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悪夢の旅 第四章

「え!中止!!」
大きな声が聞こえて目が覚めた僕は・・そうだ・・ベルニカに精を吸われて気絶したんだっけ・・僕は体を起こした。どうやら地下室に連れて来られたみたいだ。扉に鍵はかかってなかった。僕は外を見るとカトレアとベルニカがいた。
「どういうことですか!?カトレア様!」
「静かに・・貴女やヴァンパイア達は大丈夫だと思いますから全て話します。ベルニカ最近淫魔の中に良からぬことを考えているものがいるのです。」
「良からぬこと?・・」
「マリー様を亡き者にし、女王になろうとしている者がいるのです。」
「そんな!まさか・・」
「誰が首謀者なのかまだわかりません。しかし早く見つけ出し排除しなければ、反乱の芽は増える一方です。」
「しかし・・マリー様に勝つなど私達女王でも不可能ですよ・・」
「ベルニカ忘れていませんか?いずれ淫魔の王となられるお方を・・」
「王?女王ではなく・・王ですか?・・マオ様のことでしょうか?しかしマオ様が女王様を倒すなど・・」
「誰がマオ様が倒すと言ったのですか?忘れたのですか?マオ様はマリー様のたった一人ご子息。私が恐れているのは、反乱の首謀者の魔手がマオ様にのびることです!」
「あ!」
「マオ様は人間・・私達が開発した薬でセックスでは死なない体ですが、それ以外は普通の人間と変わりません!あの方にもしものことがあればマリー様はどうなってしまうか・・人質にでもされたらマリー様は命を絶ってしまうかもしれません。」
「それだけは・・」
「いいですね。これからマオ様とのセックスは禁止します!もし衰弱した時を狙われたら危険です!他の淫魔に怪しまれぬようマオ様を城から出し、町まで行かせなさい。ここから東にある街ならまだ淫魔の手はのびてません。そこにマオ様を隠し、なんとしてでも裏切り者を見つけ出すのです!」
「はい・・しかしカトレア様・・マオ様は城から出さず、ここで保護した方が安全なのでは?」
「確かにそうですが・・敵の軍勢の規模がまだわかりません。マオ様をいることを突き止められ、奇襲をかけられては守りようがありません。」
「では淫魔の本城に!」
「それもダメです。城に裏切り者の仲間がいないという保証はありませんし、私やマリー様も常に一緒にいられるわけではありません。」
「わかりました・・」
「では私はこれから、他の淫魔にも同様のことを伝えてきます。何か情報が手に入ったら知らせるように。」
「はっ!」
カトレアは城を出て行った。ベルニカも部下に今のことを話しに行くのかな?どこかにいってしまった。僕は部屋を出てとりあえず城を抜けることにした。
「お母さんが狙われるなんて・・」
僕も首謀者を探そう!お母さんを狙っているなら、絶対僕の前にも現れるはずだ!少しでも証拠を掴んで、カトレア達に知らせることができればいいんだ!難しいことじゃない!
