EDバトラー5
EDバトラー…俺の通り名は再起したあの試合から更なる活躍を見せた事により女性バ
トラーからは一目どころか二目、三目おかれるようになる。
上級下級問わず俺と対戦したいというバトラーが殺到した。その名前の所をみると俺
を一度は引退にまで追い込まれそうになった少女ありさの名前もあった。
今女性バトラーの間では、秘密裏にEDバトラー不能基金という年金形式の基金を創設
した。
中身としてはEDバトラーから試合でギブと言わせる事、それが条件である。
そのEDバトラー不能基金に参加する資格は女性バトラーである事のみである。
積立方法として、EDバトラージュンとEDバトラー不能基金に参加する女性バトラーが
対戦する場合に1万円拠出するというものだった。
今まで男性バトラーがここまで女性バトラーに対抗できるというケースは近年では非常に珍しかった。
よって、協会としても俺を無視する事は出来なかった。
そして、その協会の使者としてやってきたのはありさのとの練習試合の前にあった3人の女だった。
「で…次の試合に勝てば俺は昇級できる…そういう事なんだな?」
俺はその使者に対して質問する。3人いる使者の左側にいる女が答えた。
「ええ…貴方の活躍、私達の耳にも及んでおります。是非頑張って勝利を収めてくださいね。」
俺は、その3人の女達が醸し出すただ者ではないオーラに圧倒される。
おそらく…いや、間違いなくこの3人こそ伝説の女バトラーに違いない。
俺は幾度も女と対峙して来たが、恐らくこれでも力を抑えているのだろう。
俺に協会の命を伝えて来た女…彼女が一番力が弱い事が解った。
命を伝えた女だけが残り後の2人は俺の自宅から出て行った。
そして、残った女がその昇級試合の対戦相手を告げた。
「このSEXバトル…これは我が島国で生まれ育って行った言わば国技だ。
…しかしな、昨今このSEXバトルも他国の者の参加を認めようという動きが広まって来ておる。」
俺は、嫌な予感があったので女に単刀直入に聞いてみる事にした。
「…と、言う事は今度の対戦相手というのが…」
「その通り、察しが良くて助かります。貴方の考えている事で間違いありません。
これが次の対戦相手のプロフィールだ。良く読んで研究しておきなさい。」
「どうも…お手数を掛けさせたみたいで…」
俺は恐縮し女に頭を下げた。
「…もし、そなたが負ければ他国の者にバトルアリーナを乗っ取られるかもしれぬ。
是非頑張ってほしい。」
そして、女は話はすべて終了した。俺は、女を玄関まで送って行った。一筋の風が彼
女の顔の一部が露になった。
とても艶やかな唇…恐らく彼女のチャームポイントだろう。
そして彼女は一礼し俺の自宅から離れた。
残された俺は、その対戦相手の情報を見た。彼女の名前はリマというらしい。
今回の相手は他国の女だった。プロフィールにあるが、南国出身らしい。
顔写真等は無かったが俺は武者震いが止まらなかった。
そして試合当日がやって来た。
「それでは、SEXバトルを開催します。」
審判がSEXバトルの開始を高らかに宣言した。観客達のボルテージが上がって行く。
…その中に見慣れない肌の色をした一団がいた。リマの応援団らしい。
中には、人を寄せ付けないような高貴なオーラを持っている人がいた。
「それでは、選手入場です。…今回はスペシャルゲストという形で参加するという形
ですがもしかすると、今回の試合結果によれば彼女の闘姿がまた見られるかもしれま
せん。漆黒の女戦士リマーーーーーーーーー!!!」
「そして対するは、女性の色気はなんのその、萎えても勃っても目じゃないぜ通称ED
バトラージュンーーーーーーーー!!!」
俺とリマは審判の簡単な自己紹介を受けてリングに上って行く。
リマ…彼女の姿は始めて見るが、この国にいる限りでは彼女のようなバトラーは恐ら
