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淫魔の占領 五話


「ん〜やっぱりおにーさんをいじめるのはやめようかな。」

淫魔が突然興が冷めたように言う。
なんだかよくわからないが、助かるのか。

「おにーさん、誘惑に負けずちゃんと逃げたもんね。
 すごいよ、精神力ってやつ?」

淫魔が俺に賞賛の句を述べる。
いったいどういうことなんだ?
逃げられるなら、願ったりかなったりではあるが。
呆気にとられる。
淫魔は、マットの上へと移動し、
仰向けに寝ころんだ。

「でもねおにーさん。
 あたしいいこと思いついちゃった。
 いまおにーさんにげてもぜったい他の子に捕まっちゃうよ。
 だからあ……」

「おにーさんのおちんちん、あたしのおっぱいで鍛えてあげる。」

寝ころんだまま、体操服の上を脱いだ。
大きくて形のいいおっぱいが、ぷるんとさらけ出される。
ちょっとだけ、平均よりも白い肌にピンク色の綺麗な乳首。
それだけじゃない、思わず股間を擦りつけたくなるような……
見てるだけで身体の奥がほてってきてしまう。
早く逃げなければいけないのはわかっているが、
それでも淫魔のおっぱいに見入ってしまった。

「んっふふ、逃げないんだねおにーさん♪
 それじゃあ、何をするか教えてあげる。」

俺が逃げないのを見て満足気に微笑む。
そして淫魔は腕で胸を寄せ、ほしがるような目で俺に語りかけた。

「あたしのおっぱいのなかに、腕立て伏せしながら出し入れするの。
 あたしのおっぱいで練習したらきっと我慢強くなるし、
 うでもおちんちんも鍛えられて一石二鳥だよ♪」

光景を想像してしまう。
あのすべすべしてそうなおっぱいにペニスを擦りつけて、
淫魔の胸の中を白く汚してしまうところまで。
股間がムクムクと隆起していき、完全にバキバキになってしまった。


「ほらあおにーさんのおちんちんは鍛えたいっていってるよ。
 イっちゃっても身体が動くようにしてあげるし、おにーさんの気が済んだらすぐに解放してあげる。
 だから、後のことは気にしなくていいんだよ♪」

「ね、おにーさん、きて?」

あまりに魅惑的な誘いに、思わず身体が動きそうになる。

・ちょっとくらいならいいかな……、淫魔の誘いに乗る。
・いかんいかん、はやくにげないと……。

 
ちょっとくらいならいいかな……、淫魔の誘いに乗る。

ちょっとくらいなら、いいよな……
俺は、淫魔の誘惑を拒めなかった。
逃げなきゃいけないのはわかっている。
ただあのおっぱいを見ていると、我慢できなくなってしまった。
それに、これは訓練なのだ。
生き延びて、みんなを助けるための。
なにを躊躇することがあるだろうか。

服を脱いで、
淫魔の上に覆い被さる。
自分のペニスが、淫魔の胸の上のあたりにくるように。
ボリュームのあるおっぱいが、股間の目前に迫る。
今すぐに、ペニスを入れてみたい。


「えっへっへ、この体勢、縦パイズリって言うのかな?
それとも、腕立てパイズリかな?
 おちんちん、そのままずっぽずっぽしちゃお。」

淫魔の囁きに、興奮がさらに高まる。
俺は、もう待ちきれない、という思いで腕立て伏せを開始する。
腕を折り曲げると下半身が下がる。
そして、肉棒がおっぱいの海へと、沈んだ。

ぬぷん

「ああっ……」

入れただけで想像以上の快感が、肉棒、いや身体全体を走った。
まだ、先の方が入っているだけなのに。
そのまま、ゆっくりと、肉の海へと取り込まれていく。
きめ細かい肌に擦られながら、ゆっくりと。
もちもちの乳肉をかき分けながら挿入していくと、焼けるような快感が自分を襲う。
ついに最奥まで挿入すると、今度は逃がさない、といったふうに乳圧が肉棒を押しつぶした。
強烈な快感に、また俺は声を漏らしてしまう。

