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とあるハンターのおっぱい敗北記:第二十二章

 びゅ、びゅ…び…

「はあ、はあ…」

 射精の勢いが弱まる…ホッとするのと同時に、快感が遠ざかっていくのが
寂しい。なんだか我ながら物凄く欲張りになったなあ…

「もう、やりすぎよラクタ。今のは私が支えていなかったら坊や、
気絶しちゃっていたわよ?」

 あ、ネピアさんがそっと仰向けに寝かせてくれた…それは良いんだけど、
当然の如く膝枕をしてくるものだから大きな二つの山を見上げさせられて、
リラックスは出来るけれど発情も止まらないから生殺し状態だ。
ネピアさんの事だからこれも計算づくでやっているんだろうな、きっと。

「えへへー。ごめんねお兄ちゃんお姉ちゃん、美味しすぎておまんこでも
味わいたくなっちゃって…♪ふー、ちょっと酔いそう」

 ラクタちゃんは本人が言う通りまるでお酒に酔ったみたいに頬を
ピンク色に染めて普段以上にご機嫌な笑顔だ。年下の美少女が僕のせいで
ほろ酔い状態になっていると言うのはなんだかとてもイけない事を
している様な気分になる。実際は僕が精液を搾り取られる形だったのに、
こう思わせるのはラクタちゃんの無邪気さのせいだろうか。

「ふぅう…ラクタちゃん、大丈夫なの?本当に酔ったみたいだけど」

「え?うーん、極上の精を吸ったせいで何か悪い事が起きるなんて
聞いた事が…お姉ちゃん、そういう事ってあるの?」

「そうねえ。ごく稀に力の弱い淫魔が本来なら格上過ぎる相手の精を
吸った事で力が急激に増す衝撃でおかしくなっちゃった事はあるけど…
今の貴女なら吸い過ぎを心配する程坊やとの力の差は無いわよ。
一ヶ月も毎日吸い続けていれば、体の方も慣れてくるでしょうしね」

「良かった〜、変にガマンしないといけないなんてイヤだもん。
でもお兄ちゃん、イッた直後でもボクの心配してくれるなんて嬉しい♪」

「本当に坊やは優しいわねえ。今は坊やの方が疲れているでしょうに」

「ううん…あんまり疲れている感じはしないんだけど。それにまだ
ネピアさんに、その…吸って貰っていないし…」

 う、なんか今のは自分で言ってて恥ずかしくなった。今のセリフを
深く考えずに言ったのは、セックスをするのではなく精を提供するのが
大前提のこの関係に慣れてきた証なんだろうか?これを男として
情けなく思う意識がまだ残っているのは良い事なのか悪い事なのか…
ネピアさんは喜んでいるみたいだから良い事にしておこう。

「気が利くわね。でもその前にとりあえず、皆裸になりましょう?ラクタは
坊やの下を頼むわね」

「はーい」

 裸。そのキーワードを聞くだけで喉がごくりとなる。着たままや半脱ぎで
するのも違った趣があるけど、やっぱり裸同士が一番エロく感じてしまう。
開き直れる分気が楽になる筈なのに、ドキドキが止まらなくなる。

「よいしょっと」

「あの、ラクタちゃん?足ぐらい自分で上げられるって何度も…」

「その無抵抗なお兄ちゃんを脱がせるのが楽しいんだって何度も
言ってるじゃな〜い♪」

 一方でラクタちゃんにひょいとパジャマの下部分を脱がされるのは
もう何十回もやられているのに未だに慣れる事が出来ない。最近は
ひょっとしたらラクタちゃんを喜ばせ続ける為僕の無意識がずっと羞恥心を
保存し続けているんじゃないだろうか、と疑いたくなる程だ。

 そうこう考えている内にあっと言う間に僕の下半身は丸裸にされた。
中途半端にチンポだけズラされた状態よりはずっと良いけど、改めて
まじまじと遠慮なく見られると顔を隠したくなる。

 すっ。

「あれっ?」

「まあ、綺麗な肌」

 なんて思っていたらネピアさんに一息にパジャマの上を脱がされた!
気がついたらボタンを全部外されていて、あまりにも自然に両腕を
上げさせられていて…手玉に取られるにも程がある!

