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爆裂オナホール娘 〜最終話〜

〜前回までのあらすじ〜

ひょんなことから俺の家に現れた自称オナホールを名乗る少女。
実は彼女は地球制服のために宇宙人が作った最終兵器だったのだ。
もし彼女の性攻撃に屈して射精してしまうと二度とオナホールでしか射精できない身体にされてしまう。
そう、男として役立たずになってしまうのだ。
しかし俺は彼女の作戦にまんまと嵌り部屋へと誘い込まれ、
お互いにズボンとスカートを脱いでしまうという超危機的状況に追い込まれてしまった。
果たして俺はこの局面を耐え切ることができるのだろうか?!




しまった!閉じ込められた!
いつもはあいつのドジでなんとか逃げられてたのに、なんで今回はこんなに手際がいいんだ?さすが最終回。
ぐうっ…毎度のことながら、こちらから攻撃してもちっとも感じやしてねえし。
道具だからか、性感は人間で言う脳まで伝達しないような造りにでもなっているのか。

「決戦人型オナホールの本気の力、なめたら駄目だよ」
確かに人型だろうが女の子の姿をしていようがオナホールは所詮オナホールだとなめていた。
なによりペニスが勃起していなければオナホールなんてその穴に入れることもできないものだ。
オナホールはそれ単体よりも抜けるオカズと併用して真価を発揮するものなのだから。
だがこいつは…テレビデオのようなものだ。
抜けるオカズであり性器具という両方の機能を兼ね備えた最強の採精兵器。
しかもこいつは身体のあらゆるところがヌルヌルべとべとしている。
腕や足をつかもうとしてもにゅるりにゅるりと滑って思うようにいかない。
下手に触るとあんっとか嬌声をあげやがるしぬるぬる感も手伝って
こっちが変な気分になってくる。
「迂闊に近寄れないな…」
俺は上着だけを着て下は何もつけていないという間抜けな姿だったがかろうじて彼女との間合いを取っていた。
「お兄さん、前に男をイかせるには技だけじゃ駄目って言ってたでしょ。心が大事だって。
だから今日はボクがいっぱいいっぱい愛してあげることにしたの」
ふっ殊勝な心がけだな。だが俺も童貞のまま一生を終える気はないんでね。
オナホールでしか射精できないなんて身体にはなりたくない。
「しかし、なんでお前セーラー服なんだ?オナホールなのに」
なぜか彼女は俺の学校指定のセーラー服を着ていた。正確には今、彼女も下半身は裸状態なので
上着だけ夏服を着ているというあられもない姿だ。
「製作者の趣味だってことだけど。詳しくは知らないけどボクはオナホールだから
普通じゃ法律とかで出来ないような娘とできるような背徳性を持たせたいらしいんだ」
「ふん、つまりはイメクラってことか」
話す事で注意をそらせながら俺は脱出の機会を伺っていた。もう少しで出口だ。
あと三歩…二歩…一歩。そこで声を掛けられた。

「逃げようとしてるのはわかってるよ。でも時間稼ぎをしていたのはそっちだけじゃないんだ。
まだ気づかないかな?この部屋の変化に」
変化?ちょっと身体が汗ばんできたくらいなんだが。温度か湿度でも変えたか?しかしだからといって何だというんだ。
いやこれは俺を惑わす罠だ。落ち着け。呼吸を整えるために俺は大きく息を吸い込んだ。
がはっ!!咳き込でしまったがそこでやっとわかった。こいつ…。
「ボクは体内で自由に女性フェロモンを精製できるんだ。それを少しづつ空気中に放出していたんだ。こんな風にね」
彼女はその精製したという匂いをこちらに送るように胸元をパタパタと仰ぎはじめた。
ふわんと彼女の匂いが鼻腔をくすぐる。彼女の小さな胸が揺れるたびにふわんふわんと空気が揺れているようだ。
これが人工的な匂いなのかと思うくらい自然な匂いだった。
甘酸っぱい柑橘系の果物のような匂い、甘く芳醇な牛乳のような匂い。
初めのうちは微かだった匂いがしだいに濃くなってゆく。俺は息を止めるという考えも浮ばずその匂いに酔いしれていた。
女の子の汗の臭い。女の子の体臭。男ならずっと嗅いでいたくなるような匂い。
香水など使っていない若々しい女の子の匂い。性欲を促し男を虜にする濃厚な淫臭。
彼女の体から発散されている匂いはまさにそれだけで強烈な媚薬のように俺を狂わせるものだった。
ただでさえ狭い部屋の中が淫靡な桃の香りで満たされていく。
うっ、匂いを嗅いでいただけなのに…!俺の分身はムクムクと起き上がってしまった。
「うふふっボクの匂い嗅いだだけで勃起しちゃったね、女の子の匂いだけで勃っちゃうなんてすごいエッチだね」
くそっ匂いだけで勃起するなんて…!
しかもこの匂い、逃げたいという気持ちまで奪っていってしまう。
この部屋にいたい。もっといたいと。

