深夜。
絵梨の部屋で3回勝負をすることになった健治と絵梨。
先に3回イかせた方が勝ちというBF(バトルファック)である。
健治が絵梨の言葉を黙らせるために唇を重ねた。
お互いに服を着ており横寝体勢である。
健治(ヤバッ……)
健治が両手を胸に添えて離れようとした。
すると絵梨は両腕を健治の後頭部に回して接吻を続ける。
健治は逃げられないと悟り、片脚で絵梨の両脚の間に差し入れた。
彼女の股間が健治の太股によって擦り付けていく。
絵梨「んっ……んふっ……」
健治「んんっ……んむっ……んっ」
触れ合うだけの唇に絵梨が舌を出していく。
健治の口の中に入りたいと唇にノックを仕掛けた。
キスだけで健治の目はどことなくウットリしつつある。
それを堪えて歯で噛んで拒絶の意思を見せる健治。
絵梨は舌で健治の唇をなぞりながら太股をギュッと強く締める。
健治の擦りつけていた片足は絵梨の両脚の締めに動きを封じられた。
健治(コイツ……結構力があるんだよな……唇も……感じてしまう……)
少しずつ思考が鈍り始める健治。
ペニスも半勃起状態となって上を向き始めていた。
鼻息荒くなる健治に絵梨はニッコリと余裕そうな笑顔を浮かべる。
暗闇越しでも絵梨が笑っていることを健治は感じ取った。
絵梨の胸に添えている両手を服越しに揉んでいく健治。
健治(そうだ!!)
閃いた様子で健治が絵梨の脇腹をくすぐった。
絵梨「んんっ!? んんっふはっ!!」
両腕と両脚の力が甘くなって健治は脱出を試みる。
脚を抜いて身体を下に移動させ絵梨の下半身のパジャマに手をかけた。
絵梨「あっ……」
パジャマのズボンを素早く脱がす健治。
白いショーツに顔を埋めてグリグリと顔面で擦っていった。
健治(ちょっとオシッコ臭いな……他にも何か甘酸っぱそうな匂いがする)
健治は湿っているショーツ越しに舌を出して舐める。
ペロペロとした犬ような行動に絵梨は身もだえていった。
ショーツ越しでもアソコがそれなりに染めっている。
絵梨「ふはっ……ふぅ〜……ふぅ〜んんっ……」
絵梨は身体を起こして足を崩したお姉さん座りをする。
対する健治もあぐらをかくようにして座って対面した。
お互いに呼吸を整えてから隙を伺う目をする。
絵梨「私が勝ったらちゃんと言ってよ」
健治「そんな台詞は3回勝ったら言え」
絵梨「うん、そうさせてもらうよぉ〜♪」
健治(ちっ、余裕な微笑みってか、こっちはビンビンでまずいのに。
アイツもそれなりに濡れ始めてはいるけどな……)
絵梨「お兄ちゃん、身体が暑い……服……脱ぐね」
気恥ずかしそうに健治の目の前でパジャマを抜き出す絵梨。
瞬く間に下着とブラだけになって健治に見せる。
健治は魅了されないよう気をつけながらマウンドポジションを取ろうとした。
絵梨「ちょっと、お兄ちゃん。ズルイ」
健治「なにが?」
絵梨「お兄ちゃんも服、脱いでよ」
健治「自ら不利になるような状況は作らないよ」
絵梨を押し倒そうと迫る健治。
すると絵梨が手元にある枕を健治の顔面目掛けて投げた。
健治(なにしやがるんだコイツって、うおっ!!)
