「おはようございます。一緒の撮影は初めてですけど。もう慣れました?」
撮影現場の近くで俺に声をかけたのは同じ時期に雇われた三咲ユイだった。
彼女は短大を卒業した後、アパレル系の仕事を探したが見つからず
スカウトマンに誘われるまま顔の出ない企画モノのAVで小遣いを稼いでいた。
実際の見た目は濃いブラウンのショートカットで
笑うとえくぼができる顔立ちは健康的で俺の好きなタイプだった。
スカウトされるだけはあって細身のわりには胸も大きめで文句はない。
彼女は1年ですっかり仕事に慣れて素人企画モノで呼ばれる事が多かった。
俺は高校卒業後に一般の会社に就職したが、倒産してしまい日雇いのバイトをしていた。
そこを高校時代の先輩から今の製作会社を紹介され、雑用の手伝いをしながらも
素人モノや企画モノで人手が足りない時に顔出し無しで出ている。
体つきが良かったせいか男優として呼ばれることの方が多いくらいだった。
「俺もようやく慣れてきたかな、ユイちゃんは同じ時期にはじめたのに
もうベテランって感じだよね。」
「ここって小さな会社だし女優さんが少なくて、すぐ呼ばれるから
さすがに慣れてきちゃいましたよ」
完全な素人だった彼女も、最近は素人相手の手コキシリーズで
ちょっとした人気が出ているほどだ。
「男の人って手コキすると、案外早くイっちゃうから流れを考えると加減が難しいですよね。」
彼女は根がまじめなせいか撮影中も色々と考えているようだ。
「素人さんは男優と違って我慢するのが上手くないし、すぐにイッても監督に怒られないからね。」
「タカシさんは、もう我慢できるようになったんですか?」
「さすがに撮影の途中でイカないように我慢くらいはできるようになったかな」
「それって私が本気で手コキしても我慢できます?」
何を言うんだろと思ったが、無理というも試合放棄みたいな感じがした。
「きっと気持ちいいと思うけど、我慢しようと思えばきっとできるんじゃないかな」
「それじゃ今日の流れは、キス、手コキ、フェラ、本番って聞いてますけど
手コキの時にイカせちゃってもいいですか?
今日は盗撮モノで素人設定だから、それくらいの方がリアルですよ。
私が勝ったら焼肉食べ放題でどうです」
自分に自信があるというか、相手のプライドはお構いなしの言い方だったが
もともとサバサバと明るい性格の子だったので、嫌味はまったく無かった。
「いいね、俺が我慢できたら何かお願い聞いてもらおうかな」
「いいですよ、本気モードの方が面白いし」
どこにでもあるラブホテルの一室で先輩たちがカメラを取り付けた後
ふたりきりになった。監督を兼ねてる先輩からは流れだけ守ってもらえれば
編集でどうにでもなるから自由にやってと言われた。
俺は先にシャワーを浴びて、ベッドで彼女を待っていた。
彼女はバスタオルを巻いた状態でベッドの中に入ってきた。
少しだけいちゃついたフリをした後にさっそくキスをした。
彼女はいきなり激しく舌を絡ませてきたので、
相当やる気になっていることが伝わったおれも髪をなでながら応戦した。
早速ユイは俺の股間を触りながら耳元でささやいた。
「もう勃ってるじゃないですか、まだ裸も見てないのに大丈夫ですか
待ってる間、どんなこと想像してたんですか?」
今では普通に話す仲だけど、彼女の顔立ち、体つきは十分魅力的で
仕事とはいえ体が触れれば興奮するのは仕方のないことだった。
ユイはベッドの中でバスタオルを取ると、俺の乳首ににやわらかい乳房を
重ねて来た。もうこれだけでパンパンに勃起しているのが自分でもわかったが
彼女の背中を優しくなで、脇から腰にかけて軽くつめを立てて
愛撫をして余裕なフリをした。
彼女は少し声を出しながらも、俺の首筋を舐めながら足を絡めて来た。
俺は自分の太ももに濡れるものを感じた。彼女もすっかり感じている。
俺のことを責めながら自分の股間を太ももに擦り付けてくる。
俺は彼女を下にして首から胸にかけてキスをした後に
わざと乳房には触らずへそと脇腹を舌で舐めた。
ユイは軽くのけぞるようにして喘ぎ声をだした。
頭の位置を戻して、またキスを始めた時
ユイは亀頭の部分だけをやさしく撫で始めた。
亀頭が自分の我慢汁で濡れてきたころ
彼女は細い指を絡めるように手でゆっくりと上下に動かしてきた。