「もういい加減ボクで射精しちゃおうよ。どの道お兄さんとエッチしたがる女の人なんていないんだから
それにね、オナホールなら伸縮自在でどんなチンポでも気持ちよく慰めてあげられるんだよ。
お兄さんの、臭くて、汚くて、ちっちゃい童貞おチンチンでもね、クス」
人のチンポを悪くいうな!童貞だけど。
「あーあ全然使ってないのがよくわかるね。カリの窪んだ所とかたっぷり恥垢が溜まってるよ。
ちゃんと毎日洗ってないでしょ」
すんすんと鼻を鳴らしながら俺の下半身の臭いを嗅いでいる。
恥ずかしい。ものすごく恥ずかしい。
「くさい、臭ーい、凄く臭いよ。こんなの人間の女の人じゃ絶対触らないよ」
確かに俺のペニスからは異臭が発せられていた。
チーズが醗酵したような、腐っているものをさらに腐らせたような臭い。
彼女の言葉でそれは本当にひどい臭いに思えた。
しかし彼女は臭い臭いと言いながらもそのペニスを触ってきた。
「ふふ、嬉しい?こんなに汚くてくさいチンポを触ってもらえるなんて絶っー対ボクだけだよ」
彼女は人差し指を咥えて湿らせてからペニスのくびれ、カリをなぞる。
指先にこびりついた恥垢はものすごく臭かった。
「大丈夫安心して、綺麗にしてあげる」
彼女は自分の指を舐めてたっぷりと唾液を含ませた。そしてその指をそっとペニスの付け根にそえてから
ゆっくりと上へなぞり始めた。陰毛に絡まれながら指をペニスの形に添って這わせてゆく。彼女の指が
当たっているところはぬるっと温かく、過ぎ去ったところからはひんやりとした感触が伝わってくる。
まるでペニスだけが俺の身体から切り取られているような錯覚さえする。

「ふふ、可愛いね。おチンチンだけは正直だね。ん?あれ〜?なにかな?このおつゆ」
勃起した亀頭の先端、尿道口の上にぷっくりと丸い雫が浮かんでいた。
彼女は観察するように眺め、指でそれをすくって嗅ぎだした。
「くんくん、ちょっと臭うね。糸引いてるしー。これって我慢汁だよね?
なんで我慢汁出してるの?オナホールじゃ感じないんじゃなかったっけ?」
俺の顔を覗き込みながら、にやり、という笑みを浮かべる。
こいつ、わかっているのにわからないふりをしているってのが憎らしいぜ。
その露を再び亀頭の上へ戻すと器用に指先を使って亀頭の表面全体へ塗りこみ始めた。
うっ、自分のカウパー汁を塗られているのにまるで媚薬を刷り込まれているように気持ちいい。
その気持ちよさを喜ぶように俺の意思に反して次から次へとカウパーが溢れてくる。
「あれー我慢汁止まらないね。自分の塗られて気持ちいいんだ。変〜態」
いつの間にか彼女は手のひら全体でカウパー汁をなすり付けていた。
亀頭が真っ赤に脹れ上がりヌルヌルになってゆく。
「あ〜あ、ボクの指先もお兄さんのお汁でべとべとになっちゃった」
俺のカウパー汁のついた指先を見せつけるように
指をチョキの形にして人差し指と中指でねちょねちょとさせる。
「なんかばっちい感じ。そうだお兄さんなんてこんな扱き方で十分かも」
そしてチョキの形のままの人差し指と中指で挟むように棹を掴んだ。
そのまま指を上下に擦りはじめた。もどかしいくらいのゆったりとした快感。
亀頭の両側から同時に指の感触が伝わってくる。
細くてやわらかい指先に挟まれたまま与えられる刺激。
「こうやって、指と指の間でこすってあげるね」
まるで汚いものを触る時のように摘まれて。
ちゃんと握られていないにも関わらず柔らかい刺激がチンポの左右両側から伝わってくる。
日ごろ自分でしているのとは全く違う刺激の与えられ方、
汚物を触るように粗末に扱われていてひどく悔しいはずなのになぜかそれが気持ちいい。

