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性闘士 第九章 アオイ BAD END

性闘士 第九章 アオイ BAD END


<2.ヒナタに不意打ち>


ここは確実にダメージを与えられる方を選ぶのが賢明だと思う。
力では劣るけど、渾身の魔力を込めて不意打ちをすればイカせられないまでも、そのまま優位に持ち込むことはできるはず。

対してあの魔具はヒナタが、私をイカせないとここから出られないって言っていた。
鵜呑みにするのもどうかと思うけど、それが虚言という確証もない。



僕は意を決して、すり足で慎重にヒナタに近づいていく。
バレないように距離をとるよりも、当然だけど近づく方が大変だ。
気づかないでと祈りながら、慎重に歩みを進める。



迂闊だった。
ヒナタの姿ばかりに目を向け、足元に注意を払うのを疎かにしていた。

すり足で進めていた足の指先に、ぬるりとした感触が伝わる。
視線を落とすと灰色の球体が、勢いなくコロコロと転がっている。
これも何かの魔具なのかな、なんて間の抜けたことを考えていると、やがて静止した球体が形を変えて襲いかかってきた。



複雑に絡まり、球体の形を成していたヘビが瞬時にほどけ、恐ろしいスピードで床を這う。
ヘビはしゅるしゅると音を立てながらアオイの足元まで到達し、全身を使って両の足首をきつく拘束した。



「わっ…えっ……ちょ、ちょっと」



音を立てないように小股で移動していたのが裏目に出た。
ついでに僕は足をとられたことでバランスを崩し、勢い良く尻もちをついてしまった。
僕の悲鳴に気づいたヒナタが振り向く。



「わっ、びっくりしたー。
へえ、アオイちゃん魔力持ってたんだねぇ。」



驚いたそぶりを見せたのはほんの数瞬で、不敵な笑みを浮かべながらこちらへにじり寄ってくる。

僕が攻める前から、何故か魔力を持っていることを見抜かれてしまった上、足に巻きついているヘビは一向にほどけない、状況は最悪だ。



「メア様から、魔力を持った人間を拘束する道具を作るよう言われてね、私が作ったんだよー。
この蛇、メデューサちゃんから一匹もらってね、手を加えたの。」



ヒナタは得意げに自慢しながら、こちらに近づいてくる。

この蛇、メデューサの髪の毛だったのか…それで灰色なんだ。
いや、それよりも重要なことがある。



「ちょ、ちょっと待って!
ヒナタちゃんはメアと面識があるの?」



メアと言えば、淫魔を量産する魔具を開発し、人間を打ち負かした張本人じゃないか。
この支配体制を変えることを目的としている僕たちにとって、ラスボスみたいなものだ。



「どこで聞いたのか知らないけど、淫魔の前でその名前は口にしない方がいいよ…長生きしたいなら、ね。」



ヒナタの様子が一転し、冷たい視線で僕を見下ろす。
さっきまでの無邪気で楽しそうな様子からの激しい変わりように、気づけば僕の体は震えていた。



「アオイちゃんのこと、逃がす訳にはいかなくなっちゃったよ。」



ヒナタの声は、さきほどの様子からは到底想像できない、低く威圧するような声色になっている。
幼い容姿とのギャップが、恐ろしさに拍車をかける。

気づけばヒナタの顔が目の前にあり、彼女の射抜くような冷たい瞳が僕を捉えて離さない。

しばらくしてから、ヒナタは僕の耳元で口をひらいた。



「ふふー、もともと逃がすつもりなんて全くなかったけどね♪」



またヒナタの様子がころりと変わり、心底楽しそうな笑みを浮かべ、僕を見つめている。
さっきのセリフと様子から、本当に殺されでもするんじゃないかと思った。
僕は安心感から、ヘナヘナと体の力が抜けてしまった。



