俺は、先日対戦したさおりの様子を見に行った。
「えーっとここでいいんだよな・・・」
俺は受け付けにさおりの病室を聞く。そして、俺はさおりに面会しに行った。
トントン
「・・・・誰・・・。」
「ジュンだ。」
「・・・入っていいわよ。」
さおりの声にはあのときの試合前の元気は完全に失せていた。俺は、ドアを開けた。
さおりは、精気が失せたようにぼーっとしていた。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
重い空気が流れる・・・俺はその空気を切るように語りだした。
「なぁ・・・お前はSEXバトルで負けた事ってあるか?」
「・・・無い・・・ずっと勝って来た。」
俺は、自分が試合に負けた時、まりあがいてくれた事そして、まりあの助けによって
ここまで来れた事それを話した。
「・・・お兄さんってやさしいのね。もう・・・さおりはひとりぼっちなの・・・」
「・・・一人だと?何言ってやがる。少なくとも俺だけはお前の味方でいてやるぜ?
」
俺は、気休めの言葉をかけた。本当に気休めにしかならなかった。
「・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・」
さおりは目にいっぱい涙を浮かべていた。
「泣くんなら思いっきり泣け・・・強くなる奴は何度も見えない所で泣いている。」
さおりは泣いた・・・俺と同じように。
そして、1時間ほど経ったときだった。一人の男がさおりの病室に入ってきた。
「・・・お前だな!EDバトラーお前のせいでさおりは・・・」
男の手にはナイフが握られている。どうやらこの男は俺を殺しに来たらしい。
「タッちゃん・・・」
さおりが呟く・・・タッちゃんと呼ばれた男は俺にすごんできた。
「お前のせいで、さおりの連勝記録も・・・わしらのサクセスストーリーも終わりじ
ゃ。その前にお前にお礼をしてやらんとなぁ・・・」
奴の目を見る限りまともな人間では無かった。確実に奴は俺を殺すつもりだった。
「・・・それで・・・ここにいる女は弱かったから負けた。俺はあのリングの上では
命を張っている。俺だってさおりだっていや・・・すべてのバトラーは命がけだ。」
俺の言葉にタッちゃんは少しだけひるんだ。しかし、その説得も無意味だった。
「うるせぇーーーーいますぐあの世におくってやらぁーーーーー!」
タッちゃんは激昂しその怒りを俺にぶつけてきた。
そして、なんども何度も俺を捉えようとナイフを振り回す。様子を見に来た看護士が
助けを呼びに行く。だが、誰も奴の凶行を止める事は誰もしなかった。
しばらくして、警官も駆けつけたが、病室に人質がいると踏んでいたため強行突入す
る者は誰もいなかった。
そのまま、俺はタッちゃんの振り回すナイフをただ避け続けるだけだった。
そして、俺はピンチに陥る。
「へっへっへ・・・これで最後だな!俺の金蔓をぶっ壊した罰だ・・・今すぐ死にさ
らせぁーーー!!!」
タッちゃんのナイフは俺の腹の部分をかすめる。そして・・・俺の肉体から鮮血が滴
ってきた。
「チッ、仕留め損なったか・・・次ははずさねぇ・・・死ねぇーーーーー」
タッちゃんは俺の体めがけてナイフを振りかざした。・・・しかし、タッちゃんの腕
は動かなかった。
「ぐはっ・・・・・・」
タッちゃんは悶絶した。その原因を作った主がタッちゃんに語りかける。
「今まで、さおりの事愛してるっていってたよね?それ嘘だったんだ。」
さおりのせいだった。さおりはタッちゃんの玉をぎゅっとつかんでいた。
「や・・・やめてくれ・・・さおり!俺はお前の為を思ってこの男を始末しようとし
てるだけだ。」
だが、さおりの手はその動きを止める事はなかった。
「・・・こんなものは・・・危険だな・・・特にお前みたいな基地外には」
俺は、形勢逆転とばかりにタッちゃんからナイフを取り上げて窓から捨てた。
そして俺はさおりに提案をする。
「ここで、サツにこいつを引き渡してもいいが・・・ここは女SEXバトラーの意地をこ
のタッちゃんに見せつけてあげた方がいいんじゃないか?」
少しの間さおりは黙ったあとこう言った。
「・・・うん。それ名案かも!」
