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兄妹の一方的なスキンシップ 4

 ある土曜のお昼頃。
 学校は休みであり両親が仕事に出ている時のこと。

絵梨「お兄ちゃん、一緒にお風呂入ろう♪」
健治「えっ? なんだって?」

 健治の部屋に唐突に現れる絵梨。
 唐突な誘いに健治は思わず聞き返してしまった。
 
絵梨「一緒に風呂入ろうって言ったの」
健治「まだ昼じゃねぇか。
   第一、何で一緒に入らないといけないんだ?」
絵梨「えへへ♪ だってお兄ちゃんと一緒に入りたいんだもん♪」

 甘えたネコ声でおねだりする絵梨。
 嫌な予感を察知して、健治は背中を向けて拒絶の意思を示した。

健治「ガキじゃあるまいし、入りたいなら一人で入れ」
絵梨「むぅ〜、お兄ちゃんと一緒に入りたいの!!
   ねぇねぇ、入ろうよぉ!! 入ろう!! 入ろう!! 入ろう!!」
健治「うわぁ!! しつこいって!! くっつくな!!
   重たい!! 暑苦しい!! 離れろぉ!!」

 健治の背中におんぶするかの如くギュッと抱きつく絵梨。
 積極的な絵梨の頼みに健治は押され気味だ。
 絵梨がクスクスとした笑いを洩らしたのを聞いて健治は思わず口を開く。

健治「なに笑ってんだ?」
絵梨「お兄ちゃん、私のことが怖い?」
健治「はぁ!? お前みたいなペチャパイなガキんちょに怖がる訳ねぇだろ!!」
絵梨「そのガキんちょに何度もイッてるお兄ちゃんはもっとガキだよ」
健治「くぅ〜!! 言わせておけば調子に乗りやがって!!」

 頭に血が上った健治は勢いに乗って立ち上がる。
 背中に絵梨がおんぶしているような体勢で健治は言った。

健治「上等じゃねぇか!! 相手してやる!!」
絵梨「うん♪ それじゃ先に風呂に入っててね♪
   もうお湯は沸かしてあるから♪」

 絵梨の挑発に乗った健治は風呂場に向かうことになった。
 服を脱いでバスタオルを腰に巻いて風呂場へと入る健治。

健治「……はぁ……俺って馬鹿だ……」

 健治は手で自分を顔を覆ってため息をついた。
 後々になって絵梨の挑発に乗ったことを気恥ずかしく思ったようだ。
 同時に義妹と一緒に風呂というシチューエーションに鼓動が高ぶる。
 しばらくすると……。

絵梨「お待たせ♪」

 学校用のスクール水着で現れる絵梨。
 空気のベットまで持参している。

健治「そんなのどこで?」
絵梨「えへん♪ 友達から借りたんだよぉ♪」
健治(どんな友達なんだよ?)

 心の中で突っ込みを入れながら絵梨が準備を整える。
 空気ベットを風呂場の床に敷いて容易したローションを取り出す。
 絵梨は自分の身体にローションを塗りつけていった。

絵梨「フフフッ、お兄ちゃん♪
   たっぷりキャンキャン言わせるんだから♪」
健治「俺は犬じゃねぇ!!」

 健治と絵梨が空気ベットの上で対峙する。
 ローションでツヤツヤしている絵梨に思わず目を奪われる健治。
 そんな健治の反応が絵梨の悪戯心をくすぐらせた。

絵梨「いくよ、お兄ちゃん♪」

 健治に正面から抱きついて押し倒す絵梨。
 そしてヌルヌルになった自分の身体を健治に擦り付けた。

健治「っ!!!」

 仰向けから顔を上げて身悶えする健治。
 ヌメヌメとした異様な感触は今までに味わったことのない刺激である。
 
 にゅるにゅるにゅる!! くちゅくちゅにゅる!!
 にゅるくちゅくちゅにゅるにゅる!!

健治「があっーーーー ーーーーーーーーーーーー!!」
絵梨「あはっ♪ お兄ちゃん♪ そんなに気持ち良いの?」

 楽しそうに全身ヌメヌメで健治を責め立てる絵梨。
 狂いそうな健治は素早く絵梨の背後に回って胸を愛撫した。

健治「はぁはぁはぁ……」

 ペニスに触れないよう気をつけながら呼吸を整える健治。
 もちろん両腕に回した絵梨の胸攻撃を忘れない。

健治(くそぉ!! ヌメヌメして上手く掴めねぇ!!)

