BFS ノーマルレギュレーションバトル
モーガン(>>513) 対 エリィ(>>512)
熱い戦いを繰り広げてきた性闘技場の異様な盛り上がりの中
次なる闘技者達がリングの両サイドから現れた。
先に門をくぐるようにして巨体を観衆の下にあらわにしたのはモーガンであった。
フットボールで培われた強靭な肉体に、穏やかではあるが
熱い精神と客観的で冷静な判断力を併せ持つ男だ。
男性BF選手の代表格として外見に劣らぬ実力と成績を持っており、全ての試合に全力で臨んでいる。
今回の試合で自慢のパワーとスタミナが発揮されるかが見所である。
モーガンがリング中央まで来たところで今回の対戦者が現れた。
暗がりの門から日の目に晒したその体に、観客たちは色めき立った。
二つ名の「シルキー」の名に恥じぬ美しい体。会場の明かりすべてを弾くかのように
きらきらと輝いている。シルクのように滑らかで、白く美しい肌。
それがエリィだ。彼女は今回BFSには初参戦だが、経歴を見る限りただの女性ではない。
外見とも合わせて、掴みようのない儚さと神秘的な魅力を放っていた。
闘技者二人がリング中央で静かに合間見える。
こうして二人を見比べると、あまりに対照的な二人だ。全てが正反対と言ってもいい。
二人の身長差は激しく、女性と男性とはいえ肉体もあまりに違いすぎる。
鍛え上げえられた肉体に褐色の肌、鴉の濡れ羽色の黒髪を持つモーガン。
絹の様な白い肌、妖精を思わせる銀髪、神秘性を持つエリィ。
「お手柔らかに頼むぞ・・・」
モーガンが対峙したエリィだけに聞こえるような低く、小さい声で呟いた。
「加減は出来ません。身を案じるならば抵抗などしないことです。」
お手柔らかに・・・と言ったがモーガンにとってそれは挨拶代わりであり
もとより自分も本気で行くつもりだった。手応えのある返事にモーガンはうっすらと笑みを浮かべた。
程なく、会場内にこの戦いならではの張り詰めた緊張感が充満してきた。
会場、両選手の緊張が最高潮に達した時・・・試合の開始を告げるゴングが鳴らされた。
始まると同時に距離を詰めてきたのはエリィだった。一般人の目から見ても威圧感のある
モーガンに対して恐れも無く詰め寄ってくる。
パワフルな攻めを身上とするモーガンは、エリィの素早い行動でペースを握られたと舌打ちした。
モーガンの足元に跪くと、エリィ自身がモーガンの下着までを脱がし始めた。
露出したモーガンの性器は筋骨隆々の外見に見劣りしない逞しく長大なペニスであった。
今はまだ臨戦態勢には非ず、勃起こそしていないがMAX時であれば強力な武器になるだろう。
エリィはそれを見てもまったく身動ぎもせずに、指先でモーガンのペニスを玩び始めた。
垂れ下がったペニスを細い指先で裏スジの辺りから撫で上げ、上向きにする。
そっと口を寄せ、口の中からぬらぬらと塗れた舌を伸ばしてペニスの先端を舐め始めた。
ぴちゃり・・・と舌を這わせ、何度も何度も亀頭を舐め回し、舌全体を使って唾液を塗りつけていく。
肉棒に巻き付くように舐めては、カリまでを先端で十分にならしていく。
滴り落ちるほどに唾液を塗されたペニスをエリィは一口で咥えた。
先程までの舌技に合わせて、つるつるとした口腔の感触による刺激を与えてくる。
「この程度か・・・?いや・・・まだ見切るには早い・・・」
基本的過ぎる技の連続に、モーガンは訝しんだ。これぐらいでイく事はないが、逆に普通すぎる
エリィの技に警戒心を高めていた。上から凝視していたモーガンと上目遣いのエリィの視線が交錯する。
「ふふ・・・では貴方の体力の程、見させてもらいます・・・」
そう言った次の瞬間、モーガンは驚きと昂揚感のあまり腰を落としそうになった。
