タチバナとストラの戦いの少し前にさかのぼる。
「あぁん!! あふうっ……こんな……うそっ……まだイカないなんて……」
リザとタチバナの戦いは終わりにきていた。
「答えろっ……お前らの首領は、東の村を襲ったことのあるヤツか!」
リザの作戦通りに進んでいたはずだった。中に誘い込み、膣で搾りとる。
「はあぁん!!……それが……なに……?」
「答えろ!」
(この男……なんて強さ……!)
初めは相手が間違いなく昂ぶっていた。なのに気づいたらこのわたしがイカされるのが目に見えている。
「ふん……そうよ……ストラ……この城で一番淫らな……」
半ばヤケで答える。
「くあっ!!」
突然、男が声をあげ、中でペニスがビクビクと脈打った。
(あぁ……はぁ……どういうこと?)
「随分……感じてるみたいね……」
屈辱的な事だが、指輪を使うしかない。タイミングに注意を払いつつ、ゆさぶりをかける。
「うるさい…とっととイキやがれ……オレはあいつを倒しに、村のカタキを……」
村のカタキ。ストラを倒しに来た……?
快感に喘ぎながらも、リザには一つの考えが浮かんだ。
「ほ、本当にそうかしらね……?」
「なっ、なんだと……」
「アナタ、本当はあの子に気持ち良くされたいんじゃないの……?」
その言葉を投げかけた瞬間、タチバナのペニスが膣の中で膨らんだ。ビクビクと脈打つのが痛いほど感じ取れる。
「そんなわけが、あるか……」
その状態で激しく打ちこんでくる。背筋に快感が走り抜けた。
「ふふふ……どうかしらねっ…た、たのしみっ、イイイイイイイイ!!!!」
イカされるタイミングに合わせ、指輪の力を使う。
身体が透明になり、決められた場所への転送の準備に入る。
「はぁ……ふう……」
戦いの余韻に浸っているタチバナ。
「待ってろよ……ストラ……!」
(これは……楽しみね……)
「一度入ったら逃げられないよ。わたしより強い淫魔か、人間が来ないと開かない。もうおかしくなっちゃいそう?」
(ストラを倒すのか、クラが来るまで耐えきれるのか……それとも)
このままでは倒せない。なんとかしのぐしかない……だがもししのげなかったら。
「ふふっ。そろそろ終わりしようか。君の本当の気持ちを聞かせてもらうよ」
ストラが手をかざすとタチバナの身体が宙に浮いた。さからうことは出来ず、そのままベットの上へと寝かされる。
「ちょっとでも自分で動くものは無理なんだけどね」
ベッドの上に乗ってくるストラ。軋みと共に近づいてくる。手にビンをもっていた。
「タチバナくんに敬意を払うよ……」
(くっ……)
かすかな怒りを感じた。わずかに力が戻る。
その時ひんやりとしたものが落ちてくる。
「うっ……?」
「淫魔の媚薬、だよ。素直になって心ゆくまで愉しもうよ……」
その自らの肉体に塗り込んでいくストラ。
その手の動きを追ってしまう。まるで自慰をするかのように塗り込んでいった。
ぬめり光る肉体に目を奪われる。
「じっとしてて」
ローションがたらされていく。ひんやりとした感触の後、すぐに熱さを帯びてきた。
「これはすごいよ……」
そう言うと、身体を密着させ、ぬちゃぬちゃといやらしく濡れた巨乳と手でタチバナの全身へと広げ始めた。
タチバナの全身がストラの全身で濡らされていく。
「ぬあっ……」
先ほど戻った力で何とか押し返そうとするが、そのダイナミックな動きに翻弄されていく。だんだん、自分とストラの境界が溶けて混ざり合っていくように感じた。
「ここは特に……」
そういうと萎えていたペニスを両手を使って扱き始めた。
「くっ!」
なんとか上半身を起こし、止めに掛かる。
「ふふっ……」
ストラはほほ笑むとペニスを乳房に押し付け始めた。
「ううっ……」
その責めはタチバナの記憶のどこにもなかったが、身体の中で血液と精液が今まで以上に下半身に溜まって行くように感じた。
亀頭で乳房に文字をかくように弄ばれる。乳首で尿道の入り口を責められた。
再びペニスは勃起を初め、天を仰ぎそそり立った。
タチバナは白い大きな胸での責めを思い出してしまった。
止めようとしていた手がストラを掴む前に落ちる。
上半身が支え切れず再びベットに倒れた。
「素直だね……」
ヌチャヌチャと淫媚な音を立てながらペニスがまんべんなく手コキで責められていく。
抵抗することができず、見ることしかできなかった。
「ああっ、ああ! くそっ!」
ペチペチとペニスがストラの乳房にぶつけられると、タチバナの身体が震えた。
「もう一度挟んであげようかなぁ? どうしてほしい?」
ストラがささやく。
「な、何言って、くっ!」
タチバナは言い返すが、先ほど心の奥まで叩きこまれた快感を求める本能が、タチバナの中で暴れまわっていた。
「どうしようかなぁ?」
じらすようにストラが言う。
「欲しい?」
「だ、誰がっ……」
「あ、そう? じゃあ挟んであげなぁい」
(そんなこと言っても……どうせ、またあれが……!)