 ローションまみれになってる絵梨に困惑する健治。
 絵梨は簡単に振り向いてしまい健治にキスしようとした。

健治「させるか!!」

 健治は抱きついて横向きにお互いに倒れ込む。
 そのまま絵梨を仰向けにさせて健治は上に乗った。
 いわゆるマウンドポジションの体勢である。

健治(チャンス!!)

 健治はそのまま両手でヌメヌメする絵梨の身体を愛撫した。
 絵梨の身体がビクンッと震えた。

絵梨「んっ……」

 絵梨が身体を起こそうとするのを健治が両手で制する。
 肩口を押し出されて仰向け状態から抜け出せない絵梨。
 そのまま健治の両手で愛撫を続けられていく。
 絵梨は頬から赤く染まって呼吸が少しずつ乱れてきた。
 優勢になってる健治は絵梨が逃がさないよう気をつけて愛撫を続ける。

健治「絵梨、今までの借り。何百倍にもして返してやる」
絵梨「やん……お兄ちゃん……あふっ……んんっ……」

 絵梨の喘ぎ声に健治のペニスはビンビン膨張していく。
 そこに目をつけた絵梨が空いてる手を使ってペニスを触れようとした。

健治「させるか!!」

 軽く払いのけて絵梨の身体にひたすら触る健治。
 兄に触れられることで絵梨なりにかなり感じているようだ。

絵梨「あんっ……お、お兄ちゃん……のイジ……ワル」

 ウナギのように身をくねらせて逃げようとする絵梨。
 絵梨の腹部の上に乗って逃げる方向に身体を移動させる健治。
 健治の愛撫が絵梨を追い詰めていく。

絵梨「お、おにいちゃ……んんっ……す、すきぃ……」
健治(なかなかしぶとい……上半身だけではイッてくれないのか?)

 流石に何度も愛撫をし続けて疲れ始めてくる健治。
 健治は身体を捻って絵梨のアソコを責めようとした。
 その刹那、絵梨が身体を起こして健治のペニスを握る!!

健治「しまっ!! うわぁ!!」
絵梨「隙あり♪」

 一気に身体を抜いて健治のマウンドポジションから脱出。
 お返しとばかりに絵梨が健治の唇を奪った。

健治「んぐっ!!」

 んちゅ……ちゅ……ぬちゅ……ちゅっ……。

 舌を出して強引に兄の口内に舌を入れ込む絵梨。
 そのままシェイクするかの如く健治の口の中を暴れ回っていく。

健治「んんんっ!! んっ!! んんぐっ!! むんっ!!」

 貪って何もかも吸い取るかのような情熱的な口付け。
 さきほどの責めが絵梨の闘争心を煽ってしまったのだろうか?
 健治は押し倒されてしまい絵梨の唾液が注ぎ込まれる。
 
 じゅるじゅる……にちゃにちゃ……ごくんっ……コクッコクッ。

 全身のヌメヌメと濃厚なディープキスの同時攻撃。
 絵梨の唾液を喉を鳴らして飲まされて快楽を受けてしまう健治。
 腰に巻いたタオルからペニスが飛び出ていた。
 ペニスがスクール水着越しに伝わる感触に踊らされ瞬く間に先走り汁を出す。
 
健治「……ぷはぁっ、ちょっとま……んぐっ!?」
絵梨「んんっ……」

 息継ぎをしてから強引に再びキスされてしまう健治。
 逃がさない、とでもいった感じで絵梨の舌が積極的に健治の舌を絡めていく。
 その舌の蠢きが、健治の脳内をかき回して抵抗を完全に奪い取った。

健治「んむっ……んっ……むんっ……」

 貪る唇に健治はジンジンと痺れるような感覚を味わっていく。
 絵梨のアソコはローションだけでなく自分の愛液もジワジワ滲み出ている。
 そのアソコにあてがうように健治のペニスに擦り付けた。
 健治も無意識に求めるかの如く腰を突き上げてペニスを刺激する。
 それこそスクール水着をぶち破るかのように。

絵梨「おにいちゃん!! すきぃ!! すき!! だいすきぃ!!」
健治「ああっ!! ふあぁーーーーーーーーーー!!」
絵梨「いっしょに!! いっしょに!! イッテぇーーーー!!」

 ギュッと強い抱擁で絵梨が絶頂を迎える。
 アソコから潮が吹き出てローションまみれとミックスする。
 同時に健治のペニスからはドクドクと精液が噴射して絵梨の水着を汚した。
 互いの絶頂は数十秒に渡ったが二人にとっては何時間にも感じ取れた。
 息を乱してグッタリとしている二人。
 しばらくしてからお互いに身体を起こして互いの身体を洗った。
 浴槽の中で二人一緒に入る健治と絵梨。
 