 だけど文句を言う暇はなかった。膝枕を止めたネピアさんが目の前で
自分のドレスを脱ぎだしたからだ。手際良く脱いでいるのに物凄く
いやらしく見えてしまうせいか、なんだか凄く時間がかかっている気が
してならない。ポイポイと服を脱ぎ捨てたラクタちゃんがしまったと言う
顔をしているのがとても印象的だ。

「坊や…会いたかったわあ」

「ぼ、僕もだよ、ネピアさん」

「私のお膝に座ってちょうだい?おっぱいをあげるから」

「はい!」

 そのまま誘われるまま僕は嬉々としてネピアさんの膝の腕に
横向きで抱かれた。あの夜もこの体勢に持ち込まれた記憶があるけど、
今度は一切ガマンする必要が無いお陰でとても嬉しい。ましてや
おっぱいをくれるなんて言われたら、もう…

「ほら、私の可愛い坊やの為のおっぱいよ。あーん…」

「あ、あーん…」

 やっぱり幼児扱いはしてくるんだな…だけど逆らえそうにない。
だって、だって、ネピアさんのおっぱいなんだから…

 ぷちゅ。
 じゅぱあっ…

「んんん…」

「よしよし…たんと飲むのよ、私の坊や…」

 ああ、これだ。甘いおっぱいを好きなだけ飲んで、頭と背中を羽の様な
指先で撫でられて、巨大な慈愛を込められた目で見下ろされて…
ラクタちゃんには出来ないこれが僕は欲しくて堪らなかった。

 ネピアさんの母性に閉じ込められ、何処までも何処までも堕落していく。
優しすぎるゆりかごの中で自分では何も出来なくされ、身も心もただただ
愛される事しか出来なくなってしまう。曲りなりにも考えられているのが
不思議になる位、ネピアさんに僕の全てを丁寧に奪われる感覚。

 目を閉じるとそのまま眠ってしまいそうな一方、体はどんどん元気に
なってくる。さっきまでの体の重さは苦痛じゃなかったけど、べっとりと
こびりついた快感の名残が体中に染み渡る母乳に洗い流されていくのは
すごくスッキリしていく。もっとも同時に勃起する訳だけど…あれ?

 勃起…していない?いや、チンポは復活しているけど、射精させろと
騒いでいない。ごく自然に精液が溜まっていっただけで、開放しないと
苦しくなると言うあの予感が無い。

「あれ?お姉ちゃん、授乳手コキするんじゃなかったの?」

 ラクタちゃんも気付いて不思議に思ったらしい。僕もなんとなく
このまま手コキされるか、もしくは授乳だけでイかされるんじゃないかと
思っていた。そんな二人の疑問の視線にネピアさんはとても優しい、
だけどだからこそ怖い微笑みで応えてくる。

「それも良いけどね。今のおっぱいは発情成分は出来るだけ抑えてあるわ。
この後もっと凄い事をする為に溜めておいて貰わないとね」

「もっと凄い事…?」

 ぞくり。

 あ、まずい。この震えを感じさせる時のネピアさんは何か僕を
物凄く恥ずかしがらせて物凄く喜ばせる事を考えている。

「私ね、どうしても坊やを赤ちゃんプレイの虜にしたいの」

 や、やっぱりぃいいい!

「うん、それは楽しそうだね!じゃあおっぱい催眠かけるの?あ、
それとも若返りの母乳ついに出せる様になったの?」

 ラクタちゃんも賛成している!?催眠術であっと言う間に僕を
赤ちゃんに出来ちゃうのか?それに若返りの母乳って前に言っていた
アレの事!?まずい、まずい、まずい。

 逃げなきゃ。今の僕はネピアさんが頼み込んできたら抵抗空しく自分から
心を差し出しちゃう。どうぞお好みに作り変えて下さいって。その上
体まで小さくされたら抵抗なんか出来る訳がない。二人の物になる事を
自分の意思で承諾したとは言え、いくら何でもそんなプレイは遠慮したい。

 ちゅうちゅう…

「んん…」

 ああ、なのに。早く逃げないといけないのに、おっぱいが口から出せない。
ネピアさんの膝に抱っこされているのが嬉しくて堪らない。これだけでも
逆らえない程恥ずかしくて気持ち良いんだ。これで幼児化調教なんか
されちゃったら、のめり込んでクセになるのは目に見えている…!
いやだあっ、僕は大人の男として二人を愛したいんだああ…

「わあっ、お兄ちゃん凄く葛藤してる!」

「愛らしいお顔ねえ。これがもっと見たくなるからやりたくなるのよ」

 状況が悪化していく…ああ、でも授乳から逃げられない…

「で、どうするのお姉ちゃん?」

「まだ私は若返りの力は使えないわ。催眠なら出来るけど、
その方法だと坊やの羞恥心を丁度良く残しておくのが難しそうだわ。
だから別の方法を考えておいたのよ。よく聞いてね」

「うん!…ってお兄ちゃんに聞かせちゃって良いの?」

「その方が坊やも喜ぶのよ。ねえ?」

「んんん!」

 ああネピアさん、そんなに優しく撫でないで!否定が出来ない!

