15000

BF体育祭(1)

注意:この小説は、【女勝ち】バトルファックMシチュ支部【男負け】に投稿したものと同じものです。嗜好に合わないと判断した場合、回れ右をすることをオススメします。

BF学園では、年に一度体育祭が開催される。
BF学園の体育祭は、全学年が幾つかの群団に別れて様々な競技で競い合うというものだが、その種目にはバトルファックに関する種目が幾つかある。
その一つが、『耐久競争』。男女が2人一組となってバトルファックを行い、双方が制限時間に何度相手を絶頂させられるかを競うというもの。
どちらかが絶頂した後でも、制限時間内であれば休みなしで引き続きバトルファックを行うことができる。
審判からストップがかかるのは片方が気を失うなどした時だけなので、一度流れを奪われると一方的な展開となってしまう可能性もある。
技術と体力が必要とされる、難しい競技。
そんな競技に、二年生にもなってBF部最下位クラスである俺がなぜか出ることになってしまっていた。
いや、なぜかというのは少しおかしい。理由は一応、知っている。
理由は簡単。人数合わせだ。
話によれば、この競技に参加する予定だった一年が、急遽参加できないという事態になったらしい。
不戦敗は男の恥、そんな意味のわからないことを喚いた我らが群団長は、どの競技にも指名されていなかった俺を引っ張り出してきたのだった。
正直、気が乗らなかった。
丁度、バトルファックは自分に向いていないと思い始めていたからだ。
練習試合ではほとんど勝てず、公式戦など参加できたこともない。
それでもこの競技に参加することになってしまったのは、俺が所属する群団の中で俺以外にBF競技が参加可能で、空いている奴が居なかったから。
無駄に熱い軍団長の応援を背に、俺は競技用の大きなベッドの上に這い上がった。

(…そうだ。この試合でもし負けたら、もうBF部は止めよう)

思えば、いいキッカケになるかもしれない。
そんな虚しい諦観を抱きながら、俺は対戦相手が来るのを待った。
視線を巡らすと、既に他の競技参加者達は男女ともに揃っている。
相手が居ないのは、俺だけだった。

「すみません、遅れました!」

そんな元気な声が聞こえてきて、バスンとベッドに何かが飛び込んできた。
驚きながら視線を向けると、そこには俺よりも二回り以上背が小さい、小柄な女子がベッドに埋まっていた。
女子は、ベッドにめり込んでいた顔をぷはっと上げると、無邪気な笑顔でにこりと笑った。

「遅れてごめんなさい! 今日は、よろしくお願い致しますっ!」

外見にふさわしい子供のような元気さで、女子はペコリと頭を下げる。
俺はつられて曖昧に頭を下げながら、彼女の着ているジャージに視線を向ける。
彼女のジャージは、1年のもの。つまり、彼女は年下なのだろう。BF部に、彼女のような後輩はいただろうか?
ふと気づくと、彼女の方もマジマジと二年生であることを示す俺のジャージを見つめていた。

「えっと…二年、なんですね。それじゃあ、センパイですね!
 お互い自己紹介したいところですけど、時間がないので私はセンパイって呼びますね。
 私のことは、ルリって呼んで下さいっ!」

元気にそう言うと、ルリは徐にジャージを脱ぎ捨てた。
ぎょっとして、俺は思わず視線をそらす。その先で、俺達の審判らしい3年の女子がイライラとした様子でこちらを見ていた。
早く脱いで準備をしろ、と目が言っている。俺は慌ててジャージを脱ぎ、競技の始まりに備える。

(…そうか、そういえば…ドタキャンしたのは一年だったな。なら、相手は一年に決まってるか)

相手は、年下。しかし、容赦をするつもりはない。
俺に容赦できるほどの実力がないことは、俺が一番良く知っている。
しかし相手が未熟な一年ならば、こんな俺でも勝つことができるかもしれない。
…それにしても、

(でかいな)

大きく丸い目。ショートヘア。童顔。全体的に、活発な猫のような印象。
しかし一番目立つのは、体を動かすたびにたぷたぷと揺れる双球だった。
ジャージの上からでも明らかだったが、目の前でニコニコしている彼女の胸は、明らかに不相応なほど大きかった。
小柄な体型に似合わない、巨乳の持ち主。彼女の最大の武器は、間違いなくあの双球だろう。
しかし、相手は一年で技術は未熟だろうし、巨乳の持ち主は総じてその天性の体型に頼りやすい。
基本的に巨乳を用いた性技にのみ特化していることが多いので、それにさえ注意すれば問題ないはずだ。
そんな分析をしながら、俺は競技開始の時を待った。

