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BFO番外 くノ一編@

2月28日   PLAYER LV:22


今日は、BFOのくノ一編が追加アップデートされる日だ。
俺は結局、有料パッチを即買いして、事前に準備を済ませてしまっていた。
体験版をやってからの一週間は、かなり長く感じた。
それだけ、楽しみにしてたってことだろう。


ログインすると、追加されたくノ一関連の場所は、アナザーワールドのような作りになっていた。
自宅や街からワープで飛んでいくことができる、新しい世界だった。
イメージとしては、遠い別天地まで出稼ぎにいくような感じだ。
俺は、さっそく新世界へと飛んでいった。


和風の街の寄合所は、人でいっぱいだった。
名前を見ると、「無所属 ○×△□(←人名)」のように表示されていた。
たまに、「無所属」の代わりに、「●◆党」と表示されてるPCもいた。
……これが、くノ一桃花の言ってたやつだな。
名前の隣に表示されているぐらいだから、かなりの重要事項っぽい。
しばらく観察してると、「●◆党」の名称が、青色のものと赤色のものがあるのに気づいた。
どうやら二つの陣営に、真っ二つに分かれてるみたいだ。
きっと、お互いに対立し合ってて、バトルファックで戦う設定に違いない。
じゃあ無所属のままだったら、両方の陣営と対立するのだろうか?


…まぁ、俺はもう桃花党に入ると約束してしまっている。
それに、党に入るには個別のフラグ立てが必要らしく、今の俺では桃花党しか入れないみたいだ。
試しに桃花党のステータスを閲覧してみた。


〈桃花党…党首:中忍・桃花 党員:73名/100名〉


おっ、下忍から中忍にアップしている。
体験版期間の3日間だけで早くも昇進したのか。
出世の早さが半端ないな……
きっと数え切れないほどのプレイヤーたちを、バトルファックでボコボコにした事が認められたのだろう。
党員については、100人の定員のうち、73人が既に埋まってるということだろうか。
これはちょっとやばいかもな……
アップデートされてからすぐにログインしたのに、もう半分以上埋まってるんだから。
もしかして、くノ一桃花って、かなり人気があったりするんだろうか。
確かに見た目はかわいいし、おっぱいは完璧だし、バトルファックではすさまじい攻撃力だったし……


俺はなんとなく、焦ってしまった。
無所属のままでノンビリと新しい党探しなんかしてる暇はなさそうだ。
さっさと桃花党に入ってしまおう。


〈桃花党に入党しました!〉


〈桃花党・詰所をスタートポイントに設定しますか?〉

→はい
 いいえ


→はい


入党すると、俺は党員番号:81番とのことだった。
危ない危ない。
もうちょっとで締め出されてしまうところだった。
なんかくノ一桃花がちょっとした人気アイドルみたいに思えてきた。


とりあえず、入党したんだから挨拶ぐらいできないかなと思い、俺は桃花党・詰所へと移動してみた。


詰所は、和風のオフィスのような雰囲気だった。
党員はここで任務(クエスト)を受注したり報告したりするようだ。
すでにそこには30人ぐらいのPCがいて、当然みんな桃花党員だった。
党員たちは、いわば同僚みたいなものだろう。
何か協力し合うようなこともあるんだろうか。
…どっちかというと俺はソロプレイの方が好きなんだけど。


一番奥の社長席っぽい所に、くノ一・桃花がいた。
くノ一装束じゃなくて和装をしてて、ポニテもほどいていた。


うわぁ……見た目がめちゃくちゃ綺麗だ……


中忍に昇進して、魅力とかもアップしたんだろうか。
きっとアップしてるに違いない。そんな気がする。
エロい感じは全くしなくて、どっちかというとピシっとした真面目そうな雰囲気だった。
年下系なのに見るからに仕事が出来そうで、カリスマ性を感じる。
意志の強そうなおっきな目が、特にたまらん……


そりゃ、これだったら人気も出るし、党員の枠もすぐ埋まるだろう。
俺、桃花党に入れて良かったなぁ……
こんな党首のもとで働けるならやる気も倍増しそうだ。


「あら。貴方は」
「…は、はい!」


俺が見とれてポーっとなってたら、桃花は先に俺に気づいて声を掛けてきた。
桃花の周りには30人ぐらいの党員が集まってたんだが、桃花はNPCだから一度に全員を相手に個別対応できるようだ。
聖徳太子もびっくりしそうな能力。
俺は、思わず敬語で返事してしまった。
カリスマ的存在を目の前にして、タメ口でしゃべるのはちょっと無理があった。
……っていうか、上司みたいな存在なのだから、これからは敬語で話すべきだろうな……