俺は、タッちゃんが逃げ出さないように部屋の中にある緊急脱出用のロープで縛る。
「よし、OKだ。さおり!もういいぞ・・・」
さおりは右手をタッちゃんの急所から外した。
タッちゃんは、少し安堵の表情を浮かべ・・・そしてこう切り出した。
「さおりぃ・・・悪かった。ほらこの通り・・・もう病院で暴れたりしねぇよぉ・・
・」
後ろで手を縛られつつも土下座の格好をする。
だが、俺は自分を殺そうとした奴を簡単に許してやる気にはならなかった。
どうやら、さおりもあの男の本心が知れた事で怒りに震えているようだった。
さおりは、汚い物を見るかのようにタッちゃんの顔を眺める。そしてさおりはバッと
寝間着を脱いだ。
いきなりの不意打ちにタッちゃんの急所は膨張を始めた。
そこには生の乳房が現れていた。俺もさおりの胸をみるのはこれで2度目だが特徴的
な上向き乳首は魅力的に思える。そしてさおりはパンティにも手をかける。
彼女の長い足から、するっと布地がおりて行く様は非常に官能的であった。そしてう
っすらとした茂みが現れる。さおりは全裸となった。
そして、妖しい目つきで俺に命令してきた。
「お兄さん・・・その男のズボンとパンツをとっととずりおろしちゃってよ!」
さおりの目は完全に本気モードであった。俺はさおりに言われるまでもなくタッちゃ
んのズボンとパンツをずりおろし始める。
「てめぇ・・・何しやがる・・・やめろ、変態野郎が!」
タッちゃんはズボンをおろされるのを拒否しようと抵抗する。
タッちゃんの蹴りが何発も入る。凶器を持っていなくとも、俺とは違い一発の
威力は桁外れだった。
また、たくましい腕そして、見事に割れている腹筋・・・男の俺がみても惚れ惚れす
るような体つきだった。
俺は、奴の抵抗にあいながらも奴の急所を出してやる事に成功した。
「ご苦労様・・・これはご褒美ね・・・」
さおりが俺のほっぺに口づけをする。その間さおりは挿入する前の準備運動を始めて
いたのだった。
さおりの視線がターゲットに向かいそしてゆっくりと舌なめずりをした。
その様は言わば、御馳走を目の前にした淫魔のようであった。
「さぁ・・・始めるわよ。」
さおりは、一歩一歩タッちゃんに近づいて行く・・・もはや、さおりにはあの男に対
する情は何も残っていなかった。
「さおり・・・ほら・・・悪いのはあいつだよ・・・ほらあいつ・・・」
タッちゃんはまださおりが自分の方に寝返ってくれる事を信じていた。
もはや言う事は無いが、さおりにはその気は毛頭ない。
タッちゃんが逃げ回る中さおりがついにタッちゃんを捉えた。
タッちゃんが逃げ回る中さおりがついにタッちゃんを捉えた。
「ぬおっ・・・・・・」
濃厚なキス・・・さおりはまずタッちゃんが逃げないように楔を打ち込んだ。
これだけで、タッちゃんの心は砕け骨抜きとなってしまう。
十分に自分の肉体に酔わせた後さおりはタッちゃんの上に跨がった。
さおりは、にこっと笑ってタッちゃんを安心させる。
「さおり・・・考え直してくれたのか?」
タッちゃんは、ホッとした表情を浮かべた。
「・・・悪い男は・・・抹殺しなくちゃ・・・ねっ?」
さおりは、タッちゃんのマラを挿入した。
「さおり・・・・やめてくれ・・・」
タッちゃんは命乞いを始めた。
それもそのはずである。さおりは、まがいなりにも女性バトラーである
。当然の事であるが、男の急所は殆ど知り尽くしている。
そして、本気になれば男性であれば性を介して殺害する事も可能であるからだ。
さおりの秘所から、ズチュズチュという摩擦音かそれとも水音かわからないが
卑猥な音が病室全体に響き渡る。タッちゃんは性に関してはプロではない。
さおりの責めは始めて間もないが彼はすでに射精衝動がわき起こっていた。
「はぁっ・・・はぁっ・・・さおりぃ・・・」
さおりは、目の前にいる男が自分の体内に精を放出しようする。
さおりはそのまま激しく動いていった。
さおりの美乳が揺れるたびタッちゃんの心はさおりの肉体に溺れて行った。
「さおり・・・もう・・・イキそうだ・・・さおりぃ・・・」
タッちゃんは俺にすごんでいた時とはまるで別人のようであった。
さおりが、妖しく微笑み言葉を放つ
「イキそうだって?ふふっ・・・なんて締まりの悪いチ○ポかしら?
