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なんちゃってハンターの冒険その8:シスター編

先ほどの占い師の様子から察するに、インキュバスの魅力と言えども
相手の性癖や人格や趣味で効き具合は違うらしい。
それなら貴方に露骨な反応をしめし、母性本能も強そうな
教会のシスターを頼る事にした。

早速教会に戻ってみると、彼女は入り口前の階段で呆けた様に
座っていた。そして貴方が視界に入ると途端に面白いほど慌てて
立ち上がり、真っ赤な顔になりながらも温和な笑みを浮かべた。

「こ、こんにちは、ぼうや。この教会に何か御用なの?」

魅了のされ具合は占い師に比べて格段に高いものの、流石に
聖職者らしく性行為に持っていくのは一筋縄ではいかなさそうだ。
何か計略が必要だろうが…

貴方はまずは慎重に事を進める事にし、相談に乗って欲しいと
真正面から頼み込んできた。それを聞いてシスターは嬉しさと心配が
程よく混ざり合った表情で貴方をいそいそと教会に連れ込んだ。

教会はごくこじんまりとした物で、20人以上入ろうとすれば窮屈になって
しまいそうだった。綺麗に掃除してはあるが装飾や壁は古く質素だ。
彼女は裏側にあるやはり清潔だが貧しさは拒めない居住区に連れていき、
いかにも安そうな木造のテーブルに紅茶とビスケットを出してくれた。

部屋の中の家具はあまり本が入っていない本棚、暖房と調理両方を
かねているであろうストーブ、衣装箪笥代わりのコートラックなど
贅沢は一切伺わせない物ばかりだったが唯一ベッドだけは奮発したのか
大きく柔らかそうで、大人二人が楽に練れそうな代物だった。

「私はリカ。大地母神に仕えているの、この辺りの皆さんはシスターリカって
読んでくださるわ。ぼうや、私でよければ悩みを聞かせてちょうだい?」

シスターリカの顔は相変わらず赤かったが、その笑みと声は純度の高い
善意と慈愛がこもっている。貴方の悩みとは勿論痛くておむつから
取り出す事が出来なくなった肉棒の事なのだが、どう切り出した物やら…

貴方は何度も言葉を躊躇いながら遠まわしにおちんちんが痛む事、
そのせいでおむつが外せなくなってしまった事を打ち明けた。
それを聞いたシスターリカは首まで赤く染めながらじいっと
ズボンに覆われた貴方の股間を凝視する。

「そ、そ、それは、大変ね。ひょ、ひょっとしたらかぶれているのかも…
ぬ、脱いで見せてもらえるかしら?ぼうや」

貴方はわざと時間をかけてズボンを脱ぎ、おむつに包まれた
股間を彼女の目の前にさらした。聖職者の目の前にアブノーマルな
下着を晒すと言う背徳的な状況に貴方の肉棒は見事に反応しており、
おむつの柔らかい布をこんもりと盛り上げている。
そして空気が染み渡る様に痛む肉棒をみせつけると、
元々全然隠せていない彼女の発情具合は更に酷くなった。

「はあ…ピンク色で、綺麗ね…でもぼうや、これはぼ、勃起って言ってね?
成長し始めた男の子なら当たり前に起きる事なのよ。
変に腫れたりぶつぶつが出来ていたりしない限り、大丈夫よ」

どうやら彼女は肉棒に目に見える外傷が無い為貴方が勃起の概念を知らず、
勃起の痛みに戸惑っているだけだと勘違いしたらしい。
貴方はどうせなら彼女の勘違いを利用しようと思い、何も知らない
子供のフリをしてシスターリカに懇願してみた。
たちまち彼女は動揺したが、その目に拒絶の色は窺えない。

「ええっ!?…で、でも、ぼうや…こういう事はね、その…あの…」

ちらちらと肉棒を盗みつつ言葉に詰まる彼女は触りたがっているのが
火を見るよりも明らかだった。貴方が肉棒に走る痛みに集中し
じわ、と涙を目の端ににじませてみると彼女はあっさり陥落した。