「……うん、入党おめでとう。」
「は、はい!!」
「桃花は、これから党を大きくて立派な物にしていくために全力で頑張るんだから、貴方も党員として全力で頑張らないとだめなんだからね」
「はいっ!!!!……で、具体的には何を頑張れば?」
「まずは任務をこなしていって、功績値を貯めていくんだよ。
 溜まった功績値は、この詰所で桃花が色々なご褒美に変えてあげるからね。
 で、桃花が自分でためた功績値と、党員のみんなが桃花に捧げた功績値を合わせて、党が大きくなって桃花が昇進していくの。
 桃花が昇進すると、党として大きな仕事ができるようになるし、党員のみんなも充実した生活が送れるんだからね」


「なるほど!よくわかりました!!…でも、党員は100人が限界なんですか?」
「…そうなんだよね……この鯖だけで数百人以上、党員フラグを立てておいたのに、まさか100人しか入れないなんて……」
「うぉ……入れてマジ良かった……」
「だから、働きが悪い党員なんて、すぐ首にしちゃうんだからね!」
「はいっ!そうならないように努力します!!
 ……じゃあ、早速任務を受けに行きたいんですけど」
「うん。じゃあ、最初の任務だから、簡単な物を選んであげるね」
「ありがとうございます!!」
「…これなんかどう?"忍びの香"の原料となる薬草を採集する任務ね。功績値は10ポイント。」
「はい!初心者用の基本クエストって感じでいいと思います!速攻でやってきます!!」


「うん。でも注意点として、この薬草は敵の領内の、敵が栽培してる畑から採集してこないといけないからね」
「…それって、ほとんど野菜泥棒っていうか、窃盗犯じゃないですかぁぁ!?」
「違うよ。青色文字の党は全部敵なの。無条件に敵対しているから、何をしたって犯罪にはならないんだから」
「ひどい殺伐とした世界観です!!……でも、わかりました、さくっと盗ってきます」
「うん。敵領内には当然、敵のくノ一だって配置されているからね。
 戦う必要はないけど、もし討伐すれば、追加で功績値がもらえるよ。
 でも貴方の場合は、中忍以上との一騎打ちは無謀すぎるから、絶対にしちゃだめだからね?
 下忍なら、自信があれば仕掛けてみるのもいいけど、たとえ下忍でもくノ一相手に絶対に油断しちゃだめなんだから」
「わかりました!!」
「うん。……じゃあ、連絡事項は以上だから、下がって」
「行ってまいります!!」


俺は早速、任務をこなしに行くことにした。
……っていうか、桃花様やばい。
もう「様」を付けずにはいられない!
かわいすぎ魅力ありすぎカリスマすぎる。
はぁ……俺、あんな子とバトルファックしたのか……
どうりで気持ちよすぎるわけだ。
ああ、でもなんかあっという間に桃花様が遠い人になってしまったようで胸が苦しい……
ハァハァ……
いまだ冷めやらない興奮に動悸息切れがする……!!


−とにかく、頑張って功績値を稼ぎまくって、まずはナンバーワン党員にならなければ。
そうすれば桃花様の信頼と寵愛をひとりじめ……
ふふふ、うふふふふ!!
俺は、そんなことを考えながら全力で目的地へと向かった。


敵領内に侵入した時は少し緊張したが、とくに何もなさそうな、のどかな田舎の風景が広がっていた。
当然、敵のくノ一なんているわけもない。
まぁ、こんな場所でもたまには警備巡回をしてるかもしれないから、油断は禁物だが……


そして、目的の畑に到着した。
慎重に近づいていくと、一人先客がいるようだ。
俺は気づかれないように、背後からズーム機能を使って敵かどうか確認した。
名前は……「下忍・ヤエ」となっている。
青文字だ。敵のくノ一だ!!
そのくノ一は、かごに薬草を採集していた。
ちょうど、任務で調達すべき薬草と同じものだ。
かごには十分な量の薬草がある。
あのかごを盗んでダッシュで逃げたら、それだけで任務完了になるだろう。
だが、かごはくノ一の手元にあるから、気づかれずに盗み出すのは難しそうだった。


