「ちょっと、美咲起きてよ!」
姉、美並(みなみ)の声が聞こえる。せっかくベッドで安眠中なのに何事かと、眠り眼で姉を見つめる美咲。辺りを見回すと、まだ部屋も外も真っ暗。
「みなねぇ、なによぉ夜中に。」
美咲の家は3人姉妹で、美並の上にもう一人美雪という姉が居る。だから、区別するために名前を付けて呼ぶのだ。
「ちょっと、これ見てよ!もぉぉ、何なのよぉ!」
美咲は指差す方向に目をやる。真夜中に大げさだなぁ・・・とさも面倒そうに向いたその目が、一瞬で大きく丸くなってしまう。
「み、みなねぇ・・・それって・・・え?え?」
美並の服装は水色のパジャマ。そのパジャマの股間が、盛り上がってる。
「いたずらじゃ・・・ないよね?」
「びっくりカメラみたいな事で、こんな真夜中にたたき起こすわけないでしょ!あーん、ホントどうしよー。」
美並は、ズボンを空けて股間を確認する。そして深いため息。
目の前の状況に信じられず、それでも何とか
「・・・みなねぇなんか、変なものでも食べたんじゃないの?」
「変なもの?そんなもの食べて・・・」
「あーーーーっ!」
「あーーーーっ!」
昨日の夕暮れ時。
いつものようにデートを終えた美咲は、今のコタツに入ってぼーっとテレビを見ていた。コタツには、彼氏である秀一郎の父親土産の外国産の高級チョコレート。それを一つ一つほうばりながら、
「うーん、舶来もののチョコはうまいねー」
などと、お気軽に食べてるところへ
「ただいまー、お腹すいたー、なんか食べるものないー?」
そこへバイトから帰った美並帰還。
「おー、美咲美味しそうなもん食べてるじゃないのー。(ぱくっ)」
「あーーーっ、それ、一番美味しそうだったから最後までとっといたのにー!」
「・・・ってなことなかったっけ?」
「・・・たしかにあった・・・」
夕飯以外で、変わったものといえばそれくらいしか思いつかない。
「あのチョコ、どこ産?」
「さぁ、シュウは外国の高級チョコとしか言わなかったし・・・」
2人は居間へ降りてゴミ箱からチョコの包装を見つけ部屋に戻る。
「みなねぇ、なんて書いてあるの?」
「まー、英文科の私にゃ、こんなのちょろいよ。なになに・・・
『
この度は、お買い上げいただきありがとうございます。
この製品は、魔法のチョコと呼ばれる不思議なチョコで
このチョコの中の1つに以下のうち一つの魔法が掛けられています。
・瞬間移動できる能力を持つ魔法
・思う人を惚れさせる魔法
・両性具有になる魔法
・空を飛べる魔法
どの魔法が入ってるかは、製品により異なりますのでご容赦ください。
』
・・・」
「・・・・・」
「ってことは」
「・・・ことは」
「あたしが食べたチョコは、両性具有・・に・・・なるチョコだったの?」
「・・・みたいね。みなねぇ、あきらめるしかないね。空飛ぶチョコだったらよかったのね。おやすみ。」
「みーさーき!他人事だと思って寝るなぁ!」
「もぉーっ。私は眠いの!」
「元はといえば、あんたのチョコでしょ!責任取りなさい!」
「えー。やだ。勝手に食べるから悪いんじゃん。」
「う・・・でも、あんたにも責任の一端があるんだから付き合いなさい。続き読むよ。
なんか、セックスとかエクスタシーとか変な単語が並ぶねぇ。
『
この効能は、半永久的に持続します。
ただし、対象者が性交した場合、先に気を遣ったほうに効果が移ります。
』
気を遣る?エクスタシーだから、先にイった方がって意味かな?」
「ふーん、先にイった方に効果が移っちゃうんだ。へぇ、なるほど・・・ん?みなねぇ、何?その・・・え?え?」
「みーさーき?あんたのチョコで私はひどい目にあってるの。これ、どうしてくれるの?責任とってもらわなきゃね」
にやりと笑いながら、股間のモノを指差すみなみ。そして、それを後ずさりしながら凝視するみさき。
「で、でも、みなねぇに、私がいかせられるかなぁ・・・は、は、は。私は、シュウと経験あるけど、みなねぇは・・・」
「ほぉー、もうシュウ君とヤッちゃったの。おとなり同士の仲良しが、そこまでいっちゃったのねぇ。ふーん?」
「し、しまった!・・・」
「まぁ、どうせそんなこったろうと思ってたし。でもね、みさき、女子校エスカレーターの私を舐めると痛い目に合うよ。女の子の扱い方は・・・あなたの喘ぐ姿が想像できて今からわくわくするよ。」
「げっ、まさかみなねぇって・・・レズだったの?」
「そこ、おだまり。さっさとベッドにいくよ。」
美並の部屋のベッドルーム。
とりあえず、ベッドの上に座ってる二人。
「えっと・・・みなねぇ、どうしよう。」