絵梨「……」
健治「な、なに?」
絵梨「ううん……何でもない」

 絵梨がチラチラと健治に視線を向けてはあらかさまに目を逸らす。
 誰が見ても照れ隠しをしているのが丸分かりだ。
 かくいう健治も気恥ずかしいのか顔をそらしていた。
 お互いに顔をそらしたままで会話する。

絵梨「ねぇ、お兄ちゃん」
健治「んっ?」
絵梨「私……お兄ちゃんのことが好き……大好きだよぉ」
健治「ま、そうだな、家族だもんな」
絵梨「……お兄ちゃん、本気でそう言ってるの?」

 絵梨の言葉に健治は言葉を詰まらせる。
 少しの間が空いてから健治が言う。

健治「……しかしな……お前、彼氏いるんだろ?
   あんだけ凄いんだし……経験何度もしてるんじゃ……」
絵梨「彼氏なんていないもん」
健治「……嘘だ……だったら何であんなに上手いんだ!?」
絵梨「友達に聞いたり本で読んだり……勉強したんだもん」
健治(おいおい、マジかよ……)
絵梨「お兄ちゃんに喜んで欲しかったから……。
   お兄ちゃんに気持ち良くなって欲しかったもん」
健治「あ、あのな……」
絵梨「お兄ちゃんは私のこと嫌い?」

 絵梨が健治に擦り寄って迫っている。
 その目は捨てないでとばかりの子猫を思わせるものだ。
 健治は顔を逸らしながら応える。

健治「嫌いな訳ないだろう」
絵梨「じゃあ、好き?」
健治「えっと……嫌いじゃないよ」
絵梨「ズルイよ、お兄ちゃん」
健治「絵梨、お前だって子どもじゃねぇんだ。
   兄妹で恋愛をするのはタブーだってわかってるだろ?」
絵梨「血は繋がってないもん」
健治「それでも戸籍で兄妹になった以上はダメなんだよ」
絵梨「そんなの誰が決めたの? 好きになるのがそんなに悪い事なの?」
健治「悪くはない、ただ好きになる相手を間違え……」

 健治が絵梨の顔を見て沈黙してしまった。
 絵梨がポロポロと涙を流していたからだ。

健治「ちょ、ちょっと泣くなよ」
絵梨「ひっく……だってぇ……ひどいよぉ……そんなのぉ……」
健治(うわぁ〜、泣かせてしまった……ど、どうしよう)

 健治は内心でうろたえながらも絵梨を優しく抱き締めた。
 健治の肩口に顔を埋めていく絵梨。
 さらさらと濡れた絵梨の髪を健治がそっと撫でていた。
 義妹を落ち着かせてから入浴を済ませる二人。

健治「先に上がるぜ」
絵梨「……」

 絵梨からの返事はない。
 それでも健治はそれを肯定を受け止めて身体を拭いて着替えた。
 部屋に戻ってみると時計では午後1時30分頃を示している。

健治(俺……アイツに好かれるような事したかな?)

 健治にとって義妹からの好意は信じがたいものである。
 今までの甘えやおねだりが兄妹によるものだと判断していたからだ。
 負けず嫌いな性格から触れ合いでリベンジを果たそうとした健治。
 今回は試合として考えるならば引き分けという事になるであろう。
 健治からすれば負けるよりかはマシだが何やら複雑なものを感じた。
 それが何なのかは健治自身もわからない様子である。

健治(そりゃ、兄妹として嫌いよりは好きの方がいいに決まってる。
   けどよ……今のアイツの持ってる感情ってダメだよな?
   普通じゃないよな? でも普通って何だろうな?
   ……ああっ!! もうっ!! 難しい!!)

 考えれば考える程ドツボにはまっていく健治。
 喉がカラカラとなったのを感じてリビングの冷蔵庫へと向かった。

健治「絵梨……」
絵梨「あ、お、お兄ちゃん」

 どこか余所余所しい印象のある絵梨。
 絵梨が健治を男として意識しているのが見受けられる。
 健治は違和感を持ちながらも冷蔵庫からジュースを取り出した。

健治「お前も飲む?」
絵梨「ううん、さっき飲んだから」
健治「あ、そう……」

 ジュースを飲み終えてその場を去ろうとする健治。
 すると絵梨の方から声が掛かってきた。

絵梨「お兄ちゃん……」
健治「な、なんだ?」
絵梨「もう一回しよう」
健治「ちょっと待て!! 何を考えてるんだお前は!?」

 ポッと火が飛び出そうなほどドキドキを感じる健治。
 首をブンブン振って脳裏に出るエッチ心を振り払った。
 兄として健治が絵梨を咎めようと目を向けた瞬間。
 彼は金縛りにあったかのように絵梨の釘付けとなっていた。
 何故なら……。

絵梨「んっ……ふっんん……」

 リビングのソファーで絵梨が自分のアソコをまたぐっている。
 健治は義妹のオナニーを見せつけられて瞬きもせずに見つめている。

絵梨「はふっ……んんっ……お、おにいちゃ……んんっ……」
健治(俺の目の前で……絵梨が……う、うそだろ……幻じゃねぇのか?)