「♪ふん、ふん、ふ〜ん♪
 ……天気もいいし、気持ちがいい日だね〜
 アタシったら、血なまぐさい事よりも、こういう平和な仕事の方が好きだったりするんだよ。
 したっぱでくノ一なんてやってるよりも、町娘の方が向いてたりしてね。
 めざせ、看板娘!!……なーんてね!ふふっ♪
 採集、さいしゅう、楽しいなーっと♪
 ♪ふん、ふん、ふふ〜ん♪」


くノ一・ヤエは、鼻歌まじりで楽しそうに採集していた。
綺麗な黒髪を後ろでくくっていて、結構美人でかわいい子だな。
でも、くノ一装束じゃないし、何か一般人みたいだ。
ぶっちゃけ、あまり強そうには見えないというか……


…もしかして、これはカモがネギな状況なのではないか!?
桃花様も、勝てそうな下忍なら戦ってもいいって言ってたし。
このヤエちゃんを討伐すれば、追加で功績値がもらえるって言ってたし。
弱そうな上に、見た目は上々だなんて、もう犯してくださいアピールしてるに等しいね!!


……よし、襲おう。
背後から、奇襲するぞ。

俺は、見つからないようにそーっと近づき、そして。


がばーっ!!


「ぎゃー!!?」


後ろから、いきなりヤエに抱きついた!!


「じっとしていろ。……なに、すぐに良くなるから心配しなくていい」
「敵めっ!!……アタシを好きなようにするつもり?」
「そのとおり。」


ヤエは、くノ一だけあって、思ったより激しく抵抗してきた。
だが、俺に有利な体勢だし、しっかり捕まえているから相手は何も効果的なことができない。
後ろから、帯を解き、半脱ぎになった服の隙間から手を差し入れて、素肌をまさぐる。
おお、いい手触り。
こいつは町娘なんかにしておくには勿体ないぜぇグヘヘヘヘ。


もみもみ……さわさわ……


俺がヤエの身体を愛撫していくと、ヤエは身をよじらせてジタバタした。
ずいぶん無駄な抵抗をするものだ。
そのたびに、長い黒髪がぴょこぴょこ揺れた。
いい匂いの髪だなぁ……
思わずクンカクンカせざるをえない。
それにすごく綺麗なサラサラの髪だぞ。
手ぐしをしたくなるな……よし、しよう。


サラサラサラ〜〜。


うおおお……すっごくいい匂いだ……
頭がぼーっとなる……


……ん??
頭がぼーっとなるって??まずくない??
バトルファックでそういう状態になって、今までにろくな目にあったことがないような。
どういうことなんだってば……
このいい匂いの髪がやばいんじゃないのかクンカクンカスーハー……
あ、違う、追加で吸い込んじゃだめ……
ち、力がぬけるぅ……


〈状態異常:忍びの香(中)にかかってしまいました!〉


「ふふん、あっさり引っかかったね」
「くぁ……??」
「アタシの髪に媚香を仕込んでおいたのさ。
 どうだい?体が痺れて動けないだろう?」
「あ……ひでぇ……」
「ふん。いきなり敵の領地に侵入してきて、強姦してくるような鬼畜に言われたくないね!」
(否定できない……っていうか身体が崩れていく……)


ドサッ……


俺は勝手に大の字になってしまった。


「ふふん。せっかくだからアタシが成敗して、捕まえてあげるよ。
 二度と悪さなんてできないように、更生してあげるからねぇ。
 さあ、アタシにどうされたいんだい?
 上に跨って、犯してやろうか?
 それとも、お口でアンタのモノを吸い尽くしてやろうか?」 



----〔選択肢〕-----------------

1. お、犯される!?
2. す、吸い尽くされる!?(※註:こっちは書いてないです)

-------------------------------


→1. お、犯される!?


「そうかそうか、アタシに犯されたいんだね」
「な……何も言ってない!」
「ふん。口では何とでも言えるもんさ。でも、下の方はどうなってるのやら?」


くノ一・ヤエは大の字に寝転がってる俺のパンツを、あっさり剥ぎ取ってしまった。


ビィィィン!!!