「こんな変な扱き方でも感じちゃうんだね。さすが変態さんだ。
ばっちいついでにもっと変な扱き方やってあげようか」
そう言うと彼女は右腕の制服を肩まで捲くった。白いほっそりした腕全体が現れる。
捲くった肩口の脇の辺りからほんのりと丸みのある胸肉がちらりと見え、すこしドキッとしてしまった。
彼女は俺の前に屈みこむと股の間から手を通してさっきの人差し指と中指でお尻の穴をいじりはじめた。
「ふふ、女の子にお尻いじられたことなんてないよね。興奮する?」
女の子から肛門に指を突っ込まれる状況、あるどころか考えたこともなかった。
俺のカウパー液と彼女の唾液が混じってできたローションが肛門口に塗りこめられる。
お尻の穴の周りがぬるぬるひんやりとしているその感触も心地いい。
最後に指先で肛門を啄ばむようにソフトgなタッチでにトントンとされた。
彼女はさらに屈みこみ股間の間から手を伸ばしてきた。女の子に股間越しに背中へ手を回されてるなんて!
いやそれよりも俺にとっては彼女の肩が俺のキンタマに触れていることと
彼女の顔の前にはビクビク震える俺のペニスがあることの方が重大だった。
これほど女の子の顔の側にペニスがありピタピタ亀頭が頬に当たっているのに彼女は全く気にしていない。
そりゃオナホールだからかもしれなが俺ばかり意識してるのがまた恥ずかしく悔しい。
「今からボクのお手手、全〜部なすり付けてあげるから。
お兄さんのお尻とおチンポとタマタマでボクの手の全てを感じてね」
その直後、夢のような一瞬が訪れた。彼女が…俺の股間を滑らせながら一気に手を引き抜いたのだ。
彼女の手の上を駆け抜けるペニス。肩の柔らかさが玉を刺激し、二の腕の膨らみが肛門をなぞり、
肘の関節の凹凸を感じながら、手の甲の固くすべすべした感触が一度に下半身を駆け抜ける。
彼女の言ったとおり俺は尻、睾丸、陰茎全てで彼女の手を感じさせられた。
「ああん!!ああああ…ぐうぅぅうう!!!」
思わず声が漏れてしまった、と思う間もなく最後の最後で彼女は掌を返し無造作にペニスを握り締めてきた。
いや、それは握り締めるという優しいものでなく握り潰しそうな勢いだった。そのままペニスをひっぱられる。
俺はブリッチの体勢で仰向けに倒されてしまった。
ヤバ、一瞬射精しそうになってしまった。堪えろ!!!
彼女は俺が意識を逸らせたそのタイミングを見逃さなかった。