無意識のうちに快楽にそなえるタチバナ。
タチバナの予想と反して、ストラはあっさりとペニスを解放した。
「んあっ?!」
「どうしたの? お望み通りだよ?」
だが、タチバナの内にほのかに失望が広がっていた。
タチバナは心を整理しようとするが、それを上回る勢いであふれる快楽に犯されていく。
「そうだ、まだオチンチンを中には入れてなかったね? こっちでも搾りとってあげる」
そういうとストラは動けないタチバナにまたがり、ペニスを膣に導いていく。
(これは……チャンスだ……)
先ほどまでの戦いでは、一度もストラの中を責めることは出来なかった。確かに体力もほとんどなく、自らも快感を受けてしまうが、一方的に責められるよりはるかに戦いになるはず。
動くかずに、導かれるままにする。タチバナの剛直が聳え立ち、ストラを迎え撃つ。
「な、なめるなよ……」
リザも中を責める事で仕留めた。そう簡単に負けるわけはない。
「ふふっ……そうかな?」
(何を……)
ゆっくりと挿入されていくペニス。
タチバナの顔がこわばる。その顔を見て淫らに笑うストラ。
「あぁ……入ってくるよ……」
(こいつ……中も……)
ジンジンとペニスの芯から快感が流れてくる。
叩きつけられる快感は、リザのそれを上回っていた。動いていないのに、きつく締まる中はタチバナのペニスをまんべんなく悦ばせた。
「じゃあ……行くよ」
そう言うとストラが腰を動かしていく。
「くあぁ、うっ……」
「ほらっ、動かさないのっ?」
「このっ!……あぁぁ!」
タチバナの腰は、ほとんど動くことが出来なかった。
(くっ……なら)
愛撫しようと手を伸ばす。
「だめだよぉ」
すぐにストラの両手に絡めとられ、責め手は封じられた。
タチバナの手を支えに、さらに腰を激しく動かしていくストラ。
「くぁ! ああっ!」
膣は激しく締まり、艶めかしく腰が動く。乳房は激しい動きに合わせ跳ねるように揺れた。
「ははっ、君は勘違いしてるんだよっ!」
(かんちが……? アアッ!!)
「アハハッ、もう下のお口から涙が出てきたよ! ホラッ、ホラッ」
「かああっ! くううっ!」
タチバナはストラの激しい腰使いに翻弄されるしかなかった。
激しい快感と背徳感に喘がされた。
「ふふっ、君はっ、まだ、戦ってるつもりでいたのかなぁ?」
「くはぁっ! はぁっ!!」
腰を振り、ペニスを刺激し続けながらストラは満面の笑みでタチバナに宣告する。
「もう君の身体は私にメロメロだよ!意地張るよりっ、素直に気持ちを爆発させればいいんだよ!!」
「な、何をっ……ウアアアッ!」
タチバナが言い返す前に、ペニスが膣に締め付けられ、再び精が迸った。
「ふふふっ、また出てきたよ! 気持ちよくないのっ?! ねぇっ」
(ああああ!!……キモチいい!!)
