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教祖と淫魔

「教祖様、教祖様っ、教祖様っ…ぅっ!!」
数名の男が、1人の女を犯している。
正確に言えば、犯されている。
代わる代わるに女と繋がり、中に精をまき散らす。
繋がっていない男たちも、女の手や口や胸やアナルで、たくさんの精を女の体にぶちまけていく。
「そう…その調子ですよ。
魂の穢れをすべて吐き出してしまうのです。
私がそれを浄化して差し上げますから…
 さあ、みなさん、もっとお出しになって」
「教祖様ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
男たちの精液にまみれ、教祖と呼ばれた女は怪しく微笑んだ。

***

暗い神殿の中、巨大なベットに1人の女が横たわっている。
その傍らの暗闇の中から、染み出るように男が現れた。
「淫夢でいかせて差し上げようと思ったのですが…
 なかなか精神のガードが硬いのですね」
女はゆっくりと目を開けて、微笑する。
シーツにまみれたその体は何も身に着けていなかった。
女性らしい曲線や、大きな胸、乳首の存在がシーツ越しにくっきりと表れている。
薄紫色の瞳が男を見つめる。
「結界を破って淫魔が襲ってくるなんて久しぶりのことです…。
 もしかして、あなたは最近この国の魔女達を続けて襲っている、オゴネク様でございますか?」
「おやおや…教祖リーザ様が私などの名前をご存知とは、光栄なことです。
 ご存知ならば話は早い。あなたの力、全て吸い取らせて頂きましょうか」
ゆっくりとオゴネクの体が教祖リーザの体に覆いかぶさっていく。
シーツ越しに、お互いの体が滑らかに触れ合う。
「ふふふ…面白い人ですね。
 本当に私が何者か分かっているのですか?」
「ええ、分かっていますよ。
 教祖リーザと呼ばれる魔女。多くの人間を魅了し、信者にし、
 淫魔と同じ術を使って信者から精を奪い取っていますね。
 死なない程度に吸いつくしたら、今度は信者たちに術を仕込んで他所の女から生命力を奪わせる。
 そして、また、信者たちから精液を搾り取る。たいしたものですね」
「私について知ってることはそれだけですか?」
シーツの隙間から伸びたリーザの手が、がっしりしたオゴネクの背中に絡みつく。
オゴネクはゆっくりとした速度で、リーザの体を指でなぞる。
「いいえ。多くの著名な魔法使いを直接搾り殺してますね。
 この国であなたほど生命力と魔力に溢れている人はいませんよ。
 人としては随分な悪行を重ねながら、誰も逆らう人もいませんしね」
「なるほど。そこまでご存知の上で、私と戦うわけですか」
「えぇ、もちろんですよ。どれだけ大きな力を得ようと、
 あなた方は所詮、淫魔の食糧なのですよ。
 気持良く、殺してあげますよ」
「それはそれは…楽しみですね」
二人の唇がしっとりとお互いの唇を貪る。
時折漏れるリーザの甘い吐息が男の理性を溶かそうとする。
オゴネクはシーツを引き剥がし、リーザのかなり大きい胸に指を這わす。
この国で最も多くの男から力を搾取している、怪しい女の体が露わになった。
色白で、滑らかで、どこまでもいやらしい。
特にその大きな胸はひと際、怪しい魅力を放っていた。