手だ。手が立ち尽くすモーガンの脚から撫でる様に登って来てモーガンの睾丸を捕らえたのだ。
「くうっ!?な、なんだ!?」
血が通っているのかわからないほどに白く美しい掌がやわやわとモーガンの袋をもみしだく。
掌で転がし、時折往復させ、痛みギリギリの所で握ってくる。いや、なによりその触れている手が恐ろしい。
睾丸への責めを経験していなかったわけではない。
滑るように動くだけで、触れられた部位が無理矢理に性感帯に変えれらているみたいだ。
口によるペニス自体への責めと、奇妙な手による睾丸への攻撃。
最初、口だけの責めだと見たが、手による睾丸への責めで快感が倍以上に膨れ上がってきた。
「どうです・・・?口だけなら誰でもできるんです・・・私の武器は全身・・・あなたに・・・耐えられます?・・」
自信たっぷりに喋ったエリィに、モーガンは完全にペースを握られていた。
気付けばモーガンのペニスは血液が循環し、しっかりと固くなってしまっていた。張り詰めて、天を向いている。
これはエリィの攻撃に反応してしまっているという明確な証拠だった。冷静な脳でいても肉体の反応には逆らえない。
「っん…むふぅ……ふふ・・・冷静でいらしたのに・・・んんっ・・・可愛いものですね・・・」
エリィはそう言うと、ついっと唾液の筋を残し、ペニスから口を離し衣服を脱ぎ始めた。
(くそ・・・まずいな・・・)
内心モーガンは焦っていた。相手の攻撃に耐え、チャンスを掴んだら一気に持ち込むという
自分のペースを乱されただけでなく、相手の攻撃に耐えかねて、自分は既に勃起してしまっている。
そして今彼女は服を脱いでいる。すなわち次に待ち構えているのは本番による攻撃だろう。
手だけであれだけの攻撃力を持っているのだから・・・肌と膣、この同時攻撃は脅威だ。
しかもモーガンの経験上、彼女はまだ何かを隠し持っているような気がしていた。
相手の技の分析はできても、いざ味わってみなければわからない。
それがBFの面白いところであり、選手にとって恐ろしいことでもある。
「お待たせしました・・・準備は・・・いいですね・・・?」
来た。最早、こう考えるしかない。挿入は相手にとってもダメージを伴う諸刃の剣だ。
そこを突くしかない。しかし分が悪い。が、これに賭けるしかない。
エリィが主導権を握り、モーガンを押し倒そうとする。が、エリィの全身に脅威を感じているモーガンは
エリィの行動を警戒し、自ら横になる事を選んだ。
「あら・・・やさしいのね・・・わざわざ丁度良い体勢になってくれるなんて・・・それとも・・・」
横になったモーガンにまたがり、隆々と反り立つペニスを手で固定すると
自らの性器にモーガンのペニスをあてがい。腰を降ろして行く。
じゅぶ・・・ちゅ・・・
「諦めたのです・・・か・・・っ・・・?」
エリィの性器は濡れていない様に見えたが、膣内部は十分に濡れていた。卑猥な水音をかすかに鳴らしながら
男の性器と女の性器が繋がっていく。赤黒く隆起したモーガンの肉棒が
エリィのぬらぬらと妖しく光る膣へと埋没していく。
「くぁぁっ!」
「はぁぁぁぁ・・・んんっ!」
お互いが同時に喘ぎ声を漏らした。モーガンは予想通りのエリィの膣の造りに舌技以上の快感を感じていた。
エリィも主導権を握っているとはいえ、小さく細い体にモーガンの長大なペニスは確かなダメージを与えたようだ。
モーガンは心頭滅却し、落ち着こうとする。しかし小さくため息を吐き、既に落ち着きを取り戻した
エリィがそれを許さなかった。いまだ六割程度しか入っていない長大なペニスの進入をわざと止めて腰を浮かせた。
「見て・・・貴方のペニス・・・私の中でこんなになって・・・もっと欲しいって・・・ふふ」
