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ある日のBF

俺は今日も部活だ。BF部のスパーリングだ。
個室のBFルームに入る。
何もないせまいスペースに、取替え可能なマットが敷いてあるだけの部屋。
中には、1人の女がいる。

「よう」
「ん……遅い!!」
「遅くねえよ。時間ちょうどじゃん」
「男の子が先に正座して待ってないとだめでしょ。この前の田村君なんて……」
「下級生と一緒にすんなって。よし」

俺は部屋の隅にカバンを置いた。
目の前の、この女が、今日のスパーリング相手だ。
同じ2年の、「智」という女だ。
こいつとは、一番よくスパーリングする。
だからって、別に付き合ってるとかじゃないからな。
よく後輩がごちゃごちゃ指摘してくるが、しょうがないやつらだ。
スパーをするのは、BFの実力的に、ほぼ互角だから。
うちの部では、強いほうだ。
でも前回の地区大会では、二人ともあと一歩で県大会を逃がしてしまった。
地区優勝しないと県に行けないから、かなり大変だ。
俺は軽中量級、こいつは中量級で階級が違うから、試合で当たることはない。

(中量級は、軽中量級の1つ上だ。こいつの名誉のために一応言っておくが、男女でカテゴリーが違うので、こいつの方が俺より重いわけではない。男の軽中量は60kg後半、女の中量は55kg前後が目安だ)

「さて、やるか」
俺は、智の服を鮮やかに脱がせにかかる。
「……あ!ちょっと」
「なんだ?」
「いや、60分、3ノックダウンでね。いいよ」
智はまめにタイマーをセットすると、俺の服を脱がせてきた。
手際よく、二人は素っ裸になった。
コスプレルールじゃなく、ただの私服・制服の時は、抵抗とかしないのがお互いのためだ。
汚れたり、しわがついたり、ろくなことがないからな。

俺は脱がせた服を部屋の端に置くと、智のななめ上からキスを仕掛けた。
二人とも膝立ちの姿勢だが、若干俺の顔のほうが上にある。
左手で智の右腕を握りながら、唇に舌を這わせていく。
下唇を、俺の唇で挟むようにしながら、舌先でチロチロとくすぐる。
智の唇は、いつも潤っている。
BFの弱い女なら、ちょっとキスで攻めれば、勝手に体勢が崩れていって、俺が上を取れる。
しかし智もキスは得意だから、そう簡単にはいかない。
…案の定、すぐに向こうからも、舌がこっちに侵入してくる。
それだけじゃない。
体勢を崩すどころか、向こうから上半身を押し付けてくる。
智のやわらかい体、とくに胸の感触が、俺を喜ばせる。

体どうしが密着し合った時、より大きな快感を受けるのは、男の方だ。
女の体は、理屈抜きで気持ちいいからな。
男は、ただくっつくだけでは駄目だ。
相手の女の弱い所やフェチを見抜いて、そこを的確に突かないといけない。
男が有利なのは「力」なのだが、学生BFでは力で押し倒すのは禁止だ。
もちろん、ブン投げたり、殴る蹴るも反則負け。
……面倒くせぇルールだけど、やりだすとやめられないんだよな。

始めのうちは、キスだけで男が不利になっていって負け一直線、なんてこともよくある話。
だから、俺もそれなりに考えてる。
まず相手の利き腕をつかんで、自由に攻めさせないこと。
さらに、背の高さを生かして、ナナメ上から攻めること。
そうすれば、相手はこっちに体を預けにくくなる。
密着状態で男が受ける快感を、減らすことができるのだ。

互いの舌が絡み合い、ピチャピチャと水音が聴こえる気がする。
二人とも、呼吸が荒くなっていく。
キスしながらだと、口で息を吸うのは難しい。
唇を離して、息を吸おうとした瞬間に、相手に一気に攻められてしまうとまずい。
早くも、我慢比べになってきた。
自分からネをあげると、キスで負けたみたいだから、いやなのだ。
困ったことに、俺のチンコはもうフル勃起状態になっている。
もちろん、智にもバレバレだ。
しかし、智のアソコの中も、もう濡れ濡れになっているはずだ。
ここで引き下がるわけにはいかない。

俺は、智の唾液を音をたてて啜りながら、口内を舌で貪っていく。
智の体がぴくっと反応する。
よしよし、効いているぞ。
いける。このまま倒れちまえ。そうすれば俺の攻め放題だ。
だが、俺のほうも大分効かされてきて、頭がぼうっとする。
キスでこんなに気持ちよくさせてくるのは、うちの部ではこいつぐらいだな。
……好きだから気持ちいいとか、そういうわけじゃ決してないからな。
ここは一気にいくぞ。
俺は、唇を塞いだまま、じょじょに体重を智に乗せるようにして、倒しにいく。
二人の体が傾いていく。
よし、このまま押さえ込むぞ。
俺は、唇を離し、押さえ込みの体勢に入ろうとした。