「はぁ、随分と立派なもので…
 この胸でどれだけたくさんの精液を搾ったんですか?」
「さぁ…残念ながら覚えていませんね。
 ただ、どの方も胸で可愛がって差し上げると、とても幸せそうになるのですよ。
 試してみますか?」
「いや…遠慮しておきましょう」
オゴネクの指が大きな胸を揉みしだきながら膨大な量の濃厚な淫気を放出する。
巨乳に指が食い込み、柔らかくいやらしく形を変える。
多量の淫気がリーザを犯し、柔らかく強烈な快感がオゴネクを犯す。
「はぁっ…これはすごいですね…胸の奥が熱くなるような…
とても…気持ちがいいですよ…」
(だんだん思考に靄が掛かってくる…この胸は危ないな。
 いつまでも触れていたくなる…他を攻めるか)
「ん、駄目ですよ、オゴネク様…もっと私の胸を可愛がってください」
(っ…)
リーザの手によってオゴネク手が胸に押し付けられる。
手のひらから、痺れるような蕩けるような快感が伝わる。
一瞬、意識が桃色に染まり堕ちかける。
意識は立て直したものの、柔らかな胸を掌で味わうことをやめられない。
指の動きで美しく形を変える乳房、柔らかくまとわりついてくる快感、揉むこどに零れるリーザの吐息。
その全てが手を胸から離すことを邪魔する。
(なんだこの違和感は…? 危ないな…なるべく早く勝負をつけさせてもらおうか)。
熱く硬くなったペニスに、普通の人間ならしんでしまうほどの淫気を集中させる。
そしてグショグショに濡れた、熱い秘所を先端でなぞり上げた。
「あぁっ…とっても濃い淫気ですね…それにとっても硬くてたくましいモノをお持ちで…
期待してしまいますよ…それで私の中をたっぷり味わってくださいね…ふふっ」
焦らすように、秘所をなぞり上げてくるペニスに、
リーザは濡れた肉をこすりつけるように腰を動かす。
「全く評判通り、ひどく淫乱な教祖様ですね?
 良いでしょう、望み通りこれで貫いて差し上げますよ…!」
ゆっくりと巨大なペニスが教祖の体に侵入していく。
リーザの口からは甘い嬌声が漏れた。
致死量の淫気と快感が、教祖の体を犯していく。
「あっ、あぁ、すごい…入れただけでこんなに…これが魔女を狩り続けた淫魔の実力なんですね…!!
 は、はぁっ、頭の中がおかしくなりそうです…!!」
「ふふ、教祖様のいやらしい肉が絡みついてきますよ。
 ペニスから精液を搾りだそうと蠕動してくる…本当に淫乱な教祖様ですよ。
 動きますね」
的確に、リーザに快感を叩きこむように、オゴネクはゆっくりと腰を動かし始める。
それに合わせ、ペニスをより深く受け入れるように、リーザの腰も艶めかしく動く。
熱い熱い膣がペニスにしゃぶりつき、多量の愛液を塗りこむ。
オゴネクの生命力や魔力が溶けた精液が尋常じゃないスピードで生成されていく。
袋が膨張し、今にも濃厚な精液が溢れ出そうとしていた。
リーザも、的確な攻めと人外の逞しいペニス、そして普通の人間なら即死するであろう程の淫気を叩きこまれたことにより、
今にも達してしまいそうだった。
「さすがはこの国一番の実力ある魔女…淫魔以上と言って良い体です。
 ですけどね……私が淫魔で、あなたは人であることが勝敗を分けるのですよ。
 さぁ…淫魔の精液、たっぷりと注ぎ込んで差し上げましょう!!」