「私の狭い中を・・・んっ・・・ほら・・・繋がってるのがぁ・・・っ・・・見えますでしょう・・・」
わざと結合部分を残し、腰をモーガンの顔のほうに突き出し、肉襞に己の肉棒が飲まれていく…ぐちゅぐちゅと愛液で塗れた
最高にいやらしい光景をモーガンに見せ付けた。エリィは体だけではない、精神をも犯そうとする。
「な・・・そんな技まで・・・使うとは・・・」
冷静さを保とうとしたモーガンは、下半身に渦巻く快感と視覚的なダメージで完全に退路を断たれた。
こうなれば、下手な小細工は更なるパニックを引き起こす。すばやく判断を下したモーガンは
先程の思考通り、相手との本番による真っ向勝負に打って出た。
自分には必殺の技術や特殊な力は無い。しかし積み上げた経験と苦楽を共にしたこの肉体が最大の武器だ。
向こうが自分だけの力で責めてくるのならば、こちらも応えるしかない。
脳裏に焼き付いた煽情的な光景を隅に追いやるようにしながら、モーガンは腰を振り始めた。
エリィの細い腰を大きな手でがっちりと固定し、今度こそ主導権を得ようとする。
ぐちゅっ・・・ちゅぐ・・・にちゅ・・・ぐちゅ・・・
ゆっくりと始まった反撃に、応じるようにペニスがエリィの柔肉を広げ、かき回していく。
じっとりと潤った愛液が進入してきた異物に押し出されて太股を伝い、流れ落ちてくる。
リングに寝そべったモーガンの体の上で、白く妖艶な肉体が迫ってくる快感と反動で跳ね上がる。
「きゃぁっ・・・んっ・・・はぁっ・・・やはり・・・あなた・・・んんっ・・・大したものですわ・・・ぁっ」
相手を褒めているようだが、即ちまだまだ余裕を保っている。という事だ。
悪い予感が当たらなければ良いが・・・迷いを自ら払拭しながらモーガンの責めは加速する。
腰を固定していた腕に力を込めエリィの体を持ち上げては自らの腰に引き付け、叩きつける。
自分の腰は持ち上げたときには肉棒の限界まで引き抜き、引き寄せると同時に突きこむ。
これを猛スピードで何度も、執拗なまでに繰り返す。機械のように正確なタイミングでウィークポイントを突いていく。
直線的な動きでは素人と大差ない。モーガンは危険を承知で膣壁と襞の中まで亀頭を突きこみ、性感帯を休ませることを許さない。
膣の壁全てを抉るように突きこみ、中のものを掻き出さんとばかりに往復する。エリィを持ち上げるたびに
張り詰めたカリ首が肉襞をビラビラと引きずり出し、どろりとした濃厚な愛液を巻き上げる。
モーガンの力と、スタミナの成せる豪快な性技だ。
自らのモノを最大限に生かした攻撃に、エリィも冷静を保っては居られなくなった。
打ち付ける腰と怒張が快楽を与えて止まない。このままでは自分といえど達してしまうのは時間の問題だろう。
相手は自分の肌を警戒してか、がっちりと腰を固定している。これではガラ空きの上半身に攻撃が出来ない。
「く・・・っ・・・はぁぁぁっ・・・」
こうなれば奥の手を使うしかない。そう判断した瞬間にエリィは行動を始めた。
やっとの事で得意の持久力戦に持ち込み、ひたすら腰をぶつけていたモーガンは眉をひそめた。
顔を紅潮させ、自分の指を噛んでいる・・・一体何なのか。ただ我慢しているだけとは思いにくい・・・
「・・・!?」
エリィの腰を掴む手に異変を感じた。例の行動の後、エリィが大量に汗をかいている。
まさか・・・と思った瞬間にモーガンは自分のペニスに走った強烈な快感に腰を引いた。
もともときめ細やかな美しい肌にじっとりとかいた汗が加わり、その体はまるで
ローションを塗りたくったようにぬめり輝いていた。さらにエリィはそれを利用し、強引に体位を変えてきたのだ。
膣内の今の感触に慣れてきていたモーガンは、挿入したままの状態でずるりと入れ替わった肉の感触に悶絶した。