……が。
唇を離した瞬間、智の顔が俺の視界から消える。
そして、俺の太ももに、智の両股が絡みついてくる。
やべぇ、逃がした。
横につかれたか?
俺は、勢いあまって一人で床に突っ込みそうになった。
もちろん、智は俺の前にはいない。
このままでは、バックに回られてしまう。
BFで、バックをとられるのは「一本確定」と言われる最悪のポジションだ。
3ノックダウンなので、一本取られるだけで済めばマシな方だとさえ言える。
智相手に、前に一度バックを取られたときは……思い出したくもない。

俺は、バックを取られることだけは避けたいので、体を無理やり捻った。
要するに、背中をマットに付けることによって、バックを取らせないようにしようという単純明快な方法。
二人の体がくるっと回転して、目論見どおり俺の背中はマットに付いた。
だがその代償に、智の利き腕(右手)を抑えていた俺の手が外れてしまった。
彼女の太股は、俺の右足に絡みついたままだ。
智の体は、仰向けになった俺の横にある。
添い寝のような体勢といえばわかりやすいか。
自由になった智の右手が、俺の屹立したチンコに伸びてくる。

ぎゅっ

くそっ……握られてしまった。

この体勢は通称「ハーピストポジション」と言われる。
ハープ奏者が、竪琴を奏でるときの体勢に似ているからだ。
『竪琴、倒れてるじゃん!』という突っ込みは無しだ。
バックポジションとか上で押さえ込まれるよりは断然マシだが、男にとって不利なポジションなのは確かだ。

俺はとてもくやしい気分になっていた。
結局、キス勝負で智に有利なポジションを取られてしまったからだ。
いけると思ったのに、余裕がなかったのは俺のほうだったのか?
だが、それを反省する間もなく、智の手がチンコを撫で始めた。

「すっごい、カチカチだよ」
「・・・」
「それに、先っぽがもうヌルヌルになってる」

智は、手のひらでカウパーを塗り広げるように亀頭を撫でる。
さらに、指先を竿をつまんで、軽くしゅっしゅと摩る。

「当たり前だろ。お前だってもうビショ濡れだろ?俺の足になんか垂れてきてるぞ?」
そう言って、ちょっと牽制してみる。

「ん……」
昔のこいつなら、恥ずかしがって足のホールドが弱くなったものだ。
そのすきに、足を抜いて別の体勢に移行するチャンスができた。
ところが智は逆に、濡れたビラビラを俺の太ももにこすりつけてくる。
陰毛のざらりとした感触の奥から、ねっちょりした愛液が分泌されている。
手のひらと指先でチンコを撫でながら、智は腰をクイクイと振って、愛液を塗りつけてくる。

「こら、俺はタオルじゃ無ぇんだ!」
「えー、興奮してるくせに」
「淫乱なやつは好みじゃないんだよ!」

もちろん嘘だ。本当は興奮してる。
智は、いよいよ本格的に手コキし始めた。
指で輪っかを作って、竿や裏筋を集中攻撃してくる。
とても気持ちいい。
このままフィニッシュを狙ってそうな感じだ。
でも、されっぱなしなのは良くないな。
俺は反撃の方法を考えた。

ハーピストポジションでは、俺の右手は体の下敷きにされていて、まともに使えない。
しかも、こいつの秘所は、俺の太ももにくっついていてガード状態だ。
相手に密着するのが有効な防御方法になるのは、格闘技の基本。
俺がフリーに動かせるのは左手くらいだ。
だが、左手を無理やり伸ばして乳揉みとかしても、だめだろうな。
揉み心地がいいので、むしろ逆効果になりそうだ。
もちろん、暴れて引き剥がすのは反則である。

……うーん、ここは我慢だな。
相手が手づまりになるのを待とう。
智の手コキの動きが加速していく。
だが、腰の動きは無くなっていく。
あまり腰を振りすぎると、俺の太ももで自分がオナニーをすることになってしまうからだろう。
つまり、俺は手コキだけを気合入れて防御すればいいのだ。
我慢、我慢。。。
智の手コキがさらに速くなる。
俺のチンコから射精しそうな兆候が現れないから、焦ってやがるな。
誰だって、自分の攻めが効いてないなら不安になってくる。