僕は一階に辿り着くと城を出た。途中でヴァンパイア達に何回か会ったけど、話していた通り襲ってこなかった。
「とりあえずカトレア達が言ってた街に向かおう。」













僕は東に向かった。途中に森があるけど何もないだろう。森に辿り着くと夕方になってしまった。弱ったな・・どこに雨風を凌げる場所はないかな・・・僕は歩いていると人にあった。若い女の人だ、年は20ぐらい髪は綺麗な青。手にバスケットのような物を持っている。中には薬草のような物が入ってる。
「どうしたの?こんな所に一人で来るなんて・・危ないわよ。」
「好きで来たわけじゃないんだけど・・お姉さんこそどうして?」
「私は薬草を摘みに来たの、明日街に行って売るためにね。坊やは?」
「僕は・・街に用があるんだけど・・この森を抜けないといけないから・・」
「そう・・でも今日はやめておいた方がいいわ。ここは森の中間・・今から抜けようとすると夜になるわ。この森には狼が出ることもあるわ。今日は私の小屋に泊まっていくといいわ。」
夜か・・夜に狙われたらまずいな・・でもこの人を巻き込みたくないし・・でも狼に襲われたら・・慌てる必要はないかな・・
「じゃあ・・お言葉に甘えて・・」
「そうそう・・子供素直が一番よ。」
僕は女性に付いていくと小屋が見えてきた。中は綺麗に片づけられていた。
「今何か作るわね。あ!そうそう自己紹介がまだだったわね。私はジュディよろしくね。」
「僕はマオよろしく。」
名前を言うとジュディは微笑んだ。僕は森を歩いて疲れたので少し横になった。・・・少しのつもりが、小一時間ぐらい寝てしまったみたいだ。食事の用意ができたのでジュディが起こしてくれた。
「栄養をたっぷりの御飯よ。成長期なんだからしっかり食べなさい。」
野菜や肉とても美味しそうだ・・僕達は楽しい話をしながら食事を終えた。明日は朝一に出発しよう。長くいるとジュディに迷惑がかかる。僕はベッドで寝て目を瞑った。・・・何だろう・・体が疼く・・ま、まさかセックスのしすぎで禁断症状みたいなものが出ちゃったのかな!?近くにジュディがいるから・・オナニーなんかできないし・・ど、どうしよう・・
「どうしたの?」
僕は振り返るとジュディがいた。
「震えてるけど・・寒いの?それとも一人で寝るのが恐いの?大丈夫よ、私も一緒に寝てあげる。」
そう言って僕が返事をする前にジュディは布団に入ってきた。ペニスが彼女に触れないように背を向けると、ジュディに向きを変えられた。
「折角なんだから向かい合って寝ましょ。」
そう言って体を密着させてくる・・なんとかしようとしたけどペニスが彼女のお腹に触れてしまった。
「あ!」
「何?何か硬いものに触れたような・・」
ジュディは布団を捲ると勃起したペニスが丸見えだった。
「ご、ごめんなさい!ぼ、僕椅子で寝るから!」
僕は急いでベッドを出ようとするとジュディに手を掴まれた。
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
「どうして謝るの?」
「え?」
「仕方ないわよ・・思春期の男の子なんだから・・そのままじゃ寝れないでしょ。ほら・・」
「あ!」
ジュディはズボンを下着ごと下ろして、ペニスを掴んだ。
「ふふ・・私を見て興奮してくれたの?嬉しいわ。」
「え?どういうこと?」
カチャ!
「え?」
手を見ると手錠をかけられた!
「捕まえた♪」
「え?え?」
僕は手にかけられた手錠とジュディを見ていた。
「ふふ・・これで任務完了ね。」
ジュディは胸の谷間から小さい笛を出すと、笛を咥えて吹いた。大きな音が小屋の中でこだまする。音が止むと窓や扉から人が何人も入ってきた。皆東方の衣服に身を包んだ女性だ。
「ご苦労だったなジュディ。帰還するぞ。」
「はっ!」
「ジュディ・・この人たちは・・」
「貴方もガーディアンズなら聞いたことあるでしょう?東には情報収集、暗殺、破壊活動を行う女部隊がいることを?」
「ま、まさか忍者!」
「そうだ、我らはくノ一部隊。民間人を装って貴様を捕えることなど容易いこと。さて、長居は無用だ、帰還するぞ。」
僕は裸のまま彼女たちに背負われて連れて行かれた。







僕はくノ一に捕まってしまいそのまま南へと連れて行かれた。確か・・ここから南には女神の国と呼ばれてる国があったはず・・国民の9割が女性の国だとか・・不思議なことにその国では生まれてくる子供は大半が女性で男が生まれることは稀らしい・・
森を抜けて城下町に着くとくノ一達は僕を連れて大きな屋敷に入って行った。
「コハク様!任務完了いたしました!」
「うむ・・ご苦労。下がってよいぞ。」
「は!」
くノ一達は僕を降ろすと部屋を出て行った・・・
「お前がマオか?」
目の前にはコハクと呼ばれた女性がいた。しかもタオル一枚体に巻いているだけ・・ほとんど裸だ。歳は20前後、髪は腰までありとても綺麗な金髪・・一点の汚れのない青い瞳・・バスタオルを押し上げている大きな胸・・
「ふふ・・今風呂から上がったばかりでな・・どうだ?お前のような年の男には刺激が強すぎたか?」
僕は彼女からできるだけ目をそらした。
「あ、あんたは・・」
「私はここ女神の国、クリミア王国の名門貴族コハクだ。ま、今は没落貴族とでも言った方がいいな・・両親の代で私の家の名は地に堕ちた。今はわずかな財産と少数の兵士を指揮する権利しかない・・」
この人・・自分の事を話すとき・・とても哀しそうな顔をしてた・・
「だが千載一遇のチャンスがきた!女王陛下より勅命が言い渡された!最近各地で目撃されている魔物、サキュバスの女王の一子、マオを捕えれば富も地位も望むだけ与えるとな。」
「な!」
サキュバスの存在だけじゃなくて僕のことまで知ってるなんて!まさか反乱を企んでるのって、クリミア女王だったの!