「すごくやさしい愛撫をするんですね、とっても気持ちいいです。
でもそろそろ始めますから、我慢してみてくださいね」
彼女はそう言うと、足を絡ませながらも頭を俺の胸まで下げた。
乳首の周りを舐めるようにしながら、ゆっくりと手を上下し続けた。
俺は乳首が性感帯だったので両方を同時に責められるのはつらい。
それでもあっけなくイクのは避けたいと思った。
「だいぶ我慢してますね? すごい波打ってますよ。
直接乳首を舐めても我慢できます?」
俺は曖昧な笑みを返した。
彼女は上下に動かすのを辞めて、乳首を舌で転がすように舐め始めた。
物凄い快感が走ったが、握られただけの状態だったのでイク事はなかった。
少しの間舐めたユイは、ゆっくりと手を動かし始めた。
あまりの快感で彼女を撫でる手も止まってしまった。
「もう限界ですよね? 私の勝ちって事でフェラしてあげますね」
俺はその言葉に少しだけ引っかかるものがあった
本当に小さなプライドだった。
彼女が体の位置を上に換えて、ゆっくり股間まで下がって行こうとした時
俺は少し強引に彼女の脇の下に腕を入れて、ユイの体を元の位置まで引き戻した。
そして指で彼女のクリトリスを撫でた後に
中指をゆっくりと中にいれて上の壁を押し上げるように前後させた。
彼女は少しびっくりした表情をしたが、明らかに感じていた。
俺の考えを理解したのか、彼女はさっきよりも強目に握りシゴキはじめた。
俺は中指で彼女の中をさすりながらも親指でクリトリスを刺激し続けた。
彼女はそのたびに体をよがらせて感じていたが一定の速度でしごいていた。
ゆっくりな動きではあったが、お互いに意地になっているのがわかった。
もうどちらかが先にイクまでの我慢比べになっていた。
彼女は俺をイカそうと自分が感じるのを隠しながらも
必死に手を動かしていた
俺は堪えながら彼女の中を丁寧に愛撫し続けていた。
指が左側の肉壁を擦ったとき彼女の握っていた手が
止まり大きくのけぞった。
「ちょ、、ちょっと、気持ちいい・・・かも、、、」
自分が先に大きく感じた事の照れ隠しだろうか
精一杯笑いながらそう言った。
彼女は今までに無い早さでシゴキ始めた。
今度は俺もシゴキながら乳首を責められたことで
一気に射精感が高まってきた。
「これ、、我慢できます? ほんとに、もう、、イカセ、、ちゃいますよ」
少し焦りながらの挑発にぐっ来るものがあったが
すでに汁が大量にあふれ出て、音を立ててかき回されている
彼女の方が必死な状態であることはわかった。
俺は指を少し曲げて中の肉壁を奥から入り口にゆっくりと
ひっぱり出すように強く動かした。
彼女は声を殺しながらも小さくうめきながら
今まで我慢していた分の絶頂を味わうようにしばらく全身を痙攣させ
ぐったりと俺の上に倒れこんだ。
もう手も止まり、真っ赤になった顔で荒く息をしてるだけだった。
「いっちゃった?」
俺もイク寸前だったが、わざと落ち着いた口調で聞いた。
彼女は少し間をおいて小さな声で俺に聞いた
「私に勝った時のお願いって何ですか、、、、、」
「やりまくりたい」
「・・・え?」
「ユイちゃんが、もうやめてって言っても、俺の精液が空になるまで
やり続けたい」
少し呆れた顔をされたが、無理な注文でも無いと思ったのだろう。
「・・・好きにしてください。もういっそう気絶するくらい犯していいですよ」
それから俺は気取った愛撫はやめて、体中を舐めまわし
好きなだけ強く彼女の体にむさぼりついた。
同じ時期にこの業界に入った女優にイカセ勝負で勝った優越感に
興奮して歯止めが利かなくなっていた。
指を使って5回ほど連続でイカせた時、彼女は「も、もう・・」と
言いかけたが俺がやめないとわかると、そのまま黙った。
イキ続けて力の入らなくなった彼女の体に
さらに興奮してそのまま犯し続けた。
朝になり先輩たちが機材を取りに戻ってきた時には
俺もすっかり眠っていた。
先に目覚めた彼女は帰ってしまったようだ。
シャワーを浴びて携帯のメールをチェックすると彼女から
「性欲の塊!!焼肉返せ!!パンツで帰れ!!」と
意味不明な内容のメールが届いていた。
先輩たちに爆笑された後、俺のズボンが無いことに気が付いた。
おしまい
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