 半信半疑のような光景。
 兄にオナニーを見られるという羞恥心と快楽を味わう絵梨。
 自分の秘密をさらけ出すことへの解放感もある。
 絵梨が兄を求めてどことなく苦しそうで気持ち良さそうな声を洩らす。
 健治の鼓動は心臓だけでなく下半身の方にもドクドクと流れ込む。
 
健治「よ、よせよ……や、やめろ……」

 理性をフル活動させて絵梨の傍まで駆け寄る健治。
 すぐにやめさせようと腕を掴もうとした瞬間。

絵梨「はぁはぁ……おに……いちゃん……す……きぃ……」

 絵梨の言葉で健治は動けなくなり理性を活動させて言う。

健治「わかった、わかったから……やめてくれ……」
絵梨「ううん……わかってない……」

 絵梨が呼吸を整えて潤んだ眼差しで健治を見る。
 健治は目を逸らすために顔を横に向けた。
 すると絵梨は両手で健治の頬を持って自分の方に向けさせる。

絵梨「ちゃんと見て……」
健治「ううっ……何か違うぞ……いつものお前と……」
絵梨「うん……あっ……」

 健治が絵梨の腕を掴んで引き剥がすように立ち上がる。
 その場から逃げようとする兄の意思が感じ取れた。

絵梨「いやぁ!!」

 兄の腰に腕を回してしがみつく絵梨。
 勃起したペニスに触れないよう腰を下げて健治が言う。

健治「絵梨はなせって!!」
絵梨「やだぁ!!」
健治「うっ!! ちょっと!! く、苦しいって!! ううっ!!」

 締め上げるような絵梨の抱擁に健治は苦しそうだ。
 引き剥がそうと肩を掴むとますます絵梨が力を込めてしまう。
 ギュッーーーーーと強く締め上げて健治を離さない絵梨。

健治「ぐあっ!! くっ!! やぁ!!」

 苦痛の表情を浮かべながら絵梨の足を引っ掛けてソファーに押し倒す。
 その衝撃で幾分か腕の力が弱まり腰から胸部の方に絵梨の腕が移動する。
 抜け出そうと健治が絵梨の腕を掴んだ瞬間。

健治「うっ!!」

 うめき声を洩らして思わず顔を上げて身悶えする健治。
 健治の下半身が絵梨の両脚によってカニ挟みされたのだ。
 胸部にある両腕と下半身に回った両脚が健治を拘束する。
 カニ挟みされたことで健治のペニスも圧迫されてしまう。

健治「うわぁーーーーーー!!」

 襲ってくる快楽に耐えようと健治が絵梨の後頭部に腕を回す。
 健治にとっては苦し紛れの抱擁だが、絵梨にとっては心から嬉しく思った。
 
絵梨「う、うれしい……お、お兄ちゃん……好きぃ……」
健治「絵梨!! 頼むから力入れんな!! ちょっとヤバイって!!」

 絵梨はギュッギュッと定期的に力を込めて兄を刺激する。
 健治が言った言葉とは逆の行動を取っていく絵梨。
 下腹部に兄の勃起したモノを感じて重点的に圧迫するよう責め立てた。
 
絵梨「キスして……お兄ちゃん」
健治「ダメだって!! だから締めるなって!!」
絵梨「むぅ〜、お兄ちゃん。逃げないでよぉ〜」

 絵梨のペースにはまりつつも抵抗の色を見せる兄。
 健治はキスされないよう絵梨の頬に自分の頬を押し付ける。
 すると絵梨がほお擦りをしてネコのように甘えだした。

健治「はうっ!! ううっ!! ああっ……」

 服越しに感じる絵梨のぬくもり。
 彼女の下腹部が健治のペニスを圧迫し胸部に締め上げで彼の動きを制限する。
 健治は息苦しそうにしながらも胸部の腕回りを何とかしようと試みる。
 空いてる両手を使って絵梨の肩口辺りの隙間を狙う。
 そこから強引に差し入れて横方向の力で絵梨を引き剥がそうとしたが。

 ギューーーーーーーーーーーーーーー!!

