「ふふ、いっくよぉ…」
ドライはゆっくりと僕に迫り、両腕を僕の首に回してきた
「どんな責めが好きなのかな?」
上目遣いでドライは言ってくる、頬が赤く染まっている…可愛い……
「んんっ!?」
次の瞬間、僕は彼女に唇を奪われていた
ドライが勢いよく飛びつくようにキスをしてきたため、僕は後ろに倒れるような形になる
押し倒された…僕はなんとかドライから離れようともがいてみるが彼女の情熱的なキスは僕の力をどんどん奪い、抵抗を奪っていく
「はむ、ちゅ、ちゅう、うむ…♪」
「ん、んん―」
ドライは器用に右手だけで僕の衣服を脱がしていく、キスに夢中になっていた僕はいつの間にか自分が裸体になっていたのか分からなかった
「ふふ、もうかっちかち…♪」
キスですっかり脱力した僕から体を離したドライは、僕の股間を両腕で大きく開きM字型にする
そしてそのままマングリ返し…くそ、抵抗できない…
屈辱的な姿に僕は歯噛みしたが、ドライのキスによる痺れがまだ僕の中から取れていなかった
「お尻の穴、丸見えだね…」
ドライはそう言うと、僕のアナルにゆっくりと唇を近づけ…
「はぁ、が!」
未知の快感に僕は思わずうめき声をあげる、こ、これは…
ドライはゆっくりと僕のアナルに舌を挿入していた
レロレロレロ……
「あああ、や、やめろ……」
むず痒いような、切ないような変な感覚に僕は必死に抵抗する
「ふふふ、下準備は完了、と…」
十分に解きほぐしたのか、彼女はアナルから舌を抜く
僕のカチカチになったペニスから、我慢汁がポタ…ポタ…とお腹の方に落ちる
「覚悟してね、あなたの中にアタシを植え付けてア・ゲ・ル」
「何、を………」
する気だ………と言おうとした時だった
スポッ……
「はうっ!?」
また…僕のお尻に何か!?
僕は彼女を見上げる、彼女は僕に背を向け両足は両脇に抱えたまま、お尻とお尻がくっついたような感じにしている
そして、僕のお尻に…彼女はその“尻尾”を挿れていた
「ま……さ………か…………やめっ」
僕は彼女の意図することがわかり、残る力を総動員して抜け出そうとする
だが、全ては手遅れだった
「んっ……!」
彼女は少し力を入れたように踏ん張った
その瞬間、挿入されたドライの尻尾の先端から液体がほとばしる!
「があああああっ!!」
僕は下半身が溶けていくような快感に絶叫した
彼女の尻尾から吐き出された媚薬は、俺の腸の中で蠢く
ドロドロと……中から僕の体が腐っていくようだ
僕は自分のお腹の上に流れている白い液体をぼーっと眺めていた
気づかないうちに射精していたのか……
意識が朦朧としてくる、マズイ……
「ふふ、ど〜お?お尻の中を犯されちゃった気分は」
「あ…………あ……………」
ドライは挿れていた尻尾をアナルから抜くと、再び正面を向き僕の両足を脇に抱え直している
「ふとももがビクビク震えてる……かわいい♪」
彼女は抱えている太腿の右の方にチュッとキスをする、僕の腰がビクッと反応する
「アハハ、もう何をしても感じちゃうんじゃない?そろそろトドメにしてあげる」
言うと、彼女はキャミソールを脱ぎ、その上半身の裸体を晒す
「アタシの胸、どう?綺麗?」
彼女は両手で自分の乳房を持ち上げ、強調するかのように僕に見せる
あのアインは相当の爆乳だったが、このドライはさしずめ美乳といったところか
大きさは普通だが、綺麗な形をしている
僕はのんびりと傍観しながらそんなことを考えていた…ぐ…思考回路が
中にたっぷりと出されてしまった媚薬は、僕の体を猛毒のように蝕んでいた
「じゃあ、いくよ♪」
彼女はパイズリを始めた、僕のペニスは彼女の双乳の間に収まってしまう
スッスッス……とリズミカルに、音はあまり立てず、彼女は体全身を使って僕のペニスを胸でしごく
「あ…………」
ダイレクトすぎるその快感の前に、僕が耐える時間は長くなかった
僕がイクことがわかるのか、彼女はニヤリと微笑む、そして
「はむっ、じゅうううううっ♪」
まさに射精する直前、彼女はペニスの亀頭を首を伸ばして唇で捕まえる
そして舌を微動に動かし、激しく吸い上げてくる!
「!!!」
僕の腰は激しく痙攣し、ビクリと跳ねた
「んっ!ごく………ごく…………」
白濁液はそのまま彼女の口の中に吸い込まれていく、彼女は容赦なく僕の精液を吸い上げていく
僕の命ごと…吸い上げられるかのように……
だめだ、ここまでか…………
僕の意識は、快楽の中、暗闇に落ちていった
「ん………邪魔が入ったわね、もう少しで完全に懐柔できたのに」
彼女、ドライは意識を失った僕から体を離すと、脱いでいた衣服を着直す
「スーク、なかなか気にいったわ、「計画」が成功した暁にはあなたは私の奴隷にしてあげるからね♪」
ドライは眠っている僕に服を着せ、軽く頬に口付けする
「それまでは…せいぜい生き残ることね、スーク♪」
そして、彼女もその場から去った………
「始まります、リリス様、我らの計画が」
とある王室のような場所、長い金髪をなびかせたアインは王座に座る「彼女」に膝を曲げて敬礼する
「ありがとう、アイン、私の可愛い三人の騎士たち……」
「彼女」――――リリスは、アインに向け優しく微笑みながら言葉を告げる
「もったいなきお言葉です、リリス様……」
「…………」
リリスはここに現れた、ファントムを倒した人間達に復讐するために
「これより私たちは「制裁計画」を開始いたします」
続く
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