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とあるハンターのおっぱい敗北記:第六章

 ちゅぱっ。

「んん…美味しい」

 ネピアさんの吸い上げが終わった。僕の精液は淫魔の好みに合う
物だったらしく、それを嬉しく感じる。

 ハンターなら淫魔に精を吸われて喜ぶなんて恥どころじゃない筈。
だけど今の僕にはおぼろげな絶望を感じるだけで、それよりも幸せで
胸がいっぱいになって堪らない。

 ああ、僕は本当にハンターじゃなくなっちゃったんだ…

 ふわ…

「あ…」

 ネピアさんのおっぱいがチンポから離れた。今まで最適の温度の中で
甘やかされていたチンポには急に触れた空気がやけに寒く感じる。
この部屋の中はむしろ暑い位なのに…

「坊や、疲れちゃったかな?」

「は、はい。すみません…」

 さっきまであれ程硬く突きあがっていたチンポは急激に萎んで行った。
心はまだ興奮しているけど、体は限界が近いらしい。当然だ。
僕はここ一週間歩き詰めで、十分な休息も取っていなかった。
そんな状態で3回もイかされたら疲れない訳がない。

 なんだか申し訳ない気分になってくる。ネピアさんはもっともっと僕の
精を吸いたいだろうし、僕ももっともっと気持ち良くしてもらいたい。
でもこれ以上ヤられても苦しくなってくるだろうし、出せる精液も
残り少ないだろう。ああ、もっと体力をつけておけば…
あ、これまるっきり淫魔の虜の思考だな。もう今更どうにもならないし、
どうする気もないけど、まだ恥ずかしさと情けなさは感じるみたいだ。

「そうよね…じゃあ休憩を兼ねて、イイコトをしてあげる」

「良い事…?」

 でもネピアさんはやる気満々みたいだ。良い事って何だろう?
出来ればあまりハードなイかされ方はされたくないけど、
ネピアさんの物になった僕がそんなワガママを言える訳が無いな…
頼めば聞き入れて貰えるかも知れないけど、頼む気になれないから。

 一体何をするんだろうかと首を傾げる僕の前でネピアさんは
スカートとパンティーを脱ぎ、僕と同じ様に全裸になった。
それ自体は凄くエロティックだったけど、既にネピアさんの最も
魅力的な部分であるおっぱいを見てしまった後だからか殆ど興奮しない。
きっと疲れていなくても同じ結果だっただろう。

 そしてネピアさんは部屋の隅にあるベッドの上に腰掛け、
改めてニッコリと微笑んでから自分の太ももの上を叩いた。

「こっちへおいで。私の膝の上に座ってちょうだい」

「はい!」

 何をされるかは分からないけど、ネピアさんと触れ合えるのなら
それはとても嬉しいから言われた通りに近づき、膝に横向きに
座らせてもらう。重くないか心配だったけれど、ベッドはスプリングが
良く効いているみたいでネピアさんはちっとも苦しそうじゃなかった。

「ね、坊や。これから何をすると思う?」

「ええと…対面座位ですか?」

 男と女の位置が逆だけど、お互いベッドに座って行う事なんて
それ位しか思いつかない。でもどうやら違うみたいで、ネピアさんは
ゆっくりと首を振ってから僕の後頭部に手を回した。

「ネピアさん…?」

「これよ。私のおっぱいを、坊やにあげるの」

 えっ?それってまさか…

 とある行為に思い当たった僕の目の前におっぱいが、いや、乳首が
近づいてくる。乳首。つまり母乳が出てくる所…!

「今度はスープなんかじゃなくて、直に飲ませてあげるわ」

 や、やっぱり…!

 とくん。とくん。

 授乳。本来性的じゃない筈の行為。それを今から僕はネピアさんにされる。
理解した途端僕の心臓は静かに揺れた。同時にカーッと顔が赤くなる。
授乳だなんて、まさかそんな赤ちゃんプレイみたいな…いくらなんでも
恥かしい。でも、でも、ちょっと…いや、かなりやってみたいかも…?

 あっと言う間に乳首が目の前に…正確には僕の口の前に置かれた。
唇を軽く伸ばしただけで口に含める。吸い付ける。そう思うと
乳首から目が離せなくなる。あの中に、あの美味しい母乳が…

 やっぱり恥かしい。でも吸ってみたい。だけど恥かしい。
恥かしくても良いから吸ってみたい。吸ったらどうなるんだろう?