「とりあえず、服脱ごっか?」
いそいそと服を脱ぎだす2人。
たまに、2人でお風呂に入ったりしているので、お互いの裸は見慣れている。
が、今夜は、ちょっと違ったものが・・・
裸になった二人は、ベット上で座ったまま向かい合う。
「私ね、本物見るのは初めてなんだ・・・」
足を広げ、自分に生えているものをまじまじと見る美並。
「ふぅーん、先端が太くなってるところとか、先っぽの割れてるところとか、おもちゃそっくりだねぇ・・・あ、おもちゃのほうがそっくりなのか。」
「そのくびれてるところは、カリってゆーんだって、でね、先っぽのところが亀頭・・・ってそれくらい保健の授業で知ってるか。」
「みーさーき、いつの間にそんなエロエロになったのよ。シュウくんに鍛えられたの?・・・これって、シュウ君のに比べてどうかな?」
「うーん、シュウのと比べて大きいかもwだって、凄い長いし、太いし、カリのところこんなに広いし・・・あとね、タマタマの下にアレが隠れてるみたい。」
シュウが聞いたらショックで寝込みそうなことを、平気で言うw
「みなねぇ、さわっていい?気持ちよくしてあげるよ。」
「え、ちょっと、みさきぃ・・・」
「だって、私の方が扱いなれてるし・・・ね?」
舌をぺろっと出して、姉にウィンクする美咲。実は、先にいかせてしまえば、とばっちりを受けることはないと踏んでの発言なのだが・・・
「そ、そう?じゃ、触っていいよ・・・」
そのことには、全く気づいたそぶりもなく、妹の邪悪な意思に身を任せる。
美咲は、モノに鼻先まで顔を近づけ、ふーんといった感じで覗き込む。
「みなねぇ、なんかもう先っぽが濡れてるよぉ。どうしたのぉ?」
「濡れてる?男の子も濡れるの?」
「うん、シュウなんかねーこうやるとねー・・・」
と、いいながら、右手で包み込むようにグルグル手首のスナップで回していく。
「はふん!ひみゃん!」
「ふふふっ、シュウも大喜びなんだー。これやると、凄い叫んじゃうんだよー」
「ひゃっ、ひっ、きぃぃ、みゃぁっ、はひー。」
「あー、みなねぇ、なんて声上げてるのよー。クスクス。」
両手を自分の頭に回しながら美並は絶叫。
「みなねぇーこんな深夜になんて声上げてるのよー。だ・め・で・しょ?・・・あ、そうか、このカリ首のところをねー、ぐるぐる回してねー」
「はひん!ひゃん!」
「でねー、みなねぇのおっぱいにちゅっちゅってしてねー、男の子でも感じるんだよー、みなねぇのおっぱい、男の子みたいだし、かわいいなぁ、ちゅっちゅっちゅーーーーっ」
「い、いやぁ、す、吸わないでぇーっ。」
「でねー、右手で太いのをゴシゴシしてねー、左手で先っぽグリグリするとねー、男の子って絶叫しちゃうんだー。みなねぇも、さけんじゃうのかなー」
ぐりぐり、ごしごし・・・
「あひゃーっ、だめぇぇっ、そんなーっ!」
何も出来ないまま、年下の妹に弄られ、悔しさと快感で涙を流しながら絶叫している自分がいる。体の奥から熱いものがせりあがってくる。
「な、何か来る!来る!出そうなのぉ!はぁぁ!」
「うわー、気持ちよさそう!そんなに気持ちいいの?いいないいなー。ほらほら!あ・・・」
そういうと、先っぽを弄る手を外し、玉袋の下へ・・・
「こっちのほうが・・・気持ちいいよ・・・ね?」
そして、中指を女性のモノの中へ入れていく・・・
「え?ちょっ・・あはぁぁ、だ、だめぇぇぇっ。」
男のほうのものを扱かれ、女のほうのものをグリグリかき回される快感・・・
「さ、いこっか。」
美咲はにこりと微笑むと、両手のスピードを上げていく・・・
妹にイかされる・・・これでも、女子校時代はたくさんの女の子をイかせてきた自分が、年下の女の子にいとも簡単に・・・
屈辱は、逆に快感に変わっていく・・・体に競りあがってくる熱いものが、男のほうの先端に集まっていく。初めての快感。マグマのように男のほうも女のほうも熱く渦巻いていく・・・
「だめーーーーーーっ!ひゃぁぁぁぉぁーーーっ!」
瞬間に、男のほうのものから熱い白濁液が飛び散っていく。
「やん!すごい!」
それは、美咲の顔だけでなく、形のいい胸、おなかを汚していく・・・女のほうのものは指を締め付ける。どくっ、どっくっ、どくっ・・・20回以上は痙攣しただろうか?
美咲は、顔にかかった白濁液をちょっとすくい、口に入れる。
「みなねぇ・・・すっごい濃いよ・・・」
その声を聞きながら、美並はそのまま意識を失った・・・
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