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BFタッグマッチ その1

全国高校タッグBFマッチの県大会当日、藍は怯えていた。
しかし藍は大会で負けることに怯えているのではない。
怯えている先は彼のタッグペアである麻理香にだった。

ー全国高校タッグBFマッチ市内大会終了後 桃浜高校部室にてー
「藍さーん。あなたはわたくしが完璧主義者というのは知ってますよね?」
「はい。もちろんでごぜーます、麻理香・・・さん。」
「あなたはこの市内大会で何回イったか、言ってみなさい?」
「それよりも、この荒縄を解いてくれませんかね・・・。」
「言ってみなさい?」
「三回でございます。」
「そう、三回です。合計時間は32秒。しかも決勝では14秒もイかされるという失態。全国候補が聞いて呆れます。」
「でもよ麻理香さん、決勝で戦った子は個人戦では県大会には」
「口答えですか?藍さん。イき殺されたいようですね。私が14秒巻き返すのにどれだけ苦労したか。」
「二分以上イかせてコールドゲームだったじゃねぇか!決勝なのに対戦相手潮吹いてたぞ!」
「あらあら、14秒もまだ雑魚高校の子に抜いてもらってまだ元気があるんですね。お仕置きも兼ねて、少し大人しくなってもらいましょうか。」
「まっまて!ほら、市内大会も終わったばかりだろ?体をちゃんと休めないと明日からも」
「今回フェラがあまりうまくいきませんでしたの。反省点とかをためしたくて」
「ちょっと待て、頼む!!あああああああああああ」

その後、藍は6回イったのまでは覚えているがそれ以降は記憶がない。
(とうとう県大会の日が来てしまった。麻理香がいるから負けることはないだろうが、お仕置きが・・・・。考えるだけでも恐ろしい。)
「藍さん、とうとう県大会です。わかってますよね?」
「あっ、ああもちろん!!ワクワクスルナー!!」
「ふふっ、まぁ勝利は揺るぎないですが、完璧な勝利でなければ意味がありません。」
「もちろん!!ワクワクスルナー!!」
「聞く耳を持たないくらいわくわくしているのですね。楽しみにしてますよ。」
麻理香の言葉に藍は棘を感じた。

「そういえば麻理香。初戦の相手はどんな奴なんだ?」
「昨日の一回戦の中継を見ていなかったのですか?私たちはシード校なので、昨日の一回戦を勝ち抜いた緑松高校が相手です。藍さんの相手はですね、横山るりさんという名前で手コキが得意技みたいです。」
「手コキか、得意技にしてる奴は珍しいな。そんなに巧いのか?」
「はい。手コキも普通とは比べ物にならない巧さなのですが、なによりもマウントをとるのがうまかったです。昨日の試合でも、男の方は攻められずに完敗していました。」
「流石県大会、市内みたいにあっさりとは勝たせてくれないよな。」
「市内で三回もイったのによくそんな大口叩けますね。」
「まだ言うのかよ、それ。」
「今回はあまり荷物にならないでくださいよ。」

「おっ、いたよ健くん!桃高の奴ら!」
「ほう、あれが西園寺麻理香か・・・。リアルで見るといっそう清純そうで好みな子だな。」
「むーっ、健くん!!私がいるのに!!」
「ごめんごめん、せっかくBFするなら可愛い方がいいじゃんか。まぁ俺の本命は、るりちゃんだけだから。」
「ぶぅー、健くんったら・・・。それにしても西園寺麻里香、あの四方角の一つ西園寺家の一人娘らしいじゃん。大丈夫?」
「大丈夫だ。それは市内でも証明してきた。」
「まぁ健くんには秘策があるからね!私も舐め尽くしちゃうよ!!」
「るりちゃんは心配いらないだろうな。そう、優勝は緑松高だ。」

高校生たちのいろんな意味で熱い夏が始まる。
pixivに投稿した物の転載です。
次からは完全に転載ではなく、少し直したいところとか直したものを投稿したいと思います。
導入なのでBF成分薄くてっていうか、エロすら薄くてすみません。
更新早めにできるようがんばります!

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