしたら部に男子ひとりもいなくなっちゃうけどね。」
俺が所属するbf部には男子が二年の俺一人しかいない。
女子は二年二人に一年三人と団体戦に出れるメンバーはそろってはいる。
しかし、男子が俺しかいないので、本格的な実践練習は俺が相手を
引き受けることになるわけだが、俺の力量ではとても相手をしているとは
いえなかった。
「とにかく、次の大会までにはなんとかしなさいよ!以上。」
そういって部長は帰っていく。
他のメンバーの哀れみの目が痛い。
フラフラしながら、帰り道を歩く。
このままでは、部での立場はいっそう悪くなるばかりだ。
「あ、田中くんじゃない。今帰り?」
「はい、そうです。先生も、今帰りなんですか?」
今声を掛けてくれたのは、bf部の顧問である花崎先生だ。
昔bf部に入っていた経験があるらしく、その色香はその名残を見せていた。
「うん、私も今帰るとこ。
浮かない顔してたけど、どうしたの?」
「実は……」
bf部での悩みを先生に話すことにした。
自分が弱いせいで立場がなくなっていること。
どうすればこれから強くなれるか。
「うーん、そうねえ……武者修行、とか?」
「武者修行?ですか。」
「うん、同じ学校の子達相手だと、甘えが出てくると思うのよ。
他の学校の子達を相手にしたほうが、伸びも早いかもしれないわよ。」
「そうなんですかね……」
「よかったら、私がツテをたどって紹介してあげようか?
強くなるなら、これが近道だと思うけど?」
たしかに、先生の言うことは正しいかもしれない。
bf部にいる自分は弱い自分。
既に弱いと認識されているから、負けることに慣れていって、
ズルズルと強くなれないのかもしれない。
「お願いします、先生。
俺、強くなりたいんです。」
「うん、いい返事ね。
じゃあ、とりあえず近いところに連絡しておくからね。」
こうして、俺のバトルファック武者修行が始まった。
一つ目の学校は、3駅ほど離れた場所にあるところだった。
昨年の個人戦県ベスト8と、新入生大会県二位が所属しているらしい。
「いらっしゃーい。顧問の先生から話は聞いてあるわよ。
強くなりたいんだって?」
飄々とした雰囲気の女子が迎えてくれた。
長いスカートと黒のストッキングが特徴的だ。
背は女子のなかではちょっと高いくらいだろうか。
男子にしては俺は低いから、目線がほぼ一緒くらいだ。
「私は三年生の風野亜子です。よろしく!
一応部長やってます!」
この人が、県ベスト8なんだろう。
少しそういう空気を感じる。
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
こちらも挨拶すると、風野さんの後ろから
出てきた子が話しかけてきた。
「はじめまして、一年生の朝永桃です。
よろしくお願いします。」
真面目でちょっと勝ち気そうな印象を受ける。
背は低めだけど、胸がかなり大きかった。
「こちらこそ、よろしく。」
「今回は私たち二人が相手になるからね。
モモちゃんはうちのホープだからね〜
きっと、いい経験になると思うわよ。」
この子が、県で二位をとった子なのか。
やはり得意技は胸を使うものだろうか?
「それじゃ、競技室にいきましょうか。
最初は、私が相手になるわ。」
さすがは、県で有数の選手を率いるだけある綺麗な部屋だった。
シャワー室も専用で備えているようで、bf用のマットもかなり上質の
ものを使っている。
うちの学校もシャワー室はあるけど他の部活と兼用なので、
少し羨ましい。清潔感は負けてないはずだけど。
「ここのほかにも、競技室はあるのよ。
他のみんなにはそっちで練習してもらってるの。」
他にも部屋があるのか。
力の入れ方がすごいなあと感心する。
「じゃあ、シャワーを浴びたらはじめましょうか。
モモちゃん、審判よろしくね。」
そういって部長はシャワー室に入っていった。
お互いがシャワーを浴び終わり、裸になってマットの上にたつ。
胸は平均くらいだが、すらっとした美脚が眩しい。
「それでは、2ポイント先取、競技スタートです。」
朝永さんの声を聴くなり、部長がいきなり目の前に迫る。
そして、そのまま唇を奪われた。
冷たい唇の感触が走ると同時に、暖かい舌が口内へと侵入しようとしてくる。
いきなりの攻撃に、抵抗が遅れてしまい、そのまま舌の侵入を許してしまう。
歯茎のあたりをなぞられて、身体がびくん、となる。
少しザラザラした表面がなぞる。
反撃のためにこちらも舌を相手の舌へと絡め応戦しようとするが、
逆に相手の舌の感触の心地よさに脱力させられていく。
「ぷはっ……んふふ、勝負は先手必勝よ。
さーて、おちんちんをいじめてあげましょうか。」
俺のペニスは既に部長に握られていた。
キスのせいかかなり硬く勃起している。
そしてにぎにぎと少し揉まれる。
それだけの刺激もたまらなかった。
「どう?いつもより感じるでしょう?