「あはは、ビックリさせちゃったね。
物騒な話はおしまい、気持ちいいことしよー?
アオイちゃん、これなーんだ?」



ヒナタは、満面の笑みを浮かべながら手を差し出す。
彼女の手のひらには、歯のないヤツメウナギのような生物がモゾモゾと蠢いている。
見た感じ、オナホみたいな働きをしそうだけど、今の僕にはペニスはついていないし、どうするんだろう。



「魔界にはね、寄生型の淫蟲がたくさんいるんだよ。
淫魔の精気や魔力を吸い尽くす、まあ害虫なんだけどー。」



どうやるのか知らないけど、この虫を僕に寄生させて魔力を奪うつもりなんだ。

僕は足に力を込め、拘束を解こうと必死にもがく。
僕が暴れると足首に巻きついているヘビが力を込め、ギリギリと締め上げてくる。



「うふふ、これは寄生対象に害をもたらさないよう、私が手を加えてあるから安心だよー。」



どういうつもりなのかは分からないけど、ひとまず魔力を奪われることはないみたい。
きっと僕の考えは見透かされているんだろう、ヒナタは意地悪く笑いながら言葉を続ける。



「この子はね、クリトリスに吸い付いて肥大化させるの。」



ヒナタは、まだ事態が分からない僕の耳元へ、囁くように言葉を続けた。



「この虫ね、ふたなり虫って言うんだよ♪
本来は擬似ペニスを作って、そのまま力も吸い尽くしちゃうんだけどねー。」



ここまで聞けば、いくら察しの悪い僕でも気づく。
僕に寄生させるんじゃなく、ヒナタは自分に寄生させるつもりなんだ。
僕に寄生させるつもりなら、純粋なふたなり虫を使えばいいんだから。



「やっと理解したみたいだね。
よーく見てるんだよ?」



魔力を込めてヘビによる拘束を解こうとしたけど、ビクともしなかった。
コウさんのように魔力の性質を変えることができたら、解くことができたのかな。


僕の抵抗が無駄だということが分かっているんだろう。
ヒナタは僕の足掻きを鼻で笑い、自らのクリトリスにふたなり虫とやらを吸い付かせた。



「んんっ…ふあぁっ………ふふー、お披露目ターイム。」



ふたなり虫は、ヒナタのクリトリスに吸い付いたままもぞもぞと蠢き、やがて静止した。
虫の動きが止まるとヒナタはいやらしく笑みを深め、虫に手を掛ける。
そして焦らすようにゆっくりと、虫を引き抜いていく。



「じゃーんっ!
ふふ、アオイちゃんの貧相なおちんちんより、ずっと立派でしょ?」



虫の下から予想通りの…いや、予想以上に大きいペニスが姿を見せた。
竿がとても太く、長い。
おまけにカリも異常なほどに太く、ヒナタの陰茎は反りかえり、天を仰いでいる。

あんなに太くて大きいもの、入る訳がない。
そもそも挿入する時点で膣口が裂けてしまうんじゃないだろうか。

男の象徴ともいえるものをバカにされているのに、そんなことが気にならない程に僕の思考を恐怖が支配している。



「そんなに怯えなくてもいいよー?
すっごく気持ち良いからね、きっとハマっちゃうと思うな♪」



ヒナタは柔和な微笑みを浮かべながら、僕を拘束しているヘビに手を掛けた。


勝手が分からない膣には魔力をまとわせることができない。
つまり僕が勝つには、ヒナタを愛撫でイカせるしかないんだ。

ヒナタに組みつくチャンスがあるとしたら、多分拘束が解かれた一瞬だと思う。
僕ははやる気持ちを抑え、その時を待った。



「お股を開きにくいから、これ取っちゃおうねー。」



ヒナタはヘビに手のひらを当てると、目をつぶり魔力を集中させる。
数瞬後、あんなにしっかりと巻きついていたヘビが、跡形もなく消え去った。



僕は足が自由になると同時に、体を起こしてヒナタへ組みついていく。
僕の行動は読まれていたみたいで、ヒナタもほぼ同時に同じ行動に出た。
僕とヒナタは互いの肩に手を置き、力を込めて押し合っている。