「逃さないよ」
仰向けに寝ている俺に彼女が覆いかぶさってくる。騎乗位をとられたらアウトだ。
もみ合うように彼女に抱きつきながら考えていた。
このまま一方的に犯されていては射精させられるのも時間の問題だ。
くそっオナホールといっても女性型なんだ。きっとココが弱点のはずだ!!!
ちょうど今俺の顔の前には彼女の胸がある。
夏服の薄く白い布地の下に彼女の小ぶりのおっぱいがくっきりと浮かんでいた。
ブラジャーもつけていないその生身の胸を清楚な制服が優しく包んでいる。
俺は意を決しその制服を剥ぎ取りう可愛らしい下乳を剥き出しにした。
「あはぁ積極的だね。でもそんな風にボクの胸さわっちゃったりしていいの?」
彼女の言葉に構わず、ちょっとだけ膨らみのある胸部に手を添えた。
?!
胸を掴んだ瞬間、手のひらから柔らかさを伝える感覚が電流のように流れた。
何だこれは?!これがおっぱいなのか?!!!
見た目はBかCカップ程なのに触るとまるで手を飲み込んでいくように形を変えていった。
ぬるぬると手の平全体に吸着して離さない。ずぶずぶと吸い込まれ柔らかく、とても柔らかく
心地よい弾力を伝えてくる。大きな生温かい水の入った水風船を両手でこねているように、
形を変え温もりを伝えてくる。揉んでいる俺の手のほうがおっぱいに感じさせられてしまっている。
ああ、おっぱいを揉むことがこんなに気持ちいいなんて…。このままずっと揉み続けていたい。
俺がおっぱいを揉んでいるのかおっぱいに俺の手を揉まれているのかわからなくなってくる。
時折触れる乳首のポッチがアクセントになりさらに俺を興奮させる。
「ふふ、おっぱいは気持ちいい。ボクのおっぱいは気持ちいい!
そのまま揉んでいていいからちょっと下の方を見てみて」
俺は双乳を揉みながら下半身の方へと目を移した。
そこにはポタッポタッと愛液を分泌している彼女の股間があった。
そしてその真下にある俺の勃起したチンポにポタポタ降りかかっていたのだ。
自らあふれ出した汁と愛液の雨で俺のチンポはどろどろに艶かしくてかっているという卑猥な状態だった。
「ふふ、ボクはローションも体内で作れるんだけど、特にお股から溢れるおつゆにはちょっとした副作用があってね。
ペニスの滑りをよくするだけじゃなくて、触れた皮膚にもの凄いそう痒感を与えるんだ」
その感覚は突然訪れた。ペニスがむずむずとしてきたのだ。
「どう?おチンチン痒くて痒くて仕方ないんじゃない?」
う、痒い。痒い痒い痒い!チンポが痒い!むちゃくちゃに掻き毟りたいのに…!!!
おれの手はおっぱいを揉んでいて手で掻くことができない。
おっぱいから手を放せればいいのだがおっぱいの虜にされている今、それが出来ない。
必死でお尻に力を込め、腰を振って痒みに耐えようとするが全く治まることはなかった。
胸を揉むことで気を紛らわそうとしても逆に下半身への切なさが増すばかりだった。
皮膚が痒いのに服を厚着しているせいで掻けないような強烈なもどかしさがさらに俺を襲ってくる!!!