くお目にかかる事は出来ないだろう。
まず、すぐ目につく所は身長が高いという事、この国の女バトラーの高い身長を持つ者
でも165cm前後が通常であるが、彼女はなんと普通に見ても170cmを超えていた。
次に彼女の肉体の特徴を簡単に言っていくと…まず肌が黒いという事、だが先ほど言
っていた審判のように本当に黒に近いという肌をしている訳ではない。褐色と言えば
いいのだろうか、茶色に近い色をしている。瞳は右目がブルー左目は茶色であった。
そして衣装についてだが、一目で分かる民族衣装そして弓をもっていた。
「………ハッ!」
突然リマは弓を引き俺の胸目がけて矢を射る仕草をした。弓を引いた反動でリマの乳
房がぶるるんと震える。
男性客はその揺れを見て興奮し、女性客であってもリマの物珍しいパフォーマンスに
見入ってしまっていた。
「…リマ…獲物取ル…負ケナイ…」
俺を指をさして獲物だと宣言する。
「…油断するなよ。どんな生き物も死ぬ前には必死で抵抗するって事…覚えておきな。」
俺も負けては無かった。
「それでは、両者脱衣に取りかかってください。」
審判の言葉で俺とリマは脱衣に取りかかって行った。
「…ツッ…」
俺は、極度の緊張により先日の事件の古傷がぶりかえし、座り込んでしまった。
「…ドウシタ?…調子悪イ?」
リマが脱衣を止めて俺に薬を渡した。
「コレ…飲ム…痛ミ止マル…」
…俺は少しためらうものの会場の空気が「飲んでやれ」と言っていたので俺は一気に
これを飲み干した。
すると、少しすると痛みが見事に引いて行った。
「ありがとよ。おかげで助かった。」
会場内に拍手が巻き起こった。恐らく対戦相手である俺が手負いであったとしても、
リマが俺に対等に戦えるようにとの心配りだった。
再び思い直して、俺とリマは脱衣を再開した。
リマが俺の腹部に目をやった。ナイフで切られた傷口がまだ塞がってはいなかった。
「リマノ部族…怪我スル男…弱イ…女ニ…モテナイ…」
リマはそう言った。会場内が笑いの渦に巻き込まれる。
「弱いかどうか…それは肌を重ねて始めて解る事だ。」
俺は先に下着姿となり…そして自らの急所を晒した。
…慣れとは本当に恐ろしい。この仕事をするからには羞恥心を捨てなくてはならない。
観客がおれのチ○ポを見て笑っても今では気にならない。
それどころかこのバトルでは栄誉の勲章であった。
「小サイ…赤ン坊ヨリモ…」
俺は苦笑いを浮かべた。そしてリマの脱衣を待つ事にした。
リマは慣れていないせいもあり脱衣に時間がかかっている。
それとも焦らして興奮させる作戦だろうか…
リマの衣装は特段脱衣しなくともすでにセクシーな格好である。
そして上着を脱いだ。
観客から大歓声が巻き起こる。その下にあったものはリマの褐色の肌であった。
まるで、ココアのようなリマの肌その上半身にある大きな山の上には小さなコーヒーキャ
ンディーがトッピングされている。
リマは俺の下半身の反応を気にした。
「オマエ…子供カ…ソレトモ…コノ国ノ男…小サイカ…」
リマが不思議がると観客が必死で否定していた。
続いて下半身に移る。蔦製のスカートのようなものをするっと下ろした。
また観客から大歓声が巻き起こった。中から出て来たのは天然の草原だった。
すらっとした長い足そして引き締まった適度な弾力を持つヒップがあった。
そして、もう一度念を押すようにリマは俺の下半身をチェックした。
「…オマエ勃タナイ…子供出来ナイ…デッカイ親不孝…」
このSEXバトルの前は対戦者は真剣な表情そのものであるのに、
リマの発言によってそのようなナーバスな雰囲気は一転し、和んでしまう。
審判も苦笑いを浮かべていたがしばらくして仕事の顔に戻る
「両者脱衣終了いたしました。両者準備にかかってください。」
「………」
「………」
リマと俺も勝負の顔に変わった。