魔力をまとわせる範囲の大きさに比例して、消費量も増えていく。
両腕に長時間となるとその消費量は膨大になるけど、そんなことも言ってられない。
僕は魔力を回復する薬を噛み砕き、惜しみなく力を使って応戦する。



「せっかく取ってあげたのに、アオイちゃんそういうことするんだー。」



余程僕が非力になっているのか、ヒナタも同じようにドーピング紛いをしているのか分からないけど、ヒナタは意地悪い笑みを浮かべながら僕とほぼ同じ力で押し返してくる。

どれくらいの間押し合いをしていたのか分からないけど、とうとう僕は魔力が尽きてしまった。
拮抗していたパワーバランスが一気に崩れ、僕の両肩は勢い良く床に叩きつけられた。



「私の善意を踏みにじって不意打ちするなんて、これはもうどんなことされても文句は言えないよねー?」



ヒナタは腕に力を込め、僕の肩を強く押し付ける。
肩に鈍い痛みが走り文句を言ってやりたくなったけど、グッと堪えた。

この状況では、どう足掻いても僕に勝利の二文字はない。
今の僕に出来ることと言えば、ヒナタの機嫌を伺うくらいだ。

僕の今後の処遇については、全て彼女の気分次第なんだから。



「あん…その悔しそうな顔、最高だよぉ。
まずは、逆らう気が完全になくなるまで痛みを与えようかなー。」



僕がどんな顔をしているのかなんて分からないけど、ヒナタは肉棒をびくんと震わせ、恍惚とした表情を浮かべながら僕を見つめている。


本気なのか嘘なのか、なんて駆け引きをする余裕は僕にはなく、みっともなくやめてくれと懇願する。



「私は苦痛を与えるのも快感を与えるのも、どっちも好きなんだけどね♪
そこまで言うならやめてあげるー。」



気分を害するだろうからそんなこと言えないけど、そもそもそんなつもりなかったんじゃないかな。
ヒナタはあっさりと引き下がった。



「それじゃあアオイちゃんにはまず、私のおちんちんを舐めてもらおうかなぁ。」



ヒナタは淫らに唇を歪ませ、そう言い放った。

冗談じゃない。
フェラなんて女のすることだし、加えて能動的な行動だ。
そんなことは僕のプライドが許さない。



「あれれ、なーんか嫌そうに見えるなぁ。
アオイちゃんは、濡れてないおちんちんを無理やり挿入される方がいいんだねー?」



ヒナタはアオイの膣口に亀頭をあてがい、無理やり押し広げていく。
潤滑油の役割を果たすものは何もないというのに、ヒナタは構わず腰を進める。
絶頂から時間が経ち、既に乾いているアオイの秘裂に、鋭い痛みが走る。

