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悪夢の街 第四章

「ふぇ・・」
「ふふ・・美味しい・・」
僕はカレンとの勝負に負けたので、今日の12時まで彼女と一緒に寝なければならない。もう何回イッたんだろ・・もう何回もイカされてるのに、僕は一度しかカレンをイカせてない。
「ああ・・また・・」
「出して下さい・・いっぱい私の中に・・」










「カトレア。」
「はい女王様。」
「マオの様子はどう?今どこにいるの?」
「はい現在マオ様は、カレンが経営しているムーンライトにおられます。」
「あらあの子キャバクラに興味があったの?」
「いえ色々事情があったようで・・今はカレンといけないことをなさっておられます。」
「そう・・ねぇカトレア・・明日あの姉妹に町に行ってもらおうと思ってるのだけど。」
「彼女達を町に?しかし・・彼女達に勝つのはどんな男でも不可能です。マオ様が知ったら『ルール違反だ!』とお怒りになるのでは?」
「ちょっした余興よ。明日貴女はマオに彼女達が町にいることを伝えてあげて。」
「はい畏まりました。」
「時間は明日の夜6時から12時まで・・あの子は逃げ切れるかしら」



















「昨日はありがとうございました。」
「どういたしまして・・じゃあ僕行くから・・」
彼女がまた僕を襲いだす前に、僕は一刻も早く教会に向かおうとした。
「あっ!お待ち下さい。今日こちらにカトレア様がいっらしゃいます。」
「カトレアが?」
「はい・・大事なお話があるそうなのでここでお待ち下さい。」
僕はムーンライトの前で待っていると、10分ほどするとカトレアが空から舞い降りてきた。
「こんばんわマオ様。」
「何かあったの?」
カトレアがくるほどの事なんだから何か大事なことなのかな?カトレアは僕に日記を渡してきた。
「何これ?」
「ある淫魔の日記です。それには今日マオ様の相手を務める淫魔のことが書いてあります。」
僕は日記を見てみると、淫魔の外見や名前などは書いてないけど、とんでもないことが書かれていた。

『今日仲間にした娘達は今までにはない能力を持っていた。相手がどんな屈強な戦士でも抱きつくだけで虜にしてしまったのだ。階級はかなり上に違いない。私は恐る恐る声をかけた。すると彼女達は私に対して敬語を使ってきた。驚くべきことに彼女達の階級は下から三つ目らしい。あれほどの実力があって何故あんなに階級が低いのだろう?私は疑問に思い女王様に訪ねてみた。女王様から話を聞いてなんとなくわかった気がした。彼女達は男に対しては最強だが、女に対してまるでダメらしい。それも人間の女にイカされてしまうほど・・彼女達にも弱点はあるということか・・』

「ねぇ・・」
「何でしょう?」
僕は日記を読み終えると、カトレアにこんな淫魔を相手にさせるなんてルール違反じゃないの?とカトレアに訴えた。すると彼女は微笑んでこう言ってきた。
「別に必ず相手にしなければいけないというわけではありません。今日の夜6時から12時までの間だけ彼女達にはマオ様の相手をしてもらうだけです。6時から12時まで逃げきることができればマオ様の勝ちです。」
「勝ったって僕には何一つ得しないじゃん。」
「マオ様が勝てば教会に辿り着くまで、サキュバスエリアの淫魔達には一切手出しをさせません。どうです?悪い話ではないと思いますが?」
どうせ嫌だっていってもやるんだろうな・・
「わかったよ。やるよ・・」
「うふふ・・では6時からですから後10分ですよ。6時から12時までの間サキュバスエリアには今話した淫魔以外は誰もいませんのでご安心ください。では私はこれで頑張って下さいね。」
カトレアは僕に伝えることを伝えると城に帰った。今の内に隠れよう・・僕はどこか隠れる場所を探していると、あっという間に10分経ってしまい6時になってしまった。交差点の真ん中で隠れる場所が見つからなくて慌てていると後ろから足音が聞こえてきた。
「見〜つけた♪」
振り返ると黄色い下着を着けた、黒髪のショートヘアーの女性が立っていた。歳は僕とそんなに変わらない多分14才ぐらいかな?胸は小さいCぐらいかな・・この人がカトレアの言っていた淫魔なら闘っちゃダメだ!逃げよう!僕は背を向けて走り出した
。後ろを見ると追ってくる様子がない、どうしてだろう?