「恥かしいの?」

「は、はい…これは、流石に…」

「そう…どうしてもって言うのなら、無理やり乳首を口の中に押し込んで
あげるわ。無理やりされたのなら恥かしく感じる必要もないでしょう?」

「それは…はい、そうですね」

「でも、出来るなら私は坊や自身の意志で吸い付いて欲しいわ。
坊やが自ら望んで私に赤ちゃんみたいに甘えてくれたら嬉しいの」

 欲望と恥に挟まれて踏ん切りがつかない僕を見かねたのか、
ネピアさんはまるで言う事を聞かない子供を優しく諭す様に語った。
僕が恥かしすぎて自分では出来ないのなら、無理やりにしてあげると。
でも同時に、僕が望んでした方が嬉しいとも言っている。

「だって、大好きな坊やだもの。自分から私に甘えて欲しいわ」

「ネピア…さん…」

 また罪悪感が胸の中で渦巻く。でも今度はハンターの意地とは何の関係も
なかった。これはネピアさんの期待に沿えていない事の罪悪感だ。
僕が無意味に恥かしがっているから大好きなネピアさんに気を使わせている。

 ああ、まただ。時々フッと思い出した様に僕はネピアさんに負け、
淫魔ハンターのプライドを失った事を実感してしまう。
でもそのお陰で今度は踏ん切りがつきそうだ。

「じゃあ…吸って、良いですか?」

「ええ、勿論。たっぷりと飲んでね、坊や」

 もう僕はネピアさんの物なんだ。切欠や経緯がどうであれ、今はそれを
心の底から望んでいるんだ。だからネピアさんを困らせたくない。

 僕は決意を決めて乳首をじっと見つめる。女性を感じさせる為ではなく、
母乳を求めてこれからあれを吸うんだ。頬がどんどん赤くなっているけど
もうどうでも良い。いくら恥かしくても良いから吸うんだ。吸いたいんだ。

 ぷちゅっ…

「ん…」

 口に含んで最初に感じたのは果物みたいな瑞々しい弾力。
そして乳首に染み付いたミルクの味だった。たちまちもっとそれが
欲しくなり、唇をくっつけて吸ってしまう。

 じゅぱあっ。

 ああ、これだ!さっきスープにして飲んだ味が何倍にも強くなって
僕の口の中に溢れて来る!これだ、これが欲しかったんだ!

「んんっん…」

 さっきのスープはとっても美味しかった筈なのに、ミルクだけを
飲んでみると雑味だらけの酷い物に思えてきた。どこまでもどこまでも
優しすぎる甘さ。ネピアさんの存在を分けて貰っている感じだ。
もう二度と別の物と混ぜて欲しくなんかない。この母乳があれば
他の物なんか何も要らない。水だって飲みたくない。

 じゅるっ!じゅちゅうっ!

「んく、んんぐ…」

「ふふふ。そんなに慌てて飲まなくて良いのよ。好きなだけ
飲ませてあげるから、もう少しゆっくり。ね?」

 気がつけば頬がこける程激しく吸っていた僕をネピアさんが撫でてくれる。
それが妙に嬉しくて、そして恥かしい。だけど今はもう恥かしさも嬉しさの
一つになっちゃっている。赤ちゃんみたいに授乳されて、膝の上で
可愛がられている自分が恥かしいけど、もっと恥かしくなりたい。

 言われた通りに吸い付きを弱めると恥かしさは減り、代わりに何か
暖かい感覚が心に芽生える。物理的じゃない熱でぽかぽかしてくる。

「よしよし…美味しい?美味しいよね。口を離さなくて良いわよ。
坊やの目を見れば、今貴方がどれだけ喜んでくれているのか良く分かるわ」

「んんん…ん、ん…」

 これは…安らぎだ。ネピアさんに抱かれ、頭を撫でられ、
乳首を咥え、母乳を吸っているのがごく自然な事の様に思えてくる。
今日初めて出会い、初めて授乳されているのが変な事の様に感じる。

 ひょっとしたら僕はずっと前からネピアさんの物だったんじゃないか?
今まで忘れていただけで、本来は毎日授乳して貰っていたのかも?
そんな筈は無いとちゃんと分かっているのに、そんな気がしてならない。
きっとこれもネピアさんの同化と言う能力の一面なのかも。

 こんなに安心しているのなんて生まれて初めてかも知れない。
まぶたが重くなってきた。このまま寝ちゃうかも…

 むくっ!

「んんっ!?」

「あら、元気になったわね」

 あれ?何だ突然?