「分かったわ。迷える子羊を救うのは神に仕える者の使命だもの。
大地母神さまも許してくださるわ、きっと。ええ」

シスターリカはぶつぶつと言い訳をしながらそっと白く細い手を
貴方の肉棒に絡めた。

ギンッ。

その瞬間酷い痛みが走り、貴方は小さな悲鳴を上げた。
柔らかい肌で柔らかく触れられているだけ。それがはっきりと分かるのに、
脳が快感どころか激痛を覚えている。

「ええっ!?これだけで痛いの?どうして?」

シスターリカは驚愕を露にしつつ触り方を更にソフトな物に変えた。
それでも貴方は断続的に走る激痛に唇をかみ締めるのが精一杯で、
涙がボロボロとこぼれる。彼女は顔を真っ赤から真っ青に変え、
直後になにやら決心した顔になって口を開いた。

「大地の母よ、迷える子羊に癒しと安らぎの慈悲をお恵み下さい」

朗々とした短い祈りの声が響くとほぼ同時に、彼女の手が淡い光に包まれた。
何かのエネルギーが彼女の手を伝い貴方の肉棒に流れ込む。すると
先ほどまで感じていた激痛が不思議なぬくもりに取って代わられ、
貴方はたちまちうっとりとしてしまった。地獄から天国へとは正にこの事か。

「痛くなくなった?良かった…ほう〜ら、痛いの痛いの飛んでけ〜…♪」

すりすり。すりすり。

シスターリカの声は心底嬉しそうだった。手つきは赤ん坊を撫でている様に
弱弱しいのに妙にタイミングとツボを心得ている動き方で、一瞬貴方の
頭に何故こんなに上手いのだろうと疑問が湧く。だがあまりにも
落ち着かされる性戯の前に理性を保つ事は難しく、間も無く貴方は
目をつむり肉棒と同調して喜びに震える事に専念した。

すりすり。すりすり。

何時しか貴方は彼女の膝の上に座らされ、背中を抱かれながら
ゆっくりと揺らされていた。溜まってきた精液の内なる熱と守る様に包んでくる
手から伝わってくる温もりで肉棒が溶けそうな錯覚に陥る。

「痛いのと一緒に…えっちなのも飛んでいけ〜…」

すり。ぴゅううう…

唐突に訪れた射精はとても穏やかで、癒されると言う言葉がぴったりだった。
通常の絶頂後の倦怠感よりも甘い睡魔に身を任せているとシスターリカは
顔中に柔らかいキスを繰り返し始めた。薄目を開けて見た彼女の瞳は
肉欲と慈愛両方で輝いている様にも見える。
シスターリカの慈しみに感動した貴方は素直にキスの雨を楽しんだ。
だが楽園の終わりはあっけなかった。

ジュワッ!

彼女が手を離した途端貴方の肉棒は酸をかけられた様な痛みを訴えた。
天国から地獄へ戻されたショックで貴方は泣き叫ばずには居られず、
彼女が気の毒な程に慌てるのにも構わず涙を流し続けた。

「えっ?えっ?どうしたのぼうや、まだ痛いの!?でももう出したのに…!」

貴方は必死におむつを付け直してくれる様頼み、どうにか痛みから
逃れる事に成功した。泣き止んで一息つく貴方とは裏腹に、シスターリカは
おむつをつけただけで劇的な効果があった事に大層驚いていた。

「これをつけていないと痛いの?ぼうや、おかしいわよそれって。
一体なんでこんな事になっちゃったの?なんでおむつなんか着ているの?」

どうやら彼女もこの痛みが勃起のせいではないと理解してしまったらしい。
貴方はルーシャの名前と素性は隠しつつ、変な女の家に誘い込まれたら
次に起きた時こうなっていたと打ち明けた。シスターリカはたちまち憤慨した。

「なんて残酷な事を…!大地母神の愛に相応しくない女だわ。
だけどぼうや、普通はそうならないのよ。どういう事をされたのか分かる?」

貴方は続けてルーシャとのプレイ内容を説明した。ところどころ記憶が
あやふやになっていたが「もう私以外ではダメ」と念を押されたのが
印象に残っており、その事を正直に話すと彼女は大きく頷いた。

「それは暗示って言ってね、眠くなったりぼんやりしている時に
繰り返し同じ事を言われて、それを裏付ける様な事をされると
無意識にそれを信じちゃって自分ではどうしようもなくなるのよ。
特にえっちな事の暗示だと…こほ、こほ」

