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夏期講習会B

まさひろは完全に気を失っていた。どのくらい時間が経ったのだろうか。クーラーの冷気を感じ、
寒気がして気が付いた。教室のライトが眩しく感じたかと思うと、自分の異常な姿に驚愕した。
普段はスーツを着ているのだが、ネクタイとYシャツが脱がされ、上半身はTシャツだけだ。更に
信じられないことだが、スラックスも脱がされ、トランクスだけになっている。まさひろは、思い出した。
美香の奴に不意に蹴られて頭を打ったのだった。我に返ると凄まじいまでの怒りが込み上げて来て、
立ち上がろうとした。だが、手も足も動かない。冷静に見回すと、手は両手を縛られ、教壇の固定机に
結ばれていた。足のほうは、開脚されて両足首がそれぞれ、生徒の椅子にくくり付けられている。
その机の上に唯と瑞希が脚を組みながら座っており、その体重のせいで足も動かない。まさひろは
ようやく自分の置かれた状況を認識した。トランクスからは失禁した尿の異臭が立ち込めていることも
この時、初めて気が付いた。

「他の先生はもうみんな帰ったよ。」と美香が教室に入って来た。まさひろは、怒りを浮かべた目つきで
美香を睨み付けた。
「お前、こんなことして許されるとでも思っているのか!縄を早く解け!」
「おお。怖い怖い。そんなに怒っているなら、解くわけないじゃん。だから、お前は馬鹿なんだよ。」
美香の嘲笑に、他の2人も大笑いしている。3人は顔をあわせて、
「さて、どうしようか?こいつ。」
微笑を浮かべながら、目を合わせて、
「男なんてみんな一緒でしょ?だから、この前のしてやるか?」と美香が言うと、
「あれね。楽しい〜!馬鹿な男相手だと特にね。」
3人は身動きできないまさひろの方を見ると、笑いながら近くに寄った。その目は、何かとてつもない
楽しみに満ちたものであり、一方で、冷徹な気がした。まさひろは咄嗟に何かを感じたのか、
「お前ら、何をする気だ?やめろ。ふざけるな!」
と言ったが、唯は、
「みんな、最初はそう言うんだよね。でも後から、懇願するんだよね。ほんと、男って馬鹿だね。」
彼女達の嘲笑が聞こえる。まさひろは、何をされるかまるで想像が付かず、ただ女子中学生の目の前
でこのような格好にさせられていることに、憤慨していた。
「もしもし。美香だけど。そろそろ来いよ。」
美香が携帯電話で誰かを呼んでいる。まさか、このような状態なのに誰を呼ぶのか?これ以上の辱を
晒す訳にはいかない。まさひろはかなり焦り始めていた。
「あいつが来るまで待ってよっか?」
3人は椅子に座り、笑いながらまさひろの方をず〜っと見ている。まさひろは言葉が無かった。
今更、騒いでも自由にされる雰囲気ではない。(誰が来るのか?あの電話だと友達を呼んだのか?)
まさひろは、この後に起きる異様な光景など予想も付かず、ただ我慢に我慢を重ねていた。

「トントン。」
それから5分くらい後に、ドアを叩く音がした。美香が呼び出した誰かであろう。次の瞬間、まさひろは
驚愕したとともに、安堵した。何と、教室に入ってきたのは、同僚の講師の斎藤であった。
「おお!斉藤先生!助かりましたよ。お恥ずかしいのですが、こいつらにちょっと油断した隙に・・・。」
まさひろはホッとした。斎藤なら自分をこの見っとも無い状態から救ってくれる、そう思ったからだ。
だが、斎藤はまさひろには目もくれず、座って脚を組んでいる美香の目前に行き、跪いた。まさひろは
斎藤の行動が理解できず、唖然としていたが、次の瞬間の信じられない光景に目を疑った。
美香は、靴を脱ぐと、紺色のソックスの足指先を跪く斎藤の鼻にくっ付けた。
「美香様!」
斎藤は、芳しい臭いを嗅いでいるような恍惚とした表情をしている。
「ほら、斎藤。ズボンを脱ぐんだよ。」
唯が命令口調で言うと、斎藤は立ち上がりズボンを脱いで、ブリーフ1枚になった。まさひろは再び、
その姿を見て驚愕した。何と、斎藤のブリーフからはペニスがはちきれんばかりに怒張している。
「さ、斉藤先生・・・。」
美香たち3人は、斎藤のその姿を見て大笑いしている。すると、美香がこう言った。
「今から、生意気なあいつをたっぷり仕込むから、それを見ながらオナニーしろよ。
ただ、逝くんじゃねーぞ。わかったか?」
美香は斎藤の股間に長く白い脚を片方だけ差込み、怒張しているモノをちょっと強く踏みつけた。
「ううう・・・。わかりました・・。」
斎藤はそう答えて、ブリーフを脱ぎ捨て自分で擦り始めた。