「それでは、開始します。制限時間は15分。用意――始め」

それぞれの競技者の前に立っていた審判が、一斉に旗を降ろす。
バトルファックが、始まった。
身体を固くして身構える俺に対して、ルリの構えは自然体だった。
というか、構えてすらいなかった。
両膝をベッドの上につけたまま、ぼんやりと俺の方を見ているふうにしか見えない。

「…どうした? こないのか?」
「あれ、私から良いんですか?」

きょとん、とした様子でルリは首を傾げる。
その表情には、悪意も闘志も感じられない。
正直、調子が狂う。

「そちらからこないのなら、俺から行かせてもらうことになる」
「あ、そうですか。それじゃあお言葉に甘えて、私から行かせて頂きますっ!」

そう言うや否や、ルリは想像以上の瞬発力で俺の方に飛び込んできた。
俺は少々驚いたが、やはり思ったとおり彼女の動きは胸による攻撃を意図したものだった。
顔か、ペニスか。そのどちらかに胸を押し付けられれば一巻の終わりだが、逆に言えばそれさえ防げばこちらのもの。
ルリが顔か股間目掛けて飛び込んできた時、受け止めるなり回避するなりすれば良い。
果たして、彼女は俺より少し手前で大きく一歩踏み出した。上か、下か――

「――それっ、と♪」
「――なっ!」

しかし次の瞬間、ルリはその身体を艶かしく翻して進行方向をずらした。
その際に、ぷるんと大きく彼女の胸が揺れるのが見えた。一瞬だけ、それに目を奪われる。
気づいた時は、手遅れだった。
彼女は俺の傍らを通り過ぎたところでくるりと振り返り、俺の身体に後ろからしがみついて来た。

「しま――っくぁ…!」
「えへへー、捕まえましたよぉ♪」

ぷるぷるした柔らかい2つの何かが押し付けられたかと思うと、股間に甘い快感が走った。
視線を下に向けると、腰の脇から回された彼女の小さく柔らかい右手のひらが亀頭を包み込み、左手が竿を握っていた。
ぐにぐにと亀頭を揉み込まれ、俺は思わず脱力しそうになる。

「センパイ、胸が来るって思いましたよね。
 皆、引っかかっちゃうんです。だから、気にしなくてもいいんですよ」

羞恥に歪む俺の顔を見上げながら、ルリは俺のペニスを擦り上げる。
精液を搾り出そうとするかのように左手を上下させて、滲み出てきた我慢汁を右手で塗り広げていく。
たちまちぬちゃぬちゃと卑猥な音が鳴り始め、俺の我慢を溶け始める。

「くっ…放せ…っ」
「ふふ…♪ 嫌です♪ このままセンパイがビュービューしちゃうまで、放しません♪」

そう言いながら、ルリは小柄な身体に似合わない脚力で、しっかりと俺の太もも辺りに両足を巻きつけてきた。
彼女の重みに、俺はぐらりと体勢を崩してしまう。
その次の瞬間、彼女の右手が強く亀頭をこねた。

「ぐぅっ…!」

その快感に耐え切れず、脱力した俺はベッドの上に仰向けで倒れ伏した。
彼女を下敷きにするように倒れてしまったが、下は柔らかいベッドだったため、彼女には全くダメージはなかったらしい。

ルリはしっかりと俺の身体に絡みついたまま、亀頭を責め続ける。

「う、ああ…!」
「このまま出しちゃったほうが気持ちいいですよぉ、センパイ♪」

股間をすき上げる左手が、更にねちっこさを増した。
俺は何とかルリから逃れようと身体を捻るも、彼女は鮮やかな身のこなしで俺の動きを相殺する。
しかも、俺が動くたびに押し潰された2つの乳房と乳首が俺の背中を刺激し、さらなる脱力を誘った。
駄目だ。このままでは、イかされてしまう。
顔も知らない、年下の女子に。

「もう、限界ですよね? じゃあ、イッてください。気持よーく、イかせてあげます♪」

ハッとして視線を巡らすと、タイマーはまだ一分も進んでいなかった。
いやだ、イきたくない――そんな思いを、彼女は粉々に粉砕する。
ルリの左手の親指が裏スジを強く撫で、右手のひらが尿道口に押し付けられる。
鋭い快感が、体の中心を貫いた。彼女の胸に背を預けるように、俺は脱力する。

どぴゅっ!!!