「待って・・」
「わあ!」
突然前から声がしたので驚いた。前を見ると青い下着を着けた、大人しそうな淫魔が立っていた。反対側にいる淫魔と同じ黒髪をしていた長さは肩の辺りまである。歳は16ぐらいで胸はDぐらい・・そうかさっき淫魔が追ってこなかったのは、この人がいたからなんだ。
僕は残っている二つから逃げることにした。どうせなら教会の方に逃げよう!僕は後ろを見ると彼女達に追ってくる気配は全くない。
「ちょっと、どこに行くつもり!?」
「ひっ!」
また前から声がした。目の前には赤い下着を着けた、黒髪をした淫魔が立っていた。歳は20ぐらいかな?髪の長さは背中まであり、胸は大きいFぐらい・・見とれてる場合じゃない!早く逃げないと!僕は残っている最後の道から逃げようとした。彼女達は追ってこない・・まさか・・
「うふふ・・どこに行くのですか?」
「・・やっぱり・・」
僕の前には黒い下着を着けた、黒髪のお姉さんが立っていた。歳は23かな?髪の長さは腰まであって胸がとても大きいGは絶対ある・・逃げ道を全て塞がれちゃった・・どうしよう・・
僕は彼女達から少しでも距離をおこうと思って交差点の中央に戻った。
「マオ様そんなに怯えなくても、優しくしてあげますから安心してください。今日は一日中貴方様を可愛がって差し上げますから・・私達姉妹の体をたっぷり堪能してくださいね。うふふ・・」
「姉妹?」
「はい、紹介しますね。貴方様が最初に会ったのが四女のアニーです。楽の感情がとても強い子です。」
「楽?」
「それについてはまた後で説明します。次は三女のリーン、哀の感情がとても強い子です。次が次女のレイナ、怒の感情がとても強い子です。」
「あんたは?」
「私はティリス喜の感情が強く、この四姉妹の長女です。よろしくお願いしますね、マオ様。」
名前はわかったけど・・さっきから言ってる喜とか怒とか哀とか楽って何かな?
「ねえ・・」
「さっきの続きですね。大体わかっていると思いますが、私達が最も強い感情ですよ。そうですね・・話すより感じてもらったほうがいいですね。うふふ・・」
彼女達は少しづつ僕に近づいてきた。どうしよう・・逃げ道はないし勝ち目はないし・・どうすれば!
「さあ来て下さい・・」
「何?私達を抱きたくないの!?」
「じゃあ抱いてあげる♪」
「あっ・・ちょっとアニー・・」
「うむ!」
アニーが僕に飛びついてきた。僕は反射的に彼女を受け止めてしまった。な、何これ・・力が抜けていくよ・・それに何だろう?アニーから離れたくない・もっと強く抱きしめてほしいよ・・
「あは!可愛い!」
「この子は楽しみにしていた本を買いに行く途中で、淫魔化してしまったせいかとても楽の感情が強くなったんです。」
「はいリーン姉さん。」
「えっ?・・うん。」
アニーは僕をリーン渡した。リーンはまるで何かに怯えているような感じがした。そして助けを求めるかのように抱きついてきた。気持ちいい・・どんどん力が抜けていく・・
「この子は淫魔化する前日にレイプされてしまったんです。そのせいで哀の感情が強くなってしまいました。今も男性を抱かれるのには抵抗があるようなんです。・・しかし貴方は大丈夫みたいですね。」
「レイナ姉さん・・」
「もう・・」
レイナはしぶしぶ僕を引き取ると力強く抱きしめてきた。苦しい・・
「この子はリーンがレイプされた事を知って激怒したんです。その時淫魔化したため怒の感情がとても強いんです。レイナ、そんなに強く抱きしめてはダメよ。」