パンツを弾き飛ばすような勢いで、俺のペニスが天に向かって屹立していた。


「えっ?……何で?」
「ふーん、やっぱりこんなになって、アタシに犯されたがってるじゃないか」
「ち、違うし!……変な薬を盛ったせいだろ!」
「ふふん。そうやって口答えされた方が、お仕置きしがいがあるねぇ♪」
「くっ……」


ヤエは上から見下すように、俺のペニスをじろじろ観察してきた。
このままでは相手のペースだ。
俺は言い返すためのネタを考えてみた。


「この…! 犯すって言うけど、お前の方こそ濡れてないと犯せないだろ?……それとも、もう興奮して濡れまくってるのか?」
「何いってるのさ。濡れてるわけないよ。」
「じゃあ……」
「こうすればいいだけだよ」


ヤエは自分の指に何かを塗りたくると、その指を俺のペニスに絡ませてきた。
ローションのような少しひんやりした液体で、ペニスはぬるぬるになってゆく。
ぬるぬるする以外に、毒とか媚薬とかが含まれていないか心配だ……
……でもこんなアイテムを常備してるなんて、このくノ一っていつでもバトルファック準備OK状態じゃないか。
鼻歌なんか歌って平和そうにしてたのは嘘だったのか!?


「さーて、これで良しっと。……じゃあ犯してあげるから、いい感じにヨガってみせなよ?」
「あ"っ…………」


ヤエは俺に跨ると、着衣のまま騎乗位で挿入してきた。
結合部分が服に隠れて、全然見えなくなっている。
これじゃ、外から見るとセックスしてるようには見えない。
ただ俺が上から組み伏せられてるだけ。


………ズプッ………


生々しい感触と共に、俺のペニスはヤエの中に埋まっていった。
ヤエは、小刻みに腰をくねらせ、さらに回転させていく。
すぐにヤエの膣内は潤っていき、俺のペニスが快感に包まれた。


「どうだい?アタシの中の感触は?」
「……これは……なかなか……」
「ふーん?結構素直なんだね。…まぁいいさ、今からが本番だから覚悟しなよ!」


言葉どおり、ヤエの動きがダイナミックになっていく。
俺のペニスはすっかり根元まで咥えこまれ、ヤエが動くたびに膣肉に扱かれた。


「お……おおお……」
「んッ!んッ!んッ!んッ!」


ヤエが激しく腰を振るたびに、グチュグチュと淫らな音が響く。
思った以上にワイルドな動きだ。
相手は意外とパワー系のバトルファックをするらしい。
見た目とのギャップが良いかも……


「どうだい?反撃もできずに女の子に犯されちゃうってのは?」
「……くっ……」
「ほら、ほら、こうやって根元から締め上げながら犯されると堪らないだろう?」


グチュッ!グチュッ!グチュッ!グチュッ!


「うおおお………」
「でも敵のアタシに負けたら、投獄されて奴隷調教されるってこと知ってるんだろうね?」
「…………」


……そうだった。
自分はじっとしてるだけで、可愛くて美人の女子に騎乗位で気持ちよくしてもらえるとか最高の状況なのに。
でも、このまま中出しとかしたら、大きすぎる代償を払わなければいけなくなる……


「……ふふん。緩んでた顔がちょっとはまともになったじゃないか。」
「…………」
「でもそういうのを無理やり犯して、アタシの方が上だってわからせるのが楽しいのさ!」


グチュッ!グチュッ!グチュッ!グチュッ!


くノ一・ヤエは、俺の身体が痺れてるのをいいことに、ますます激しく腰をくねらせてきた。
そのたびに、ペニスが柔肉に扱かれ、奥の方では亀頭がコツコツと何かに当たっていた。
媚香のせいで敏感になってるのか、大きな快感がペニスの中心にどんどん集まってくる。
それをドカンと一気に放出しちゃえばきっとすごく気持ちいいだろう……


「ふぅっ!んっ!んっ!んっ!」


ヤエの声もだんだん大きくなっている。
こんなにペニスを咥えこんで激しく腰を振ってるんだから、本当はヤエだって気持ちいいはずだ。
きっと無理して我慢をしているはず……
亀頭の先が奥にゴリゴリ擦れている。
だいぶ時間がたったので、俺の身体の痺れも収まってきた。


……これなら、そろそろ反撃できるか?
でも、派手に抵抗するよりもコッソリと相手の動きに合わせてやった方がいいような予感。


〈閃き:『隠密カウンター(ペニス):LV1』を閃きました!〉


なんかひらめいたぞ。
ヤエの腰振りと同じタイミングで、自然な感じに奥へと突いてみよう。


コツンコツン!


「んっ……!!!!」


コツンコツンコツン!