「くううっ……」

「こらこらーまだ半分しかできてないよ?
 たしか、腕を上げて一回だったよね?」

淫魔が楽しくてたまらなさそうに言う.
わかっている、腕立て伏せはまだ完了していない。
でも、あまりの快感に腰も腕も脱力していく。
それでも、力を振り絞り、腕を上げ、肉棒を引き抜こうとする。
するとおっぱいが肉棒にまとわりつくように絡んでくる。
ペニスの神経を直接舐めるような快感に、頭のなかで火花が散る。
そしてペニスが半分ほどまだ入っている状態で、俺は固まってしまった。
それ以上動かすと、イッてしまいそうだったからだ。

「あれあれ?どうしたの?
 まだ半分入っちゃってるよ?
 じゃあ、コスコスして応援だ〜。」

「―――!!!!!」

淫魔が乳肉の中のペニスを擦りあげた。
入れてるだけで、腰が抜けそうなくらいだったのに。
乳肉にペニスをなぶられて、声にならない悲鳴を上げてしまう。
射精感が限界までこみ上げてくる。

「ダメだ……、もう出る……!」

「えー、もう出しちゃうの?
 しょーがないなー
 よーし、とどめのぷるぷる攻撃〜。」

突然おっぱいがぷるぷると振動し、肉棒を揺さぶってくる。
その強烈な快感に身体の力が抜け、また肉棒が乳肉に埋もれ混んでいく。
そしておっぱいに挿入しながら、俺は射精してしまった。
ドクン、ドクン、とおっぱいの中に精液を注ぎ込みながらどんどん肉棒は沈んでいった。

「あーあ♪ 
 おっぱいに中出ししちゃってるね、おにーさん♪
 腕立て伏せはどこにいったんだろー?
 そんななさけないおにーさんにはオシオキだ〜。」

淫魔が、また肉棒を乳肉で擦ってくる。
もうペニスは完全に奥まで埋まっている。
射精しているのに追い打ちを掛けられて、ペニスが悲鳴をあげる。
どぷどぷと、さらに精液を乳肉へと迸らせる。
そしてその精液がおっぱいをぬめぬめにする。
ぬるぬるとペニスを追い詰める感触に、俺はまた悲鳴をあげてしまった。