そして説明を始めた彼女だったが、急に咳き込んで何かを誤魔化そうとする。
だがさっきの手馴れた様子と言いこの知識と言い、どうやら彼女は
聖職者であっても以前いくらかの経験があるのだろう。いや、暗示プレイなど
知っているからにはいくらかでは済まされないかも知れない。

「それでね、どうやったら治るかと言うと…手っ取り早いけど危険なのが
新たな暗示で書き換える事。時間はかかるけど安全なのが
毎日少しずつ、その、えっちな事に慣らして行く事よ」

シスターリカは再び発情しているのが明らかだ。どちらにしても
貴方に淫行を働きたい様で、それを聖職者の役目と自らに言い訳を
している葛藤からか非常にエロティックな表情になっている。

「なんでそんなに詳しいの?」

貴方は素朴な疑問をシスターリカにぶつけた。聖職者の割にはあまりにも
手馴れている手コキだった事、そして暗示プレイに通じていた事など
どう考えても怪しい所が多すぎる。

予想通りと言うべきか、彼女は一瞬で真っ青になり…そして奇妙な笑みを
浮かべた。それはまるで悪戯を思いついた母親の様な笑みだった。

むちゅう。

あまい。なんだろうこれは。おちつく。さからえない。

目の前に光が開けた。彼女に何の前触れも無く唇にキスされた瞬間に
目を閉じてしまったのだと理解するまで数秒かかった。

「ぼうや、ぼうやは良い子よね?大人の事情に好奇心だけで
首を突っ込んじゃいけないわよ?」

ちゅむっ。ちゅむっ。

今度は2回キスされるのが分かった。だが分かっただけで、数秒間
思考が停止してしまう。それ程圧倒的な陶酔感を注ぎ込まれている。

「良い子にしていないと、シスターがお仕置きしてしまうわよ?」

彼女の目は相変わらず優しい。だが優しさの中に情欲混じりの威圧感が
込められている。貴方は思わずぞくりと震えてしまった。
それでも貴方は彼女を問い詰めた。好奇心が暴走したのか、それとも
何をされるか分からない恐怖に誘惑されたのかは自分でも分からなかった。

そして彼女は満面の笑みを浮かべた。

「そうなんだ…そんなにお仕置きされたいんだ…いけないぼうやね…」

むちゅう…

今度は額にゆっくりとキスをされた。思考力がどこかに消えてしまうのが
分かるが、代わりに膨れ上がった安らぎが頭の中を埋め尽くし
何も反応できない。何も考えられない。

「いいわ、私の素性を教えてあげる。ただし」

ぎゅっ。くいっくいっ。

突如おむつ越しに貴方の肉棒が掴まれ、素早く何度かしごかれた。
正にイかせる為の楽しむ余裕などない、技巧のみの手コキだったが
全くの無防備の所に不意打ちされた貴方はまるで抗う術を持たなかった。

「イきなさい」

どぴゅううっ。

彼女に命令された途端精液が勝手に吹き上げた。それは体が射精する
タイミングに合わせて命令されただけだったが、貴方には
彼女に命令されたから射精した様に思えてならなかった。

「目を瞑りなさい」

次に貴方は彼女に言われるままに目を閉じた。キスの陶酔感が
覚めやらぬ内に一瞬で絶頂させられたせいか、貴方は彼女に
言われた通りになっているのにうっすらと疑問を抱くのがやっとだった。

「息を吸って。息を吐いて」

すう。はあ。すう。はあ。

貴方は彼女に言われた通り深呼吸を繰り返す。
絶頂の直後には自然で落ち着く行為だった。

「体の力が抜けるから、楽にして」

彼女に言われた通り、体が重い。
動きたくなくなったので彼女の膝の上でじっとしている。

「そのまま休んでいて良いのよ。とっても疲れたでしょう?」

確かに疲れている。休みたい。だから休もう。

「そのまま寝ちゃって良いわよ。今おやすみのキスをしてあげる」

寝る。このまま寝る。とても気持ち良さそうだ。

だが何かおかしい。なんだか、前にも眠らされたらおかしくなった事が
あった気がする。それは一体何だっただろう?