ストラの声が頭に響く。 認めるしかなかった。
(……こいつには、勝てない……)
これまでの戦いで、恐ろしい程思い知らされてしまった。
村を犯しつくしたストラ。敵をとるべくこの城に乗り込み、堕落させようとする淫魔達の淫らな誘いをかわしてここまで来た。
なのに、この淫魔の艶めかしい身体に心を奪われ、味わったことのない責めの虜にさせられてしまった。もはやタチバナのペニスはストラを倒すためのものでなく、赤くはれ上がった敗北の証だった。
(……なんてことだ……)
だが、タチバナはそのことにも快感で脊筋が震えるのを感じた。
この淫魔が村を滅ぼした事や、怒りや闘志を忘れ、快楽におぼれる自分の姿を想像した。
口元がだらしなく緩む。
「……いい顔だねぇ」
「うっ!」
気がつくとストラは腰を振るのを辞め、タチバナの顔を間近で覗きこんでいた。すぐに敵を睨みつけるが、一度思い浮かべた姿がどうしても頭から離れない。
このまま勝ち目のない戦いを続けるのか、それとも……
ストラはタチバナがその誘いに堕ちかけているのを見ると、膣からペニスを解放し、タチバナの股の間に滑り込んだ。
ひざを下に入れ、ぐいと引っ張る。
逃れる力はすでにタチバナになく、ストラのひざの上に下半身がとらえられた。乳房の目の前に再びペニスが導かれる。
「みっともないカッコだね?」
「くっ……はっ……」
ストラはゆっくりと萎えるペニスを扱きあげ、乳房に押し付け、弄ぶ。
亀頭を口に含みチロチロと優しく刺激した後、吸い上げていく。
ジュルジュルと音が響く。
「くあぁ……」
ストラのなすがまま、快楽に従順に勃起していく。
「もうすぐ、君が自分からよがり狂っている姿を見れそうだねぇ」
タチバナの表情を覗きこむようにしてストラが笑う。
その声を聞いても湧き上がるような怒りは生まれなかった。
「後は中から……」
下半身を解放すると、今度はだらしなく広げていた手をつかまれ、上半身を抱きあげられた。頭に手をあてられ、ぐっと谷間に突っ込まれる。
鼻から甘い香りが広がる。やわらかい感触。
(こ、これは……)
「ふふ、キミは今私の胸の中にいるんだよ。さあ、私のおっぱいを飲んで? それで外も中も最高に気持ちよくなれるから」
(くあぁ…)
タチバナは最後の力で逃れようと必死にもがく。
「あ、最後まで抵抗するんだ。好きだよそういうの……」
そういうと空間が圧迫される。濡れに濡れた空間であたたかい乳房に包みこまれた。
「私も最後まで全力でいくよぉ?」
谷間に頭が包み込まれたまま、乳房をグニュグニュと動かし始める。
未知の快感が頭を包み、芯が火照る。
「初めてでしょ?頭をつつまれちゃうのは」
必死に頭を振るが、避けることは出来ず、ぬめるストラの身体を滑るだけで、押し返すこともできない。
(い、息が……)
甘さと息苦しさで頭がぼおっとしてくる。このまま身をまかせたい衝動に駆られる。
ひときわ大きくストラが動いた時、顔が一瞬あらわになった。
「ぷはっ!」
「捕まえたぁ」
その口を閉じることは出来なった。
顎を手で固定され、開かれた口に乳首と入りきらない乳房が侵入してくる。
「んんんっ!!んん」
「そんなに嬉しいの? じゃあ、行くよぉ」
そういうと腕で強く乳房を挟みこんだ。
温かく、甘いストラの母乳が流れ込んでくる。
身体の中の体温が急激に上がって行くのがわかった。
乳首を歯で責めようにも顎は固定されていて、無意識のうちに舌で乳首をなめた。
(あ、ああ、気持ちいい……)
それはすぐにストラにも伝わった。
「うぅん……おいしい? 舐めちゃって。ほら、もっといいよ?」
反射的に鼓動が高鳴る。
(お、思い切りこの乳首を……)
思わず自らストラの乳房にしゃぶりついている姿を想像してしまった。
ストラは自らの母乳をタチバナが飲んでいくのを嬉々として見つめた。
「さぁ、これで準備万端だねぇ」
上半身を解放し、ふたたびさきほどの屈辱的な体勢に戻される。
そそりたっているペニスをゆっくり見せつけるように深い谷間に挟みこみ、パイズリを開始した。
「ああ……ああああ!!!」
「ふふ、わかった? これがミルクの快感……」
(全部が……責められている……?)
まるで上下に動く責めを同時に受けているかのようだった。
乳房で上になめあげられている時も下へと引きずり込まれる快感を味わい、快感に狂う。
「気にいってくれてうれしいよぉ」
涎を谷間の少し上に垂らし、中のペニスへと伝わらせていく。だんだんとスピードをあげ始めた。
「あああああ!!!