どぐっどくっどくっどくっどくっ!!!!

教祖の子宮が、淫魔の精液で満たされる。
オゴネクの膨大な力の一部がリーザに吸収されていく。
それと同時に淫らな猛毒も、リーザの体、魂を犯していく…。
「はぁぁっ、だめっ…すごい大きな力…いっちゃう…だめっ…もっと…もっと出してっ…!!」
リーザはオゴネクの体を引き寄せ、より激しく腰を揺らす。
精液と愛液でどろどろになった結合部は両者により大きな快感を与えた。
(ちっ…こっちがおかしくなる…なんだこの異常な快感は!! 思った以上に力を持ってかれた!!
 しかも、っ、くそっ…もう次が…!!)

どぐどぐっどくっどくっどくっどくっ!!!!

先ほどよりも多量の精液がオゴネクから搾りだされる。
毒も力も一度目よりずっと濃い。
「かっ」
うめき声を上げ、オゴネクはリーザの上に倒れ込む。
一度に多量の力を奪い取られ、かなりのダメージを負っていた。
だが、腰だけは動かすことをやめられない。
ぬぷっぬぷっぬぷっ。
淫らな音と体液を撒き散らしながら、快楽に堕ちていく。
「っ、ああぁっ、すごいっ、すごいですよ…魂まであなたの力に犯されてます…気持ち良いっ…!!」
「ちっ…なぜだ? なぜまだいかない?
 既に耐えられる限界は超えてるはず……まさか…!!」
そう言った瞬間、リーザの顔にひどく残虐で淫らな笑みが浮かんだ。

「やっと気づいたのですか?」

視界が暗転する。次の瞬間、オゴネクは仰向けに倒れて、リーザの巨乳でペニスを挟み込まれていた。
谷間からリーザの口元にかけて精液でドロドロに汚れている。
精液とリーザの唾液が溜まった谷間ではペニスが尋常じゃない快感に晒され、びくんびくんと震えていた。
リーザは口元についた精液を舌で舐めとり言う。
「確かに今、あなたが見たような戦いが本当に繰り広げられていたなら、
 私はあなたが二度目の射精をする前に達していたでしょうね。
 ですが…そんな戦いは展開されていませんでした。
 あなたは私に淫夢を見せられ、幸せそうな顔で胸に精液をぶちまけていただけなのですよ」
オゴネクは唖然とする。淫魔が人間に、淫夢を見せられていた。
そして一方的に、残酷なまで快感を叩きこまれている。
相当の体力を奪われてしまった。相手にろくな快感も与えられずに、だ。
「…胸を触った時に一瞬、違和感を感じましたが……あのときから私は淫夢の中にいたわけですか…」
「その通りです。ですが、今頃気づいても遅いですよ。
 体、動かないでしょう? 淫魔と同じように、絶頂による呪縛を施しましたから。
 人間がやるのはなかなか難しいんですよ? 私ぐらいの力がありませんと…ね?
 さぁ、残りも…魂までも搾りとって差し上げましょう」
精液まみれの胸で柔らかく両側から圧力が掛けられる。
そして、そのまま胸が動かされ、ペニス全体が谷間にねぶられる。
異常な快感と呪縛により、オゴネクは全く耐えることが出来なかった…
「っ…!!」

どくっどくっどくっどくっ!!!!

命のかけらがまき散らされ、谷間の中で溢れかえる。
「ふふっ、とても濃い淫気…他の魔女達が狂ってしまうのも頷けますね」
ペニスを谷間から解放し、口で尿道に残った精液を吸い上げる。
いかせないように気をつけながら、念入りに精液を舐めとる。
そして自らの胸や顔を汚している精液を手で掬い取り、飲み干した。
「ぷはあっ…美味しい…こんなに大きな力を一度に頂けるなんて初めてのことなんですよ?
 そろそろ国外に目を向けるのも良いかもしれませんね。感謝してますよ、オゴネクさん。
 ですから最後はちゃんと現実の世界で、私の中にたっぷりと出させて差し上げましょう。
 あと何回出せるのか、知りませんけどね」
動けないオゴネクの上に跨り、濡れた秘所を見せつけるようにしながら亀頭に擦りつける。
オゴネクが淫夢で見たのと同じように、いや、それ以上にいやらしくペニスに秘所が絡みついてくる。
「くそっ…くそがっ…やるろっ…」
教祖は淫魔を見下ろして笑い、容赦なく腰を降ろした。