ちゅっ。

ねむい。

「明日からぼうやをおばかさんにしていってあげる。
シスターが居ないと何も出来ないダメなちっちゃな子になっちゃうのよ」

なにをいっているんだろう。

「幸せになった頃に教えてあげる。さあ、良い夢を見なさい。おやすみ」

おやすみ。



むにゅむにゅ。

何かが貴方の肉棒を挟んでいる。そんなある意味分かりやすい感触で
夢の中から引き上げられた貴方は重い瞼をゆっくりと開けた。

「おはよう、ぼうや。良く眠れた?」

最初に見えたのはシスターリカの慈愛と欲情に満ち溢れた笑顔だった。
次に見えたのは腰までずり下げられた修道服からこぼれ出た
巨大な美しい乳房だった。状況がつかめなかった貴方はしばらく
顔と胸の間で視線を上下させ、ようやく壁に立てかけられた枕に
寄りかかった姿勢で彼女にパイズリをされている事を理解した。

むにゅり。

意識が戻るに連れ、既に勃起している肉棒が谷間の中の心地良さを
訴えてくる。確かな弾力が感じられるのにまるでクリームの様に
ふんわりとまとわりついてくる相反する二つの快感がそこにはあった。

「気持ち良い?」

貴方は素直に頷いた。陰嚢ごとすっぽりと包み込んだ楽園が覚醒して
きた筈の意識を捕らえて放さず、口を開くのが面倒だったのだ。

「もっと気持ち良くなりたい?」

貴方はまた頷いた。当然彼女が優しくイかせてくれる物と思っていた。
しかし次の彼女の言葉はそんな甘い期待を裏切った。

「ま・だ・だ・め♪」

すっ。
ちゅっ。
ふるっ、むにぃ。

頬を両手で取られ、キスをされ、腕を動かした影響で胸が揺れて圧迫が
僅かに強くなる。単純な行為なのに眩暈がしそうな程意識が遠くなった。

「ぼうやはいけない子だからイけないのよ」

ちゅっ。
ふるっ。

「いけないぼうやはイけないの」

ちゅっ。
ふるっ。

「シスターの言う事を聞かないぼうやはイかせてあげない」

何度も何度もキスをされ、その度に胸が僅かに揺れる。それは確かに
気持ち良いが、絶頂を迎えるには足りないもどかしい刺激だった。
最初は甘い酒の様なキスに酔い優しすぎる乳房に身を任せていた
貴方だったが、徐々に徐々にイきたいのにイけないもどかしさが増してくる。

「ぼうや、イきたい?良い子になってイきたい?」

シスターに調教されている。貴方はそれを理解したがどうしようもなかった。
暖かい牢獄の中で幸せな拷問を施された貴方の心に理性は既に
存在せず、一体何をされてしまうか興奮する欲望が支配していた。

「じゃあ、良い子にしてあげる。シスターが大好きで、言う事を良く聞ける
とっても良い子にしつけてあげるわ。まずはシスターの目を見るのよ」

もう少しでキスが出来そうな程迫ってきたシスターの顔が視界を
埋め尽くした。この後に及んでも彼女の笑顔はとても優しい物で、
底なし沼の様な不気味さに貴方は背筋を震わせずには居られなかった。

「目を外しちゃダメよ。ねえぼうや、どうしてイけないか分かる?」

彼女の奇妙な問いかけに貴方は瞼を瞬かせた。それは彼女が
意図的に弱い刺激で寸止めをしているからなのが明らかだ。

「それはね、ぼうやがシスターの事を好きになっていないからよ」

ちゅっ。
ふよん。

異議を口にしようとしたタイミングでまたキスをされてしまった。
再び曇ってしまう意識の中で貴方は股間の快感が増すのを感じた。

「だからこうやって、おでこにキスを繰り返して好きにしてあげる」

ちゅっ。
ふよん。

陶酔感がいや増し、あれ程もどかしかった筈の快感も高まっていく。
混乱してきた貴方はシスターの目から視線を外せなくなった。

「分かるでしょう?少しずつシスターの事が好きになってきたから
少しずつ気持ちよくなってきたのよ。ほら、ドキドキしてきた」

ちゅっ。
ふよん。

貴方は息が乱れ、胸が高鳴り始めてきた事に気付いた。
彼女のキスは思考力を奪うだけでなく魅了の効果まであるのだろうか?