「ふふふいいの?このままでいいの?ちゃんと言わないとボクはわからないよ?
なにをどうしたいの?どうして欲しいのかな?」
「がっあああ!!!!…かゆいぃぃぃ!!!…かゆ…おね…おねがいチンポ掻いてぇぇぇ!!!」
「でもボクも身体を支えるので手が使えないんだよね。そうだ!この穴の中はいっぱい襞があるから
おチンチン擦りつけたらきっと痒いのも治っちゃうと思うんだ」
もうこの痒みと切なさを止めてもらえるなら何でも良かった。
「じゃあ穴に入れてぇぇぇ!!早く穴の中にチンポ入れて!!!」
「ふふふ、慌てないでゆっくり掻いてあげるよ、もどかしくて気が狂っちゃうくらいゆっーくりとね」
そして俺の亀頭は割れ目の中に飲み込まれていった。亀頭の先がいくつもの襞に擦られる。
穴の中の襞が蠕動運動を繰り返してペニスを吸い込んでゆく。
あぁぁあああ!!!安堵のような快感が伝わってくる。そのまま全部飲み込まれてゆくと思っていたのに
亀頭が入ったとたん膣口が窄まりカリのくびれをぎゅっと締め付けてそれ以上挿入できなくなった。
「ええ?なんで亀頭だけ?!全部!棹も全部飲み込んでよ!!!」
亀頭部分は治まったのに肝心の幹部が残されたままだった。
「お兄さん、ボクはオナホールなんだ。オナホールは人の手で動さないと自分で動きはしないんだ。
気持ちよくなりたかったら、いつも夜こっそりやってるように…」
彼女が言い終わらないうちに俺は腰を突き上げていた。
必死で腰を突き上げた。彼女の中はすごく抵抗があったがなんとか奥へとペニスが侵入してゆく。
それと同時にペニス全体に膣内の襞という襞がまとわりつき快感を与えてくる。
小刻みにゆっくりとペニスの壁面が掻かれてゆく。気持ちいい!気持ちいい!!!
洗車機で洗われる車のようにあらゆる方向、あらゆる場所からペニスへの刺激が与えられる。
ペニス全体に広がる密着感、摩擦感は手や他の部位でされるものとはまったく違う快感だった。
気がつくと彼女の中にペニスがスッポリと包まれていた。
「あはっ!やっとボクの穴にいれてくれたね。後は好きなだけ腰をふって好きなときに射精してね」
それから俺は何度も何度も快感を貪るように腰を振りつづけた。
彼女はバイブ機能もあってピストン運動と同時に下半身への振動が加わりさらに俺を高めてゆく。
いつの間にか胸を揉んでいた手を背中に回して抱きしめあっていた。
俺の胸にあたる彼女の胸。ぬるぬるに密着しているお互いの身体。
「お兄さん、キスしていい?」
耳元へ甘く濃厚な吐息が吹きかけられ、彼女が顔を寄せてくる。
湿った生暖かい桃色の空気が漂いさらにエッチな気持ちを刺激する。
口の中に舌が入ってくる。俺の舌がまるでペニスのように口内で吸われている。
もう他の事は何も考えられなくなっていた。ああ出したい!射精したい!!!イく!!
オナホールでイってしまう!!!オナホール最高!!!!!
「ぐああはああああ!!!!!」
唐突にそれは来た。明らかにペニスを潰しかねないほどの力で膣部が締め付けられたのだ。
痛みと物理的な圧迫により強制的に射精が止められてしまう。
今まさに発射しようとしていたペニスが行き場を失い膣内で暴れている。
「あがっああああ!!!ぐうぅぅぅ…な…何で…」
「緊急指令。電波を受信中です。電波を受信中です」
ぴーーーーーーーーーー。
「今緊急指令が入りました。人類との休戦が正式に結ばれたとのことです。
全ての武力およびそれに準ずる争いは停止されます」
「どういうごどぉぉ?」
「良かったですね。お兄さん、あなたの性機能は守られました」
「そんなの守られなぐでいいがらもう射精ざぜでぇぇぇえ!!!」

どうやら宇宙人の侵略とやらは終わったようだった。
俺にとって最高とも最悪とも言えるタイミングで………。




それから数日後、彼女はゴミ収集車でなく自衛隊により回収された。今はどこかの研究施設にでもいるのか、
制作した宇宙人とやらのところにでも戻ったのか、俺には知るよしもなかった。
そうそう、別れの言葉ときたら
「ボクもちゃんと性感機能はついているんだよ、今まではお兄さんが下手っぴだから感じなかっただけだよ。
ああでも最後のはちょっとだけ気持ちよかったかな」
最後までセックスの話題だった。さすがオナホール娘。

「あいつと最初に会った時もこんな日だったな」
彼女との出会い、それは手違いで粗大ゴミ置き場に捨てられていた彼女をたまたまゴミ出しをしていた俺が拾ったのだ。
それからの日々は散々なものだった。貞操の危機は何度も訪れるし正直最後のはヤバかった。
でもなんでかな、あいつに振り回されながらも結構楽しいと思っていた自分がいた。
彼女が連れて行かれた日からゴミ出し日にはついついゴミ置き場へと足を運んでしまう。
「いるわけないのに…」
俺はしばらくゴミの山を眺めていた。寒くなってきたしそろそろ戻るか。帰ろうとした時、後ろから声をかけられた。
「こんなところを散歩してるなんて変な人だね」
「ゴミを捨てにきただけですよ」
俺は振り返らずに答えた。
「ふふん、ゴミも持たずにゴミ置き場にくるの?やっぱりお兄さんは変だよ」
「いや、前にね、間違ってゴミじゃないものを捨ててしまったんですよ。
よく考えてみたら洗って使えばまだ使えそうだったんで探しているんです、あれ」
あきれているような笑っているような声が聞こえる。
「お兄さんのような変態さんはボクが一生オナホールでしか射精できない身体にしてあげるよ」
オナホール最高!

いろいろ思うところはあるけど
これはこれでいいことにしておこう。

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