「用意が出来た模様です…それでは…ファイッ!」
ゴングが打ち鳴らされた。
両者ともゆっくりと間合いを計りながらじりじりと迫ったり離れたりしていた。
リマが俺に話しかけてくる。
「オマエ…全然強ソウニ見エナイ…スグニデモ狩レル。」
リマが俺を押さえ込んだ。
「ぐっ…」
確かにリマの力は並のものでは無かった。
まるで本当に俺を殺しにかかるかのような力だ。
「おいっ…貴様!ここでは殺傷は禁止事項だぞ?解ってんのか?」
俺は、リマに改めて聞いてみた。
「リマ…人ハ殺サナイ。…安心シロ。」
俺は力では完全にかなわない事が解ったのでしばらくは受けに徹する事にした。
リマは俺が暴れないよう今度は俺の足を押さえ込んだ。完全に俺は動けなくなった。
そしてリマは俺のモノをある部分で擦りにいった。観客から歓声が聞こえる。
リマ褐色の尻に俺のモノが擦り付けられる。しかし、この表現は間違っているだろう。
リマは俺のモノに固さが宿っていない事を知っている。
そこで、リマは自分の肉体を上下に揺らしつつ俺のモノを押さえつけていた。
恐らく一番しっくりくるのはこの国の伝統行事でもある餅即きに例えるといいだろう。
マットを臼餅を俺のモノそして杵はいわずもがなリマの尻である。
リマは俺のモノに固さが宿るまで何度も何度も餅つきを繰り返す。
観客の興奮度もかなりのものだった。
リマの人間餅つきは当然リマが全身を上下に震わせなくてはならなかった。
そのためリマの乳房も当然ぶるんぶるんと揺れる。
俺にはその光景を見る事が出来ない。
その見えない部分を創造してしまうのは男の性だろうか、俺は一瞬それを考えてしまいそうになるが、
すぐにかき消した。
「オマエ…病気?リマノ肉体見テ感ジテナイ。」
どうやら、リマにもどうして俺がここで恐れられているのか理解したみたいだった。
いくらリマが俺からポイントを稼ごうにも
決定的なポイントとなる射精をさせない限りは女性バトラーが勝利を得るのは難しかった。
そして、俺を勃起させるという行為を目指すだけ他の男性バトラーと違い
余計なエネルギーを消費するからだった。
「ブレイクッ!両者ニュートラルコーナーへ」
ここで、第一Rが終了した。
「アノ男…オカシイ…リマ…自信ナクス…」
リマも他の女性バトラーが味わったような不快感をやはり味わった。
「獲物にも五分の魂ってね。あんまりナメてると逆襲を食らうぞ?」
俺はリマにカマを掛けてやった。
ただ、俺は気がついていなかった。リマが試合の前に工作をしていた事に。
そしてその罠に完全にハマっているとは会場内の誰もが信じていなかった。
リマの応援団?を別にして…
「それでは、第2R…ファイッ!」
第2Rが始まった。
第1Rと同じように俺とリマは互いの間合いを計っている。
またリマが仕掛けて来た。
リマが再び押さえ込みに行った。俺はそれを体勢を崩しながらもよけた。
だが、リマは俺に起き上がる事を許さない。
そしてついに場外寸前まで追い込まれてしまった。
「モウ…逃ゲ場ナイ。アキラメロ。」
リマはもう一度立ち上がり今度は俺の上に馬乗りになる。
そして、俺にココアムースの試食を強制させる。
だが、それだけではない。俺の急所にはまたリマの柔尻がぴったりとフィットしていた。
「………くそっ…」
俺はリマのココアムースの中で冷静になるよう心を落ち着かせるよう言い聞かせる。
だが、今度はリマが上下に動くたび俺もつられて動かないといけなかった。
リマの動きについて行かないとなるとリマのココアムースは
リマの上下運動によるショックを俺の顔面に与え続け
最終的には戦意喪失そのまま敗北という屈辱的な負け方を喫する恐れがある。
「フフ…オマエモ…動ケ!…体力勝負ナラ…リマ負ケナイ。」
どうやら、リマの作戦がここになって見えて来た。
リマはどうやら先に俺を疲労状態にさせ最終Rで決着をつけるつもりでいた。