枕を払いのける隙をついて絵梨が健治を押し倒す。
健治は絵梨の両肩を掴んだが、絵梨に手首を掴まれてベットに押し付けられた。
さらに絵梨が器用な足で健治のズボンと下着を脱がせていく。
絵梨「さぁ〜、お兄ちゃん♪ 上もぬぎぬぎしようよぉ♪」
健治「誰がするかよ」
絵梨「じゃあ、こうしたらどうかな?」
絵梨の太股が健治のペニスを挟み込んだ。
ペニスはすっかり絵梨の脚で隠れてしまっている。
健治「うっ!!」
絵梨「声出したらダメだよ、そんなに気持ちいいのかな?」
健治「うるせぇ、これぐらい何でもねぇよ」
絵梨「そうなんだ……本当かなぁ?」
前後にスリスリするように脚を動かす絵梨。
太股に挟まれたペニスはモミクチャに摩擦を受けてしまう。
絵梨「あはっ♪ お兄ちゃんのおちんちんがムクムクしてる♪
わかるよ、すっごく大きくなった♪ 私の太股で感じてるんだぁ♪」
健治「く、くそぉ……」
絵梨「服、脱ぐ気になった?」
健治「……」
絵梨「ふ〜ん、そうなんだ」
無言でいる健治に絵梨の太股責めが繰り出される。
太股はすっかり健治の我慢汁でネバネバと汚れていた。
肉棒がビクビク震えてしまい健治は身悶えするばかり。
両手で口を押さえて声を出さないように抵抗を見せる。
そんな健治を絵梨がとても可愛いと感じていた。
健治「わ、わかった……わかったから」
絵梨「なにが? なにがわかったの?」
健治「うっくっ……脱ぐから……離れてくれぇ」
絵梨「嘘ついたら承知しないよぉ〜」
健治「わかってるよ、うっ」
絵梨の素股攻撃から解放されて健治を上を脱いだ。
すると絵梨の方も下着とブラを脱いでお互いに全裸となる。
再び座った状態でお互いに見つめ合う。
絵梨「お兄ちゃん……」
健治「絵梨……って目を閉じるなよ」
絵梨「むぅ〜、お兄ちゃんデリカシーが足りない」
健治「型にはまらない男と言ってくれ」
絵梨「私をイかせたいならムードも考えてぇ」
健治「知らん」
ねちっこい言葉のやり取りをしてから絵梨が凝視する。
視線の先は健治の勃起している下半身にあった。
健治「み、見るなよ」
両手で隠して恥かしそうにする健治。
絵梨は凝視をやめずにおねだりを始めた。
絵梨「舐めてもいい?」
健治「ダメに決まってるだろ」
絵梨「私のアソコも舐めていいから」
健治「そんな手には乗らない」
絵梨「むぅ〜、じゃあ自分からするもんねぇ〜」
健治はベットのある布団で身を包んだ。
兄の行動に絵梨がブーイングを出す。
絵梨「あ〜ズルイ。お兄ちゃん、それズルイ」
健治「周りを利用するのも戦術の基本だよ」
健治は隅の方に移動して布団に包まり防御体勢。
布団には絵梨のぬくもりや匂いがあって多少動揺する健治。
それでも触れ合いの鍛錬もあって容易に我慢できた。
絵梨が剥がそうと襲ってくるが健治は完全に布団に包まっている。
身を固める健治に絵梨の反応が何もなくなった。
声も音もしない状況に健治がプレッシャーを感じる。
健治(んっ? 静かになった? いや油断を誘ってるのかも)
それから数分後。
クチャクチャとした粘り気ありそうな水音が聞こえてきた。
反射的に耳を塞いでも微かに聞こえてしまう音。
目を閉じれば妄想が広がり聞きたいという魅力にとりつかれてしまう健治。
健治(聞くだけなら……)
塞いでいた耳を開放して聞き耳を立てる。
絵梨「はぁ〜はぁはぁ……お、おにぃちゃ……んんっ……」
何をしているかは容易に想像できた。
身を固める健治のすぐ傍で絵梨があえぎ声を洩らす。
クチュクチュと音が聞こえ、健治の勃起はビンビンに張り続ける。
我慢汁が溢れてイキたいとビクビク震えていた。
このままではマズイと判断する健治。
すぐに布団から出ると両手を広げた絵梨が襲ってくる。
絵梨「えへへ♪ お兄ちゃん、引っかかったぁ♪」
健治「うっ!!」
両腕ごと絵梨に抱き締められて前のめりに倒れ込む健治。
うつ伏せになった健治の腰には絵梨の両脚が巻きついた。
ギュッ!! ギュッ!! ギュッ!! ギュッ!!