「ふふん」
「……ん?」
「智も、手コキはまだまだだな。これくらい平気平気」

挑発してみる。
口だけなら誰でも言えるが、チンコもまだイきそうになってない。
本当は、そこまで余裕がある訳じゃないけど。
何より、智のほうも体勢が窮屈そうで、攻めづらそうにしている。
だから、挑発に乗ってくる可能性が高い。
この体勢からだと騎乗位系に来るだろう。
あと少しの我慢だ。

その時、俺の太股を挟んでいた力が不意に無くなる。
来た来た。
予想通り、添い寝から上に乗りにきた。馬乗りになろうとしてる。
智の右足が俺の体をまたぎに来る。
その足を手で掬いながら、自分も動く。
相手の体は勝手にバランスを失って倒れる。
自分から相手を投げるのは反則だが、相手の動きを利用するのはOKなのである。
じゃないと、守勢から攻勢に転じることが一切できなくなるからな。

二人の体が入れ替わる。
上になった俺は、すかさずサイドに回る。
そして、さっき掬った右足を手で持ち上げて反らせる。片足開脚だ。
智はすごく身体がやわらかく、簡単に顔とスネがくっつくぐらい開脚できる。
無理な体位の練習には最適だ。
今の体勢は、右足だけのマングリ状態って感じ。
これだとサイド(側位)から、丸見えになったアソコを、手とかで自由に愛撫することができる。

「ふふん。マン開だな」
「あーっ……やられた……」
「もうちょっと恥ずかしがるとか無いのかよ」
「何をいまさら。……ねっ、挿 れ て♪」

急に色っぽい声を出してくる。
たしかに挿れたい……
このまま挿入すると、「菊一文字」だ。
やったことないので、やってみたい。
しかし、まだ3ノックダウンルールの、0−0のスコアだ。
手コキを食らった直後のチンコを、さらに酷使するのは賢明じゃない。
ここは涙をのんであきらめよう。

「駄目だ。お前なんか指で十分」
「えー。……あ、……んっ、あっ……」

片マングリのまま、俺は智の丸見えの場所を視姦する。
反り返った脚を上から押さえ付けるようにして、体勢の不自由さを智に認識させる。
さらに、膣口から大陰唇にかけて、軽く指で撫でる。
ただそれだけで、智の口から甘い声が漏れる。
こいつは、こういう無茶な体勢で攻められるほど感じる性質なのだ。

もし見てる奴が他にいれば、羞恥攻めができるのだが、この部屋は2人きりなので、出来ない。
しょうがないので、普通に攻める。
膣口や大陰唇から、さらに感度の高いクリトリスへ。
智の声のトーンが一気に上がる。

「…んっ、んっ、んっ…んーっ!!」
「何だ、こんな体勢でそんな感じてんのか?」
「んっ…、だって、あっ、気持ちいい…!!」

智の右脚を舐めまわしながら、指でクリトリスを攻めていく。
クリトリスは、女の身体のなかで一番早く絶頂までイくところだ。
3点取らないといけないから、ここはクリでイかせて1点先取するか。
俺は、クリの周囲を指でぐりぐり回すようにしながら、豆の本体に間接的に刺激をかけていく。

「あっ!…んっ、あっ、あん、それだめっ、だめぇっ!!」
「駄目じゃねぇよ、でかい声だしやがって」
「だって……あっ、ああっ!!」

俺の攻めに反応して、智の身体がピクピクしている。
もうイきそうなのか。
ちょっと焦らしてみるか?
いや、60分の制限時間があるからな。
あまり一回目から時間を浪費するわけにもいかないな。
このままイかせてしまえ。
俺は片まんぐりの脚を顔面で押すようにしながら舌の動きを加速させる。
そして、クリに添える指を2本に増やして愛撫する。
ここから智がイくまで、動きはもう変わらない。

「あっ、あっ、もうだめ、イっちゃうっ」
「いいぞ、イけよほら」
「んっ、んっ、んっ…、イくっ、んーーーっ!!」

智は、身体を硬直させながら絶頂した。
うーん、早い。
クリを攻めるとアホみたいに早い。
どちらかがイったら一度、離れないといけない。
俺は、立ち上がった。
智は寝転がったままだ。

「毛布いるか?」
「……うん」

毛布をパスしてやる。
智はしばらくすると、むくっと起き上がってタイマーを一時停止した。
時間は、17分37秒。
攻められてる時間が長かったのか、思ったより時間が経過してる。
60分で3点取るのはすごく難しい。
でも1−0の勝ちとかだと、判定勝利でポイントが低いんだよな。
やっぱり上を目指すには、KOかTKOを狙わないとだめだ。

「はー・・・」
智が口を開く。
「なんだ」
「私の手、いまいちだった?」
「スパーを振り返るのは、終わってからだろ」
「そっか」
「・・・」
「もう、次いけるよ?」
「よし」

