西暦201×年…世界中で大きな革命が起ころうとしていた。
今までの戦争の歴史資源収奪の歴史に人類が疑問を投げかけた時それは始まったが、それは生半可な事ではなかった。
それを改定する為に先進国家においては占拠という行為で決める。
ここ日木国で野党第一党である民酎党が解散性占拠を申し入れ
新たなる歴史の一ページが今刻まれようとしているのである。
解散性占拠当日……有力者5名ずつが己の肉体を賭けて戦う事になっている。
その結果により、向こう4年間日木国の全てを担う事が出来るのである。
日木国与党である痴民党と民酎党との戦い。
その方法は、男女の性交によるイカせ合いである。
今回の戦いは痴民党側が男性側民酎党が女性側と決まった。
前回は、民酎党がボロ負けした。
その時は痴民党側が女性側民酎党側が男性側であった。
「さぁ、日木国の命運を決める性器……失礼しましたw世紀の戦いが今始まろうとしてます。」
アナウンサーの声が領国国技館に響き渡った。
「審判は私売国朝日が勤めさせてもらいます。」
会場から大歓声がわき上がった。
「では、選手入場してもらいましょう。どうぞ〜」
いつもは、国会議事堂で議論を戦わせている性敵……いや政敵が一堂に集まっている。今後4年間の日木国の方向性が決まるとあって国民は皆この戦いの行く末を注視していた。
下馬評によれば、民酎党が勝つとの評が大抵で痴民党は苦しい戦いを強いられていたのである。
「それでは、時間も押していますので始めていきます。」
「では先鋒選手前へ!」
痴民党、民酎党代表が出て来た。
「痴民党〜汚泉純一郎〜」
「民酎党〜前畑聖子〜」
会場全体がコールと共にわき上がった。
聖子が汚泉に近づくと握手を求めて来た。
「今日は先日の借りを返す日が来たわ。」
「……男といえど40を過ぎたら引退だよ。今後は息子にこの道に進んでもらおうと思っている。君はそれでこんな爺に勝って自慢になるのかい?」
「……なるわよ。油断させて勝とうなんて、甘いわよ。」
……見えない火花が二人の間で散っていた。
「では、そろそろ脱衣の方に移って頂きます。」
汚泉と聖子がそろって衣服を脱いで行った。
……会場の空気が再び静まり返る。
「……そういえば、4年前を思い出すわね……」
「何の事だ?最近物忘れが激しくってね。」
「そうね。……私の身体をみれば解ると思うわ。」
聖子が一糸まとわぬ姿となって汚泉に見せつけた。
「……それで、何が言いたいのだ?」
「解るでしょ?ほらっ・」
聖子が上半身を揺らすと胸部にある膨らみが揺れる。
「……なるほど……」
「解ってくれたかしら、当時16歳だった私に何をしたか……」
「………」
「あの頃よりも成長してるわよ。今日は思いっきり触っても良いわよ。……イク覚悟があればの話だけど。」
観客がざわざわし始めた。
「……ではそろそろ時間です。……始めっ!」
朝日の合図があると同時に汚泉の方から仕掛ける……
「……消えた?」
「ここだよ。」
聖子の声が汚泉の背後から響いた。
その言葉に危機感を抱いた汚泉は聖子から離れ間合いを図った。
(くっ……)
汚泉はかつて小娘だと侮っていた相手に翻弄されつつある事を認識した。
(4年前とは、全然違うのよ。私は今から強くなるのですから。)
「汚泉さん。それで勝てると思っているわけ?耄碌したわねぇ〜」
「……私の役目は終わっているのだよ。今日この戦いで勝って有終の美を飾るだけだ。それに私が負けたとしても後の者が何とかしてくれる。」
(……それが、無理だって言っているのよ。現役バリバリの汚泉純一郎ならともかく、今の貴方ならそれこそ、ウチの小田ガールズ部隊の下っ端にも相当しない。)
……それから汚泉が仕掛けて聖子が逃げるという展開で進んで行った。
「はぁっ、はぁっ……」
汚泉の息があがっていった。
「やっぱりねえ……歳考えなよ、私のような溢れる若さってのは無いんだからさ、自重しなって……」
それもそのはずである。汚泉が仕掛けた隙を狙って聖子は汚泉の下半身に手を出していた。
つまり、ただでさえ体力的に聖子にハンディがあるのに、そのハンディをさらに広げるような行為だ。汚泉は聖子より2倍近い運動量をこなさなくてはならないからである。
「……やはり、一気に潰せるわけではないか……」
そういうと、汚泉は呼吸を整えていった。
(長期戦だろうと、短期決戦だろうと私は負ける気はないわ。4年前私の胸を揉んだ事を後悔させてやる。)
今度は聖子の方が反撃に行く。
(捕らえたっ!)