アオイを耐え難い痛みが襲い、必死に止めてくれと懇願する。



「いっ、たあぁぁぁっ
止めて、ちょっと待って…」



余りの痛さに、僕は必死に許しを請う。
鋭い痛みが脳裏に焼き付き、この苦痛が続くんだと思うと耐えきれなくなった。

ひとまずペニスを引き抜かれ、僕は安堵した。



「私はどっちでも興奮するからいいんだけどね。
だから、アオイちゃんに決めさせてあげるー。」



ヒナタは膝立ちになると、嬉々としてペニスを見せつけてくる。
大きな肉棒が、僕の目の前で反り返っている。

本当はこんな物舐めたくなんかない。
でも、痛いのはもっと嫌だ。
僕は目をつぶってしばらく逡巡した後、覚悟を決めた。



「ふふー、どうするか決まったみたいだね。
私がその気になるようにおねだりができたら、舐めさせてあげる♪」



プライドが傷付けられようとも、僕には苦痛が伴う選択をすることはできない。
道はこれしかない、けど…



先ほどよりも屈辱的な行動を迫られ、アオイは最初から素直に従っておけばよかったなと肩を落とす。



「ヒナタ様のおちんちんを、お口でご奉仕させてください。
って言えたら、痛い思いはしなくて済むよー?」



未だ行動に移せないアオイに、ヒナタは堕落への道を示す。



フェラを強要されることと、フェラをさせてくれと懇願すること。
最終的にフェラをするということに変わりはないけど、結果に至るまでの過程は大違いだ。



アオイは口を開いたものの羞恥心が邪魔して言葉が出ず、顔を伏せる。



「ハッキリしないなぁ…言わないならそれでもいいよー?
悲鳴をたっぷり聞かせてくれたらそれで満足だから♪」



ヒナタは苛立ちを見せ、先程よりも乱暴に肉棒を押し込んでいく。
アオイの膣に凄まじい痛みが走る。
結局この行動がダメ押しとなり、アオイの心が折れた。



「いたい、いたい、いたいっっ
言う、言うよっ!」



ヒナタの計算通りに事が運び、彼女は悦に入った表情を浮かべて腰を止めた。
その痛みはよっぽどの物なのだろう、顔を上げたアオイの頬を涙が伝っている。



「ヒナタ様のおち…んちんを、舐めさせてください…」



昂ぶっていたなら、惚けていたなら一層、その言葉を楽に口にできただろう。
意識がはっきりしているアオイは、羞恥心に苛まれる。

こちらをしっかりと見据えるヒナタの視線に耐えかねて、アオイは俯きながら消え入りそうな声を発した。



「0てーん。
私の目を見て、もっとはっきり大きな声で言わなくちゃダメだよ?
さーんはいっ♪」



ヒナタは可愛らしく首を傾け、両の手のひらを差し出す。
アオイは一瞬見惚れて我に返り、タイミングを外しながらも口を開いた。



「ヒナタ様のおちんちんを、舐めさせてください!」



一度言ってしまったのだ、何度言おうが同じだと開き直り、アオイは半ばヤケクソ気味に懇願した。
ところがそう簡単に割り切れるはずもなく、言葉を発した後すぐにアオイは顔を紅潮させた。


