美並の意識が戻ったのは、次の日の朝だった。
「美並ちゃーん。まだ寝てるのー?」
下の階から姉美雪の呼ぶ声で目が覚めた。、
美雪は、ロングヘアーで背格好から、外見が美咲とよく間違われる。
しかし、おてんばで活発な美咲に対し、大和撫子を絵に書いたような性格の美雪は、美並にとっては自慢であり憧れの姉であった。美雪の前では、美並もネコを被ったようにおとなしくなってしまう。それは、物心ついたときから姉妹愛以上の好意を持っていることを意識したからかもしれない。
辺りを見回すと、意識を失う前までベッドに居た美咲はもう居ない。
「うーーっ、はぁーーーあ!」
深く眠ったせいか気分はよかった。背伸び一つして、ベッドから立ち上がる・・・が
自分の体を見て欝になり、昨晩妹にいかされたことを思い出して一段と欝になる。
「はぁーー、これどうしよっかぁ・・・」
せっかくの目覚めも台無しである。
昨夜、股間から生えてきたモノを見ながら、深呼吸がため息に変わる。
おまけに、股間のモノは、元気に反り返り臨戦体制になっている。
「このままジャージ履いても目立つよねぇ・・・」
このまま収まりそうにないソレは、硬く大きく元に戻る気配はなかった。
「うー、なんか変な気分になってきた。」
なんだか、にょきっと生えてる棒の部分が熱くなってくる。ベッドに腰掛け、触ってみると、それは凄まじく硬く、そして体温異常に熱い。
「こ、こんなになっちゃって・・・うっ」
先のほうに触れると、なんだかぴくっ、ぴくっと体が動いてしまう。
「あっ、あっ・・・なんだか電気が・・・あっ、で、でも、やめらんないよ・・・」
先っぽに左手、茎の部分に右手を添える。そして、ぎこちなく動かしていく・・・
「は、はぁぁっ、あぁ、なんか凄いこれ。」
昨夜、美咲にされたように自分で手を動かす。スムーズではないものの、それでも、十分な快感。先端から全身へしびれてしまうような感覚。そして、玉袋の中から湧き上がって、体内から棒のほうへ何か向かっていくような感覚。今まで、自分でオナニーしたときには、そんな感覚全くなかったのに・・・
「あ、何かきそう、あっ、はっ、うぁっ・・・も、もうだめっ!」
ガチャッ
「もう、美並ちゃん起きてるの?!」
突然、ドアが開き、姉の美雪が顔を出す・・・それと同時に
「ひゃぁぁぁぁぁぁあっ!」
美並のモノから、大量の白濁液が開いたばかりのドアのほうへ、勢いよく飛んでいく。そして、大量のそれは美雪目がけて一直線に放物線を描いていく。
ぴちゃっ・・・ぴちゃっ・・・
美雪の赤いエプロンが白く汚れていく。
「み、みなみちゃ・・・」
美雪は、美並と自分のエプロンを交互に見つめながら、ただただ、絶句するのみ。
「はぁ・・・あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ア、アネキ!」
全部吐き出してまさに脱力していた美並が顔を上げると、目の前に姉の姿。
見上げられはっとしてしまうものの、なんとか言葉を搾り出す。
「み、みなみちゃんがね、起きてこないから、ね、のっくしたんだけど、ね、あけて、とんで、ね」
しかし、あまりものショックに出てくる言葉は解析不能。既にオナニーを見られてショックを受けた美並、あわてる姉を見でますます欝になる。
(はぁぁん、アレ見られちゃったよぉ。おまけに、こんなことしちゃったら言い訳できないよぉ。)
「え、えぐっ、えぐっ、うわーーん。」
緊張の糸が切れてしまったのか、あまりの恥ずかしさに涙と嗚咽が出てしまう。昨晩、変なものが生えてきて、妹に勝負を挑むもいともたやすくイカサレ、挙句の果てには我慢できずにオナニーしてしまい、よりによって、発射の瞬間を大好きな姉に見られてしまった。
ただ、ただ、泣き喚くだけだった。
「み、みなみ・・・ちゃん?」
「えぐっ、ひっく、ひっく、えーーん」
さすがに、突然妹が泣き出したときは焦った。
股間についてるものも気にならないわけではなかったが、それ以上に男勝りの美並がここまで大声で泣くのは、久しぶりのことじゃないだろうか?
