貴方は街に戻り、アルラウネの花弁を売った。これでしばらく金に
困る事は無いだろう。男娼をやればもっと稼げそうな気もするが。
勇気を出して告白した相手にあっさりフラれ、傷心の貴方は
宿でゆっくり休みながら考えた。念願の体が手に入ったのは良いが、
これからどうしよう?どんな女に何をしてもらおう?
ここはやはり古巣のハンター協会を活用してみる事にした
貴方は淫魔ハンター協会に向かい、最新の情報を買った。
いままでのハンターライセンスが使えない為情報料は割高に
なってしまったが、幸か不幸か新しい情報は一つしかなかった為
大した出費にはならずに済んだ。
新しい情報は最近出没した乳魔の事だった。近くの村を襲い
男を食いまくった後居座っているらしい。元々淫魔ハンターも居ない様な
小さな村なので情報をもたらした生存者も数人しか居らず、
どの程度の強さかは不明との事である。
そして情報を買っている最中、一人の女がちらちらと貴方を見ていた。
やや気難しそうなメガネをかけた20代半ばの女で、顔を赤らめながら
フード越しの貴方の顔を何度も見たり顔を背けたりしている。
カウンターの外側に居るので多分事務員ではなく利用者もしくは外部の
者だろう。淫魔ハンターなのかどうかは分からないが。
女の様子が気になった貴方はどうかしましたか、と話しかけてみた。
すると真正面から見た効果か、彼女の頬はみるみる赤く染まった。
「あっ、えっと、その、ごめんなさいね。君みたいな年端の行かない
男の子が淫魔ハンターをやっているのか、って気になって」
本当にそれが気になっていたのか、それともただ単に
貴方に見蕩れていただけなのかは分からなかったが、
貴方はとりあえず肯定の返事を出した。まさか淫魔に
快楽を注いでもらうのが目的とはとてもじゃないが言えない。
「そう…その若さで苦労しているのね。あ、私はルーシャ。ハンター養成
教官だったけど、これからは淫魔ハンターになろうと思っているの」
ルーシャと名乗った女はスラリとした長身で、教官出身らしく
均衡の取れたプロポーションの良い体をしている。茶髪のセミロングと言い
さりげない化粧と言い、誰もが認める美人だ。そうでなくては
ハンターの養成など出来はしないのだから当たり前だが。
ふとサキュバスの忠告が頭を過ぎる。
もう貴方はインキュバスなのだから淫魔ハンターは避けた方が賢明だ。
ただし虜にしてしまえる自信があるのなら話は別らしい。
それならこの美少年ボディを使ってとことん誘惑してしまおう。
目の前の美人と仲良くなりたいと思った貴方は笑顔を作ってから
食事に誘ってみた。するとルーシャの顔は面白い程に赤くなり、
ついで受付の男が凝視する程派手に騒ぎ出した。
「なっ、何を言っているのよ!君まだ未成年でしょう?
そんな口調何処で覚え…って淫魔ハンターだったわね。
と、ともかく初対面の女性、年上をそんな気軽に…」
ここまで言って彼女はハッとした表情になり、何か考え込むと
赤い顔が青くなった。一体何を想像しているのか疑問に思い何気なく
首を傾げると、再び彼女の顔はまっかっかになった。
「全く…君には躾が必要な様ね。来なさい、食事ついでに説教してあげるわ」
こうして貴方はルーシャに手を引かれハンター協会を後にした。
受付が何か笑いを堪えている顔になっているのが印象的だった。
意外にもルーシャは貴方を飯屋につれていかず、野市でサンドイッチを
二つ買ってから下宿所に連れて行った。狭いが清潔に保たれている
部屋のスペースは寝心地がよさそうなベッドが大半を占めていた。
「私の部屋よ。と言っても寝室にしか使っていないけど…
さ、外套を脱いで?ゆっくりしていっていいのよ」
ルーシャは協会とは打って変わって優しい声を出しながら貴方の
外套を取り、一瞬貴方の四肢や首筋を凝視してから茶を淹れ始めた。
相変わらず顔は赤いが、幾分か余裕を取り戻した様で
ベッドに座った貴方を後ろから抱き込んできた。
ふわり。
柔らかく暖かい体に包まれた貴方は安堵のため息を洩らさずには
居られなかった。後頭部に胸が当然の如く当たっており、
プンと漂う香水の香りがなんとも心をざわつかせる。
自然と次は何をしてくれるのか期待したが、ルーシャはそれ以上
何もせず真剣な声色で話し始めた。
「ねえ…君、ひょっとして男妾だったんじゃない?その美しさと身分を
隠す様な格好、それにそんな若さで淫魔ハンターになろうだなんて…」
どうやら貴方は何処かの娼館から逃げ出した男妾だと疑われている様だ。
しかも彼女は生真面目に真剣に心配している。これはどう答えよう?