俺は今目を瞑って精神を統一させている。
「オマエ…オネンネカ?…子供デモ寝ルノ…早イ。」
リマの動きが変化して行く。今度は上体だけを捻っていった。
俺がリマのココアムースの中で完全に堕ちたと思い込んで勝負を決めに来たのだろうか、
今度はトッピングのコーヒーキャンディーが、俺の目の辺りをぷにぷにと刺激する。
リマは完全に流れを自分のものにしたかのように責めを続けて行く。
両者の思惑が最終Rにもつれるであろう事を考慮に入れておくならば、俺もこれ以上は
逃げる訳には行かなかった。
リマは俺の身体を反撃できないようにしたつもりだった。
しかし、俺の手が生きていた。
俺はリマのへそ周りの肉をぷにぷにと触る。
リマはピクッと肉体を仰け反らせて一瞬だが胸のホールドを解いてしまった。
「…アゥッ…」
リマは俺に触られてこの試合始めての喘ぎ声を上げた。
リマの胸のホールドが解けたとあってはこちらのものそれを今度は両手でつかみコー
ヒーキャンディーをクリクリっと弄くる。
俺の下腹部がだんだんと湿ってくるのが解る。
今のリマはただただ訳の解らない男の反撃に遭い。
返り討ちにされているという表現がぴったりであった。
だが、リマもこの大会に飛び入りで参加しようとする程の女である。
それなりにこちらの方の技や知識は豊富でありバトルという事であれば、
リマも男には負けた事が無かった。
今はただ、ただリマは我慢するしか無かった。
今自分を責めている男を窮地に陥れる為なら今ここで動く訳には行かなかった。
「…どうした…さっきまでの威勢の良さはどこにいったのかな?」
俺はリマの様子を伺いつつも責めを続けて行った。
「アンッ…モット…モットォ…」
俺は一心不乱にココアムースを揉みしだいた。
俺の下腹部の湿り具合がひどくなっていった。
そして、最後リマはビクビクッと痙攣を起こすと状態を反らした。
そして俺は始めて自分の下半身に違和感を感じる事となった。
「ブレイクッ!両者ニュートラルコーナーへ!」
その時審判が第2Rの終了を告げた。
第2R終了時…俺は全然自分の勃起に気がついていなかった。
今までのリマの行動から見ると恐らく第2Rの途中からは完全に勃っていた事になる。
「オマエ…ヨウヤク…本性出シタ。」
リマはクスリと笑った。
「俺は…いつ…いつ勃起したんだ。まるで自覚が無かった。」
逆に俺は自信を無くしかけていた。
いくら何でも自分のモノの事は自身の事だから知っているはずだった。
「ソンナニ…絶望スルナ…天国見セテ…ヤル。」
リマの言葉に完全に翻弄された。
一応、今の判定で行くならば、リマは軽くイっているのでほんのすこしだけ俺の方が有利である。
しかし、勃起している事をあそこまで喜ぶリマの様子を見る限りでは、
精神的にはリマの方が優勢である事に間違いなかった。
「それでは最終R……ファイッ!」
とうとう最終Rに突入した。
第2Rには感じられなかった勃起の感触が完全に戻って来た。
一瞬はどうなることかと思っていたが、一応俺の身体の方は大丈夫のようだった。
最終Rはリマが仕掛け俺が逃げるという構図から一転俺が責めリマが逃げるという風に入れ替わった。
とにかく勃起してしまったからには責める以外に俺が勝つ手はない。
もはや、俺の心の中には目の前の女をどうやって捉えるか…
それ以外の事を考えてはいなかった。
「…オマエ…リマノ中ヲ…知ッテイルカ?」
リマは俺に聞いて来た。
「それは知らないな。といっても知ったら後悔しそうだがな。」
俺は、率直な感想を述べる。感想をいい終えるとリマの瞳が妖しく光った。
そしてこの間付けられた俺の古傷に舌を這わせた。
「………!!!」
俺は激痛を感じうずくまった。そしてリマは俺に取引を持ちかけた。
「先程飲ンダノハ、リマノ国ニ伝ワル『マラ』トイウ飲み物…