そこのお兄さんを少しは見習ったらどう?」
さおりの腰使いと揺れる美乳にタッちゃんは我慢が出来なくなった。
「ああっ・・・さおりぃ・・・イクゥゥゥ・・・」
そして、その瞬間がやってきた。
どびゅびゅびゅびゅるるるっるるーーーーーーー
さおりの体内にタッちゃんの精が注ぎ込まれてはいなかった。
タッちゃんの精はそのまま病室の天井まで届くかの勢いで噴出した。
さおりが、タッちゃんを馬鹿にしたかのように言った。
「ふふっ・・・弱い男ならいざ知らず、さおりをだましてた男の精なんか絶対に体内
に入れてあげないんだから。」
さおりは、恍惚の表情を浮かべていたタッちゃんを挑発する。
そして、さおりはタッちゃんに戦意が全くない事もお構いなしに
今までSEXバトルで培ってきた技術をどんどんぶつけていく。
「・・・・・・さおりぃ・・・やめっ・・・」
さおりはタッちゃんが大量の精を噴き出した後も一向に素股をやめる気配はなかった
。それどころか、皮肉にも先ほどタッちゃん自身が出した液体も合わさってさおりの
秘所のぬめりはどんどん卑猥さと感度を増して行った。
「まだまだ、元気いっぱいのくせに。
あんたみたいな男は萎びてるくらいが丁度いいのよ。」
そういうと、さおりの素股はさらに激しくなる。
ビュチュビュチュ・・・・・・非常にいやらしい音であった。
そして、タッちゃんはまた射精衝動が沸き起こる。
「さおり・・・何をするんだ・・・俺達は愛を・・・誓い合った仲じゃないか?」
タッちゃんは必死にさおりの責めを止めさせようとしている。
さおりはくすくすっと笑うだけで、その動きをやめようとしない。それどころか
タッちゃんの苦悶の表情を見て楽しんでいるようにさえ見える。
そして、タッちゃんの我慢の限界点を突破しようとしていた。
「ぐぁっ・・・イ・・・イクッ!!!!」
どびゅるるるるーーーーーーーーー
一回目ほどの勢いは無いがそれでも多量の精が飛び散る。
そしてさおりの肉体を乳白色に染めていく。
今のさおりの姿は形容しがたいほどの艶かしさがあった。
もし、さおりが俺と戦っていたときにこの状態であったならば・・・
それを考えると背筋が凍る思いだった。
今ここで、多量の精を吐き出してヒイヒイ言っている
タッちゃんという男は俺自身だったかもしれないからだ。
どれだけの時間が経っただろうか、タッちゃんは何度も何度もさおりに助けを求めたがその説得のかいはなく・・・却ってさおりの逆鱗に触れるだけの結果に終わった。
さおりの肉体はタッちゃんから放出される天然のローションにまみれていた。
ついに、タッちゃんも自分の生命に危険が及ぶと解り、
ほんの一時間前は不倶戴天の敵であった俺にまで助けを求めてきた。
「・・・・おいっ・・・そこのおまえ・・・助けてくれ・・・この女を止めてくれ・・・」
タッちゃんは声を絞り出し、俺に助けを求めてきた。当然俺はこう返した。
「馬鹿が、自分を殺そうとした男を助ける訳ねーだろ!恥を知れ。」
そういうとタッちゃんは続ける。
「俺の・・・持ってる・・・財産全部・・・貴様にやる・・・だから・・・」
「駄目だ!」