健治「くっ……うっ……はっ……んんっ……」
絵梨「楽しいねぇ♪ お兄ちゃん♪」
健治は締められながらも身体をくねらせている。
その動きが絵梨の下腹部でクネクネ動いているペニスを刺激した。
振り子のように左右を振って脱出を試みる健治。
すると流れに乗って身体を反転させて覆いかぶさる。
健治「くっ!! ううっ!!」
両手両足の自由を奪われた状態で絵梨の全身が肌に吸い付く。
お互いの汗でベタベタとまとわりついていた。
絵梨の体重がかかった分だけより密着度が増して健治を感じている。
ペニスは既に我慢汁を流して絵梨の下腹部に付着していく。
絵梨「お兄ちゃんってギュッてされるの好きなだよね♪
お腹にお兄ちゃんのが当たってるよ♪ もうヌレヌレになってるよぉ♪」
絵梨の言葉に健治は目を強く閉じて耐えるしかなかった。
返事しようにもうめき声で我慢するだけしかできない健治。
絵梨の体で健治の体はさらに擦られ続けていく。
ペニスがニチャニチャと女体に滑ってダンスをしていた。
両腕ごと絵梨に抱き締められながらその滑らかな感触に刺激される健治。
彼は腰を高く上げてペニスを強く圧迫してしまった。
健治「で……出るぅ……出ちゃう……」
絵梨「えへへ♪ 一杯出してねお兄ちゃん♪」
絵梨が嬉しそうにギュッと抱き締めた瞬間。
どぷっどぷっどぷっどぷっどぷっどぷっ!!
絵梨のおなかあたりに精液が噴出。
精液はとめどなく放出され、彼女の下腹部をどんどん汚していった。
お互いの下半身は精液でべとべとになってしまう。
ハァハァと呼吸を乱しながら射精の快楽にボーとなっていく健治。
ペニスから1回目の精液が出し終わって絵梨がティッシュで拭いていく。
ひときしり綺麗に拭かれて健治はけだるそうに起き上がる。
健治「くそぉ……」
絵梨「あと2回で私の勝ちだね」
健治「……」
絵梨「あっ……」
健治は無言で絵梨の両脚を広げさせてアソコを舐めていった。
ペロペロと子犬がミルクを舐めるかのような仕草に絵梨は一瞬悶える。
絵梨はすぐに体勢を変えてシックスナインの状態で覆いかぶさった。
絵梨「はむっ……んんっ……んむっ……」
健治「んぐっ!!」
小さくなったペニスを絵梨が口の中で舐め始める。
クチックチュッと唾液が混じってズルルと吸い込んでいく絵梨。
健治はくぐもった声で絵梨のアソコに舌で攻撃した。
溢れる愛液を飲み干せずに口端からこぼれていく健治。
その間にペニスが絵梨の口内でムクムクと復活の色を見せた。
健治「ふはっ……絵梨……」
絵梨「んむっ?」
健治「……生理はまだ……来てない?」
絵梨「うん、大丈夫だよぉ……だから……来て、お兄ちゃん」
絵梨は自ら仰向けに寝て両手を広げて健治を誘う。
その表情がとても幸せそうで健治は気恥ずかしそうな顔を背ける。
絵梨がクスクスと笑うと健治はムッとした様子で言った。
健治「なんだよ?」
絵梨「別にぃ♪ お兄ちゃんが声ださないか心配しただけぇ♪」
健治「それはこっちの台詞だ」
絵梨「じゃあ来てぇ♪ お兄ちゃんをたっぷり食べちゃうからぁ♪」
健治「うるせぇ、じゃあいくぞ」
両手を広げて待つ絵梨に真正面から向かっていく健治。
体重をかけないよう左肘で支えながら右手でペニスを握って狙いを定める。
そこで健治は不安と焦りが心の中で駆け巡った。
絵梨「お兄ちゃん、もう少し下だよ」
健治「わ、わかってるよ」
絵梨「本当かな?」
健治「ちょっと黙ってろ、気が散る」
絵梨「は〜い♪」
絵梨のアソコに健治のペニスがグニグニ曲がって滑っている。
明確な場所がわからない健治は戸惑いながらも試行錯誤していた。
そんな健治を抱き寄せてチュッと唇を重ねる絵梨。
健治「んっ!!」
目を見開いて突然のキスに健治はペニスを持った右手を離してしまった。
両肘で支えるように健治の右腕が反射的に動く。
その間に絵梨の手がペニスを握って自分の中へと導いていった。
ズプッと沼に沈んでいくような感覚に健治の全身がビクッと反応する。
健治(や、やばいよ、これ!! 気持ちよすぎる!!)