熱い快感がオゴネクの体に叩きつけられる。
体をオゴネクに押し付けるように激しく腰が動かされる。
精液が噴き出す。オゴネクのかけらが搾り取られ、リーザの子宮に溶けていく。
射精は止まらなかった。
「人に犯し殺される気持ちはどうですか?
 気持良くてたまりませんか?」
腰の動きはとまらない。胸が揺れる。
「ふふっ、触りたかったら触っても構いませんよ?」
「………」
リーザに言われるがまま、呪縛されたオゴネクの体は動く。
揺れる胸を揉みしだき、射精しながら腰を動かす。
快感に翻弄され、淫魔の体は壊されていく。
「あぁんっ、とてもっ、良い具合ですよ…オゴネクさん…っ…
 最後まで犯し殺して差し上げようと思いましたが…気が変わりました。
 奪えるだけ奪ったら、私の肉奴隷にして差し上げましょう。
 吸収も呪縛も淫夢を見せることも体を動かすことも出来ない。
 それでいて多くの快感を人に与えることができる。
 呪縛された淫魔というのは、最高の肉奴隷になりうると、そう思いませんか?
 ふふっ…あなたもずっと気持の良い思いが出来ますしね…
 あぁ…そう…そのまま動いてください…いきそうですよ……
 え? 何ですか? そんな風に動けとは言ってな…っ…!!」
いのまにか射精は止まり、的確な動きでオゴネクのペニスが教祖の奥深くを刺激していた。
「そんな甘い呪縛で、私を縛り続けられると思ったら大間違いですよ?
 魔女を狩り続けてきた淫魔の実力を舐めないでいただきましょうか」
「そんなっ…呪縛が解けるなんて……くぅっ!!」
「あれだけ私の淫気と精液を取り込んで、呪縛された私の体で快楽を貪って、
 もう少しで気持ち良くいけるところだったのに、我慢しきゃいけなくなりましたね。
 でも、我慢できるはずがないでしょう? 力、取り返させてもらいますよ」
とどめとばかりに激しくリーザの体を揺らす。
愛液が溢れ出す結合部が卑猥な音を奏でた。
「急に…っ、っぁ、だめっ…」
「呪縛し続けながら胸で最後まで搾り取っていたら、あなたの勝ちは間違いなかったのに。
 そんなに私としたかったんですね。ほら、こうやって、突き上げるとたまらないでしょう」
淫魔のペニスが教祖に今まで一番大きな快感を叩きこむ。
「そんなっ…あ…ああぁぁぁぁっ!!!!」
教祖は淫魔の上で激しく仰け反った。
快楽に堕ちたその魂に強力な呪縛が施される。
莫大な力が放出され、オゴネクに奪われていく。
ニヤニヤと淫魔は敗者を見つめる。
「さぁ、あとは分かるでしょう?
 私に全てを捧げるため、快楽を貪りなさい」
「いや…そんなはずじゃ…や、あぁっ…力が抜けてく…」
「嫌じゃないでしょう? 涎垂らしながらよがって、イッて。
 今だっていやらしく腰をくねらせて。
 気持ち良いでしょう? 力が無くなるのなんて、それに比べたらどうってことないじゃないですか。
 だから気持良くなるため、私の上で死ぬまで踊りなさい」
ぬぷっぬぷっぬぷっ…
「いや、だめっ…だめなのに…腰が…止まらない…あ、あぁぁぁっ!!!」
絶頂と同時にまた力が流れだす。快感がリーザを不可逆的に破壊していく。
「やめてっ…もう…壊れてしまう…」
「私は何もしてませんからね? あなたが私のモノでオナニーに耽ってるだけですよ。
 気持良くて止まれないなら仕方がありませんよ。
 あなたも、あなたが食い物にしてきた人間たちと同じように、
 快楽に逆らえない人間なのですよ。さ、完全に壊れてしまいましょうか」
「だめっ…気持ちいい…またイッちゃう…!!」
快楽に飲み込まれ、教祖の腰の動きは激しくなっていった…


今日もまた、淫魔によって魔女達は散らされていく…
お疲れ様です、とーです。
これ、本当はもうちょっと長くて教祖の勝利に終わるはずだったんです。
前回、魔女勝ちverが見たいという声が有ったので今回は魔女に勝たせてみようと思いまして。
しかし。このあとまだ続けると随分コッテリしそうなので、やめました。
元気が有ったら、別verも書いてみたいと思います。

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