「あ…♪」

精液が吹き出すの見て、ルリが歓喜の声を上げる。
それとは全く逆に、俺は自分自身に失望し、絶句していた。
負けた。
見知らぬ、素人であろう年下の女子に。それも、たった1分ほどで。
自分は弱いと知っていたが――こんなにも、自分が弱いとは知らなかった。

「…射精確認」

ぼそりと、小さな声が聞こえた。
胡乱な視線を上げると、審判の三年が淡々と手に持つ紙に何かを書き記していた。
おそらく、ああして参加者がどれくらい達したかを数えているのだろう。

「――ぅあ!」

ぐにゃり、とまた亀頭を強くこねられた。
反射的に身体をくねらすと、視界の端にルリがうれしそうな顔でこちらを見上げているのが見えた。

「センパイ、イってくれたんですね…それも、こんなにたくさん。
 でも、まだ出せますよね? そういう競技、ですもんね」

その言葉を聞き、俺は絶望する。
そうだ。この競技は一度絶頂しただけでは終わらない。
この姿勢を何とかしない限り、俺はこの小柄な少女に搾り取られ続けることになる。

「く…ぅ…は、はな…」
「ダメですよぉー。まだまだ、先っぽモミモミしてあげないと…♪
 射精直後で敏感ですよね。この時モミモミされると、とっても気持ちいいんですよ」
「あ――っ! あ、ああっ!」

きゅ、きゅっと右手のひらで敏感な亀頭を揉まれるたびに俺は無様に身を震わせてしまう。
その度に彼女の巨乳が俺の背中でグニグニと潰れて、それがさらに俺を興奮させる。

胸による背中に対する柔らかい快感と、手による亀頭に対する鋭い快感。
緩急自在で波のように押し寄せる快感に、早くも俺のペニスは危険信号を発し始めた。

「あ…もう、イきそうなんですね。ビクビクしてます…
 それじゃあ、スパート、始めますね♪」

ルリの左手が上下する速度が上がり、ぬちゃぬちゃと竿をすき上げられる。
右手はカリ首を握ったりゆるめたりしながら、人差し指でくるくると亀頭を刺激し始める。
びくん、と俺は身体を大きく仰け反らせる。しかし、ルリは俺の身体に足を巻きつけたまま、一向に離れない。

(い…いやだ…もう…イきたく――)
「おしっこの穴、パクパクしてる…えいっ!」
「――!!!」

ルリの人差し指が、尿道口を貫く。
どくんと、俺の意思に反して陰嚢からペニスへと精液が駆け登っていく。

どぴゅぴゅっ!!!

「やったぁ! これで二回目ですね!」
ルリの人差し指を押し上げるようにして、精液が吹き出す。
快感の余り俺はもはや何も考えられず、呆然と中空を見上げていた。

「…射精確認」

ぼそりと、また審判が小さく呟いた。
無表情なその顔は、まるで俺を蔑んでいるかのようだった。

ルリの人差し指が、射精中の亀頭をさらにぐりぐりと刺激し続ける。
左手に竿をしごかれ、どぴゅどぴゅと更に多くの精液が体外へ放出させられていく。
快感で動けなくなる俺の身体を、ルリの胸が優しく受け止めた。

「すごい…センパイ、まだこんなに固い…!
 時間もまだありますし、もっともっとイかせてあげますね、センパイ…♪」

とてもうれしそうに、とても無邪気に、彼女はそんなことを言った。
悪意も呵責もない彼女の言葉が、自らの弱さに耐え切れなくなった俺の心をさらに傷をつける。
彼女とって、これはおそらく遊びのようなものなのだろう。
こんな年下の少女にさえ、俺は勝つことができない――

競技は、まだ始まってから1分半ほどしかたっていない。
俺は、悔しさに涙がこぼれ落ちそうになるのを歯を食いしばって堪え続ける。
対戦相手であり、年下の少女であるルリが、この上なく楽しそうに俺のペニスを蹂躙する様を見下ろしながら。
どうも、体育祭の人と名乗る者です。
先日あるスレに投稿したSSをこちらにも載せておくことにしました。
お口に合うかはわかりませんが、楽しんで頂ければ幸いです。

[mente]

作品の感想を投稿、閲覧する -> [reply]