まだ先端しか入ってないのに健治は辛そうに耐えている。
絵梨は抱き寄せた腕を解放して彼の頬に触れた。
健治が顔を少しあげて絵梨のキスから逃れる。
絵梨「お兄ちゃん、大丈夫?」
健治「ふっ……イかせて……やる……うっ……」
絵梨「そうなの? じゃあ、奥まで一杯入れようね♪」
絵梨が両脚を健治の腰にクロスして引き寄せた。
ズブズブと誘われるままに健治のペニスが奥へと入っていく。
健治は顔を上げて首をブンブン振ることで腰が下へとさがる。
アッという間に根元まで絵梨の中に吸い込まれていった。
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ。
絵梨の中は適度な締め付けで健治のモノを搾り取ろうとしている。
健治は突っ伏すようにして絵梨の脇から両腕を回して抱き締めた。
絵梨「ねぇ〜、私の中どう? 気持ちいい? ピクピクしてるよぉ〜」
健治「はぁ〜、うっーーー……」
絵梨「動かないの?」
健治「う、うごくな……頼む……ジッとして」
深呼吸をして調子を整えようとする健治。
健治の吐息が絵梨の耳元に響いている。
覆いかぶさる健治の重さを感じながら絵梨が言う。
絵梨「聞いてもいい?」
健治「ううっ……なに……」
絵梨「私ね、キスもセックスもお兄ちゃんが初めてなんだよ。
お兄ちゃんはどうなの? 彼女としたの? してないの?」
健治「……」
絵梨「答えてくれないとこうするよ」
キュッ!!
健治「うっんんっ!!」
声を出すのを我慢して顔をベットに擦っている健治。
膣内が締まり、両脚をクロスして引き寄せてる力も強くなる。
健治「はぁはあぁぁぁ……や、やめて……締めないでぇ……」
絵梨「じゃあ答えてよぉ〜」
健治「し、してない……くうっ……俺は……どうていで……ううっ……。
キスも……えりが……は、はじめて……はうっ……んんっ」
絵梨「そうなんだ♪ 童貞もファーストキスも私が奪っちゃったんだねぇ♪」
健治「え、えりぃ……動くなぁ……我慢が……」
絵梨「えぇ〜、私なにもしてないよ」
そう言いながら小悪魔な微笑みを浮かべて膣内をキュッキュッと締める。
亀頭から根元までペニス全体が圧迫されて健治は辛そうに息を洩らす。
絵梨は大好きな人と一つに繋がってることでの幸せを味わっていた。
ビクンッビクンッビクンッビクンッビクンッ!!
絵梨のアソコに閉じ込められたペニスは痙攣を繰り返している。
玉袋がキュッーーと引き締まっては精子を出したいと健治に訴えた。
健治は負けたくないという意思のみで射精を堪えている。
健治(マジで辛い……頭が沸騰しそう……キツイ……キツイよ)
動いていなくても中で責められる快感に身を震わせる健治。
その振動がアソコの中に挿入されているペニスへの刺激となる。
健治は絵梨の背中に回している腕を解いてベットに肘をつけた。
すると絵梨からのおねだり声が洩れる。
絵梨「お兄ちゃん、ギュッして」
健治「はぁあ〜……ううっ〜……くあっ……」
健治は目を閉じてギュッと絵梨のしがみついた。
密着している下半身からニチャニチャした音を奏でる。
絵梨も気持ち良くなろうとクリの部分を刺激するよう擦り上げた。
健治「くっ!!」
ピュッピュッピュッピュッピュッピュッピュッピュッ!!