「んんっ…!あっ…!!!」


明らかにヤエの反応が大きく変わった。
きっとポルチオ性感ってやつだろう。
同時に、ヤエの腰のグラインドが小刻みな動きになった。
なんか、俺をイかせるための動きから自分が気持ち良くなるための動きに変わったような。
旗色は、どうやらこちらに向かってきてる。


グチュッ……グチュッ…………


「はぁっ……はぁっ……あっ……んっ……んっ……ぁぁぁっ……」


ヤエは目をとろんとさせて、もう喘ぎ声を隠そうともしていない。
なんだか様子がおかしいぞ。
今までのワイルドな動きから一転して、動きが緩慢になっている。


…これはもしかして……
ヤエは何かの『状態異常』になったのでは?
俺には対戦相手の状態異常を察知する能力がないから、推測しかできない。
でも、逆転のチャンスだ。
よーし。


〈スキル:『ピストンLV2』を使用しました!〉


ズン!ズン!ズン!!


俺は遠慮なしに下からペニスを突き上げていった。


「あっ!あっ!んっ!んぁっ!!」


下忍・ヤエは喘ぎ、身体をガクガクさせている。
明らかに様子がおかしい。
今までのBFは俺が一方的に状態異常にされてばかりだったのに、初めて逆パターンになったんじゃないか。


ズン!ズン!ズン!!


「あああっ!あはぁっ!んぁぁぁっ!!」


おおっ、効いてる効いてる。
これは多分いけるぞ。
レベル2ピストン、やっぱ強いな。
基本Mのはずの俺だったが、自分のピストンで目の前の女が陥落していくのは、相手を征服してる感じがした。


ズンズンズンズン!!


「あっ、んぁぁぁっ、ああーーーっ、イく、イくーっ!!」
「いいぞ、イケよ!」
「いくぅーーーっ、あああああーーーーー!!!」


〈下忍・ヤエを膣絶頂させました!〉
〈下忍・ヤエに勝利しました! 2,200EXPを得ました。25功績値を得ました。〉


絶頂したヤエは、自分の身体を支えられなくなり、俺に倒れこんできた。
うーん、この子、やっぱり可愛いな。
俺が勝ったなら、逆にこのまま持ち帰って奴隷調教していいんだろうか?
…でも背負ったまま移動するのは大変そうだし、ここは相手の領地だからな〜。
まあ、今回は許しておいてあげるか。
目的の薬草さえ頂いて帰ればいいや。


しかし、ヤバいかと思ったけど、くノ一相手に意外と簡単に逆転できた。
見るからに下っ端っぽいくノ一ではあったが……
少しは強くなってきたのかも。いい感じだ。


俺は上機嫌でかごの薬草を奪い、くノ一・ヤエをそのままにして立ち去ることにした。
でも、あんなに楽しそうに採集してたのに、奪ってしまったら恨まれるんじゃないだろうか。
女の恨みは怖いって言うしな……
代金は払って置いたほうが良いかも。


俺は、適当に代金をヤエの横に置いて、そのまま逃げるように敵地から逃げ去った。


桃花党詰所に戻り、自慢げに報告をしたが、べつに桃花様は褒めてくれなかった。
あくまで小手調べレベルの任務だったらしい……
…まぁいい、これからだ、これから桃花党でどんどん実績をあげて桃花様全身の寵愛を得てみせる!


(終)
「」→書いた人。『』→女審問官A

「どうも皆さん、お久しぶりです」
『1年近く放置して何してたんだよ!』
「サボってました……」
『じゃあなぜ急に復活した?』
「春なので書きたくなって……」
『春だからか。…それはそれとして何だこれ。本編も途中のくせに番外編とか。』
「番外というか、桃花の個別ルート的な物ですね、発想がerg脳なんで」
『ふむ、まぁエロゲの個別ルートには推奨攻略順的なものもあると聞く』
「審問官さん、なぜかすごくスムースに話が通じました!」
『…。今回の相手は、なんか聞いたことある名前のくノ一なんだが』
「たぶん気のせいですよ」
『使ってくる技の傾向とかもほぼ同じなんだが』
「ぐ、偶然…あるいはリスペクト…オマージュ…ヤエたん雑魚かわゆっ…」
『…好きだからつい登場させてしまったのか』
「はい。」
『原作者の許可は?』
「いえ、全く」
『"明らかに有罪"、っと……』
「待ってー!無実ですー!」
『それに何だこれは。男が逆転するなんて犬も食わない糞シチュだぞ』
「すみません…久しぶりにエロ書いたので調子出ませんでした…(震え声)」
『せめて並行して負けルートは書けなかったのか!』
「書きたかったけど雑魚かわヤエたんに負ける所を想像できなかったです…(震え声)」
『論外だな』
「次の話もほぼできてるんで、近いうちにバッドエンド系も投稿できるはず!」
『何でもいいからさっさと書けよ!』
「はい…(震え声)」

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