智が毛布を置いて、タイマーをONにする。
俺のチンコはまだギンギンのままだ。
できればもう少し休みたかったんだが。
意外と快感が蓄積してる気がする。
智の方は、一回発散してリセットされてそうな感じだ。
イくのも早いが立ち直るのも早いのか。

なんとなく、智の身体を眺めてみる。
ちょっとなで肩で、全体的にむちむちしてる。
本人はダイエット中で、次の試合は階級落として軽中量で出るって言ってる。
だが、去年からずっと同じこと言ってるので、ただのたわごとだろう。
色白ではないけど、肌はきれいだ。
あと、かなり汗っかきだ。
おっぱいは結構あって唇が肉厚で髪はセミロングだ。
まあそんなところだ。

と、俺が観察と分析に励んでいる間に、智が膝立ちのまま近づいてきた。
さっきはキス勝負になったが、今度はどう行くか。
よし、乳責めだ。
俺は射程に入ってきた智の乳に手を伸ばす。
もみもみ。
( ゚∀゚)彡 !!
……いや、別になんでもないぞ。冷静冷静。

残念なことに、俺はまだ一度も乳責めでイかせたことがない。
3ポイントをクリ→乳→ヴァギナのコンボで取るのは憧れだ。
乳でイかせることができれば、試合運びが大幅にラクになる。
智だって互角とかじゃなく、ヒィヒィ言わせられるぞ。
超がんばれ俺。

智の乳は、片手では少しおさまりきらないぐらいボリュームがある。
だから全部揉むためには、微妙に手の位置を変えていく必要がある。
右ききなので、右手で智の左の乳を揉んでいく。
ふと目線が合う。智が、平気だよって感じに目で語ってくる。
なまいきな。
……と思ったとき、俺のチンコにびりびりと刺激が来る。
智の手だ。
サッカーでノールックパスと言うが、これはノールック手こきだ。
チンコの位置を把握してやがる。
智の手は、さっそくシコシコと手コキ活動を再開する。

少し不安がよぎる。
手コキvs乳責めでは、こっちが不利なんじゃないか。
でもクリはさっきイかせたばっかで鈍感になってそうだ。
ナカに指を入れるのは、この体勢ではきつい。
迷ってる場合じゃないな。
よし、特攻だ。

俺は前傾姿勢で、膝立ちの智めがけて突っ込んでいった。
智の右乳首と俺の顔が接触する。
俺はそのまま乳首を口にふくんだ。

「ふぅ……ん……」
智が鼻にかかった声を出す。
俺は右胸を舌で、左胸を右手で愛撫する。
このまま脱力して後ろに倒れてくれたらいいんだが。
または、智の手がチンコから外れてくれたらいいんだが。
そう思いながら、俺は乳責めを続ける。
だが、智は倒れないし、チンコから手が外れない。
智は膝立ち、俺は前傾姿勢の不安定なまま、またガマン比べ。
俺のチンコはフル勃起しているせいで距離が近くなり、智の手が届いてしまう。
智の手は順手でチンコを掴み、手前に引っ張るように扱いてくる。
特にテクは無いのに、なんかいつもと違う新鮮な感触だ。
結構気持ちいい。。。
ガードがガリガリ削られていく感じ。
こいつに攻めさせてると、調子に乗るだけだ。
逆に感じさせれば、俺の方がラクになるはず。
ガンガン攻めるしかないぞ。

正しい結論に達した俺は、智の乳首を口に含んで、吸い上げる。
ぢゅぅぅう……
わざといやらしい音をたてながら、強めに揉んで吸い付く。
「ん……はぁ……はぁ……」
智の身体がぴくぴく悦んで、可愛い声が漏れる。
いいぞ、いい感じだぞ。
強力な引っ張り手コキの威力も、だいぶ軽減されたようだ。
俺は夢中で智の乳を攻めたてる。
「んっ……んーーっ………んーーー!」
智が、感極まったような声をあげる。
かなり感じてるみたいだ。
このまま追い込めば勝てるんじゃね?
あれ、でもどうやったら追い込めるんだろ?