あれは、美並が幼稚園の頃。美並は、こっそり母の部屋に入って、母のお気に入りの真珠のネックレスを身に付けるのが好きだった。その日も両親が美咲を連れて出かけると、すぐさま母の部屋に入ってネックレスを弄っていた。しかし、不幸なことが起こってしまった。泣き声を聞いてすぐさま美雪がかけつけると、美並は右手に持ってたネックレスを鏡台の金具に引っ掛けて、ネックレスの紐を切ってしまったあとだった。辺りには、真珠の粒が散乱していた。母の大事なものを勝手に壊してしまい、泣きじゃくる美並。あまりの様子にしばらく動けなかった美雪だが、そっと美並のそばに寄って頭を抱きしめる。「大丈夫、大丈夫だから。美並ちゃんは何にも心配しなくていいんだからね。」美並の嗚咽は徐々に収まっていく。そして、彼女が落ち着いたことを確認すると、腕を緩めた。美並はゆっくりと腕を離れ、そして潤んだ目で、しかし、しっかりと美雪を見つめた・・・そんな美並をとてもかわいいと思った。
そして今、美雪はあの時と同じように、美並を抱きしめた。やわらかく、頭を両腕で包む。
「みなみちゃん、大丈夫だから・・・ね?。だいじょうぶ、だいじょうぶ。何にも心配しなくていいんだよ。」
美並の肩がぴくっと動く。泣き声が収まったことを確認すると、腕を緩める。自分の胸の中から離れた美並があの時と全く同じ瞳で見つめている。美雪の心臓が高鳴り、美並の顔から目が離せなくなる。
「ん・・・」
美並に顔を近づけ、口付けをする。
「みなみちゃん、かわいい・・・」
「あ、あねき・・・?い、いま・・・え・・・?なんで?」
美並は、目を白黒させて、美雪を見つめる。やっとのことで小さな深呼吸をして尋ねる。
「でも、こんなになっちゃったんだよ!私、普通じゃないんだよ!」
「いいじゃない」
美雪はにこりと微笑んで
「みなみちゃんは、みなみちゃんだから・・・ね。私の大好きなみなみちゃんだよ。」
また、口付け。今度は、唇を重ねた後、舌を絡めてきた。
美並だって、女性経験があるので、キスやディープキス自体がはじめてではなかった。しかし、大好きな姉と唇を合わせるという事実が、これまで以上に興奮し、絡める舌の動きも大きく激しくなっていく。美雪も、その舌の動きに応えるだけでなく、右手で美並の髪を撫でながら、ゆっくりと美並をベッドに倒していく。
あわてて唇を離し、美並が抗議する。
「ちょっ、アネキ!まって、こんな時間から!」
「もうー、うるさい。父さんも母さんも仕事だし、美咲もシュウちゃんとデートに行っちゃったから、だれも居ないんだけどな。」
「・・・」
「それとも、『こんな時間』じゃなかったらいいの?」
「・・・いじわる。アネキのいじわる。いつも優しいのに、こんなときは意地悪なんだな!」
「プッ・・・うふふふっ!」
「ププッ・・・あはははっ!」
二人とも互いを見つめながら笑い出す。
「ね、アネキ」
押し倒されている美並は、美雪を見上げながら呟く。
「私も、アネキが好きなんだ。」
「ふふっ、私たち両思いだったのね。」
「うん、良かったよ!アネキに嫌われたらどうしようって思ってさ、凄く悲しくて泣いちゃった。」
「大丈夫。みなみちゃんは、みなみちゃんだから。小さいころからずっと大好きなみなみちゃんだから大丈夫。」
「うれしいな。ね、続きしてよ!」
「でも、みなみちゃん、また恥ずかしいことになっちゃうかもよ?」
「アネキの意地悪!・・・でも、アネキの前だったら・・・アネキがそうしたいんだったら・・・いいよ。」
「みなみちゃん・・・ありがとう。そしたら、お姉ちゃんのお願い聞いてくれるかな?」
「お願い?どんな?」