生命ノ源トイウ物デ殆ドノ外傷ノ痛ミヲ止メル。」
ここまでは、リマの説明を聞くにあたり何も問題がないように思える。
「デモコレヲ飲ムト男ノ場合性欲ガ増幅サレテ、サラニナニモ大キクナル。」
リマが追加の説明をする。
完全に嵌められていたのだった。
しかし、リマの持っている痛み止めが無ければ今もリングにたっていられたかどうか解らない。
俺は、審判に頼み込んでリマからクスリを譲ってもらう事にした。
そして俺はもう一本マラを飲み干す事にした。やはり効いて来たようだ。
身体がどんどん熱くなる。
そして俺のモノは通常であったときからは考えられないほどの大きさを誇っていた。
リマもその様子にとてもご機嫌のようだった。
「オマエ…リマノ『マラ』デ元気元気…狩リ心置キナク出来ル。」
リマは俺がマラを飲み終えるとすぐに飛び乗って来た。
そして、リマは腰をずっずっっと下ろしていった。
だが、俺のモノが膨張しすぎてリマのお○んこには全部入りきらなかった。
リマのアソコはある程度使い慣れているという所もあったが、それだけでなく襞が多い事が上げられる。
リマは久しぶりの巨根が手に入ったとばかりに腰を振る振る降る!!!
「アハッ…ハハッ…アッ…ドウシタ?オマエモ動ケ?」
リマは余裕とばかりの軽い腰使いに俺は耐えるばかりだった。
もしこれが勝負抜きのSEXであったら一緒に動いて即ヌイて貰うだろう。
だが、ここは勝負所だった。間違いなく断言できる。
俺はリマの体内で大量の精液をぶちまける。
これは間違いなかった。
一つ心配だったのがマラというクスリによる副作用だった。
恐らく、精力もあがっているだろうから出しても
普通の射精と同じような感覚だけですむかもしれない。
しかし、相手はバトラー…その実力に準ずる女である。
間違いなく普通の女以上の快感をチ○ポに与え多量の精を一回で奪うだろう。
それを引き延ばしておかないと間違いなく不利になるからだ。
「動ケ…動カナイナラ…」
リマは動かない俺の乳首を弄って来た。
実は、誰にも言った事は無いが、俺の弱点は実は乳首だった。
「ひゃぁ…」
俺は情けない声を上げた。
「男ガ…声出シテ良イノハ…負ケヲ認メタ時。認メルカ?」
リマが挑発してくる。もはや限界である。
今日だけで精力剤の代用となるマラを2本も飲んでいた。
俺は素早くリマの手を払いのけリマの腰を持って動き始めた。
リマの中はとても締まりが良い。この間のありさの中と甲乙付けがたかった。
いや…違う…俺のモノが大きくなりすぎているのが原因だった。
「ソロソロ…出シタインジャナイ?」
リマが聞いて来た。その言葉が即引き金となった。
どぶっどぶっどぶっびゅびゅるるるーーーーー
リマの中で暴れ馬のように跳ね回る俺のモノそして、リマはその暴れ馬をドウドウと
いうかのごとくおとなしくさせようと必死になる。
リマは俺のモノをおとなしくさせる事に失敗した。
俺の暴れ馬が大人しくならないので困惑してこう呟く
「クッ…予想外ダヨ。コンナニ出シテ、マダ動ケルナンテ。」
どうやら、マラには精力増強の効果はさほどなくナニを増大させる効果が強いという事が解った。
つまり、リマは本当にこの一発で勝負を掛けるつもりだった。
…俺の目にようやく一筋の光が宿った。勝てるそう直感した。
リマの計画では恐らく俺と対峙した時から長く見積もっても先ほどで試合が終了しているという計算だった。
だが、完全にそれは狂ってしまった。否逆にEDという巨根とは無縁の男に一つの武器を与えてしまった。
リマは後悔した。
「ハァッ…マダ諦メナイ…家族、兄弟姉妹ノ為ニモ…」
リマは騎乗位から前屈みとなり、ココアムースを俺にくっつける。
必死だった。彼女は必死になって俺の顔面を虐めていく。
だが…俺も負けていなかった。リマがわざわざ与えてくれた武器があった。