「な、なんでサキュバスの事を・・」
「ふふ・・王国は研究に資金を提供していたからさ。そして少し前にお前の存在を知ったのだ。マリーを倒すことはできないが、お前を盾にすれば淫魔の女王の座は私達のもの!」
「そ、そんな・・・」
「本来なら今すぐにでも女王陛下に引き渡したいところだが、このような時間に宮殿を訪れるのは、無礼極まりない。明日の夜・・・女王陛下が開く舞踏会がある、明日の舞踏会にお前を宮廷に連れていく。だが・・今晩は私と付き合ってもらうぞ・・」
「え?」
部屋の隅にいた女性魔道士二人が僕を抱えて、大きなベッドに投げ込んだ!
「うわぁ!」
「ふふ・・」
コハクがベッドに上がってきた!僕は何だかわからないけど、恐くなって後ろに下がった。コハクは四つん這いになって近づいてくる。僕は壁に追い込まれ、後ろに下がれなくなると、コハクが覆い被さってきた!
「うむぅ!」
「ふふ・・この国は男子が女子の一割未満ということは知っているだろう?つまり男と交わる機会がかなり少ないんだ。今日逃したら次はいつになるかわからんからな。」
「んーー!!」
「お前にもチャンスをやろう。」
「?」
「現在の時刻は夜11時。0時までに私を一度でも多くイカせることができればお前の勝ち。0時までに少なければお前の負け、敗者は勝者の言うことに従う。」
「本当?じゃあ僕が勝ったら・・自由にしてくれるの?」
「ああ・・ただしハンデを付けさせてもらう。」
「え?」
「お前は男・・一度イケば次イカせるのはより困難になる。一方私は一度でもイケば体が敏感になっえしまう・・だからハンデを貰う。」
「どんな?」
コハクは微笑んで手を叩くとさっきの魔道士が近づいてきた。そして僕のペニスに杖を近づけて、呪文を唱え始めた。すると僕のペニスが小さくなってしまった。
「私はこの魔道士二人をにアシストしてもらいながら闘う。」
「そ、そんな僕絶対に勝てないよ!」
「安心しろ。お前に直接触れたりはしない。悪魔でサポートだ。まあ勝負を受けなかったら、受けなかったでやることは変わらんが・・」
「う・・」
「どうする?」
「わ、わかったよ・・」
「ふふ・・では始めよう。」
コハクは僕を押し倒して、小さくなった僕のペニスを胸で挟み込んだ。ただで小さい方なのに魔法でさらに小さくされたからペニスは完全に隠れてしまった。
「ふふ・・気持ちいいか?イケばもっと気持ち良くしてやるぞ。早くイッてしまえ・・」
僕は彼女の肩を押してペニスから引き離そうとしたら、二人の魔道士が呪文を唱えた。魔法で僕の両手両足は何かで拘束されたみたいに動かなくなった!
「ふふ・・これで何もできまい。」
コハクは不敵な笑みを浮かべて胸を強く寄せ始めた。僕は何とかしようと抵抗してみたけど、魔法で縛られた手足は全く動かない・・
「無駄なことはするな。私が見ていてやる・・遠慮なくイッてしまえ・・」
コハクは僕のことをジッと見つめて目を離さない。僕は見られていることで余計に興奮してしまい・・もうペニスは射精寸前だ!うう・・もうダメだ!
ドビュルルルルルル!!!ビュルルルル!!