瞳にうっすらと涙を浮かべて、羞恥心に顔を赤らめながら情けないお願いをするアオイを見て、ヒナタは体をぶるっと震わせる。



「あぁっ…さいっこーだよぉ。
いやらしいアオイちゃんには、ちゃんとご褒美あげないとねー。」



ヒナタはトロンとした顔のまま立ち上がり、アオイの眼前に屹立を突き出した。

アオイを屈服させたことで加虐心が燃え上がり、ヒナタの肉棒は更に硬く張り詰め、鈴口からは我慢汁がダラダラと溢れてくる。



「アオイちゃん、早く舐めてよー。」



まだ心の準備が整っていない僕の頬に、ヒナタは亀頭を押し当ててくる。
我慢汁を潤滑油に、ぬめりをもった亀頭が頬をなぞる。

僕はヒナタから少し距離をとって、熱く震える陰茎を両手で掴み、恐る恐る口に含んだ。



「ほらぁ、ちゃんと私の目を見ながらして?
歯はたてないようにねー。」



目線を上にやると、愉悦に浸りきった表情で僕を見下ろすヒナタと目が合う。
この体勢だと必然的に上目遣いになってしまい、屈辱感が増す。



「これ、ゾクゾクしちゃう。
ほら、もっとしっかり咥えてー?」



ヒナタは征服感が満たされ、体をブルッと震わせる。
連動するように肉棒も震え、更に多量のカウパーが分泌されていく。



「もっと根元まで咥えないと、後がつらいよー?
これくらいは咥えないと…ねっ!」



ヒナタは僕の髪を掴み、力を込めて引き寄せてきた。
喉の奥まで肉棒が押し込められ、えづきそうになりながらも口内を使って必死に愛撫する。

ヒナタの鈴口からダラダラと溢れ出る粘液が、食道を通り胃へと落ちる。
粘液が通った場所が熱を持ち、全身が疼きだす。



「あんっ……大分上手くなってきたね。
力入らなくなってきたでしょー、ちょっと体勢変えよっか。」



ヒナタは僕の口から肉棒を引き抜いて仰向けに寝そべり、逆向きで上に乗るように促してきた。



惚けかかっていた頭に、一つの考えがよぎった。
今なら逃げられる、と。

そうだ、仰向けに寝ている状態から立ち上がって更に走るとなると、いくらか時間がかかる。
このままでは僕に勝ち目はないし、逃げるしかない。

僕は決心して、僅かに回復した魔力を全て脚にまわす。
そして、不審そうな目で僕を見つめているヒナタに背を向け、走り出した。


上手いこと切り抜けられたみたい。
焦って追ってくるかと思ったけど、そんな様子は微塵もない。
拍子抜けしちゃうけど、とにかく今はこの部屋から逃げなくちゃ。



僕はこの危機的状況に、とっくに正常な判断力を失っていたんだ。
僕が女体化した原因、円盤型の魔具から発生したこの膜を、間抜けなことに忘れていた。



アオイは拳をつくり、ピンクの膜を強く叩いた。
ここから出られないということを再確認し、深く項垂れた。

そんなアオイに、ヒナタが背後からゆっくりと近づく。



「気は済んだかなー?
言うことが聞けない悪い子には、お仕置きしてあげないとね。」



ヒナタは加虐性に富んだ笑みを浮かべながらにじり寄っていく。



「反抗する気がなくなるように、一回乱暴に犯した方がいいかなぁ。
アオイちゃんが言うこと聞いてくれないのが悪いんだよ?」



ヒナタが歩みを進める度に肉棒が揺れ、その大きさが強調される。
アオイは恐怖心から声が出せず、イヤイヤをするように頭を振っている。



「大丈夫、痛いのは最初だけだよ。
直に頭がおバカになって、快感しか感じれなくなるからね♪」



ヒナタはもう我慢が出来ないといった様子で、硬く張り詰めた陰茎を手でしごきながら歩みを進める。
鈴口からは嬉し涙が大量に溢れ、床にシミを作っている。



「アオイちゃん、そこに両手をついてお尻を突き出して?」



アオイの元へたどり着いたヒナタが、優しい声色でアオイに命じた。

アオイは羞恥心を恐怖心が上回り、おずおずと命令通りのあられもないポーズをとる。
恐怖心に支配され自分より幼い女の子の命令に従う自分が情けなく、アオイの視界が涙でにじむ。



「アオイちゃんの恥ずかしいところ、ぜーんぶ見えちゃってるよ……ふぅーっ」



ヒナタは四つん這いになっているアオイの後ろにまわり、舐め回すように観察する。
次いで羞恥を煽る言葉をかけて口をすぼめ、秘烈に息を吹きかけた。
アオイは短く艶のある声を上げ、体をピクンと震わせる。



「あっ……ふふ、おまんこ濡れちゃってるよー?
アオイちゃん、私のおちんちん舐めて興奮しちゃったんだね。」



ヒナタの言葉通り、アオイのワレメからは粘性の高い愛液が溢れ出している。

ヒナタの言葉を否定しようとしたアオイの口から、淫らな声が漏れた。

ヒナタが亀頭で、アオイの一本筋をなぞるように擦りつけたのだ。
亀頭から分泌された淫液と、膣口から溢れてくる愛液が混ざり合い、淫らな水音をたてる。



「んっ……もう我慢できないや。
それじゃあ始めるよ?」



ヒナタは、痺れるような快感に心酔しているアオイにそう告げると、亀頭を熱くぬれる秘烈に当てがい、花びらを押し広げていく。



「ひっ……あぁぁっ……い、たあぁぁっ」



愛液とカウパーが潤滑油の働きをするが、それでも強烈な痛みがアオイを襲う。
異常に太いヒナタの肉棒が、アオイの膣内へ押し込まれていく。



「入んない、絶対入んないっ!
いたああぁぁっ……やめて、お願いっ」



ヒナタは処女同然の、きつく閉じられたアオイの膣壁を無理やり押し広げながら、奥へ肉棒を進める。
十分に濡れていたおかげで膣口が裂けることはなかったが、アオイを襲う苦痛と恐怖は続く。