両者とも完全な意地のぶつかり合いとなった。
「ハァッ……アアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!」
「オッ……ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!!」
俺もリマも両方が会場の応援の声をかき消すほどの怒号を上げた。
どびゅどびゅどびゅどびゅどびゅどびゅどびゅびゅるるるるるるーーーーーーーー
精液をリマの体内に吐き出していた。
一度はリマも制御に困っていたが今度は簡単に制御可能であった。
だが…リマの方も俺のモノを制御しようとかそういう意図はなく
ただただ目を瞑り固まっているだけであった。
「………どうやら、両者競技続行不能のようです。」
審判が確認をした。そして
「この勝負…引き分けとす……」
審判が言い出したのを物言いをつけた人がいた。
それは、リマの応援団?たちであった。
「この勝負は…リマの負けだ。…」
会場がしーんと静まり返る。そして応援団の長らしい人が語り始めた。
「思い出してほしい。リマは対戦相手に無理矢理マラという劇薬を飲ませおった。
これは、我々の部族でもそのようなものを健常者に勧める事は絶対にしない。」
「今回は、金に目がくらんでいたせいか、相手の男の命を奪うリスクも考えずに、リ
マに相手にこの薬を飲ませるように言った。」
「早くこの男性を病院に連れて行って上げなさい。でないと本当に命に関わる。…ワ
シは罪深い事をしたもんだ…」
そして、会場内はその応援団長の言葉に涙するものばかりであった。
貧困のためこの国で外貨を稼ごうとしたその意思を皆が真摯に受け止める。
そして、審判は形だけ俺の手を取り勝利宣言をさせた後に即刻俺を入院させた。
「…………はっ…ここは?」
「……ジュン?気がついたのね…良かった。」
目の前にいるのはまりあだった。目に涙を浮かべていた。
「俺は…あの試合の後…」
俺が呟くとまりあがスポーツ紙を俺に渡してくれた。
なんと5日前のものだった。
その一面の見出しを見た…当初はドローであったが、
その後判定が覆り俺の勝利という事になったと言うものだった。
「よっしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
俺は思いっきり叫んでしまっていた。まりあが俺の口を塞いだ。
とても暖かい。
そして気持ちが安らいでいくのがわかる。
そして少しした後まりあは名残惜しそうにそっと俺から離れた。
「おめでとっ………」
まりあが俺にお祝いの言葉を言った。
「あ……ありがとう………」
そして、しばしの沈黙が流れ、そしてまりあが俺の寝間着を脱がそうとしたその時…
急に病室のドアが開いた。
「ジュン…ジュン……アア良カッタ。」
リマだった。リマの頬には赤くなっており誰かからまるでビンタでもくらったかのようだった。
「ジュン…御免ナサイ…」
リマが謝って来た。俺はこう返す。
「生きていたから気にするな。」
そういうとリマは俺に抱きついて来た。
「リマ…オマエノ嫁ニナリタイ。イイカ?ジュン。コレカラ毎日旨イモノ作ッテヤルゾ」
俺は無茶苦茶困っていた。そして助けてもらおうとまりあに視線を送る。
まりあは無言で俺の前に立って微笑んだ。そして何発も何発も俺にビンタを食らわせた。
「ジュン…あんたなんか…大っ嫌い!」
俺はもう一度深い眠りにつく事になってしまった。
その後リマを説得する事に成功し、まりあとの仲も元通りとなった。
リマは祖国に帰り素敵な彼と楽しい結婚生活を送っているとの事だった。
ただ、一つ俺がかなり後悔した事があった。
リマ…もう一度俺の為に飯作ってくれーーー!!!!
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