やばい、俺の乳責め方法のレパートリーがもう無いぞ、ネタ切れだ。
ここでトドメの一撃!みたいなのはないのか俺。
迷っているうちに、智の手コキがまた激しくなってくる。
こいつ、さっき手でイかせられなかったことを根にもってるのか。
何が何でもイかせてやるぞ、的な無言の圧力を感じる。
なんて執念深いやつだ。

ぴくっ、ぴくっ。
ガードを全部剥ぎ取られた俺のチンコが脈打ち始めた。
「ん、イきそう?」
俺の口は智の乳をしゃぶっているので、その質問には答えられない。
だが、このままでは俺が先にイってしまう。
俺は手コキのリズムにタイミングを合わせて、たまらず腰を引いた。
すっぽ抜けるように手が外れ、チンコが解放される。
顔から智の胸に突っ込むような体勢になり、智の身体に重みがかかる。
智は体重を受けて、膝立ちから尻をついて後ろに倒れていく。

むにゅ
智の両手が俺の首の裏で組まれ、俺の顔がおっぱいの谷間に押し付けられる。
それと同時に、智の足が俺の腰をはさんで組まれる。
この形はまずい!
そう思ったときには、二人の身体はヒップスローのようにくるりと回転していた。

ドサッ
仰向けに倒れた俺の背中には、マットの冷たさ。
そして俺の顔は、智の乳の谷間の温かさで覆われている。
上に乗った智が体重をかけると、それだけで俺の全身がピクピク震える。
視界が奪われているので、何が何だかわからない。
はっきりいって余裕はゼロだ。
不意に、チンコに何かが巻きついてくる。
その何かが、俺のチンコをぎゅっと締めつける。
同時に、智が俺を抱きしめるように、顔におっぱいの感触を味わわせる。
「ふふ。キャッチ♪」
やばい、一気に快感が押し寄せる。何が起きてるんだ?

あっ。
精巣から精液が勝手に発射され、輸精管を通ってる。
もう止められない。噴き出す。
ピュ ピュッ
「……あれ」
ピュ……ピュ……

智が異変に気づき、身体を起こして振り返る。
乳が俺の顔から離れ、奪われていた視界が回復する。
俺の目に見えたものは、智の膝裏に挟まれて白濁を漏らす自分のチンコだった。

やっちまった……
膝裏コキのファーストインパクトで漏らしてしまったのだ。
へんなイき方なので、精液が全部出た感じがしない。残精感??
むずむずして痒い感じが残っている。

しかもキャッチまで取られてしまった。
キャッチというのは「宣言後、5分間その体勢のまま受け攻めしないといけない」というルールだ。
この場合、5分間、ぱふぱふ膝裏コキが続くということを意味する。
ちなみに俺は、この体勢を変えることはできないが、この体勢のまま反撃することはできる。
宣言者の智も、5分間はこの体勢を変えることはできない。
つまり、本人が自信を持っている、得意で有利な体勢のときにキャッチを宣言するのだ。
そして、キャッチ時間中にどちらかがイってしまっても、キャッチは解除されない。
2分でイった場合は、3分残して、またその体勢からスタートする。
へたをすると、5分で3回イかされて即終了、である。
これは「3タテ」と言い、ものすごく恥ずかしい負け方である。

「ねえねえ、タイマーセットする前に終わったから、つぎはキャッチ残り5分から開始でいい?」
「いや、4分50秒からにしろよ」
「10秒でイっちゃったってこと?……くすっ」
「ぐ………」

言い返せない。ピンチだ。大ピンチだ。
3タテなんて食った日には、ショックの余りもう円形脱毛症の登校拒否だ。
それなのに、変なイき方をした俺のチンコはむずむず状態のままだ。
全身から体力がごっそり抜け落ちてるような気がする。
もういやだ。帰りたい。
でもこいつから敵前逃亡するわけにはいかない。。。

智が心配そうな顔でのぞきこんでくる。
「どうした?大丈夫?」
「…………ああ」
「じゃあ、再開するね?タイマー。」
「…ああ」
いまから地獄の4分50秒が始まる。。。
覚悟を決めた俺に、智が乗っかってくる。

ぱふっ
甘い匂い、柔らかい感触とともに、また視界が奪われる。
心地よい体重が乗ってきて、チンコが膝裏に包まれる。
なんでイったばかりなのに、俺のチンコはこんなに元気なんだ。
これじゃ勃たせる必要もない。
智が足にぎゅっと力をこめると、足の筋肉が俺のチンコを締め付ける。
こんなことされたの、初めてだ。
未知の快感が俺を襲う。
ぱふぱふするのも忘れてない。
顔が心地よさに包まれて、すぐに溶けてしまいそうになる。
智は、パイズリは大したことないのに、ぱふぱふは得意なのだ。
こんなことになるなら、手コキで1回出しておけばよかった。

後悔しつつ、俺は反撃方法を探す。
反撃でもしてないと、とてもじゃないが保ちそうにない。
幸い、両手がフリーになってる。
学生ルールだと、アナルへの指入れは禁止だ。
だから、尻を撫でまわすくらいしかできない。
俺は下から、両手で智の尻に指を這わせた。