「ふふー、やーめないっ♪
あっ…んんっ……すっごい締め付けてくるよ。
ガンガン突きたいなぁ。」



ヒナタが欲望のままに動けば、アオイが壊れてしまうかもしれない。
今は我慢の時だと、ヒナタは自らの膣を指で慰め、自制する。



「ヒナタちゃん、お願いだから腰っ、とめて……ほんとに痛いからっ」



あまりの痛みにアオイは息も絶え絶えになりながら、ヒナタに許しを乞う。
ヒナタは一旦腰を止め、アオイの乳首を指で弄んだ。

ひとまず休息が与えられ、アオイは断続的に感じるズキズキとした痛みに耐えながら、荒い息をつく。



「うーん、そろそろきもちよくなるはずなんだけどなぁ。
アオイちゃん、お口開けてー?」



ヒナタはスペード型の尻尾をアオイの口元まで運び、そのまま強引にねじ込んだ。
ヒナタは尻尾の先端を開き、強力な催淫性のある液体をドロドロと流し込んでいく。

ヒナタの機嫌を損ねない為にも、吐き出すという道が残されていないアオイは、素直に口いっぱいの液体を嚥下した。
何杯もおかわりを飲まされ、アオイはどうしようもなく昂っていく。



「これだけ飲ませれば大丈夫だよねー。
お薬も効いてきたみたいだし…んんっ」



ヒナタは尻尾をアオイの口から引き抜き、中程まで挿入していた肉棒を一気に最深部まで貫いた。
異常なほど多く分泌されている愛液が潤滑油の働きをし、動きをスムーズにする。



「んんっ…ああぁぁっ……痛いいいっ
こんなに大きいの無理、無理だよっ」



大量の媚薬を飲まされたおかげで、アオイは痛みだけではなく快感も感じてしまう。
拒否の言葉を発するアオイの声色には、確かに悦びの色が入り混じっている。



「私もっ…我慢ができなくなってきちゃったよっ。
それじゃ、始めるよー。」



先程までのアオイを気遣う動きは一転し、己が快楽を貪るための動きへと切り替わる。
乱暴的な抽送が開始され、室内に淫らな水音と、肌を打ち付ける乾いた音が鳴り響く。



「いっ、いっ…ああぁぁぁっ
いたい、いたいぃぃぃっ」



アオイの口から、高い悲鳴が上がる。
たっぷりと飲まされた媚薬が効いてきて、時間が経つにつれてアオイの声が、媚を含んだものへと変わっていく。

アオイは淫液への強い耐性がある為、特濃の媚薬を飲まされてなお意識が惚けることはない。
はっきりとした意識で、痛みと快感の割合が塗り替えられていくのを感じてしまう。