絵梨「んっ!! あ、熱い……」
中に入ってくる兄の精液に絵梨がビクビク身体を振るわせた。
クリの刺激も続けて健治の後を追うように静かに絶頂する。
吸い取られる精子に息を乱して力が抜けていく健治。
出し切った時の健治はトローンとした表情で目を細めていた。
健治「はぁっ〜……ふぅ〜」
絵梨「……好き……はんっ……お兄ちゃん……好きぃんんっ……」
健治「……んっ……」
絶頂により絵梨の全身からも力が抜ける。
健治がその間に絵梨の身体から脱出して壁際に背もたれしてあぐら座り。
クラクラする思考を取り戻そうと首を振って活を入れる健治。
健治(絵梨……イッたのか……チャンスなのに……身体がダルイ)
絵梨がグッタリしている様子を見てから判断する健治。
頭の中でイカせようとは考えるも身体がついていかない。
2度目の射精で体力も奪われた健治は座って息を整えるだけで手一杯である。
その間に絵梨が恋人を見るような潤んだ眼差しで兄に擦り寄っていく。
絵梨「お兄ちゃん……もっとぉ〜……もっとしよ」
健治「ちょ、ちょっと待て……少しやすま……うっ!!」
休憩を求める健治に構わず絵梨がアソコで健治のペニスを擦りつける。
ペニスは縮んでしまっているが刺激を受けて少しずつ大きくなっていった。
ある程度の固くなったところで絵梨が対面座位で挿入する。
絵梨「んっ……ふぅんんっ……」
健治「くっ!!」
絵梨の体重で一気にペニスが根元まで飲み込まれる。
奥深くまで入って絵梨は兄の頬にほお擦りを繰り返す。
挿入の刺激でペニスは完全に勃起し絵梨の中でブルブル震えた。
絵梨は両腕を首元に回し、両脚を健治の腰に回している。
逃げられないと悟った健治は上下に揺さぶりをかけた。
イッたばかりということもあって健治の耐性が高まっている。
しばらくの間、上下の揺さぶりでお互いに刺激し合っていく。
キスしたそうに顔を離そうとする絵梨。
健治は絵梨の後頭部を押さえてキスを回避しながら上下揺らしで責め立てた。
絵梨「んっ……はぁはぁ……き、キス……して……したい……はふっ……んんっ」
健治「だ、ダメだ……くっ……させる……か、うっ……くぅ!!」
上下の揺さぶりが上手い具合に絵梨のクリも刺激を与える。
絵梨の中でキスしたい欲求が高まり兄の耳を舐め始めた。
健治「くっ、このぉ……」
返すように健治も絵梨の耳たぶを舐めては甘噛みする。
その間も結合部分への刺激も忘れていない。
お互いにくすぐったそうに身をよじらせるも責めをやめない。
先に根をあげたのは全身を震わせて2度目の絶頂をする絵梨であった。
ギューーーーと強いアソコの締め付けに健治が射精しそうになる。
健治(が、我慢!! 我慢だぁ!!)
全身に力を入れて踏ん張っている健治。
絵梨がグッタリと脱力して両手両脚からも力が抜けている。
同時にアソコの締め付けも緩くなった。
健治「だ、大丈夫か絵梨?」
グッタリしている絵梨に心配になって声をかける健治。
健治の耳元でスゥーと満たされているような吐息が聞こえる。
健治(気を失ったのか?)