 目を閉じかけていた僕を叩き起こすみたいにチンポが急に跳ね起きた。
さっきまでふにゃふにゃになって僕の敗北を象徴していたチンポが
ウソみたいに立派に勃起している。これはまさか。

「んん?」

「そうよ、私の母乳の効果よ。栄養がついて発情するから、
疲れちゃったおチンチンも元気になるの。勿論限度はあるけどね」

 やっぱり…流石乳魔と言うべきだろうか。でもきっとネピアさんは
自分がヤりたいからだけじゃなく、疲れている僕に無理をさせたくないと
思ってこうしてくれたんだろう。そう思うと何だか感動してくる。

 むくむく…ぴきぴきっ!

「んん〜…ん」

 そうこうしている内に重かった体が軽くなり、それに合わせる様に
チンポが完全に勃起した。精液もこみ上げてきているのが分かる。
さっき三回も射精しただなんて信じられなくなりそうだ。

「これでまだまだ楽しめるわね。どうする、坊や?今度は坊やがされたい
方法でイかせてあげる。何をして欲しい?パイズリ?セックス?」

 え?僕が選ぶ?僕がされたい事…ネピアさんにされたい事は…

「…どうしたの?流石にどんなプレイが良いかは、喋ってくれないと
分からないわよ。いくらなんでも、考えが読める訳じゃないもの」

 ネピアさんがしてくれるならどんな事でも気持ち良いだろう。
彼女にメロメロな僕をイかせるなんてどんな方法でも簡単な筈だ。
もしかしたら僕に全く触れずにイかせる事だって可能かも知れない。

 でも、今僕が一番されたい事…一番して欲しい事は…

 ちゅうっ…ちゅうっ…

 だいぶ沢山飲んでもうすぐ満腹になりそうだけど、それでも未練がましく
乳首を吸う。そして右手でおっぱいを掴みながら左手でネピアさんの
右手を取り、僕のチンポに近づけてからじっと見上げてみた。

 口で言えば良いのは分かっていたけど、一瞬だけでも乳を吸うのを
止めるのは嫌だった。だからこのまま授乳されながらイかされたい。
それが視線に乗せた僕の望みだった。

「あら?…あらあらあら!なるほど、そうして欲しいのね」

 通じた!やった!ネピアさんは少し驚いてからとても綺麗な声で笑った。
とても嬉しそうだ。多分僕が自分の意思で恥かしさに耐えて甘えたから
嬉しいんだろう。自分の気持ちに正直になって良かった…!

「良いわよ、甘えん坊さん。私は甘えん坊は大好きなんだからね。
どんなに息子に甘い母親も敵わない位甘やかしてあげちゃうわね」

 しゅっ。

「ん…!」

 うわ、チンポを手に取られた…!ほんの軽く、羽の様な手触りで緩やかに
握られただけなのにそれだけでよだれが出そうな程気持ち良い…!

「授乳されたままイかされるのは今の坊やにはまだ恥かしすぎると
思っていたのよ。でもこの調子ならもっともっと恥かしい事が出来そうね」

 にぎにぎ。

 ネピアさんが大喜びしている。それは良いけど、チンポが、チンポが!
弱く揉まれているだけなのに、もうイきそうになっている!

「その内赤ちゃんプレイも出来るかしら?ママー、って泣いちゃう坊やを
よしよしって宥めてから思いっきり恥かしくイかせてあげたいわ。
ふふふ、楽しみね。坊やはどれだけ可愛くなってくれるのかしら?」

 恐ろしい事を言っている…今やっている授乳と手コキなんて、
ネピアさんには赤ちゃんプレイに含まれないって事だろうか…?
一体どれだけ母性が強いんだ、乳魔は!

 ああ、だけど。そんな恐ろしく恥かしい未来を想像したらなんだか
とても気持ち良くなってくる。これって、僕はネピアさんに調教される事を
望んでいるって事なのか?調教されてアブノーマルになりたいんだろうか?
あああ、変な想像をしていたらチンポがぐんぐん…うわっ!

 びゅうううっ!びゅる…びゅう、びゅう…

「んんんん〜っ………んん、ん…」

「ああ、可愛い…授乳されていないとイけなくなる癖をつけようかしら?」

 ああ、また恐ろしい事を言われている。イっている最中にそんな事を
言われたら、本当に性癖を歪まされそう…嫌じゃないのが余計怖い…
実はパイズリよりも授乳やぱふぱふの方が好きです。
まだまだ赤ちゃんプレイは始まっていません。

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