「じゃあ・・姉さんが抱いて。」
レイナは僕をティリスに渡した。彼女は優しく僕を抱きしめてくれた。気持ちいい・・もう力が全く入らない・・
「私は人間の頃教師になるのが夢でした。幼い子供たちに囲まれて働くのが・・私は教師になった時とても嬉しかった。そしてその翌日淫魔になりました。そのため私は喜の感情が強くなったのです。・・レイナ」
「何姉さん?」
ティルスはレイナと小さい声で話し始めた。話が終わるとレイナは少し機嫌が悪そうだった。
「マオ様、ミルクはいかがですか?」
「い、いらない・・」
「ふふ・・どうレイナ?言った通りでしょう。マオ様は母乳が大好きだけど、年頃の男の子だから意地をはるの。意地張るのをやめさせて素直な男の子にするのは・・女の優しさよ。」
「どうせ私は姉さんみたいに子供には好かれないわよ。」
「そんなことないわ・・貴女も本当は優しい女よ。貴女だけじゃないわ、アニーもリーンも・・ただどう男の子と接したらいいのかわからないだけ・・よく見ておきなさい。」
ティリスは僕を少し強く抱きしめてきた。ダメだ・・このままじゃ逃げないと・・僕はティリスから離れようとしたら。彼女はアニーに自分のブラジャーを外させて、胸を僕の顔に押し付けてきた。
「大丈夫ですマオ様・・私にお任せ下さい・・」
柔らかくて・・暖かいよ・・僕は彼女の背中に手を回して、甘え始めた。
「ここにはベッドがありませんから移動しましょう。」
ティリスはこのエリアで一番高級なホテルに入って、最上階の部屋に入った。部屋には大きなベッドが置かれている。ティリスはベッドに腰をかけると僕のペニスを触ってきた。
「マオ様イキたいのですか?」
僕は黙って頷いた。
「どこに出したいのですか?」
「あ・・足に・・」
「本当のことを言ってください。どこに出したいのですか?」
「な・・中に出したいよ・・」
「ふふ、わかりました。思う存分出して下さいね。」
僕はベッドに仰向けに寝かされた。ここのベッドはフカフカしてて気持ちいいや・・ティリスは微笑みながら、僕のペニスを掴んで挿入した。根元まで挿入すると僕の方に倒れてきた。
逃げなきゃ・・逃げなきゃダメなのに・・僕はティリスから逃れようと暴れていると彼女は僕を優しく抱きしめた。
「ふああ・・」
彼女に抱きしめられると全身の力が抜けてしまった。
「恐れることはありません。何も考えず私に身を任せて・・感じてください。マオ様目を瞑って下さい。」
僕は眼を閉じると、唇に柔らかいものが当たった。彼女がキスをしてきたんだ・・僕は口を開けて彼女の舌を招き入れて、ティリスに身を任せた。彼女は僕の舌、歯茎、内頬を舐めまわすと唇を離した。
「このままイカせてあげますね。」
彼女は腰をグラインドさせてきた。僕は彼女に力強く抱きしめられて、力が入らず身を任せるしかなかった。もうイキそうだよ・・せめて中出しは避けないと・・僕は最後の力を振り絞って彼女の肩を押して、膣からペニスを抜こうとしたけど、体が勝手に動いて彼女の背中に手を回してしまった。
「無駄ですよマオ様。貴方様のような年頃の男の子は、頭ではダメだとわかっていても、体は女性を求めてしまうのですから。」
そう言ってティリスはペニスを力強く締め付けた。
「あっあっ!もうダメ!イク!!」
ドビュルルルルル!ビュルルルル!
「ああん・・さすがマオ様・・とっても美味しい・・」
射精が終わるとペニスは萎えてしまった。これじゃあ射精できないから彼女達も諦めてくれるかな?