「んっ、んっ、んっ……アオイちゃーん、大分良くなってきたんじゃない?」



意地悪い笑みを浮かべながら、ヒナタが問いかける。
アオイは認めたくないという強い意志が働き、首を振って否定する。

この行動がヒナタの加虐心に火をつけた。
ヒナタは尻尾の先を開き、アオイのクリトリスに吸い付かせた。
強く吸引し、伸びきったクリトリスを尻尾内の媚肉がなぶる。

強烈な快感が走り、アオイの体が痙攣する。
アオイはこの行為で更に快感が増し、感じる痛みがどんどん失せていった。



「あはっ…随分いやらしい声出すようになったねー。
アオイちゃんもしかして、乱暴に犯されて感じちゃってる?」



ヒナタの腰の動きは相変わらず快楽を貪るもので、アオイの臀部に腰を激しく打ち付けている。
頃合いを見計らい、ヒナタはクリトリスを解放した。



「きもちよくなんかっ…んあぁぁっ……
いたい、からぁっ…これ、やめてぇっ」



ヒナタの言葉を認めてしまえば、自分が自分でいられなくなるような気がして、アオイは必死に否定した。

アオイは、膣に収まっているのが不思議なくらいに大きな肉棒で乱暴に抽送されているのだ、相当な痛みを感じているはずだ。
脳が誤作動を起こしているのか、強烈な痛みすらも快感に変わっていく。