長い射精がやっと終わる。
もう腕にも下半身にも力が出せない。
うずくまりながら、ペニスを乳肉の中に完全に捕らわれる状態になってしまっていた。

「もう動けなくなっちゃったねおにーさん♪
 これじゃあ、腕は鍛えられないね……。
 でも、おちんちんは鍛えられるよねー。」

「……!」

淫魔がまたパイズリを再開する。
ぬるぬるのおっぱいに、ペニスを完全に捕らえながら。
俺にできることは、ただ歯を食いしばりながらその快感を受けることだけだった。

「おちんちんをおっぱいで磨いてあげるぞー。
 あたしのおっぱいで強いおちんちんにしてあげる。
 その前に、壊れちゃうかもしれないけどね。」

すぐに俺はまた射精してしまっていた。
もう耐える力は残っていなかった。

「ほらほらー、もっともっと射精しちゃえー。
 おっぱいのなかでせーえきびゅーびゅー。」

俺はもう全てを投げ出して、淫魔のおっぱいにおぼれていくのだった。

BAD END

・いかんいかん、はやくにげないと……。

こんなこと考えるもんじゃない、とにかく逃げなければ。
そうして逃げようとすると

「ちぇー。やっぱ引っかからないか。
 よーしじゃあ無理矢理捕まえちゃうぞー。」

淫魔は起き上がり、おれに向かってきた。

・走って逃げる。
・物陰に隠れてよける。


走って逃げる。

俺は走って逃げようとした。
足には自信がある。
しかし何故か、身体が止まっていた。

「ふっふーん。
 あたしはこういう魔法も使えちゃうんだよ。」

そしてそれだけじゃなく、淫魔に近づいていく。
身体が操られていた。
そして淫魔の目前まで歩いていく。

「あたしにかかれば、おにーさんをあやつることなんて簡単なんだよ。
 さー、どうやっておにーさんをいじめようかなー。
 そうだ。」

淫魔は閃いた、といった表情をして、その場で膝をつく。
そして体操服を脱いで、おっぱいを露出する。

「おにーさんは逃げようとしたから、おっぱいで挟むのはおあずけだよ。
 かわりに、乳首でおにーさんをいじめてあげる。
 おにーさんのおちんちんで、あたしの乳首をコンコンするの。」

俺は操られるまま、ズボンと下着を脱ぎ捨てる。
勃起したペニスがさらけ出される。
そして、淫魔の乳首に肉棒を突き刺した。

「よーし、あたしの乳首とおにーさんのおちんちんで勝負だー。」

ずぶっ、と乳肉のなかへと肉棒が埋もれる。
乳首と亀頭が口づけし、コリコリした感触を味あわされる。

「あたしの乳首、コリコリしてて気持ちイーでしょ。
 もっともっとずぶずぶしちゃってね。」

肉棒を引き抜いて、また淫魔の乳首へと突き刺す。
ぷにぷにしている乳首に亀頭を押しつけると弾けるような快感が身体を貫く。
ずにゅずにゅっと乳肉へとペニスが埋もれていく感触が気持ちいい。
そのまま繰り返して、淫魔の乳首へとピストンしていった。

「くああっ……。」

「えへへ、たまんないって顔だねえおにーさん?
 そのまま、乳首おまんこでいっちゃえー。」

射精感がこみ上げてくる。
淫魔に操られてか、自分からか、さらに激しく乳首を突き上げていく。
ぷにっと、乳首が亀頭を擦れる。
もう限界だった。

ドクンドクンッドクン!

淫魔の乳に思いっきり腰を押しつけながら
射精する。

射精しながらもピストン運動を続けてさらに気持ちよくなろうとする。
もう操られていないようだったが、俺にはもう淫魔のおっぱいしかみえていなかった。

「もうおにーさん、あたしの乳首の虜だね。」

また、淫魔の乳首を突き上げる。俺は苦悶の表情を浮かべながら、うれしい悲鳴をあげるのだった。

BAD END



物陰に隠れてよける。

俺は淫魔をよけるために、物陰に隠れようとした。
オーバーヘッドプレスという器具だ。
すると淫魔は、勢い余ってそのまま器具に頭をぶつけていた。

ごーん

鈍い音が響く。
まさかここまで上手くいくとは。

「あ……またドジしちゃった……」

こてん。
淫魔が仰向けに倒れ込んだ。
どうやら、気絶したみたいだ。

敵ながら、ちょっと気の毒かもな―
そう思いながら、淫魔を一瞥する。
すると、ぶつかった拍子にめくれたのか、下乳の部分が露出していた。

ごくり。

その光景に、生唾を飲み込む。
あの中に、自分のを挿入したら、どんな感じだろうか。
少しだけ、試してみようかな。
魔が差したように、そう考えていた。

・我慢できない、試してみる。
・歯を食いしばり、我慢する。


我慢できない、試してみる。

ちょっとだけなら、いいよな……
イッてしまったら、身体が動かなくなってしまうけど、
その直前でやめたら、いいんだし……

俺は衣服を脱いで、淫魔の上に馬乗りになる。
いきり立った肉棒の前に、迫力のあるおっぱいの下乳の谷間が迫る。
やはり、見てるだけで興奮が異様に高まってくる。
その勢いで、体操服ごしに淫魔のおっぱいを鷲づかみにした。