返答に困った貴方はとりあえず時間稼ぎの為にサンドイッチを食べ始めた。
きゅん
だがその仕草は彼女の何かを刺激してしまったらしい。
ルーシャは貴方の頭を撫で始め、小声でなにやら呟き始めた。
人間では聞き取れないであろうボリュームだったが、インキュバスの
鋭敏な聴覚は簡単に拾っていた。
「ダメよルーシャ…この子は高い確率で女性と性行為に関してトラウマを
抱いている筈…手を出しちゃダメ、貴女はショタコンじゃないでしょ?
年上好きでしょうが。こういう子供相手にはまず信頼を得て、
じっくりと手懐けてから彼が望む形で手篭めに…そうじゃなくって!」
最後のそうじゃなくって、は思わず大きな声になっていた。
慌てている彼女の腕の中で体を捻り見上げてみると、
ますます彼女が慌てだす。しかもなにやら喉がゴクリと動いていた。
どうやら彼女は責任感と道徳の強い性格らしく、自分の欲望を抑えて
貴方を助けようとしてくれているらしい。逃げた男妾などとは
完全な勘違いなのだが、それを自分に言い聞かせて手を出さない様に
我慢しているみたいだ。中々強い精神力の持ち主らしい。
さて、どうしよう?
貴方は少し考え、下手な事は言わずにルーシャを誘惑する事にした。
彼女の張りのある胸に顔を埋め、視線を上に向けてみると
どんどん彼女の鼓動が高鳴っていくのが分かる。
そのまま貴方は気持ちよくしてほしい、と頼んだ。
「えっ…でも…嫌じゃないの?」
彼女の中では貴方が逃げた男妾だと言うのは最早確信に変わって
しまったらしい。いじくりたい欲望と傷つけてはいけないと言う良心の
狭間で葛藤を起こしているのだろうか。
ならばそれを正当化する理由があれば良いだろうと判断した貴方は
”無理やり奉仕させられるのも痛くなるまで気持ちよくされるのも
嫌だから優しく気持ちよくして欲しい”と伝えた。
これは効果覿面だったらしく、彼女はホッとした笑顔になった。
「そう…ね。分かったわ、優しくしてあげる。ほうら、ぱふぱふぱふ…」
ぱふぱふ。
彼女の方から胸に抱きこまれるのは自分でほお擦りするよりも
何倍も気持ちよかった。魔法がかかった様に全身から力が抜け、
彼女に支えてもらうと心の底から安心できた。
ぱふぱふ。
さわさわ。
胸で顔を愛されながら尻を撫でられ、膝の上に足を乗せられた。
そのまま彼女は睾丸の付け根をゆっくりと指先でさすってくる。
貴方のか弱い肉棒はあっと言う間にぴんぴんになり、
ささやかな自己主張を始めた。
「ふふ…お姉さん、上手でしょう?ハンター候補生の男の子達を何百人も
イかせてきたからね…ボーッとしている内に何時の間にか漏らしているわよ」
ぱふぱふ。
さわさわ。
大人の男にはもどかしすぎて快感にはならないであろう程優しい愛撫と
抱擁は特別に感じやすい子供となった貴方にうってつけだった。
彼女の胸の中で目を閉じ頭と睾丸をなでられていると、射精感が
こみ上げてきてもそれに伴う筈の焦燥感や肉欲がまるで感じられない。
「ほうら、イッちゃったのよ。分かる?君のおちんちんが震えているの」
眠りに落ちてしまいそうな程穏やかな気分のまま、
ふと気がついたら下着の中がびしょびしょになっていた。
何時射精したのか自分の事なのに分からないし、それが気にならない程
まったりとした気分だ。ルーシャが瞼にくすぐる様なキスをして
くれなかったら本当に眠っていたかも知れない。
「かわいいわ…もっとかわいがってあげる。次は何をしてほしい?」
大義名分が出来た事と主導権を握った事で彼女は積極的に
貴方を可愛がってくれる様になった。
貴方は何も答えずに、自分から彼女の腰に腕を回し胸にますます
深く沈んでいった。それだけで彼女は合点が行ったらしく、
頭と背中をゆっくりと撫でてくれた。
「抱っこが好きなのね…今までされた事が無かったのね。