(ああああだめだあ!!!!)
「そらしちゃだめだよ……見てぇ」
どうすることも出来ず、ストラの谷間が己自身を包みこんでいくのを見つめる。
(あ、あたたかい……ああ……)
誇りや怒りが全てストラに飲み込まれていくようだった。タチバナから溜息が洩れた。
(気持ちいい……)
鼻息は荒くなり、もっと快感を得ようと、無意識のうちに腰を浮かせ始めていた。
「気持ちいいのぉ?」
恍惚とした表情でうなずく。ストラがほほ笑む。
「素直になれば、気持ちいいってわかったでしょ?」
(そうか……こうしていればもっと気持ちよくなれる……)
「ふふっ、いよいよだね……」
そう言いながらピッチをあげて行く。
(ああ……出る……また……イクッ……!!)
限界が訪れ、気づけば自ら腰を谷間に突きあげていた。
精液がせり上がってまた迸る……
「あっ!!!! はっ、はっ、なっ……!!?」
前に、ストラのパイズリが止まった。
一瞬理解が追いつかず、悶えるタチバナ。
「今期待してたでしょ?」
「なっ、ち、違っ……」
「そうかな?」
「くあぁっ!」
ぎゅっと乳房でペニスを刺激され、タチバナの身体が反りかえる。
「ふふ……あんなに気持ちよさそうな顔をしてたのに誤魔化せるわけはないよ。それに、君の身体は正直だねぇ?」
そう言って自らの谷間につきあげたままで止まっている腰を視線で示した。
「駄目だよ。お願いするまでオッパイも中もお預けだよぉ」
そう言って淫らな視線でタチバナを射抜く。
そうしながらも、挟みこむ強さを変えたり、乳房を軽く揉み、射精ができないギリギリの快感を与え続けてくる。
(あ……ああ……あと、ちょっ……のに……)
タチバナは表情をだらしなくゆるめ、口から荒い息と涎を垂らし、取り上げられた最高の瞬間と快感にわなわなと震えていた。ペニスを挟みこむ胸とストラの顔にくぎ付けになる目は、快感に全てを染め上げられていた。
「ふふっ…じゃあ、聞こうか、君の気持ち」
心の深くまで這入り込んできたストラの声が、男の頭の奥に響く。
「昔、あの村で会った時に皆がワタシによがり狂わされていくのを見て、自分もしてほしいって思っちゃったんでしょ?」
(いや……ちがう……おれは……)
だが、ストラの声に合わせ、記憶が再生され、塗り替えられていく。
様々な責めでイカされていた仲間たち。
「怒りじゃなくて、混ぜてほしくて仕方なかったんでしょ? みーんな、快楽に素直にだったよぉ……」
ストラの手にかかり、恍惚としていた――
ゆっくりと巨乳を揉みながら、タチバナを見つめる。
「それなのに倒しにきたなんて嘘ついちゃって……」
(ちが……これは……誘い……でも……)
「私にイカされたくてきたんでしょ? もう正直になっていいんだよぉ?」
(そうか、あの時…・…)
ストラの妖艶な身体、痴態を見て、一瞬交わった視線で、ペニスは勃起していた。痛いほどに。
「答えてぇ? タチバナ君の欲望をワタシに思い切りぶちまけて?」
イキたい。思い切りイカされてしまいたい。
作りかえられた記憶かどうかはどうでもよかった。
「オ、オレの……負けだ」
タチバナは淫魔の前に膝を折った。
だが、淫魔は意地の悪い笑みを浮かべたまま切り返す。
「負け? 嘘はよくないなぁ」
人質にとったタチバナのペニスを自らの谷間で往復させる。
「クアァ?!」
叫び声をあげてのけぞるタチバナ。
「今の私には君に快感を与えないまま終わらせるのなんか簡単だよ? お預けのままで今すぐ死んじゃいたいの?」
タチバナの顔がゆがむ。
(こ、このままで?)