「うわっ……。」

掴んだ瞬間、俺は手に感じる感触に驚愕していた。
そのボリューム感、弾力、柔らかさ、すべてが掴んでいるだけでえもいわれないような満足感が溢れさせる。

そして俺は淫魔の乳肉を寄せながら、肉棒を下乳の谷間に挿入した。

ずぶり。

「かはっ……!!!」

まだ先の方を入れただけなのに、火花の散る快感が俺を襲ってくる。
入れたそばから、きめ細かな肌が肉棒を擦る。
モチモチの感触が溢れて、そのまま身体の奥へと響いてくる。

「くっ……、あっ……!!!」

めまいがするくらいの快感に耐え、なんとか、乳肉をかきわけていく。
そして根本まで挿入すると、亀頭が体操服の首もとから顔を出した。


今度は肉棒を乳肉から引き抜いていく。
すると、今度はからみついてくるような刺激を与えられ、また声をあげてしまった。

肉棒を先の方まで引き抜き終わると、また、挿入を始めていく。
弾けるような刺激にくらくらしながら、乱暴に淫魔の乳へと擦りつける。

「はあっ、はあっ……もう少しだけ……もうすこしで……」

そう、イク寸前に、引き抜いてしまえばいい。
それまでは、この快感を味わっていたい。
亀頭が、少し首もとの体操服に擦れるのがきもちいい。
まだ、まだ大丈夫だ……

「んっ……あっ……」

何度も、何度も肉棒を擦りつけまくる。
次第に、射精感が上り詰めてきていた。
もう、引き抜かないと……
しかし

「あ、あれ、止まらない…!!!」

身体が勝手に動く。
逃げないといけないのに、
肉棒をこすりつけ、乳肉を堪能する。
もう限界だった。

「あああああああ!!!!」

ドクンドクドクドクンッ……

淫魔の乳肉に挟まれながら射精する。
飛び散った精液が淫魔の顔に掛かる。

「ん、熱いよお……、あれ、おにーさん?
 これ、せーえき?」

淫魔が目を覚ます。
射精しながら、身体が固まって動かなくなってしまった。
もうダメだ、逃げられない。

「あー、わかった。
 おにーさん、あたしのおっぱいを犯していたんだね。
 いけないおにーさんだなー。」

「あ、あ……!」

また、動かないはずなのに肉棒をおっぱいへと挿入する。

「そんなにおっぱい犯したいなら、操ってあげる。
 好きなだけおっぱいさせてあげちゃうぞ。」

「あ……あああああ……!」

淫魔に操られ、ずぶずぶとおっぱいに擦りつけていく。
まもなく、俺は白濁をまき散らしてしまうのだった。


BAD END



歯を食いしばり、我慢する。

俺は歯を食いしばり、衝動を抑えようとする。
なにを考えて居るんだ俺は。
みんなを助けないといけないんだろう。

そう決心し、トレーニング室の外へと走り出した。



今度は二階の化学室へと来ていた。
全力で走ったので、少々疲れた。
椅子に座って休憩する。
ふと、考える。
親玉を倒せば、というがその親玉はどこにいるのか。

ガチャリ

準備室のドアが開く。
誰かいたのか!?

「あー、先輩だー。」

聞き慣れた声が耳に入ってくる。
振り向くと、そこには後輩である畑中咲がいた。
少し、安心する。

「なんだ、お前だったか……。」

畑中咲は、細身の美少女だ。
妙な色気と、思わせぶりな態度に時々動揺させられるけど。
自然体で接せる、貴重な友人なのだ。

「先輩、もう死んじゃったのかと、心配してたんですよ。
 生きててほんとよかったです。」

ただ、いつもと雰囲気が違う。
なんだろうか、この違和感は。
畑中が近づいてくるとその違和感の正体がわかった。
彼女に、あるはずのない羽と尻尾があったのだ。

「お前……まさか、淫魔に……!」

「先輩が生きててよかったです。
 私が先輩にシてあげられるから。」

彼女は淫らに微笑んでいた。
今回は腕立てパイズリ、ニプルファック、馬乗りパイズリです。
腕立てパイズリ、流行らないかなー。
シックスナインとはまた違う魅力があると思います。

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