「きゃ……くすぐったい!」
智は、反撃を予想してなかったらしく、驚いて体をくねらせる。
もちろんその程度で、ぱふぱふ膝裏コキをやめるわけはない。
すぐに体勢を立て直し、膝裏でギュウギュウちんこを締めてくる。
亀頭が、膝裏のくぼみにぴったりおさまってる感じだ。
うまくできてる。人体の神秘だ。
神様はこんなことまで考えて、人間を創造したのだろうか。
だが、亀頭ばかりに刺激が来て、竿にはそれほどでもない。
これなら、少しは耐えられるかも。
俺は、おっぱいのムニュムニュに思考を乱されながら考えた。

残り時間はどれくらいだろうか。
タイマーが見えないから、わからない。
もう半分以上過ぎてるのか、まだまだ全然なのか。
とにかく耐えるしかない。
俺はひたすら智の尻を撫で回す。
ぷりぷりの、いい尻だなあ。
ぱふぱふの乳の柔らかさと弾力も、最高だ。
智のカラダの心地よさにやられて、頭がぼうっとしてくる。
これがBFの練習じゃなくて、普通のHだったら良かったのに。
ガマンとかしなくていいのにな。
気持ちいい。全部出してしまいたい。
いや、普通のHはこんな事はしないぞ。
つまり俺は勝ち組だ。普通の奴らざまぁ。

ピンク色のお花畑が見えてきたきがする。
または、無重力の宇宙空間だ。
チンコが、ぬるぬるの足でグイグイ扱かれてる。
あ、これ無理。気持ちよすぎる。
足ごと膝裏コキしてるんだ。こんな技があるのか。
ここでイったらもう俺の負けだな……
0−2でキャッチ残ってて、逆転できるわけない……
だが、膝裏に挟まれたチンコは、ぴくぴくと痙攣しだす。
何とかこらえようと強張った体は、巧みなぱふぱふ攻めで、強制的に弛緩させられてしまう。
これ以上耐えきれない。
もうイく……
敗北を覚悟したその時。

ピーッ
5分間の終わりを示すタイマーの音が鳴る。
キャッチ終了だ。
「あ〜……」
上から残念そうな声が聞こえてくる。
助かった。
10秒ぶん値切って、残り4分50秒にしておいてよかった。

智は、キャッチ終了をうけて、反撃を警戒しているようだ。
攻めの手を休めて、俺の出方をうかがっている。
しかしこの状態ではもう俺に打つ手はない。
下にいるのがただのマグロだとわかると、智は攻めを再開した。
ムニュムニュ……
クチュクチュ……
ぱふぱふと膝裏コキの強力すぎるコンボが、俺を襲う。
あー、もう無理。ぜんぜん無理。
時間との戦いから解放された俺は、あっという間にヘブンへと昇天する。

ドピュ、ドピュ……
智の膝裏の隙間から、大量の精液が発射される。
さっきとは比べ物にならないほどの量と勢い…のはず。
ぎゅぅっ……
智のおっぱいに抱かれながら、俺は延々と射精し続けた。
射精しているチンコは膝裏で挟みつけられたままだ。
根こそぎ搾り取られていく。。。

智の体が俺の体から離れても、俺はしばらく起き上がることができなかった。
「ねぇ、これ、私のTKO勝ちじゃない?」
智が、得意気な表情で覗きこんでくる。
俺は、大の字になったまま首を横にぶんぶん振った。
「えー。たしかにまだ2点だけど…。まだできるのー?」
俺は、大の字になったまま首を縦にぶんぶん振った。
「ふふ♪じゃあ次で私の完全KOだね!」
「・・・」

俺はようやく起き上がった。
そして気づいた。
むっ……この状態は!
ヘブンに昇天した者だけが体感する、バトルファッカーズ・ハイ状態!!
甘い、甘いな智。
この程度で俺をKOした気になってもらっては困る。
いちど肉体の限界を超えたとき、人は新たな力を得るのだ。
超回復のメカニズムだ。
みなぎってきたぜえええ!!