「お姉ちゃん相変わらずだね…それで、どうするの?」

「まずはねラクタ、貴女の乳首で坊やの尿道を塞いでもらうの」

「えっ!?尿道責め?」

 え?尿道責めが赤ちゃんプレイと何の関係があるんだ?イかせて
貰いたかったらママと呼びなさい、とか言うつもりだろうか?

「勿論それだけじゃないわよ。次は私がお尻に母乳を注ぎ込むわ。
坊やのお腹がパンパンになるまでね」

「そ、それから?」

 え!?母乳で浣腸…?そ、そんな!口から飲まされるだけでも
こんなに夢中になるのに、お尻から直接入れられたりしたら
僕はどうなっちゃうんだ…?

「こうなると坊やは何度もイく事になるけれど、出口を塞がれているから
出す事が出来ないわ。気持ちよさが発散されず、絶頂が何重にも重なるの。
そしてその状態でお尻にも栓をして、全身に私の母乳を塗りこむわ」

「うわあ…」

 …え?な、なんだって?もう理解の範囲を超えているぞ…?

「その間ずっとささやき続けてあげるの。キミは私達の赤ちゃんに
なっちゃったのよ〜ってね。坊やは好きなだけ抵抗してから好きな時に
降参していいのよ。この子はそうさせてもらうのが大好きだもの。
そして遂に赤ちゃんになりたいって自分から言わせた時に栓を抜いてあげ、
思う存分お漏らしを堪能させてあげるのよ…素敵でしょ?」

 じょ、冗談じゃない…!そんな極限状態での言葉責めなんて聞いた事ない。
それってある意味洗脳よりとんでもないんじゃないか?催眠をしたがらない
ネピアさんなのに、調教ならOKなのか?…OKなんだろう。あくまで
僕の意思で自分からおねだりをさせるのが狙いなんだから…

「お、お姉ちゃん凄い事考えるんだね…」

 あ、ラクタちゃんは戸惑っている!これならもしかしたらネピアさんを
止めてくれ………目をキラキラさせて母乳をだらだら垂らしている。無理だ。

「ふふふ、凄いでしょう?聞いただけで気持ちよくなるでしょう?
特に坊やには気に入って貰えたみたいでなによりだわ」

「んん!?」

 気に入っていない!絶対気に入りそうだから、絶対気に入ってないよ!
いやいやと首を振ってみるけど、ネピアさんの笑みは深まるばかり…

「うんうん、好きなだけやせ我慢をしていいわよ。恥ずかしがっている時の
坊やって、とっても可愛くてとっても気持ち良さそうだもの。
私の説明を聞いただけで、もうイッちゃいそうなんでしょう?」

 え!?なんだって、そんなまさか!

「あ!おチンチン、ぷるぷる震えている!」

 う、嘘…!?

 びくんっ!

 ああっ!本当だ!触られていないのにチンポがイきそうになっている!
そんな、何時の間に?本当にネピアさんの言葉だけで?

「想像したんでしょう?赤ちゃんにされちゃうのを」

「んん…」

 ああ、ダメだダメだ。このままイッたらもう絶対抵抗できなくなる。
今ならまだ間に合う。乳首から口を離して、それだけは勘弁してと
必死に頼み込むんだ。二人とも僕がどうしても嫌な事はしない筈…

「私も楽しみよ。坊やが私達の赤ちゃんになってくれるのが」

「ボク、赤ちゃんプレイは初めて…ドキドキするなあ」

 ああっ、二人ともそんな嬉しそうに見つめないで!そんな大事そうに
僕の体を撫でないで!ネピアさん、母乳をこんなに甘くしないでぇ!

「これからはお兄ちゃんじゃなくて弟だね♪」

「幸せな世界に行きましょう?私のあ・か・ちゃん♪」

 ちゅぱちゅぱ。
 なでなで。

 あああ、ダメだ。全然体が動かない。僕は無力だ。大人の男として
二人を愛したいのに、暖かい眼差しで可愛がられ、弄ばれるだけ。
抱擁をされたら動けない。授乳をされたら自分では止められない。
ひょっとして、僕は自覚していなかっただけで、とっくのとうに…

 びゅるっ。びゅうう。びゅ、びゅ。

 二人の赤ちゃんだったのかな…ああ、出ちゃった…
赤ちゃんみたいに漏らしちゃった…
今までガマンしてきたが…私は赤ちゃんプレイを書くぞーっ!止めるなーっ!

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