私のキスは、感度をあげちゃうのよ。」
裏筋を細い指がなぞる。
いつもよりも強く感じる快感にとまどう。
このままやられっぱなしではいけないと、胸に手を伸ばした。
「ふーん……抵抗できるんだ。
どっちが触るの上手いか、勝負しましょうか。」
俺は部長の乳首を重点的に刺激した。
少し喘ぎ声が聞こえる。
「へえ、けっこう上手いじゃん。
……でも、それだけじゃ勝てないわよ。」
今度はペニスをゆっくりと扱いてきた。
激しく扱くときとは違う優しい刺激が身体の奥へとひびく。
コスコスとカリにひっかかる感触がたまらない。
その快感に、身体の力が抜けていく。
「おっぱいを触ってる手が鈍くなっちゃってるよ?
こういう優しいさわり方、好き?んむっ……」
またキスをされる。
抵抗できずに舌に口内を舐められる。
ちろちろと、歯から粘膜までまんべんなく。
そして優しい刺激がじわじわとペニスに蓄積されていく。
されるがままになりかけていた。
部長は口を離すと、淫らに微笑んだ。
「ぷはっ……そろそろ抵抗できなくなっちゃったかな?
あとはイかせてあげるだけね……」
ペニスを扱く手がどんどんねちっこくなっていく。
てろてろと出てきたカウパーを、そのまま塗り広げられる。
亀頭をさわさわと撫でたかとおもうと、ねもとの部分をきゅうと締め付け
られる。
ジンジンとたまっていた快感が弾けそうだった。
もう片方の手が、つつーっと背中をなでてくる。
ぴくんぴくんと、身体が反応する。
「じゃあ、このままイっちゃいなさい。
気持ちよく、出させてあげるわ……」
部長の手の動きがペニスを搾るようなしごきかたにかわる。
じんじんとこみ上げていた快感が、その刺激により溢れる。
亀頭に指を絡められ、限界を迎えた。
どくん、どくんっ
部長のおなかのあたりに射精する。
綺麗なラインを描く部分へと白濁が付着する。
淫らな笑みを浮かべ、部長はそのまましごき続けた。
「もっともっと出せるでしょう?
ほーら……ん……」
射精をほめるような軽いキスに、優しい刺激。
絶頂を長引かされ、身体の力もさらに抜けていく。
俺はマットの上へと座り込んでしまった。
「部長に1ポイントです。」
審判の朝永が判定を下す。
もう射精させられてしまった。
これがベスト8の実力なんだろうか。
「あらら、もう立てない?
じゃあ、こういう形はどうかしら?」
部長が素早く背後にまわりこみ、俺を拘束してきた。
そして股の下へと、足を滑り込ませて、ペニスを挟んできた。
「ふっふっふー、つーかまえちゃった。
どこまで耐えられるかなー?」
両足にぐにぐにと揉み込まれる。
そして亀頭を足指がなぞる。
先ほどまでとは違って激しめの刺激だった。
逃げようとするものの力の抜けた身体では難しい。
「さっきは君が触ってくれてたから、そのお礼をしてあげるね。」
「っ……」
両手に乳首をさわさわとなぞられる。
ぞくぞくとペニスとは別の快感を味わう。
「ここも気持ちいいんだ〜。
実はエッチなのね。」
足が上下運動を開始する。
互い違いに擦られて、指がカリや裏筋に擦れる。
たまらない刺激に、少し声を漏らしてしまう。
乳首もコリコリと刺激されて、さらにペニスは硬くなっていく。
「ほーら、なんとか抵抗しないと、負けちゃうよー?
それとも、もう降参かな……」
もう抵抗する力をうばわれてしまっていた。
足の裏の感触に翻弄されて、乳首をいじくられて。
先走りの汁のせいでさらに快感が増していく。
首もとへとちゅうっと吸い付かれる。
そしてちろちろと舐められる。
乳首もすこし乱暴になで回される。
「……ん、ふふふ。
もうイかせちゃうわよ。」
部長の足がラストスパートをかけてくる。
乳首の刺激も忘れず、首もとを舐め回され。
身体の疼きが、止まらない。
そしてそのまま、溢れていった。
どくん、どくん……
「部長2ポイント獲得、部長の勝ちです……」
射精したあとも、部長は刺激をとめなかった。
「最後までちゃんと出させてあげるわ。
ほーら……」
長い射精が終わる。
まったく抵抗できずに負けてしまった。
部長は立ち上がり、俺に手をさしのべる。
立ち上がりながら、自分の非力さに改めて情けなくなる。
「田中君は、自分の型がない気がするのよね。」
「私みたいに、先手をとにかくとろうとする人もいれば、
相手の出方に合わせたりする人もいる。
まあ、誘って責めさせるのに、相手にダメージを与えるとか、変則的な
戦い方の人もいるけどね。
他にも、説明できない超能力のような武器をもってたりとか。
まあ、なにより、自分の得意技を見つける事ね。」
「型と得意技ですか……」
「まあ、ちょっと休んでてね。
栄養ドリンクもいいのそろえてるのよ?
今度はモモちゃんが相手してあげてね。」
朝永さんがゆっくりと頷いた。
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