「ぼうやも頑張って、もっとドキドキしてもっと好きになってごらんなさい。
そうすればもっともっと気持ちよくなれるわよ」

貴方はキスをされながら胸の高鳴りに僅かな意識を集中してみた。

ぴくぴくっ!

その途端肉棒が勝手に震えた。その振動は乳房に受け流され、跳ね返されて
今までよりずっと強い快感を味わった貴方は無意識にシスターの名を呼んだ。

「そうよ、そうするの。シスターの名前を呼びながら、好きって言う気持ちを
強くしていくの。そうすればおちんちんもシスターの事が好きになって、
どんどん気持ちよくなっていくのよ。そしてどんどん好きになっていくの」

ぴくぴくっ!ぴくぴくっ!

もう彼女のキスは必要なかった。口は心の命じるままにシスターの名を
弱弱しく連呼し、それに反応した肉棒が乳房の中でもがいて快楽を貪り、
高まる射精感に呼応した胸が高鳴り心をピンク色の激情で満たしていく。

「でもまだダメよ。シスターの事が本当に大好きで大好きで堪らなくなるまでは
ぼうやは本当の良い子じゃないの。まだイけないわよ」

ぴくぴくっ!ぴくぴくっ!

優しい声色が残酷な宣告を紡いだ。こんなに好きなのに、こんなに良い子に
なったのに、こんなに気持ち良いのにイく事が出来なくて辛い。

「どうしたの?ぼうや、自分の力じゃ本当に良い子にはなれないの?」

イけない。頑張っているのに好きな気持ちが足りない。助けて欲しい。

「そうなの。じゃあ、シスターがまたキスをしてあげる。3回のキスで
シスターを大好きな良い子にしてあげる。3回目のキスでイけるわよ」

ちゅっ。
ぴくんぴくんぴくん!

キスが気持ち良い。今にもイッてしまいそうだ。

「1回目。もうシスターが好きで好きで堪らないでしょう?気持ちよくて
何も考えられないでしょう?それで良いの、ぼうやの代わりにシスターが
考えてあげるから、ぼうやはシスターに言われる通りにしていていいのよ」

ちゅうっ。
びくびくびくびくびくびくびく!

大好き。大好きなシスターがイかせてくれる。嬉しい。

「2回目。もうすぐぼうやは最高に良い子になって、最高の射精を味わうの。
あんまり気持ちよくて、ぼうやは毎日シスターにイかせて欲しくなるわ。
大好きなシスターにイかせてもらう為には何だってガマンできるわよ」

むちゅうっ。
ぷしゅっ!ぴゅるっ!

「3回目。あら、少し漏れちゃったの?でも良いわ、許してあげる。さあ、
遠慮なくイきなさい。ぼうやはもう良い子になったんだから」

びゅるっ!ぶびゅうっ!びゅ、びゅう…

「ぼうやは大好きなシスターの言う事を聞ける良い子よ。勿論シスターも
聞き分けの良いぼうやが大好きだから、毎日気持ちよくしてあげる」

びゅうう、びゅっ。ぶびゅる、びゅ…ぴゅっ…

「本当に良い子ね、ぼうや…」

シスターリカはとても嬉しそうに微笑んだ。

射精は何時の間にか止んでいた。やっと乳房から解放された股間は
大量の精液で白くなっていた。貴方はそれをぼんやりと眺めながら
何故痛くないのか考えていたが、さっぱり何も思い当たらない。そして
シスターリカが布で精液を拭いだすとどうでも良くなり貴方は考えるのを止めた。

「さあ、おむつを履こうね。何時お漏らしをしても大丈夫な様に」

ベッドに寝かされ、足を上げられておむつを履かされる。これを貴方は
なんら抵抗する事なく行われていたが、次に着せられたのは貴方が
元々着ていた服ではなくゆったりとしたローブだった。
着心地は良いが少々丈が長すぎて足の先まですっぽり覆われている。

「あったかい?良かった。これを自分で脱いだり着たりしちゃダメよ。
次はお食事にしましょうか。お腹空いたでしょう?」

貴方はされるがままに膝に乗せられ、片手で抱きこまれた。
はだけたままの彼女の胸を枕にして座るのは何とも言えない程幸せで、
逆らう気など全く起きなかった。

テーブルの上にあったのは固そうな黒パン、ソーセージと黒豆の炒め物、
それに熱そうに湯気を立てるオニオンスープだった。質素だが
心を込めた跡が窺えるメニューに喉がぐびりと鳴る。