「さすがのマオ様も連日女性を抱いては、萎えてしまいますわね。ふふ、でもご安心下さい。マオ様喉が渇きませんか?」
そう言われると少し渇いてきた・・何か飲みたいよ・・
「喉を潤してあげますね。私のミルクで・・ふふふ。」
ティリスは僕の口に胸を含ませようとしてきた。僕は一度イッたせいか、理性も力も戻ったので、必死に抵抗して彼女の胸から顔を遠ざけた。するとティリスは再び僕を抱きしめてきた。あぁ・・また力が・・
「飲んでください・・マオ様・・私はミルクを初めに飲んでいただくのを貴方と決めていたのですから・・」
彼女の誘惑と胸からする甘い香りが僕の理性を崩していった。僕は彼女の胸を咥えると優しく乳首を吸い始めると母乳が出てきた。僕はティリスの母乳をお音をたてて飲み始めた。
「あん!音を立てないでください・・妹達が見ているではありませんか・・」
ティリスは恥ずかしそうに顔を赤くして、頬に手を当てている。一方妹達はと言えば、四女のアニーは興味津々な顔をして僕と姉を見ていた。三女のリーンは耳まで赤くして、顔を手で覆っていた。次女のレイナは興味ないような顔をしておきながら、横目でチラチラとこっちを見ていた。
「私の母乳は媚薬としての濃度も、母乳の味もサキュバスの間で1、2を争うほどです。うふふ・・マオ様が私の中で大きくなってるのがわかりますよ。」
母乳を飲んでいたらペニスが勃起してしまった。ペニスを抜こうとしても体が動かないよ・・僕はまたティリスに身を任せてしまった。ティリスはさっきイッたばかりで敏感なペニスを締め付けて僕を絶頂へと導いてくれた。
ドビュルルルルルルル!ビュルルル!ドビュルルルルルル!
「あああん!!さっきより・・美味しくて・・量が・・多すぎます・・あん!ダメです・・そんなに腰を動かしては・・マオ様!!」
ティリスは僕を思いっきり抱きしめると・・絶頂に達して気絶してしまった。僕は彼女の胸から顔を離してペニスを抜くと、アニーが襲いかかってきた。
「凄いわね!姉さんをイカせちゃうなんて、次はあたしよ!」
アニーは僕の上に跨って、一気に腰を落としてペニスを挿入した。
「んあ!」
「気持ちいいでしょう?このままイキなさい!」
アニーは僕が抵抗することができないよう、抱きついてきた。体に力が入らない・・アニーは腰を上下に動かしペニスを膣から出し入れしている。時折僕にキスをして僕を感じさせてくれた。
「さあ・・もう限界でしょう?イッちゃいなさい!」
「んああ!」
ドビュルルルルル!ビュルルルル!
「な、何これ!あん・・気持ちいい・・ダ、ダメ!止めて!・・ああイッちゃう!」
アニーも絶頂に達すると気絶してしまった。僕はアニーの中からペニスを抜いたら、今度はレイナが僕の前に立っていた。
「中々やるじゃない、今度はあたしが相手よ。」
彼女は僕が逃げないよう力強く抱きしめ、ペニスを挿入した。レイナは僕を押し倒して、強引に胸を口に含ませてきた。僕が胸を吸うと母乳が出てきた。
「ん!もっと優しく吸いなさい。・・そうそう上手よ。あん!・・気持ちいいわ・・」
僕は胸を吸いながら腰を突き出し始めた。どうやら彼女達に抱きしめられると力が抜けていくけど、彼女達が感じれば力は戻ってくるみたいだ。僕は腰を積極的に動かして彼女を感じさせた。レイナも負けじと腰を巧みに動かしてくる。レイナはイキそうな顔をしてるけど・・僕ももう・・
「あん!いいわ・・気持ちいいの・・あん!ダメ・・一緒に!一緒にイキましょう!」
もう我慢できないよ・・出る!
ドビュルルルルル!ビュルルルルル!
「ああ〜ん!凄いわ・・濃くて・おい・し・い・・」
僕がイクと同時にレイナもイッちゃたみたいだ・・今のでペニスも萎えてしまった。僕はレイナの中からペニスを抜いて部屋を出ようと扉に向かおうとしたらリーンが立ちふさがった。リーンはいきなり僕に抱きついて、そのまま僕をベッドに押し倒した。
「お願いです・・私もアニーや姉さん達みたいに・・気持ちよくして下さい。」
「また今度じゃダメ?僕もう疲れちゃって・・それにもう精液も出そうにないし・・」
「大丈夫です・・・さあ・・」
彼女は僕の顔に胸を近づけてきた。何だか最初見た時より胸が膨らんでるような気が・・僕は彼女の胸を咥えると吸い始めた。するとリーンの乳首から母乳が出てきた。
「私・・出なかったんですけど・・貴方を見てたら胸が張ってきて・・さっき出るようになって・・・私も貴方に飲んでほしくなったんです。」
僕は彼女の母乳を飲んでいると、またペニスが勃起してしまった。彼女は僕のペニスを掴むとペニスを挿入した。
「んん!」
「凄い・・レイプされた時と全然違う・・」
リーンの中は狭くて僕のペニスは挿れただけで、ギュギュと彼女の膣に締め付けられた。ダメ・・さっきからイキ続けてるから・・ペニスが凄く敏感になって・・いつもより感じちゃうよ!