まさひろには理解が出来なかった。(斉藤先生、どうして・・・。)このような身動き取れない状態で
苦しんでいるまさひろには、全く目もつれず、彼女達の言いなりになって、しかも、興奮してオナニー
までし始めている。彼には恥もプライドも無いのか?一体どうなっているのか?
「さて、始めるか。」
美香がそう言って立ち上がると、2人も立ち上がった。そして、まさひろの方に近づいてくる。まさひろは
斎藤の異様な姿も相俟ってなのか、少し、恐怖を感じた。3人が、上から笑いながら自分のことを
見下ろしている。恐怖心に駆り立てられたのか、まさひろは、
「お前たち、俺が何をしたから、こんなのことをするんだ?俺は一所懸命、やっているだけだぞ!」
「煩い奴だね。唯、口を塞いじゃって。」
美香が指示すると、唯は紺色のハイソックスの指先をまさひろの鼻にあてがい、足裏で口を塞いだ。
「うぐ・・・。ぬおおお・・・。」
まさひろはこの屈辱的な行為に、首を振って頭を揺らし、唯の足を顔面から離そうとした。
「瑞希、押さえつけな。」
またしても美香の指示で、瑞希がまさひろの顔をまたぐと、両太ももでがっちり頭を挟み込んだ。
瑞希は3人の中でも最も体格が良く、腿周りも太い。両手両足を縛られている状態ではどうすることも
できない。これで、全くまさひろは顔を動かすことが出来なくなってしまった。まさひろは暫く、呼吸を
我慢していたが、流石に苦しくなり、鼻で息をした。すると、唯のソックスから汗の混ざった異臭が
鼻をついた。
「うおっ!ゴホッ、ゴホッ。」
まさひろは、その強烈な臭いに思わず、咳き込んだ。
「今日、ずっと履いてっから、臭いだろ?夏だから汗もかいてるし。」
「唯の臭いは強烈だからね。でも、彼氏に匂ったら、嫌われちゃうから気をつけた方が良いよ。」
と美香が笑いながら言う。
「さあて、行くよ!」
美香が大きな声でそう言った。すると、美香はまさひろの股間に脚を乗せて、グニャグニャと踏付け
始めた。まさひろは、完全に動けない状態で、このような屈辱を受けているのだが、どうすることも
できず、されるがままであった。
美香の脚は3人の中で最も長くて白い。ムッチリとした太ももの割には、脹脛は細く、足首も細い。
白い肌と紺のハイソックスのコントラストが良くマッチしている。
「さて、どれだけ持つかな?フフフフフフ。」
美香はまさひろの股間を優しく、時にはきつく弄くり始めた。その足指の動きは絶妙で、亀頭を指で
摩ったかと思うと、玉袋を指で挟み込む。男根の下から上へ足指を這わす。
まさひろは異変に気付き始めていた。まず、唯の足の匂いだが、疲れているのからか、気にならなく
なっている。最初は強烈だったが慣れというのか、さほど気にならない。唯の足の匂いがまさひろの
脳の中で受け入れられたのか、かえって心地よささえ感じ始めていた。次に、美香の足技である。
まさひろも男である。屈辱的ではあるが、絶妙な動きでペニスを弄くり回されたら、否が応でも
反応してしまう。
「ううううッ・・・。」
「フフフフ。興奮し始めてるよ。さっきまであんなに強がっていたのに。」
美香は片足で弄くりながらまさひろの反応を見て、微笑した。
まさひろはその言葉を聞き、我に帰った。(そうだ。何しているんだ。俺は。こんなことされて。)
「うぐおおおおおおお!!!」
まさひろは精一杯の力を振り絞って抵抗した。だが、それも虚しいだけだった。疲労の蓄積も重なって
なのか、全く動けなかった。一方で、美香の足での責めは相変わらず、続いている。特に、親指で
アナルを擦られる瞬間は、あまりの気持ちよさに悶えていた。まさひろは快感に悶えているのでは
無く、抵抗して悶えているように見せかけようとしていた。しかし、体は正直だ。
「おい。勃起してんじゃん。ひょっとしてこんなことされて気持ち良いの?」
美香がそう言うと、唯が
「どお?私の足の匂いは?結構、匂うけど、良い匂いでしょ?」
3人は大笑いしている。まさひろは徐々に力を失い始めていた。遠くに、同僚の斎藤がこちらを見ながら
オナニーしている姿が映る。(俺たちは、生徒にこんなことされて・・・。)

まさひろは美香の足責めにより、完全に勃起させられていた。抵抗する力はもほとんど無く、
なされるがままの状態となっていた。
「そろそろ、あれをやるか?」
美香はそう言うと、両足を縛っていた紐を解いた。まさひろは両足が自由になったが、暴れようとは
思わなかった。逆に言えば、少し、美香の言う「あれ」を期待していた。
「先生。貴方も私と同じように落ちて行くことになりますよ。」
今まで、オナニーしていた斎藤がそう話し掛けた。まさひろにはその言葉が理解できなかったが、
もはや他人の斎藤の言うことなど、関係無くなっていた。
美香は、まさひろの足首を掴み、持ち上げると右足を股間に差込み、絶妙な振動で責め始めた。
「あ。美香の必殺技の電気按摩だよ。先生、幸せだね。美香にしてもらって。」
と瑞希は、一層、太ももに力を入れてまさひろの顔を締め上げた。
「美香の電気按摩で逝かない奴なんていないよ。ガッコの担任なんて、クラス全員の前で美香の
電気按摩食らって、射精した挙句、ションベンまで漏らしてたからね。リーマン狩った時もそう。
だいたい奴が、涎垂らして喜ぶよ。」
唯はそう言いながら、もう片方の足をまさひろの口に突っ込んだ。
確かに、美香の電気按摩は小刻みで、的確に指で男性の竿を捉えて、刺激している。微妙な振動
が玉袋から腸まで伝わってきて、今まで味わったことの無い気持ち良さだった。
「あああああ!うううううう!」
まさひろは、あまりの快感に何もかも忘れて酔い始めていた。

                             続く

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