「大地母神の恵みを感謝して頂きましょう。まずはこのパンをおあがり。
でも固い黒パンだからぼうやにはちょっとつらいかもね」

彼女が手で千切った黒パンは確かに固そうだった。元々柔らかくない
保存食の意味合いが強いパンなので、乾燥してカチカチになっている。

「とっても固いの。ゆっくり噛んでも、噛み切れないかも知れないわ」

彼女が持ってきたパンの欠片を口に含むと、想像以上に固く感じた。
しかもとがった部分が口の中をつついて少し痛い。

「やっぱり固すぎるわね。飲み込めない?飲み込めないよね」

咀嚼を繰り返している筈のにどんどんパンが固くなっていく。
顎が疲れて動かしにくくなる。何故こんなに固いのだろう?

「ごめんね。こんな固いパン、無理しなくて食べなくて良いわ。ほら、出して」

貴方は我慢できず彼女に言われるがまま吐き出してしまった。
不思議な事にパンの残骸はぐちゃぐちゃのバラバラになっていた。
何故あんなに固く感じたのだろう?

「こっちはどう?ちょっと臭みがあるかも知れないけど」

今度はスプーンで炒め物を口に入れられた。安物のソーセージと
野生の黒豆のアクの強い味が舌に広がる。普段ならむしろ旨味と
感じられる程度の物だが、今はやけに不快感が強かった。

「やっぱり辛い?食べられない程臭いの?大丈夫?大丈夫じゃないみたいね」

彼女の心配露な言葉が続く程不快感は際限無く増していく。
最早汚物の様にすら感じられる口の中の炒め物を無理やり飲み込むと、
喉を通り過ぎる時に吐き気を催してしまった。むせる貴方のお腹を
彼女が撫でてくれるのが唯一の救いだった。

「ごめんね、食べられない物ばかり用意して…これじゃ、
スープも熱すぎて無理ね。玉葱は苦いし」

彼女の言う通り、熱々のスープはもう食べ物には見えなかった。
先ほどまで美味しい料理が並んでいた筈のテーブルは今となっては
恐ろしい毒が並んだテーブルに思えてくる。

ぐきゅるるる。

一方貴方のお腹は容赦無く空腹を訴えた。口の中も酷い後味が
残っており、水分で洗い流せと訴えている。

「困ったわね。これじゃぼうやは何も食べられないわ」

本当に困った。何か食べられる物は無いのだろうか?

「でも安心して。柔らかくて、甘くて、あったかい食べ物があるの」

シスターリカは貴方を膝の上で横抱きの姿勢に変え、覗き込んできた。
彼女の美しい顔と豊満な乳房しか見えなくなる。

「ほら、いらっしゃい…大地母神の、愛をあげる…」

それは彼女が囁くと同時に、なんの前触れも無く乳首から噴き出てきた。

ぴゅっ。

白いねっとりとした液体が貴方の顔にかかり、濃い甘い匂いを撒き散らし
鼻をくすぐる。それはくらくらしそうな程濃厚な匂いだった。だがそれ以上に
貴方は彼女の乳房から母乳が出た衝撃に固まっていた。

「びっくりした?大地母神に祈り続けた女はこうやってお乳を出せる様に
なるのよ。赤ちゃんを産んだ事が無くてもお母さんになれるの」

ぴゅっ。ぴゅっ。

再び母乳が吹き出、貴方の舌に生クリーム程度の粘度の液体が
数滴かかった。すると濃い匂いとは裏腹に淡雪の様にふわりと溶ける
甘味が舌の上に広がり、思わず飲み込むとべたついた後味は一切残さず
穏やかな湿り気と人肌程度の温もりだけが口の中に残った。

「美味しい?私の味、気に入ってくれた?」

貴方は考える前に頷いていた。たった数滴ではとても満足できない。
ほんの短い間だけ感じられる天上の甘味とすっきりとした口触りに
舌も口も喉も、心も頭までもがもっともっととせがんでいた。

「嬉しい!もっともっと、おなかが一杯になるまで飲みなさい。
ぼうやはもうこれしか口に出来なくなっちゃったんだから」

そう。もうあの石の様なパンや汚物の様な肉や野菜や泥水の様なスープは
一切口にしなくていいのだ。代わりにこの素晴らしすぎる母乳が
いくらでも飲ませてもらえる。なんて素晴らしい事なのだろうか!