分かったわ、これからは私がいくらでもぎゅーってしてあげる」
ぎゅう。
ぱふう。
自分より大きい存在に包み込まれ、守られている事がこれ程までに
幸せだったとは思いもよらなかった。貴方は彼女に全てを任せ、
段々勃起し直してきた事も忘れただただ抱擁に溺れ続けた。
ちんまりと固くなった肉棒で彼女のお腹をつつくと、彼女がお尻を持って
自分からお腹に押し付けてくれた。ぐいぐいと押された包茎は
皮の中で踊り狂い、逃げ場の無い快感が少しずつ積みあがっていく。
「ぼーっとして、とろんとして、何も考えないで…それが一番楽だから…」
元教官と言う事は童貞を優しくイかせるコツも心得ているのだろう。
彼女の腕の中で貴方は言われるがままに頭の中をからっぽにした。
精液がこみ上げ、尿道からこぼれ、下着がぬるぬるになるのを
感じてもそれは遠くからやってくるぼやけた快感にしかならなかった。
そして繊細な体はたったそれだけで満足し、酔いしれてしまう。
音も無い射精の余韻に浸っていると、急に彼女が貴方を離した。
ぼんやりと目を開けるとルーシャはまたなにやら葛藤した表情に
なっていたが、その内何か決心した様に強くうなずき立ち上がった。
「ちょっと待っててね。良いモノを買ってきてあげるから」
彼女はベッドに寝かせた貴方の額に軽くキスしてから出て行った。
苦痛を伴わないとても楽な物だったとは言え、射精は射精らしく
2度立て続けに絶頂した貴方の体力をしっかり奪っていた。
甘い疲労感に身を任せてぼんやりしている内に彼女が戻ってきた。
その瞳は見た事も無い玩具を手に入れた様な興奮で煌めいていた。
その手には子供用のパジャマと布オムツが握られていた。
「お待たせ…ふふ、お着替えの時間よ、坊や」
ひょっとしたら貴方は彼女の中のとんでもないスイッチを
押してしまったのかも知れない。ここまでやらせていいのだろうか?
貴方は少なからぬ恐怖を感じたが、それ以上に魅力を感じてしまい
正に魅入られてコクンと頷いた。頷いてしまった。
ルーシャの恍惚とした表情から彼女の箍が外れてしまったのが分かった。
「良い子ね…お姉さんが今楽にしてあげる…」
彼女の手が貴方の体に触れ、あっと言う間に服を脱がされていく。
貴方は力を入れずされるがままだったが、彼女は意外と力がある様で
貴方の体を苦も無く動かしていき裸にしてしまった。
「なんて綺麗な体をしているのかしら…すごいわよ、坊や…」
愛欲で輝く瞳から注がれる視線に体を火照らせられ、貴方は急に
恥かしくなって目を瞑ってしまった。そのまま股間を手で隠そうとしたが、
彼女に手を掴まれ阻止されてしまう。
「隠さないの。今からとっても良い事をしてあげるから…ね?」
息は荒くなっていたが、彼女の言葉は何処か優しかった。
逆らいがたい気分になってしまった貴方はそのまま手を退かされ、
次に何をされるか胸を高鳴らせた。期待は裏切られなかった。
さわっ…
すり、すり…
ぽん、ぽん…
彼女が貴方の股間をそうっとさすり始めた。先程も優しい愛撫をたっぷりと
味わわされたが、今回はより心地よく無理の無い愛撫になっていた。
それにただ撫でられているのではなく、何かをすり込まれている様にも思える。
怪訝に思った貴方は目を薄く開き、ギョッとして目を更に広く開いた。
彼女が貴方の股間に何かの粉を塗していたのだ。
「大丈夫、これはただのベビーパウダーよ。ばっちい白いので
おちんちんがかぶれるのは嫌でしょう?」
すり、すり…
ぽん、ぽん…
何時の間にそんな物を用意したのだろうか?貴方の素朴な疑問は
彼女が愛撫を再開すると何処かに吹き飛んで行った。
「べとべとがすべすべのさわさわに変わっていくのよ。夢みたいでしょう?」
耳元に囁かれた筈の彼女の声が何処か遠くからの声に思える。
