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妖精の森3

ミルさんに完全に魅了されたその日の深夜12時、日付が代わるのと同時に僕の魅了は解除された。「はあ・・・一日って本当早いです・・・でも楽しかったですよ♪」ちゅっと口先だけ、キスをされる。素直に可愛らしいと思ってしまう。
「こら、ミル。日付、かわったんだから寝かしてあげなよ。」
「わかってますよ・・・リアさんのケチ・・・」
ミルさんを注意したフェアリーはリアさんという、三人のフェアリーの中で一番年上だ。人間でいうとミルさんが15歳でリアさんは20歳。彼女は背が高く、胸も大きい。幼児体型なミルさんは彼女のことが苦手らしい。彼女の厄介な所は3つある。1つはやはりその胸だ。柔かさにも秀でており、正面から抱き締められたらすぐに魅了されてしまう。もう1つは脱力技。彼女は相手が何処を触られたら感じるのかたった一分程で熟知してしまう。そこにあえて射精に導く快感デはなく、弱い快感を与え続け、少しずつ力を奪っていく。そして最も厄介なのは、普段とのギャップだ。普段の彼女は「よっしゃ!」等の言葉を話す、いわゆるボーイッシュな女性だ(魅了攻撃の際は女性らしい言葉もでる)。その性格と、脱力技などの優しい責めのギャップでさらに快感が増してしまう。「明日は私が最初に起こしてもらえる番だしな、私も早く寝る・・・・・・楽しみにしててね?」
ニコっと微笑んだリアさんをドキドキしながら見送る。そして僕も部屋に戻った。夜中の二時ぐらいまで対策方を考えていたが、じきに眠気に負けてしまった。朝になり、リアさんをおこしに行く。
「どうしよう・・・結局何も思い付かなかった・・・」悩みながらリアさんの部屋の扉を開ける。しかしそこには誰もいなかった。
「あれ・・・?」
部屋を見回すが何処にもいない。「そうか・・・!飽きてくれたんだ・・・リアさんは僕に飽きてエルフと一緒に探索に行ったんだ!」ほっとして胸を撫で下ろす。「誰が飽きたって?」「え?うわっ!」
後ろから声がし、ふわっと抱き締められる。
「ずっと後ろにいたんだよ?君、私を起こすと同時に逃げようとするだろうからねーこうすれば逃げられないだろ?」
「あう・・・」
背中に二つの柔らかいものが押し当てられるそれだけで僕の男の証は元気になってしまう。
「ふふ・・・どう?気持ちいいだろ?ほら、ここも・・・はむ・・・」
リアさんは僕の耳を甘噛みしてきた。そのまま耳を舐めたり息を吹きかけたりしてくる。
「・・・っ!」
言葉にならない快感が襲ってくる。
「元々体全体が弱点みたいなものだけど・・・特に耳が弱いんだよね」
「ち、違う・・・」
「私に『違う』なんて言っても惑わせないよ。よっと!」
リアさんに膝を崩され、リアさんの胸のあたりに僕の後頭部がくるようにされてしまう。そして休む間もなく、後頭部を胸に埋められてしまった。
柔らかな胸の枕。どんな高級羽毛枕よりも気持ちいい・・・
「ふふ・・・うっとりしてきたみたいだな・・・さて、そろそろ完全脱力といくよ。」
リアさんは片手で僕の頭を優しく撫でる。『あまえたい』という気持ちがどんどん増えていく・・・そして別の手で男の証をつつみこむように撫であげる。
優しくゆっくりと、けど確実に快感は蓄積されていく(まただ・・・一気にじゃない・・・弱点を少しずつ撫で擦る・・・どんどん気持ちよくなっいてく・・・)リアさんの優しい責めに僕は完全に脱力してしまった。30分は何も出来ない。抵抗することも、我慢することも・・・
「下準備は終わったな。さーて、ここからが本番だよ。」
僕はお姫様だっこで抱えられ、ベッドに寝かされた。リアさんが草を加工したタンクトップとハーフパンツを脱ぎ捨てる。続いて花のブラとショーツを脱ぐ。彼女の柔らかな体があらわになる。そして僕の下半身に胸を乗せた。
「さーて、始めるか。」
彼女の胸が僕の男の証に近付いてくる。
「あーあ、私のアソコもミルみたいな極上の気持ちよさだったら、アソコでも満足させてあげれるのにな。ま、私の名器はこの胸ってことで。」
そう言いながらリアさんはあっという間に僕のアソコを胸でつつみこんでしまった。「・・・今回もたくさん飲ませてね・・・」うるんだ瞳の彼女の可愛らしさに魅了されてしまう。我慢出来なくなっている僕は、彼女からの快感を受け止めるしかなかった。
「ほら・・・」
ムニュムニュと彼女が胸を動かし始める。
「くあああっ・・・」
わずか五秒程で先端から透明な液体が漏れ始める。
リアさんはそれを舌や乳首で広げて行く。パイずりの時もリアさんの責めかたは変わらない。ゆっくりと、優しく胸を動かし続ける。「可愛い子・・・こんなに胸に甘えて。」「うう・・・こんな状況で女性らしい言葉出さないで・・・」
「あれ?また女性っぽい言葉になってた?ま、いーじゃん。さて、そろそろ必殺技使うよ。」彼女はそう言うと指を胸に何かを書くようになぞり始めた。   「ほーら!」ビュッと彼女の乳首の先端から白い液体が吹き出した。(な、何これ・・・?)
白い液体は僕の身体中を濡らした。口元に付着した物を舐める。
「なんだろう・・・甘くて・・・落ち着く・・・。」「私の必殺技だよ。それは体液じゃない。私のフェロモンやリンプンの塊を液状にして乳首に封印しておいたのを開封したの。一滴でも飲んだらすぐに私の虜だよ。もちろん催淫成分もたくさん。ほら、君の透明なのと混ざって特性ローションの完成だ。」
ムニュムニュ・・・さらに増した快感が襲いかかる。彼女の責めかたも射精させる責めへと変わる。「も、もう・・・!」
「おっと、どーせならそのまま飲みたいな。」
射精の直前にリアさんはアソコの先端の穴に吸い付いてきた。その快感を止めに僕のダムは決壊した。
「ああああ・・・」ビュルビュルと放出されていく。「んっんっんっんっんっ・・・。」それをどんどんリアさんに飲まれて行く・・・。
「ふう・・・やっぱ、君のは美味いよ。絶対飽きないな、これは。」
リアさんはそう言いながら体に付着した僕の精液を拭き取っていく。
「君にも、私達の体を忘れられなくしてやるよ・・・」
ふわ・・・と僕は正面から胸に抱き締められた。
「ほら、飲みな。」
リアさんは優しく頭を撫でながら液体を分泌していく。「!目の下にくまができてるじゃん・・・!どうしたんだ・・・?」
二時まで起きていたせいで僕の目元にはくまができていた。リアさんが本気で心配してくれている。それが嬉しくてさらに深く顔を埋める。
「そうだ!このまま眠ってもいいよ。子守唄歌ってあげる。」
彼女に頭を撫でられると強烈な眠気が襲いかかってくる。リアさんの子守唄も手伝って目の前が閉じてくる。
「・・・・すぅ・・・・」「つかれてたのか・・・ふふ・・・可愛い顔してるなー・・・。・・・絶対飽きたりなんかしないよ。君はずっとここにいる。それでいいだろ・・・?」



三話目です。全然ボーイッシュになってない気も・・・感想が本当に嬉しいです、ありがとうございます。

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