タイマーを見る。
残り時間は……
げっ、あと20分切ってる。
延々と攻められ続けた結果が、これだよ。
少ない残り時間で、あと2回イかせないとだめだ。
俺の方は、リーチかけられてるけど。。。
これはもうチンコを挿入して勝負かけるしかない。
連続絶頂を取って逆転KO勝ちだ。
かっけぇ〜。超かっこいいぞ、それ。
もはや伝説だな。
智には、俺の伝説の踏み台になってもらおう。
だが、挿入するためには、智のうるさい前戯を何とかしないとな。
先手必勝だ。
よし、作戦タイムは終了だ。

「じゃ、いくよー」
タイマーをセットしながら言う智に、俺は突っ込む。
「わっ!」
奇襲を受け、体勢を崩す智。
ふん、もう楽勝だと思って油断してやがったな。
これからが本番なのだ。
だが、俺は思い直した。
このまま押し倒して挿入するのは、フェアじゃないな。
俺は、倒れそうになる智を助け起こす。

「……あっ……」
「俺の、挿れてみろよ」
「……うん」
俺の手の中にいる智が、対面座位で挿入してくる。
にゅっ……
智の入り口は、休憩をはさんだためか、半乾きだ。
ちょっとピリっとした摩擦の痛み。
「く………っ」
少し苦しそうな声。
一気に腰を下ろすのをためらっているみたいだ。
それがじれったくて、俺は下から捻るように膣内へと入っていく。
やや奥まで入ると、もう膣内は熱く潤っている。

「んーーーっ、んっ!」
智が、喘ぎとも呻きともつかない声を出す。
「すぐに、良くしてやるよ」
俺はゆっくりと腰を動かし始める。
恥骨をクリトリスに押し付けて間接的に刺激しながら、智の中を味わう。
2回も出した直後なので、まだまだ余裕がある。
智のナカは、なんとなくあったかい感じだ。
BFなのだが、ちょっと安心する。

「んっ、ん、んっ……」
すぐに、声が甘く可愛いトーンに変わっていく。
その声をきくと、征服したい、俺の物にしたいという黒い獣欲が沸き起こる。
欲望は、激しい腰の動きになって、俺を突き動かす。
智は、振り落とされないように俺にしがみついてくる。
汗でベトベトの体が熱い。
顔と顔が近いから、息づかいまで全部聴こえてくる。
シャンプーとか汗とか女の匂いが混ざってる。
それら全てが、俺の欲望をさらに掻き立てる。
欲しい。こいつが欲しい。
もっと突きまくりたい。
自分の腰から下だけが、別の生き物みたいに暴走しだす。

「あっ、んっ、あっ、あっ……」
智も大人しく突かれてるだけではない。
俺の直線的な動きに対して、円を描くような腰の動きで対抗する。
それによって、感じるポイントをずらし、俺の思うようにさせないのだ。
ぬめる膣壁が、多彩な角度から俺のチンコに擦りつけられる。
2回出して余裕なはずの俺のチンコが、早くも危険信号を出してくる。
「BFは、試合前に自分で射精しておけば楽勝」というのは迷信。
イけばイくほど、栓がゆるくなっていくのが当然の結果だ。

智の反撃は終わらない。
怯んだ俺にさらに密着しながら、唇を奪う。
そして、おっぱいを俺の胸板に押し付ける。
ここまで俺を苦しめてきた智の「武器」で、さらに俺を削ろうというのだ。
完全勝利を狙っているのか。
なんというガチスパー女。
もうちょっと、大人しくなれないもんか。
甘い唇の感触と、柔らかいおっぱいの弾力。
今まで何回もこいつに射精させられた記憶は、体に刻み込まれている。
しかも、俺のチンコはねっとりとした腰の回転で、締めつけられる。
すげぇイイ。エロい体だなぁ。
しかもどんどん強くなりやがって。
このまま中出ししてKO負けも、おいしいかもなぁ。

でも。
「トモ、お前の負けだぜ」
「え…?……ぁぁっ!!」
俺は、智の腰を両手でぎゅっと抱きしめる。
そのままナナメに腰を突き上げると、智の体が派手に浮き上がる。
攻めに夢中になりすぎた智は、俺に体を預けすぎていた。
この体勢なら、智の全身をコントロールできるのは俺だ。
智を抱きかかえるようにして、俺は腰を跳ね上げる。
俺のチンコがさらに奥へ奥へと侵略していく。

「あっ、ちょっ、駄目っ、ああっ!!」
「駄目じゃねぇよっ、くらえ!」
俺のピストンのたびに、智の体がガクガク震える。
「あっ、あっ、あっ、待ってぇっ、だめっ、あっ、あぁっ、あっ、それだめぇっ……!」
自分をコントロールできなくなった智には、もうキス攻めもできない。
ただ俺にしがみつくだけだ。
でも、それさえできなくしてやる。
俺は、ピストンしながら前へ傾く。
智の体は、簡単に倒れていく。

ドサッ
やっとこいつの体を倒すことができた。
力で押し倒すのが反則だから、難しかったのだ。
難しいことを達成できた、満足感と興奮。
でもここからだぞ。
対面座位から正常位に……と思ったら、チンコが抜けちまってる。
まあいい。問題なし。
投げ出された智の両足を畳んで、両手でしっかり抱える。
そしてもう一回、挿入だ。