しっとりとコーティングされて摩擦が減った貴方の肉棒は、
彼女が露骨な手コキを始めてもそれをじっくりとしか感じられない。
肉棒を中心にふわふわとした雲に包まれていく錯覚に陥った。
それを待っていたかの様に彼女が言葉をつむぎ始めた。
「夢の中で、気持ちの良い雲が優しく優しく包んでくれるの。
そのままとても幸せな高い高い所へ連れて行ってくれるの」
彼女の囁いた言葉が貴方の神経の中で現実と化していく。
ベッドに寝ている筈なのに、本当に雲に包まれている様に思えてしまう。
「段々瞼越しに光が見えてくるわよ。高い所にあるお日様の光よ。
眩しくて、暖かくて、足の間がじんわりとしてくるの。じわじわが
強くなって、その内ぱあんってシャボン玉みたいに割れるわよ」
眩しい。暖かい。それが気持ちよくて、足の間に熱が溜まる。
「割れたらあんまり気持ちよくって、体中を震わせちゃうの。そうすると
雲も消えてなくなり、ゆっくりと落ち始めるのよ…さあ、シャボン玉を割ろうか。
お姉さんが合図してあげるからね。いち、にの、さん。ぱあん♪」
ぱあん。
何かが割れて、飛び散った。割れた勢いが暖かい波になって全身に
広がり、体がぶるるっと震える。周りの雲が振り払われて消えていく。
「落ちるよ。落ち始めたよ。ふうらふうらって、ゆっくりゆっくり
落ちていくの。ぽかぽかの体を涼しい風が撫でていくよ。
涼しくて柔らかい大きな闇に落ちるよ…ほうら♪」
むにゅり。
顔が柔らかくてひんやりした物の中に包み込まれた。
目を少しだけ開けてみても何も見えない。彼女の胸の中だろうか?
「このままおねんねしてごらん…目が覚めた時に続きをしてあげるからね…」
眠い。だが何かおかしい。
このまま眠ったら二度と目が覚めなくなる様な…
ああ、でも眠い。
眠い。だけど目を覚ましたい。だけど眠い。でも何かおかしい。
頭の中がループして眠る事も起きる事も出来なくなる。
「まだ寝たくないの?それならもうちょっと夜更かしさせてあげる。
ほうら、なでなで…よしよし…」
頭が撫でられている。とても安心する。
「頭をなでなでして、坊やに浮き輪をつけてあげる。夢のプールに
ぷかぷか浮いていなさい。起きているけど、ただそれだけ。
ぷかぷか、ぷかぷか。夢の中に浮かんでいるのが気持ち良い」
体中がぷかぷか浮いている。これが夢のプールなのだろうか。
「もう坊やは半分夢を見ているの。だから何も考えられない。
お姉さんの言葉がプールの水に混じって頭の中にしみこんでいくのよ」
顔が何かから離された。確かプールの中でお姉さんの胸に
抱かれていた気がする。目を開けようとしたが無理だった。
「坊やのおちんちん、はじけたシャボン玉でぬるぬるしたままね。
布でふき取ってあげるわ。ちょっと痛いけど我慢してね」
何かが股間にすり当てられた。確かにちょっと痛い。
「ごめんね、坊やのおちんちん敏感だから。とっても優しくしてあげないと、
敏感で痛くなるばっかりなの。痛くなるの。少しずつ痛くなるの」
すりすりとこすられている。痛い。けど動けない。息を飲み込んで耐える。
「はい、終わり。良く頑張ったね。えらいね。痛いのが飛んでいく様に
今度は気持ちよくて優しいの、してあげる。こうやって、さらさら〜」
さらさら。何かが股間にかけられている。
「今度はおっぱいで幸せにしてあげる。想像してみて。
お姉さんのおっぱい、とっても大きくて柔らかくて暖かいの。
優しさで膨らんでいるから、おっぱいになら何をされても痛くないのよ」
お姉さんの大きなおっぱい。すごく優しくて痛くない。
「でもね、お姉さんのおっぱいは優しすぎるの。おっぱいに甘やかされた
おちんちんは泣き虫な甘えん坊になっちゃって、優しくされないと
凄く痛くなっちゃうの。優しくされたら安心してシャボン玉を割っちゃうの。