「ちがっ……ちがう、これはっ。
気持ち良くない、気持ち良くなんかないっ……あぁぁっ」



己の淫らな変化に戸惑いと自己嫌悪が押し寄せ、アオイは自己催眠をするかのように、否定の言葉を自分に言い聞かせる。


アオイが軽いパニックを起こしていると、唐突にピストン運動が中断された。
アオイは我に返り、瞳に涙をためながら後ろを振り向いた。



「お望み通り止めてあげたのに、なんでそんなに残念そうな顔してるのー?」



ヒナタは淫らに唇の端を歪め、反射的に切ない表情を浮かべたアオイを見据えた。
ヒナタは、もうアオイの体がこの快感から逃れられないと見越して挑発する。



「だ、誰がっ……これっ、早く抜いてよ。」



アオイは機嫌を損ね、無愛想にお願いをする。
ヒナタはそんなアオイの様子を、余裕の表情で見つめている。



「いいよ、ほんとに嫌だったらもう逃がしてあげるー。
こんなに凄い快感はもう味わえなくなっちゃうけどね。
こんなに感じやすいおっぱいもー」



ヒナタは言葉を続けながら、後ろから覆いかぶさるようにしてアオイの乳房を揉みしだく。
アオイの体に快感が走り、嬌声が漏れる。



「トんじゃうくらい気持ちいいクリトリスもー」



ヒナタはアオイの乳房から手を離し、クリトリスをつまみ上げる。
媚薬漬けで敏感になりすぎているところに強い刺激が与えられ、アオイの体が痙攣する。



「永遠に絶頂できるおまんこもー」



ヒナタは両手をアオイの臀部に当て、軽く抽送をする。
待ち望んでいた刺激に、アオイの体が歓喜する。



「ぜーんぶ、なくなっちゃうんだよ。
こんなすごい快感、本当に手放しちゃっていいのかなー?」



ヒナタは意地悪い笑みを深め、腰を止めた。
そのままの状態を維持し、アオイの返答を待つ。



「あっ、ああぁっ……はあ、はぁっ
いらない、こんな体いらないから、もう抜いてっ。」



アオイはなんとか快感に打ち勝ち、どうしようもなく火照った体で懇願した。

ヒナタは予想外の反応に焦るどころか、更に余裕の笑みを深めていく。



「あはははっ……アオイちゃん、腰を動かしながら言っても、説得力ないよー?」



ヒナタの言葉通り、アオイの腰は無意識に前後し、快楽を貪っている。
ヒナタに指摘されて始めて気づき、アオイは腰を止めようと踏ん張るが、自制がきかない。



「もう意地張るのはやめよ?
アオイちゃんの体は気持ち良くなりたいよーって言ってるよ?」



ヒナタは柔和な笑みを浮かべながら、アオイの心を堕落へ導く言葉を紡いでいく。



「意地を張るのをやめたら、今の何倍も気持ちよくなれるよー?
だからほら、私を受け入れて。」



アオイは自我と欲望の狭間で激しく揺れていた。
そんな煮え切らないアオイに、ヒナタは後ろからのしかかり、仕上げにかかる。

後ろから覆いかぶさり、両手で乳首をいじる。
尻尾はクリトリスに吸いつかせ、焦らすようなゆっくりとした腰の動きを再開する。


この体勢では、アオイは思うように腰を動かせず、もどかしさが募っていく。



「アオイちゃん、一緒に気持ちよくなろー?
ほら、こんな動きじゃ物足りないでしょ?」



乳首とクリトリスから、男の体では決して味わえない凄まじい快感が与えられる。
しかし、アオイが本当に欲しい膣に与えられる快感は、微弱で切なさばかりが募っていく。


そしてやがて、限界が訪れた。
押し殺してきた欲望は抑えきれないほどに膨れ上がり、自制がきかなくなった。



「あっ、ああぁぁっ……もう、限界っ
突いてっ…もっと、もっと突いてぇっ」



アオイはみっともなく腰を振って懇願する。
抑えていた分強い反動が訪れ、もう自分ではどうしようもない快感に、全身が震える。



「男の体じゃ満足できない体になっちゃうけど、ほんとにいいんだねー?」



ヒナタは隠し切れない喜びの表情を浮かべ、上体を起こす。
獲物が堕落する瞬間に歓喜し、ヒナタは体をぶるっと震わせる。



「もう…もうどうなってもいいからぁっ
お願い、おかしくなっちゃうっ」



アオイだらしなく口を開き、唾液で床を濡らしながら乞い願う。
弄られすぎた乳首とクリトリスは痛いくらいに勃起し、膣からは愛液が洪水のように溢れている。



「いいよ、犯してあげるっ♪
いい声で鳴いてね、アオイちゃんっ!」



ヒナタは言い終えると同時に、アオイの最深部まで一気に貫いた。
再開されたその動きは、やはりアオイを気遣うものではなく、己の欲望のままに動く暴力的なものだった。
痛みが伴うような乱暴な動きにも関わらず、アオイの口から歓喜の声が上がる。



「ふふー、すごいえっちな声だよ、アオイちゃん。
あぁっ……私もあんまりもたないかもだよ。」



ヒナタは長く我慢していたのと、精神的な満足感が相まって、限界が近づいていた。
肉棒が更に硬く張り詰め、ビクビクと震える。



「何回でも出せるしね、一回だしちゃうよー?
おーい、アオイちゃん?」



ヒナタの言葉は既にアオイには届いておらず、獣のような喘ぎ声を上げている。
そんなアオイの様子に、お構いなしにヒナタは言葉を続ける。



「まっ、いっかー。
出すよー?…ぜーんぶ受け止めてね♪」



ヒナタは能天気に笑い、腰の動きをどんどん速めていく。
めいっぱいの速さで打ち付け、膣内の一番深いところで射精した。



ーーーーどぷっ、どぷっ、どぷっ…ぴゅっ、ぴゅっ



ヒナタの鈴口から、放尿に比して遜色ない勢いの精液が迸る。
熱く、当然のように催淫性を持った精液が、たっぷりと子宮口に叩きつけられる。

その刺激で、アオイも一拍おいてから絶頂に達した。
獣じみた、アオイの嬌声が響き渡る。



「ふぅ……気持ちよかったぁ。
アオイちゃんはどうだったー?」



アオイは口を開いたまま、ビクビクと痙攣している。
ヒナタの声は届いておらず、瞳は光を失い、どこか遠くを見ているようだ。



「反応がないとつまんないなぁ。
乱暴に突いてたらいずれ起きるよね。」



ヒナタはいやらしく微笑み、めちゃくちゃな腰の動きを再開した。



強すぎる快感を断続的に受け、自我が完全に崩壊して快楽を貪ることしか考えられなくなったアオイは、研究室で淫魔の慰み者としての人生を送った。
バッドエンドです!
前回予想以上に受け入れてもらえたので、調子に乗って更にマニアック仕様です。
皆さんの変態力に期待しています笑


前回感想をくださった方、本当にありがとうございました!
しっかりした感想が多くて、とても嬉しかったです。
要望なんかも非常に助かりますので、案がありましたら気軽にお願いします!

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