「みなみちゃんだけ裸じゃ恥ずかしいでしょう?だから、私もね・・・同じにして欲しいの」
そういわれると、美並は下から腰に手を回し、エプロンを解いていく。
そして、美雪を抱いたままごろんと回転し、上になって姉のブラウスとスカートを脱がしていく。
ブラウスのボタンを外すと、純白の下着に隠された、豊満なふくらみが・・・
ふにゅ。
「アネキのって柔らかい・・・」
「みなみちゃん、まだ全部脱がせてないのに、そんなことしちゃだめ。」
「でも、アネキの大きくてうらやましいもん」
「そう?」
ふにふに
「あ・・・」
「みなみちゃんのも、すっごいやわらかいよ。もっと触っちゃお。」
ふにふに、くりくり
「あ、だめだって!乳首って・・・あ・・・アネキ!」
「だったら、さっさと脱がせないと、恥ずかしくしちゃうぞ?」
「う・・・、わかったよ」
手早く、服を脱がせてしまう。
「おつかれさま、ちゅっ」
美雪の方からキスをする。先ほどと同じディープキス。
美並もそれに応える。
さっきは、興奮で姉にリードを許したものの、今度は美並の方から美雪の口の中を攻め立てていく。そうしながら、美雪の豊満なふくらみを両手で握り、手のひらで乳首の先っぽを刺激するように揉みあげる。
「ん・・・ん!!」
口の中を蹂躙され、胸にも同時攻撃を受けた美雪は堪らない。声を出そうにも、すべて美並の口に入り込んでしまう。
さすがに、女子校で経験をつんでるだけあって、女性のツボを突くのはうまかった。キスが終わると、うなじ、首筋、鎖骨にリップしながら、手は乳首を責めながらもう片方で、背中、わき腹、おなか、腰を愛撫してくる。
「ん・・・あ・・・、んん!」
そして、その手は下半身へ・・・
お尻を撫で回すと、太もも、そして一番の弱点へ手が伸びる。
「ひゃっ!あっ!」
突起に触れた瞬間、美雪の体が跳ねる。
「アネキ、動いちゃやりにくいよークスクス。」
「だ、だって、あぁぁぁっ、だめ、だ、あって!あぁぁぁ!」
クリトリスへの集中攻撃。びくん、びくんと腰が跳ね回って堪らない。
しばらく、跳ねるのを楽しんでいた美並だったが、飽きたのか今度は別の場所に手を伸ばす。
くちゅ
「ひぁっ!」
「アネキ、すっごく濡れてる・・・」
「・・・」
「ね、もっと弄っていいよね?」
「・・・」
「弄って欲しいんだよね?言わなきゃわかんないよ?」
入口の周りに、液体を塗りつけながら、姉の顔を見つめる。
「・・・お、おねがい・・・な・・・にして」
「アネキ、よく聞こえないよぉ?」
分かっているくせに、いじめたい衝動が湧き上がってくる。
「みなみちゃん・・・おねがい・・・もっと・・・なかに・・・して」
潤んだ瞳で訴える美雪。
「アネキ・・・気持ちよくしてあげる・・・」
今までの、どの女の子よりもかわいい表情。
それは、大好きな姉なのだから当然ともいえた。
乳首にキスしながら、中指を挿入。中をかき回す・・・
「あっ、あーーっ。だめぇ!き、気持ちいいの!!みなみちゃん!」
今まで、沢山の女の子をイかせてきた美並のフィンガーテクが火を噴いた。
クリトリスを手のひらで弄りながら、中をかき回し、特にクリトリスの裏側のGスポットには強い刺激を与えていく・・・
「いやぁぁぁ、だめぇ!!みなみ、ちゃん!」
もう、あまりの気持ちよさに叫びにしかならない美雪。
「アネキ、気持ちよくいっちゃって!」
「あぁぁぁぁっ!」
(あれ?そういえば、このままアネキがいっちゃったら、私のコレって・・・アネキのになるの?)
もう、美雪が限界になる寸前に、美並の頭の中にふと思いついた。
このまま、いかせてしまっていいのだろうか?