にゅるっ……
こんどは何の抵抗もなく俺を受け入れる膣。
「んん……っ」
動こうとする智。
だが、膝を俺の腕がガッチリ抱えているので、動けない。
どういう名前か知らないが、俺の好きな変形正常位だ。
「膝折り式正常位」とでも名づけてみよう。
これは、女がカニ挟みで反撃できないので、一方的に攻められるのだ。
智はとくに、『窮屈な体勢フェチ』だしな。
俺は、杭を打ち込むように、ゆっくり深く抽送する。
肌が肌を打つ音。飛び散る汗。
「あっ、あっ、あっ……」
リズムに合わせて、智の喘ぎが響く。
智は、もう俺のなすがままだ。
だが、女がナカでイくには結構時間がかかる。
あせらずにじっくり落としていかないとな。

じっくりじっくり……
浅く突いたり深く突いたり……
クリトリスも刺激してみたり……
Gスポのありそうなへんをぐりぐりこすってみたり……
智の弱点を探りながら、ピストンしていたら……

げっ!!時間があと5分切ってる!!
「あ、あ、あ、あっ、あっ、…ゃぁあっ!!」
智の喘ぎ方が、せっぱつまった感じになってくる。
膣奥のあたりが、きゅうっと吸い付くようだ。
俺も、ちょっとイきそう。
でもあと一息だ。
俺は力を振り絞って、ピストンを激しくする。
「あっ、あ、あ、あっ、あっ、あぁっ」
「イきそうなんだろ?早くギブアップしろよ」
「んっ、んんっ、んー!」
智は首をブルブル振っている。
どうやら、ノーと言いたいらしい。
くやしいけど、しょうがないな。
実力が近いと、なかなかギブアップなんて取れない。

もう焦らしたり、意地悪したりする時間が無いな。
だったらラストスパートだ。
俺は獣のように腰を振り続ける。
「あーっ、あぁっ、あっ、あぁーっ!!」
「さんざん手こずらせやがって!」
「だってぇ…、あっ、あぁっ、あっ!!」
「おらっ、イけよっ、俺のチンコに突かれてイっちまえ!」
「あっ、あっ、もうっ、もぅだめっ、あっ、イくっ、イくっ!」
「はぁっ、はぁっ、はっ!!」
「あっ、イくぅっ、ねっ、一緒……あっ、あっ、あーーーっ!!」

智は、全身をブルブル震わせながら絶頂に達した。
俺は自分もイく寸前で、チンコを引き抜いた。
当然、ナカでイきたいんだが、それをすると負けになってしまう。。。
最後に中出しできるのは、2−0か2−1でリードしてる時だ。
今回は逆にリードされていたから、仕方ない。
これで2−2。

「はっ、はぁぁっ………」
智はお腹を大きく上下しながら荒い息をついている。
俺も、口を開けてハァハァ呼吸する。
さすがにちょっと疲れた。

「あと2分しかない。休憩して終わりだな」
「………ぅん」
「今日は2−2の引き分けか」
「…………」
「…………」

沈黙が訪れる。
心地よい疲労感だ。
最後、射精できなかった俺のチンコも、勝負が終われば収まっていく。
訓練の賜物だ。
このあと、まだ男女別の補強練があるからな。

くたばっていた智が起き上がる。
「ねぇ」
「ん」
「練習終わったら、マック行こうよ。おなかすいたー!」
「またかよ」
「待ち合わせはいつもの所ね!」
「バレたらまた、いろいろ噂されんだよ俺」
「へいきへいき」
「それにおまえ、階級落とすのあきらめんの?」
「うっ……落とすけど……ポテトを……Sに…」
「ふーん」
「何よその冷たい……」

ガヤガヤガヤ
「智ー、もう終わってるー?」
部屋の外から、女子部員たちの声。
「ちょっと待ってー!!」
「いけない、もう時間だわ、俺行くぞ」
「うん、じゃ、後で!」
智は、光の速さで服を着ると、部屋を飛び出していった。
さーて、俺も補強がんばらないとな。
もっと上達して、智に圧勝して、ビッグバーガーを奢らせるのだ。
…あ、それが目的で部活やってる訳じゃ、決してないぞ。
どいつもこいつもすぐ誤解するから、迷惑なのだ。
きょうはどのバーガーを食おうかな。
俺は、次の大部屋へと向かった。
部活は、けっこう楽しい。

END
こちらには初投稿です。
学生っぽく、競技っぽく、書きたいと思って書きました。
ルールが特殊なので、わかりにくかったらすみません。
こういうのが好きな皆さんに楽しんでもらえたら幸いです。

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