だがそれは死への恐怖ではなく、快感を失うことへの絶望だった。
「キモチよくなりたいんでしょ? ならぁ、正直になってよ」
(こ、このまま死にたくない……)
かけらのように残ったタチバナの自尊心は、艶めかしい淫魔の前に完膚なきまでに砕かれてしまった。
乞うように唇をふるわせ、タチバナは言った。
「オ、オレは……ス、ストラに犯されたくて、ここに来た……」
ストラは淫らにほほ笑んだ。
「様を付けてぇ?」
「ウウッ!!」
ペニスを谷間でゆるゆると泳がせる。それだけでタチバナは震えた。
「で、どうしてほしいのぉ?」
「ス、ストラさ、ま……イ、イカせてください……」
「んー、ペットになるなら考えてあげる」
この淫魔の……
「ぺ、ペット……?」
「そう、私が最初に言った通り、君が私のペットになるなら、最高の快感を教えてあげるよ」
タチバナは初めに浮かべた、ストラの愉悦に染まった顔を思い浮かべた。身も心もこの淫魔に支配される。それを屈辱だと考えるタチバナは、もういなかった。
「な、ならペットに!!……ス、ストラ様、オレをペットにしてくださいイイイ!!!!」
あらん限りの絶叫がひびく。
淫らな罠に嵌まり、一人の戦士が陥落した。
「ああ……可愛いね……わかったよ……たっぷりよがらせてあげる」
そう言って再びパイズリを始める。
「あああ!!!」
手加減なしの責め。タチバナは叩きつけるような快感を味わい、積極的に腰を上下し、パイズリを味わう。脳の奥まで溶かされていくようだった
「あ……イク!イクウウウ!」
髪の毛から爪先までピンと張り詰め、ペニスを谷間のより奥まで突き込む。
「そうだよ……何もかも忘れて、思いっきりイっちゃえばいいんだよぉ」
タチバナが自らの谷間で達するのを感じ取り、今度は思い切り巨乳で挟みこみ、ムニムニと揉みこんだ。
迸る様は外からはまったく見えないが、谷間から溢れて行く大量の精液がタチバナが屈したことを見せつけていた。トロトロと流れ出る白濁液と共に全てを捧げて行く。
「まだまだ行くよ……」
そう言うとタチバナにまたがり、肉棒を中へと導いていく。
「ああっ!!ああああ!!!!」
再び身体を走り抜ける快楽。
ストラがリズミカルに腰を振って行く。夢中でストラの揺れる巨乳を揉んでいた。
「んんん!! いいよぉタチバナくん。もっと!!」
そう言って膣をしめあげる。ストラに従順に、タチバナは駆けあがって行く。
「あっ、ああ、あああ!! あああああ!!!!!」
「ははっ、どうかな? あんなに嫌ってた私のペットになった気分は?」
「さ、サイコゥ、ですッ! も、もっと、もっと!!」
絶叫と白濁液と共に、かけらのような羞恥心、罪悪感すら吹き出て行く。
「アアアアア!!!!」
止まることのない射精は、タチバナの屈服の証として迸った。
「ふう、ふう、ああ……」
がっくりと息をする。
「気持ちよかった?」
顔を覗きこんでくる。
何度もうなずいた。
「ふふ、ペットのかんせいだ……」
「来て…」
倒れたストラに抱きつき、思い切り胸を揉みあげる。迸る母乳を吸い、顔をうずめた。
「あぁん! いいよ!」
再びそそり立ったペニスが秘所へと導びかれた
「クアアアア!!!」
身体にむしゃぶりつきながら腰を振る。
ダイナミックに揺れる乳房を掴む。
本能に従順に受け入れて行く快楽はすさまじいものだった。頭がすべて溶かされていく。
「ダメダァッ!! イクッ!」
「あっあっ、何度でもイッいいよぉ?キミは逃げられない……もう逃げたくもないでしょぉ?」
背徳感と幸福感につつまれながら何度目か忘れた精をストラに捧げる。
その姿は戦士ではなかった。
「ふふっ、まだしたい?」
「ハ、ハイィ……」
混じりあう肉体。
淫らな水音と嬌声が響き続けた。
数えきれないほどストラの手で、口で、胸で、中で搾りとられていく。
汗や愛液、精液にまみれて絡み合う。
混ざり合う二人の後ろで、ドアが開いた。
ストラの淫らな責めに屈したタチバナにはそれはわからなかった。
「ウアアアッ……!!」
「あぁん……!」
夢中で腰を突きあげ、身体の中に残っている全てを捧げる。
この日を境にタチバナは戦士を辞めた。
ストラの勝ち誇った声を聞きながら、意識を失った。
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