・・・
・・・
・・・
その考えが、美並の指の動きと判断を鈍らせた。
美雪がベッドの下に手を伸ばしていることに、全く気づかなかった。
「みなみちゃん、気持ちいいんだけど・・・詰めが甘い見たいね・・・」
「え?」
その言葉に、ようやく美並が反応する。
「私経験ないんだけどね、美並がここに沢山のおもちゃを隠してることぐらい知ってるの」
そういった彼女の右手には、太いバイブが握られている。
「う、うそ・・・なんで、アネキが?」
あまりもの事に指をとめてしまう美並。まさか、隠してる物が姉に見つかってるとは思いもしなかったのだ。
「それでね、毎日自分で試してみてたんだよ。特に、コレがいちばんお気に入りなの。みなみちゃん、ちゃんと道具の管理しなきゃだめよ。お姉ちゃんみたいに、借りていく人もいるんだから。」
そう、姉は、美並のベッドの下にある、沢山のおもちゃの存在を知っていたのだ。バイブ・アナルバイブ・ディルドー・ローター・オナホ・ローター、それぞれ複数。自分で通販で買ったり、女子校の友達にもらったり、いろいろして集まったものだった。
「あ・・・」
あまりの展開に、言葉が出ない美並。
「みなみちゃんは、どれが好きなのかな?せっかくだから、お姉ちゃんが使ってみていいかな?人に使うのは初めてなんだけど、分からなかったら、みなみちゃんが教えてね(にこ)」
美並にとって、語尾の笑顔が、悪魔の微笑みに見えた。
「このタマタマみたいなのの下にあるのね。まず、これを入れてみるね。私初心者だから、ちゃんと教えてね、みなみちゃん!」
「アネキ・・・ちょっ!あぁぁっ。」
そのまま、挿入され、美並が歓喜の声を上げる。
「そして、このスイッチを入れればいいのかな?」
ぶーーーん、ぶるぶるぶる
「い、いやぁぁっ、中で震えてる!!」
「次は、こっちを入れてみたいな。後ろの穴でいいのかな?・コンドームくらいつけないとあんまりよね。うーん、入りにくいなぁ・・・」
「あ、あ、あね・・・あねき・・・・だめだった・・・あぁぁん」
「そうか、ローションつければ入るのかなぁ。いっぱい塗り塗りしてあげるよ。わぁっ、でも、みなみチャンの前から出てくるので、いらないかなぁ・・・凄いいっぱい出てるよ。・・・入りそう・・・あ、は・い・っ・た。スイッチも入れなきゃねぇ。」
ぶぅぅぅん
「いやいやーーーっ、腰がくだけちゃうぅ!前のと、シンクロしちゃってるぅぅぅ」
前の方で中を震わされ、後ろは後ろで刺激され、朦朧とした意識の中で叫ぶ美並。
「後つかえそうな道具はないかな・・・これ私使ったことないけどどうなのかな?」
もだえる美並を横目に、オナホを取り出す美雪。
「コレを、前の大きいのに被せるのよね。そのままじゃ、痛そうだから、ローションでも入れてみようかな。」
初めて見るはずのものに対しても、何の躊躇もなく触っていく。全くの素人は恐ろしい・・・その間も、美並はあえぎっぱなしのまま。
「みなみちゃん、被せるよ!って、聞いてるの?」
あまりの快感に、涙目でよだれを出して叫んでいる美並がその言葉に応えられるはずもなく・・・
「もう、入っちゃうよ!」
ちゅぽ・・・
「ひぎゃぁぁぁぁっっ!」
さっき出したはずのモノは、既に大きくそりあがり、それをオナホが包み込む。美並の反応を楽しむように、美雪は手を動かしていく。
「いやいや、こんなの、だめぇ!」
「みなみちゃん、気持ちいいの?また、恥ずかしいところ見せてくれるの?」
「だめ、だめ、だめ!も、もう!」
「いっちゃう?もういっちゃう?いいよ、タマタマもきゅーんって縮んじゃんってるよ!ほらっ、みなみちゃん、もっと気持ちよくなって!」
「だめだめだめだめだめだめーー!」
前のモノからは白い液体がほとばしり、前にはめ込んだバイブからも液体がにじみ出てくる。
「ぃやーーーっ!」
男と女の快感を同時に味わった美並は、昨晩に引き続きまた意識を失った・・・
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