慣れてきたからこそ今のペースを維持したかった。が、予想外の攻撃・・・慣れたところに不意の快感。
モーガンは歯を食いしばって耐えた。でなければ一瞬のうちに全て終わっていただろう。
「ふふ・・・ただの人達の中じゃ・・・貴方が一番だったかもしれない・・・」
あれほどまでに固定された騎乗位から抜け出し、みっちりと膣壁で責め立てる背面騎乗位へとシフトしたエリィが囁く。
「ここで会う女達全員に・・・セオリーが通じるなんて思わない事ね・・・」
今までの感触とは全く違う快感の波にモーガンは困惑した。締め上げ、腰をくねらせ、あらゆる角度で肉棒をしごいてくる。
負けじと腰を振るが、もはや自らの快感を増す事にしかならなかった。
「ぐぉ・・・ぉぉ・・・まだだ・・・まだ・・・・・・俺は・・・」
モーガンは頭の中で自らに言い聞かせた。ここまでしてくるからには向こうも限界が近いはずだ。
そう信じて残された体力を振り絞って腰を進める。汗でぬめるエリィの肌は、肉棒だけでなく触れている
手にまで快楽を押し付けてくる。力を込めれば込めるほど、ぬかるみに浸かる様に感じてしまう。
擦り付けあう粘膜が理性を追いやり、触れ合う刺激が敗北を加速させた。
モーガンの表情が苦悶とも愉悦とも知れぬものに変わったとき、エリィは最期の締めを開始した。
もはや枷の意味を持たないモーガンの腕を振り払い、体勢を再び変える。
最初の体勢である騎乗位に戻ると、既に脱力しつつあるモーガンにその小さな体を押し付けた。
これが最初からの狙い目であったエリィの最も得意とする技だ。
抱き付くように寝そべると、挿入された状態で全身をグラインドさせ始める。
「ぐぁぁぁぁっ!!!」
柔らかい胸がモーガンの筋肉でたぷん、と吸い付くように変形し、胸板を這う。それどころか
触れ合う肌と肌が全てが熱く、ぬめり、極上の刺激を与えてくる。
モーガンはエリィの技により、全身をペニスの如く敏感な性感帯に変えられてしまっていた。
「これがしたかったの・・・ふふ・・あなた力あるから・・・寝かせてくれないんですもの・・・」
勝利の笑みを浮かべ、エリィは出しうる最高速度で体を揺する。
全身を巡る毒のように重い快楽。ねっとりと肉棒に絡みつく膣肉。これに消耗しきったモーガンが耐えられるはずも無かった。
「がぁっ・・・」
大きく息を吐くと同時に、二度三度絶頂を乗り越えてきた肉棒が限界とばかりに脈動した。
びゅぅぅっびゅぶぅぅぅっ・・・
我慢した回数分の精液が決壊したダムのようにギンギンに腫れ上がった肉棒から解放された。
「きゃふふぁぁぁっ・・・!!あぁぁぁはぁぁぁっ・・・!!!」
体温を超えているのでは・・・と錯覚してしまうほどに熱い精液をエリィは胎内で受け止める。
か細い体が男の絶頂に反応してぷるぷると震えた。
意識を失うほどに盛大に果てたモーガンの体の上で、乱れた息を整えるエリィ。
どうやら。モーガンの最期の読みは正しかったようだ。エリィもまた絶頂を控えていたのだ。
「あなたが・・・っ・・・もうすこし頑張れていたら・・・私の負けでしたわ・・・」
まだ乱れる呼吸を押し殺しながら、聞こえるはずのないモーガンへと囁いた。
そうして、最期の手まで使わせた彼への最大の敬意を表したのだった。
大量の精を放ってもまだたぎる肉棒をやっとの思いで引き抜き、よろりと立ち上がるエリィ。
まさしく外見だけでなく、戦法までが正反対の二人が織り成す僅差の戦い。
『勝者、エリィ!!』
勝ち名乗りが会場内にこだまし、名勝負を繰り広げた二人に観客達は拍手の雨を降らせたのだった。
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