「イッて・・」
彼女は耳元で囁いて僕を抱きしめてきた。
ドビュルルルルル!ビュルルルル!
「ああ・・凄い・・美味しくて・・とっても・・気持ちいい!」
彼女は僕に胸を押しつけて絶頂に達してしまった。
「勝ったのかな?・・」
「ま、まだです・・」
僕は声がした方を見るとティリスが目を覚ましていた。でもまだ体がうまく動かないみたいだ。彼女は四つん這いでこっちに向かってきた。
「私達は男性に・・負けるわけには・・」
「・・・」
僕はティリスに歩み寄ると、しゃがんで彼女を見つめた。
「そんな状態でやっても僕には勝てないよ。」
「そんなことはやってみたいと・・わかりません・・」
「無理しないで、今は休んでよ。元気になったらまた僕の所に来てよ。いつでも勝負するから・・だから今は休んで。」
僕は彼女の頬に手を添えてキスをした。彼女は何の抵抗もせず僕のキスを受け入れてくれた。
「マ・・オ・様・・」
ティリスは寝てしまった。このままじゃ風邪ひいちゃうかもしれない・・淫魔が風邪ひくわけないかもしれないけど、僕は彼女達をベッドに運んで、布団を被せた。彼女達はとても幸せそうな顔をして眠っていた。僕は部屋を出ると、急にふらついた。
「あれ・・どうしたんだろ?」
僕は後ろに倒れそうになったけど、誰かに支えられたお陰で倒れずにすんだ。
「今はお休み下さい。」
「カトレア・・」
僕が最後に見たのはカトレアの優しい笑顔だった。












「うん・・」
「目が覚めましたか?ティリス?」
「!カトレア様!」
「ずっと見ていましたが、貴方達が男性にイカされるとは・・思ってもしませんでした。」
「申し訳ございません。」
「少々力を過信しすぎていたようですね。私が見た限り、貴女達は男性に対して無敵ではありません。抱きつくことで抵抗する力を奪うことはできますが、貴女達が感じてしまえば男性に力と理性が戻ってしまいます。よく覚えておきなさい。」
「はい・・」
「さてでは今後の話ですが」
「覚悟はできています。いかなる処罰も私が全て受けます・・ですから妹達はどうか・・」
「処罰?何を言っているのですか?」
「えっ?」
「貴女達のお陰でマオ様の成長がみることができたと、女王様は御喜びです。褒美として貴女達にもマオ様争奪の資格が与えられました。今後好きな場所でマオ様を待ちなさい。」
「よろしいのですか?」
「何より・・貴女達はもうマオ様の味を忘れらないでしょう?褒美はまだあります。4人とも3階級昇進が認められました。そしてもう一つは・・」













「う〜ん・・あれ?ここは?」
「あら?起きちゃったのマオ。」
「え?」
僕は隣を見るとベッドの上でお母さんが寝ていた。
「お母さん!何でこんな所に!?」
「貴方が頑張ってる聞いて飛んできたのよ・・成長したのね・・あの娘達に勝つなんて・・嬉しいわ。これはご褒美よ。」
お母さんは僕の額にキスをしてくれた。
「約束通りここから教会まで淫魔達は貴方を見つけても襲ってこないから、安心しなさい。じゃあ城で待ってるわ。これからも頑張るのよ。」
お母さんは僕にそう言うと窓から飛び立っていった。僕は服を着て部屋を出ると教会を目指した。

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