汚泉の背後に回った聖子の手が股間を確実に観客にもしっかりと解る様に手中に収まった。
(やった!これで私の勝ち……)
聖子はその瞬間完全に油断していた。
「このまま扱いて試合終了ね・」
楽勝ムードを汚泉だけでなく観客に解る様にアピールしたのだ。
「ハハハ……甘い……甘いな、これが若さか。」
(何いってんのさ、状況は明らかに私が有利なはず。後ろからチ○ポ握られて余裕ぶっこけるはず無いわ。このままイカせてやるわ。)
シュッシュッ……
聖子の扱きが始まった。
「おおっ……」
汚泉が愉悦の声を上げ始めた。
「うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
民酎党の応援団から大歓声が上がった。
「解ってるでしょ。もうこのムードをひっくり返す事なんて……!!!」
聖子が今になって汚泉の不敵な笑みに気がついたのである。
汚泉は左利きであった。聖子が右手で汚泉のモノを扱く事に夢中になる事で意識的に甘くなる事に加え、視覚的にも汚泉の左手は観客から死角となるのである。
「どうだ……まだまだ、勝負は決まったわけじゃないだろう?」
汚泉の左手は聖子の秘部を的確に捉えていた。
「あ…ああっ……んっ」
絞るように快楽の波を聖子は押さえようと努力した。
本来汚泉の責めは簡単に逃れる事が出来る責めである。だが、聖子は自分が有利だと観客全員に大げさに公表してしまった。
(くっ、今になって自分の首を締めるなんて……)
聖子は逃げる事も考えたが事態が好転する事は無いと考えていた。
今この体勢でイカされてしまう事は、確かに痴民党側の貫禄を浮き上がらせるだけに終わるだろう。だが、逆に勝ってしまえば、今後の民酎党での自分の地位は格段にあがる。
寧ろ今までも、窓際の扱いを受けていたのだから逃げても良い事はないと踏んだのだ。
「このまま、イカせ合いにいくわよ。」
「逃げなくてもいいのか、この体勢でイカされたら終わりだぞ?」
(ちっ、逃げればいいものを……)
聖子の方針が解った以上、汚泉は速攻で聖子をイカせてしまう事に意識を集中した。
「ああっ……いいっ!」
聖子が喘いだ。
(私だって、ここまで来たんだ。こうなったら扱きまくるしか……)
「おおっ……」
汚泉の声が漏れる。
こうなると、後はどれだけイク事に耐えられるかが焦点となる。
「ふぅっふぅっ……」
「はぁっ…はぁっ…」
両者とも互角の責め合いだった。
だが、圧倒的有利と思われていた民酎党支持者からは半分諦めに似た溜め息が早くも聞こえ、痴民党からは思わぬ汚泉の健闘ぶりにわき上がっていた。
絶対的優勢だと思われていた民酎党側からは明らかな焦りが見て取れた。
それは聖子も同じだった。
(ああっ、このままだと負けてしまう……こうなったらもう破れかぶれ)
聖子は責めを中止して両手を汚泉の首にかけると激しいダンスを踊る様に身体をくねらせた。
「しまっ……」
汚泉の左手はその動きに付いて行く事が出来ず聖子の秘所からぽろりと外れてしまった。
(勝機!)
聖子はこの隙を逃さず汚泉の背中にぴったりと密着した。
「手こずらせてくれたわね、でももう、逆転はないよっ・」
汚泉の脳裏に4年前の情景が浮かんで来た。16歳という年齢で民酎党代表になったという事に対して早く大きくなれと言う意味で彼女の胸を揉んだ時の事を。
その時は若干小ぶりで硬さが残っていたが、今日の汚泉の背後に当たるそれは大人のそれに変わっていた。
その隙が汚泉のトドメを刺すきっかけになる事はもはや既定路線であった。
「いっぱい溜め込んだわね〜、この中に色々な利権を抱え込んでるんじゃなぁい?それをこのあたし、前畑聖子が全部吐き出させてあ・げ・る・」
再び汚泉のモノに手を這わせた聖子、それが、今までとは違いビクンビクンと脈打っているのが分かった。
後は汚泉がどこまで耐えられるかを待つだけである。
「うおーーーーーーーーーー」
ドビュドビュドビュ!!!
汚泉の股間から勢い良く白濁液が飛び散った。
余程聖子の責めで溜まっていたのだろう、射精運動が終わる頃には汚泉はぐったりとなり髪に白いモノが試合前に比べ増えた印象を受けた。
「これぞ必殺小娘の手……美味しく頂だきました・」
聖子は汚泉のモノから手を離した。
ドサッ
地面に這いつくばった蛙の様に足腰の立たない汚泉と手にかかった汚泉の液体を舐めとっている聖子のコントラスト……この鮮やかな印象は後の展開を予想している様に映った。
「全国多数の男性諸君。たまには女の子の手を借りるのもいいものよ・」
聖子は会心の笑顔を浮かべVサインをした。
痴民党 ×汚泉純一郎VS 民酎党 ○前畑聖子 決め技 小娘の手
前畑聖子……かつて、民酎党を窮地においやった経験あり、その時に自己保身の為に部下の命すら簡単に差し出すという卑劣な女。 20歳
汚泉純一郎……汚泉散る奴隷という部下が沢山居る。雄弁局が嫌い。今期限りで性界を引退し息子に後を継がせようとしている。45歳
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