ちゅぱっ。
ちゅるるるっ!

「あん、そんなにがっつくなんていやらしい子。飲みすぎに注意しなさい?」

シスターリカの言葉は耳には届いたが頭には入らなかった。
口の中が天国になっており、母乳の味以外は何も考えられなかったのだ。

美味しい。甘い。そんな言葉では不十分だ。口の中を後から後から
飽きない甘味で洗い流し、喉と胃にじんわりと不思議な充実感が
しみこんでくる。そしてその充実感はゆっくりと全身に広がっていく。
今までどうやってこの母乳以外の物を摂取できていたのだろうか?

「聞いていないわね…でも良いの?飲みすぎたらお乳で酔うわよ」

辛うじて彼女の言葉を理解できた。だがそれについて考える事はできない。
大地母神と大好きなシスターリカの愛の雫に酔えるなら幸せだ。

「この母乳は本来母を失った乳飲み子や重い病に苦しむ人、あるいは
極端に弱っている人に飲ませる物なのよ。栄養と水分を補給させると
同時に筋肉を弛緩させ、神経を和らげ、心を落ち着かせる為の母乳なの」

シスターリカは乳首に吸い付いて離れない貴方の頭と背中に手を
まわしゆっくりと撫でてくれた。極上の絹のベッドでも得られなさそうな
安らぎが貴方を包み込み、現実が遠ざかっていく様な感覚を覚える。

「体は健康なぼうやが飲むと、まず力が抜けていくわ。
そろそろ足が重くなってきたんじゃないかしら?」

貴方は彼女に言われるままに意識を向けた。すると唐突に彼女の
言った通り足がまるで鉛の様に重い事に気付いた。
痛い訳でも苦しい訳でもない、ただ力が抜けて動かせないのだ。

「やっぱりね。ほら、手や腕も動かせなくなってきたんじゃない?」

すとん、すとんと腕が落ち肩からだらんと垂れ下がった。
彼女が予め抱きかかえていてくれなかったら床に落ちていたかもしれない。
かろうじて口だけはまだ乳首を銜え吸う事ができた。それだけで良かった。

「体もぽかぽかしているんでしょう?強制的に暖めて体温が落ちない様に
なっているのよ。痛みや苦しみも感じられなくなるわ」

彼女は例に貴方の頬をつねってみせた。目に映る限りは痛みが
走ってもおかしくないのに、優しく摘まれた様にしか感じられない。

「ね?貴方はもう動けないし、痛くなる事も出来ない。でも大好きな
シスターの愛情そのものを飲んでいるから、怖くないし悲しくないのよ」

貴方は乳首を吸いながら小さく頷いた。最愛の女性からこの世に
存在する最高の飲み物を飲ませてもらえるのだ。頭の奥底で
何かが騒いでいる様な気もしたが、幸せ過ぎて気にもならない。

「でも、健康なぼうやが栄養を補給しすぎるのも良くないわね」

シスターの視線が下に向かった。釣られて同じ方向を見ると、
おむつが勃起した貴方の肉棒で盛り上がっていた。今まで気付かなかったが、
いざ勃起を自覚すると快感が欲しくて堪らなくなってくる。
すがる様な視線で見上げると、シスターはにっこりと微笑んでくれた。

「よしよし。ぼうやのいたずらおちんちんさん、なおれなおれ♪」

するっ。
さわさわ。

母乳に負けない程優しい愛情が込められた手コキが始まった。
すぐにでも出してしまいそうで貴方は必死に乳首に吸い付き、少しでも
性感をごまかそうとする。しかしシスターはそれを許さないとばかりに
快感を自由自在に増やしていき、貴方の儚い抵抗をあっさり打ち破った。