でもそれはとっても幸せな事なの。お姉さんに優しくしてもらえるんだから」
おっぱい。お姉さんのおっぱい。早く優しくしてほしい。
「ほうら…むにゅって包んであげる。痛くないよ〜、気持ち良いよ〜」
むにゅっ。痛くない。気持ち良い。
「ゆさゆさしてシャボン玉を割ろうか。ゆさゆさ、ゆさゆさ。シャボン玉が
膨れてきたね、上手よ。そのまま割ってみようね。ぎゅってしてあげる。
ぎゅってされたらぱあんよ。さん、にい、いち…ぎゅっ♪」
ぎゅっ。ぱあん。
「甘やかされたの。おちんちん甘やかされたの。甘やかされて
泣き虫で甘えん坊なおちんちんになっていくの。泣き虫で甘えん坊。
優しくされないと痛い。優しくされると幸せ。優しくされるとシャボン玉を
割っちゃう。優しくされないとシャボン玉が作れない。
優しくされないと嫌。優しくない物は嫌なの。
とっても良い顔になってきたね。今度はもっと優しくしてあげる。
もっともっと敏感で痛がりなおちんちんにしてあげる。
おっぱいをたゆたゆってしてあげる。幸せのシャボン玉を作ってあげる」
たゆたゆ。たゆたゆ。優しくて、幸せ。
「もう割れそうだね。ぎゅってしたらぱあんだよ?さん、にい、いち…ぎゅっ♪」
ぎゅっ。ぱあん。
「割れた。シャボン玉が割れたの。一緒におちんちんも割れちゃった。
もっともっと泣き虫になっていく。もっともっと甘えん坊になっていく。
優しくないと駄目なの。優しくないと痛いの。痛いのは嫌。痛いのは駄目。
優しいのはお姉さん。お姉さんじゃないと優しくない。
自分でやってもダメ。自分じゃ優しくできない。自分じゃ痛いだけ。
ほら、今度はおっぱいで優しく包んだままだよ。優しいからぎゅっとしなくても
シャボン玉が割れちゃうよ。さん、にい、いち…ぱあん♪」
ぱあん。
「シャボン玉が割れる度におちんちんも割れていく。もっともっと
優しくしてもらわないと駄目なおちんちんになっちゃう。もっともっとシャボン玉を作って、もっともっと痛がりのおちんちんになろうね。ぎゅっ♪」
ぎゅっ。ぱあん。
ぎゅっ。ぱあん。
ぎゅっ…ぱあん…
「浮き輪ももう割れそうだね。シャボン玉と一緒に割っちゃうね。ぱあん♪」
ぱあん。ぱあん。
「夢のプールに落ちていくよ。大丈夫、息は出来るからそのままぐっすり
眠って休んで。敏感で痛がりで泣き虫で甘えん坊のおちんちんと一緒にね」
なんとも言えない違和感と共に目を覚ました時、まだ日は明るかった。
ひょっとして一晩中眠りこけていたのだろうか?
ルーシャは部屋の中には見当たらなかった。
はっきりしない寝起きの頭には昨夜の度重なる射精の記憶が
焼きついている。ルーシャが行ってきた奇妙なプレイの記憶もある。
後の方になるほどぼやけていくが。
ふと見下ろしてみると違和感の正体が分かった。貴方の勃起した股間が
布おむつに覆われているのだ。体もしっかりパジャマを着せられている。
彼女はこんなプレイが趣味だったのか、と驚きつつおむつを外そうとした時。
びくん。びりびり!
おむつに擦れた股間が快感を訴え、次いで刺す様な外気に悲鳴を上げた。
ひりひりとした痛みに慌てた貴方は自分のブリーフに足を通そうとして。
じじっ!
ヤスリを当てられる様な痛みに悲鳴を上げ、慌ててブリーフを下ろした。
それでも空気にさらされた股間はまるで冬の冷気に凍える様に
痛みを訴える。何度かブリーフを履き直そうとしてみるが、
その度に酷い摩擦に襲われとても履いていられない。
止むを得ずおむつを付け直すと、途端に痛みは治まり代わりに
柔らかい布の肌触りにうっとりしそうになった。
一体何なのだこれは。どう考えてもおかしい。
<なんちゃってハンターの冒険その7:占い師編>に続きます。
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