「ふふ・・まず一回目だな。」
僕の精液は泉のようにコハクの胸の谷間から大量に湧き出てきた。彼女はペニスを胸の谷間から抜くと、溜まった精液を指で掬い舐めとった。
「ふふ・・美味いぞ・・お前たちにも特別に分けてやろう。」
コハクは溜まった精液を二人の魔道士に分け与えた。二人もコハクと同じように指で掬い、僕に見せつけるように舐めとった。僕はそれに見とれていると、いつまにか四肢が自由になっていた。僕は何かないか辺りを捜すと、枕の下にバイブがあった。
「さあ次は中に出してもらうぞ・・」
僕は彼女が近づいてくる前に彼女を押し倒した!
「ふふ・・お前が上になるのか?いいだろう・・やはりこいうものは男がリードすべきだからな。」
コハクは目を瞑って僕がペニスを挿入するのを待っている。だけど僕はペニスではなく、さっき見つけたバイブを挿入した。
「な!そ、それは!」
彼女がバイブを抜く前に僕はスイッチを入れた!
「あん!」
そしてそのまま彼女に覆い被さり、右胸に吸いついて乳首を舐め右手で残った左胸を揉んだ。そしてコハクがバイブの快感に慣れないように、左手に持ったスイッチでバイブの振動の強弱を不規則的に変えた。
「お、お前たち!んっ!」
コハクが魔道士達に指示を出す前に僕はキスで彼女の口を塞いだ。コハクももう限界が近いのか、バイブを抜こうとせず僕の背中に手を回して僕を抱きしめている。
「ああん!もう・・我慢できない!イクゥゥ!!」
コハクは絶頂に達した。よしこれで1対1・・このまま押して・・あれ?バイブのスイッチを切り替えても振動しない・・なんで?
僕が疑問に思っていると、コハクが僕の顔を胸元に抱き寄せた。
「どうやら電池切れのようだな。まぁ昨日私が散々使ったからな・・さあ今度こそ中に出してもらうぞ。」
コハクは体を回転させて上下を入れ替えるとバイブを抜いた。
「ふふ・・だが出す前にもう一度イッてもらおう。」
コハクは魔道士達に指示を出し、再び僕の四肢を拘束した。
「あるのはバイブだけではないぞ・・・」
「え?」
コハクは近くの棚からピンク色の瓶を取り出した。中からローションを出し自分のお尻に塗り付け始めた。そして僕の上に後ろ向きで跨ると、お尻の割れ目で僕のペニスを挟んできた。
「んあ!」
「こんなことをされるのは初めてか?女の体はどこでも男を感じさせることができるぞ。ふふふ・・」
コハクは腰を前後に動かし始めた。
「あっあっ!」
こんなの初めてだよ・・お尻がこんなに気持ちいいなんて・・
「イキたくなったらいつでもイッていいぞ。心配するな・・体に精液が付いてしまっても私が処分してやる。」
さ、さっちイッたばっかりなのに・・もう・・
ドビュルルルルルルルルルル!ビュルルルルルルル!
「さっきより多いな・・胸より尻の方が気持ちよかったか?」
「ふぇ・・」
「もうすっかり虜だな。だがまだだ・・・最後は・・」
コハクは僕のペニスを掴み挿入した。ま、まずい・・もう時間がない・・ここで何とかしてコハクをイカせないと・・僕は一心不乱に腰を突き出して彼女をイカせようしたけど・・
「ふふ・・こんなに小さいのでは奥まで届かんぞ。無駄なことはよせ、私に身を預ければいい・・」
やっぱりダメだ・・僕は彼女の乳首を舐めようとしたけど、それよりはやくコハクは僕の顔を抱き寄せた。これじゃ何もできないよ・・僕は何とかペニスを抜こうとしたけど、下にいてはどうやっても彼女の膣から逃げられない。
ドビュルルルルルルルル!!ビュルルルルル!!
僕がイッたら程無くして時計の鐘がなった。
「私の勝ちだな。早速何か命じてやりたいが、今日はもう遅い明日に備えてゆっくり休め。」
コハクは僕にキスをして、ペニスを抜いてくれた。
すいません、前半の部分が抜けていましたので修正しました。

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