「えろいのえろいの、とんでいけ〜…♪」

ぴゅるう。ぴゅるるぴゅる、ぴゅるぴゅるぴゅる。

尿が漏れでてくる様な小さな射精が何度も繰り返される。
腕の中で震え目を瞑り、必死に乳首にすがりつく貴方に
シスターの慈愛と余裕に満ちた声が降り注いだ。

「お乳の効果でたくさんたくさん出せるわよ。よかったね、ぼうや」

貴方は彼女に返事をしたかった。だがもう目も口も開かない。
体の何処も反応せず、首を動かす事すら出来なかった。

「今日はお休み。これから毎日沢山愛してあげるから」

闇の中で彼女の言葉を理解した瞬間、貴方は逃げられなくなった。



次に目が覚めた時は既に乳首を銜えさせられ、意識が覚醒する前から
母乳を吸っていた。そして次に目が覚めた時も、その次も。
貴方の朝(と言っても夕方や真夜中の事も多い)は授乳から始まる様になった。

「良くお飲み。もうすぐ手足が動き方を忘れて、ベッドから離れられなくなるわ」

彼女は毎回念を押す様に母乳の効果を説明してきた。意識が比較的
はっきりしている時は知識や理性が危険信号を鳴らそうとしたが、
途方も無い信頼と愛情に塗り潰された感情が全く反応しなかった。
その内知識と理性はどこかに消えて行ってしまった。

「それじゃ、いい子にして待っているのよ。夕方に戻ってくるからね」

シスターがお勤めの間はずっとベッドで寝ていた。母乳の効果なのか、
寝ようと思えば何時でもいくらでも寝られた。最初の頃はベッドで
色々考える事もあったが時が経つごとにシスターの事しか考えられなくなり、
そうなると寂しいので夢の中に逃げる様になったのだ。

「今日のお風呂は久しぶりにパイズリをしてあげる。うんと気持ちよくなって、
沢山沢山ぴゅっぴゅしてぐっすり眠りましょうね、ぼうや」

入浴も排泄も何もかもシスター任せだった。自分でやろうとしても
体は動いてくれないし、シスターが毎回気持ちよくしてくれるので
その内貴方は本当に何もしない様になった。全てを彼女に委ねるのは
とても幸せな事だった。尽きない性欲も彼女が必ず世話をしてくれる。



「昔、昔ある所に一人の女が居ました。女には何もありませんでした。
だから体を使って生きていくのがやっとでした。女は不幸せでした。
女は不幸せなのが嫌で、生まれを隠し大地母神の教会に助けを求めました。
幸いばれる事は無く、女はシスターになる事が出来ました。でも女は
まだ幸せではありませんでした。女には二つの願いがあったからです」

今夜はシスターに背中を預けながら絵本を読んで聞かされていた。
絵本にはキリンとライオンの絵が描いてあり女など出てこないのだが、
文字を読む気がしなくなった貴方にはどうでも良い事だった。
シスターの懐で声を聞かされているだけで幸せなのだ。

「女は自分の体を触られるのは嫌でしたが、男の体は触りたかったのです。
そして大地母神の教えで母性に目覚めた女は息子も欲しかったのです」

この女とはシスターリカの事なのだろうか?ふとした疑問が浮かび、すぐに
何処かに飛んで行った。シスターリカは貴方と共にある。それだけでいい。

「ある日、美しいぼうやが教会を訪ねてきました。そして女の生まれを
問い詰めようとしました。それはぼうやなりの正義感からだったのでしょう。
しかし女はぼうやを自分の物にしたいと思い、魔法をかけて自分から
離れられなくしました。純粋なぼうやは疑う事も無く魔法にかかり、
それ以来ずっとシスターのぼうやで居続けています。この先も
二人はずっと幸せに、えっちに暮らすでしょう。めでたし、めでたし」

絵本の朗読が終わった。何も言わずにシスターを見上げると、
すぐに満面の笑みと共にキスをしてくれた。もう首から下はほとんど
動かせない貴方を向き合う様に抱き直し、胸をはだけて銜えさせてくる。
おやすみのおっぱいの時間だ。

くちゅ。

今日はセックスもさせてくれるらしい。母乳ですぐに溢れてしまう
貴方の肉棒を労わり、彼女は膣に入れただけで動かないでいてくれるが
それでも1分もしない内に漏らし始めてしまうだろう。
今回はどれ位意識を失わずに楽しめるだろうか?

「ねえ、ぼうや。シスターの事、好き?」



         BAD END?
このシリーズはこれでおしまいです。まさしくヤマなしオチなしイミなし。
実用価値があれば幸いです。

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