健治「がっ!!」

 健治の両腕ごと絵梨が強く抱き締め、下半身の圧迫も強くなる。
 さっきよりも密着度が増して健治のペニスから我慢汁の染みが生まれ始めた。
 身動きが取れない健治はほお擦りする絵梨の耳に吐息を洩らしていく。
 
健治「はんっ……ううっ……くっ……うおっ……うっ……」

 絵梨の腕に拘束された両手に力を入れるが上手くいかない。
 ほぼ全身に絵梨が密着して女の子の香りと感触が健治の力を半減させた。
 要因となるのはペニスからの刺激で力が出し切れないのが大きいのであろう。

絵梨「ねぇ、気持ちいい? お兄ちゃん、気持ちいい?」
健治「はぁはぁ……ふうっ……ううっ……はふっ……」
絵梨「もっとギュッってする? もっとスリスリする?」

 絵梨が健治の耳元に舌をつけるとビクッと反応している。
 ペロペロとネコのように兄の耳を舐めては口の中でしゃぶていく。

 ピチャッチュパッチュッチュパッ。

健治「アッーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 耐え切れず健治が顔を上げて首をブンブン振って悶絶する。
 顔をすっかり真っ赤になって興奮の頂上を登りつつあった。

絵梨「お兄ちゃん……私を感じて……私の身体でイッて」

 健治がカクッとなりそうな所を絵梨がキスで受け止める。
 その状態から両腕と両脚の力を込めて兄への愛情をぶつけた。

健治「むうっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 ドピュッーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 唇を奪われくぐもった声で全身が脱力していく健治。
 抵抗していたペニスからビクビクと激しく痙攣して精液を放出する。
 絶頂中の健治に絵梨が舌を入れて健治の舌を絡め取った。

 クチュクチュ……チュッチュ……ジュルッジュルッ……。
 ピュッ ピュッ ピュッ ピュッ。

 今まで以上の射精で健治の全身が震えている。
 精液が搾り出されてもペニスがビクビクと空撃ちした。
 股間部分のズボンがグショグショに濡れて絵梨の服越しに染み出す。
 絵梨のアソコも濡れているらしくお互いの液体で下半身が濡れ濡れ状態となった。
 
健治(ふあっ……あたまが……しろ……。
   ああっ……いいっ……これ……いいよぉ)

 健治の洩れ出る唾液が絵梨の口内に入り込んでいく。
 絵梨は美味しそうに愛しき兄の唾液をコクコク喉を鳴らして飲み干した。
 もっと欲しいとせがむように絵梨の舌が疼く。
 ペニスだけでなく口からも兄の精気を奪っているかのような貪りがあった。

健治「んっ……むっ……」

 ぴゅっ…………ぴゅっ……。

 睾丸にわずかに残っていた精子が抜けていく。
 今までなら射精後は健治のペニスが縮んでいったが勃起は続いている。
 絵梨の愛撫で玉袋が引き締まって新しい精子を生産していった。
 体がゾクゾクと震えて為すがままになっている健治。
 絵梨の全身で抱擁する力は大分落ち着いており時折ギュッと力を入れる程度。
 力を入れるたびに健治がビクッと反応する。

絵梨(お兄ちゃん……いっぱい感じて……私だけを感じて……好きだから……)

 兄の目はトローンとしており朦朧とした意識でいる事が伺える。
 ペニスの奥にくすぐったい感覚がこみ上げていく健治。
 イク寸前の合図を絵梨の下腹部に伝えてしまい、
 絵梨はギュッと健治の下半身に巻き付く両脚で締め上げた。

 ドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッ!!

 全身をブルブルさせての更なる射精。
 声も力も出ずに抵抗する意思もなくまさにマグロ状態の健治。
 それでも絵梨は離さない。
 ずっと一生傍にいると誓うかのように兄を抱き締めている。
 この状況は絵梨が絶頂してイクまで続いていった。
 こんにちは、山上 創助です。
 風呂場で上手く絵梨を押さえ込んでの健治の責め。
 彼からすれば初めて絵梨を追い詰めたといえるかもしれないね。
 詰めの甘さがあったものの絵梨と一緒に絶頂を迎えた健治。
 これをきっかけに絵梨への変化を健治が知って戸惑っていますなぁ(^^;
 絵梨は意地でも離さないとばかりに兄をイカせているし。
 BFとしてそこそこに見応えがあるようになったかも。
 では、また(^^/

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