健治は慎重に正常位の体勢となって絵梨の頬を優しく撫でる。
絵梨の寝顔を見て健治はどこか安心したような息を洩らす。
健治(これは引き分けだな)
健治は繋がってるペニスを抜こうとすると絵梨のアソコがキュッと締まった。
健治「うっ!?」
キュッと締まってペニスが奥へと引きずり込まれてしまう。
まるで離さないとばかりの名器がそこにあった。
もう一度、健治が抜こうとすると再び締め付けて引き寄せていく。
その状態に健治は深呼吸して射精を耐えて思考を巡らせる。
健治(……抜けない……あ〜、何か眠い……疲れた……もういいや……このままで)
健治の中で疲労による眠気が襲ってくる。
繋がったまま布団を取り出し、絵梨を上に乗せるように健治が仰向けになる。
布団を被せてお互いに添い寝すような感じで眠りに入っていった。
次の日の早朝。
繋がったままの絵梨が健治にキスしている。
健治は麻痺したかのような感覚と息苦しさで目を覚ました。
既に布団は剥がされている。
健治「んっ!!」
絵梨「んふっ〜♪ おはよう、お兄ちゃん♪」
絵梨が顔を上げてニッコリしながら兄に挨拶をする。
健治の両手は絵梨の手によって押し付けられて動かせない。
絵梨は真っ直ぐな瞳で健治に尋ねる。
絵梨「お兄ちゃん、私のこと好き?」
健治「な、何を言うんだ……っていうか起きたなら早く抜いてくれ」
絵梨「イヤ、約束だもん」
健治「約束って……勝負は引き分けだろ?」
絵梨「お兄ちゃんが寝てる間にイカせちゃったもん♪」
健治「嘘つくなよ」
絵梨「本当だもん」
健治「本当だとしてもそんなの無効だ。卑怯じゃねぇか」
絵梨「寝てる時にイかせたらダメなんて言ってないもん」
健治「とにかく俺は……うっ!!」
絵梨が腰を動かして健治を黙らせる。
健治は目を閉じて顔をそっぽ向けて身をよじらせた。
絵梨「わかったよ、もう一回イかせちゃうもん」
健治「や、やめ……んぐっ!!」
健治が絵梨に顔を向けて言葉を発するが途中で塞がれる。
ジワリジワリとアソコが締まってペニスを痙攣させていく。
絵梨は積極的に舌を入れて健治の口内をくすぐり始めた。
クチュッ、ピチャッ、チュッピチャッ、ビチャッチュッ。
健治「んむっ……ふっむんんっ……」
為す術なく舌を絡め取られて苦しそうな吐息をもらす健治。
健治は耳まで真っ赤に染め、目を閉じて感じている。
梨は嬉しそうにディープな口付けを交わしながら腰をくねらせた。
脳内にまで刺激を与えられて健治はボーと見つめながら力を抜いてしまう。
ピュッピュッピュッピュッピュッピュッ。
絵梨の膣内に敗北の証を吐き出していく。
ギュッと絵梨が密着して射精が止まるまで下半身を動かした。
ひときしり出し終えたところで絵梨が顔を上げて言う。
絵梨「ねぇ〜、どう? 気持ちよかった?」
健治「ううっ……」
絵梨「だめ♪ ちゃんと私を見て」
顔を逸らした健治だがおとなしく絵梨の顔を見る。
健治の表情はボンヤリしながらも恥かしがっていた。
健治「わかったよ、言うから……ちゃんと言うから……」
絵梨「うん。聞かせて、お兄ちゃんの気持ち」
健治「俺は……俺は……絵梨のこと……す、す……ううっ……」
絵梨「ほらほら、頑張って」
健治「何かすっごく悔しいぞ……」
絵梨「ダメだよ、誤魔化すのは無しだからね。ちゃんと言って」
健治「……好きだよ……」
絵梨「誰が好きなの?」
健治「……絵梨が……」
絵梨「……そうなんだ。えへっ♪ やっぱりね♪」
健治「わかってるくせに言わせるなよ、滅茶苦茶恥かしいぞ」
絵梨「いいじゃない♪ 減るもんじゃないし♪」
健治「精神的に減るよ、全く」
絵梨「じゃあ嫌いなの?」
絵梨が哀しそうな表情で絵梨に問いかける。
健治は素直に絵梨の頭をナデナデしながら言った。
健治「安心しろよ、嫌いになんてならないし、もう避けたりしないから。
あんなの辛いだけだし……無理してばっかだったしな」
絵梨「お兄ちゃん」
健治「でもお前ってホント凄いよ」
絵梨「当然だよ♪」
健治「もうちょっと謙虚できんのかね?」
絵梨「お兄ちゃんが相手だから私、遠慮しないだけだもん♪」
健治「お前らしいよ……そんなお前だから好きになったんだろうな」
絵梨「うん……お兄ちゃん……ありがとう……私、嬉しいよ」
絵梨がギュッと兄にしがみついて顔を摺り寄せて甘える。
そんな猫のような甘えを健治は受け入れた。
恋人としての認識を抱きながらどちらともなくキスを交わした。
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