俺はあくまでもタッちゃんの願いは受け入れるつもりはなかった。
「解った!・・・俺の囲っている女・・・全員お前にやるよ・・・これならどうだ・・・」
そういって懇願してきた。本当に見苦しい奴だった。
俺としてはこの男の声を聞きたくなかったので、
助けはしないもののさおりに一つのお願いをする事にした。
「・・・そろそろ終わりにしてやれよ。
どうせこいつは殺人未遂の現行犯で逮捕されるんだしな。」
さおりは段々元気のなくなっていくタッちゃんのチ○ポの限界が近い事も知っていた。
少し間をおいてさおりがこう返した。
「・・・解ったわ・・・運がよかったね。タッちゃん・・・これで終わりだよっ。」
さおりは最後に腰をおもいっきりグラインドさせた。
そして、タッちゃんは強烈な衝撃に耐えられず、再度射精した。
どびゅどびゅどびゅるるるーーーーー
勢いよく精液は飛び出した。
タッちゃんは今まで何度も射精を繰り返したが量と濃さともに最高レベルであった。
そしてタッちゃんの精はさおりの肉体を見事に汚していく。髪、顔、胸、腕、へそ周り・・・
さおりの肉体はベトベトだった。
タッちゃんは跨がっているさおりが笑っているのを見て目を閉じた。
「・・・・・・・・・・・・・・」
タッちゃんは気を失った。そしてその時彼の頭髪は真っ白になっていた。
さおりは、自分の手中にあった汚いモノを投げ捨てるかのように離した。
すべての精を出し尽くした奴のモノは普段かわいいといわれている俺のと
同等・・・いやそれ以上に小さくしぼんでいた。
そして手中に残るその汚いモノの残り滓を舌でつつーーーと舐めた。
そして、ぺっとタッちゃんの顔に向かって吐き捨てた。
「ちょーマズ・・・こんなちょーマズい精液は久しぶりって感じ・・・」
このさおりの捨て台詞も今ここにいる男には全く届いてはいなかった。
さおりは立ち上がり、ベトベトになった自分の姿を知る。
さおりはこの男の後始末が終わるまで他の警官の刺激にならないように
俺が指示を出した。
それにしても、俺はさおりの事を完全に誤解していた。
そして彼女が何故俺に負けたのか理解できた。
彼女は、自分の肉体を生かす事を考える以前に心をがんじがらめに固められていたのだった。
これでは、いい試合等出来るはずが無かった。
いかに観客に楽しんでもらうか・・・そういったものが以前のさおりには欠けていた。
だが、その元凶を自らの手で成敗したさおりはとても美しく見えた。
「・・・おいっ・・・」
俺は、ずっと心に思っていた事を言った。
「もし・・・タッちゃんが俺を殺しちまったときはどうするつもりだったんだ?」
そういうとさおりはこう続けた。
「タッちゃん・・・いやあの男が私の為に来てくれたと思って最初は少し嬉しかった
・・・でも・・・違った。さおりはあの男にとって単なる金蔓でしかなかった。
・・・ファイトマネーはほとんどあの男に渡していたから・・・」
俺は、納得した。彼女はあの男の人形だったのだ。
「さて、汚いボロクズの始末でも始めますか・・・」
そして俺はドアを開いた。そして開口一番
「おまわりさーん。お仕事ですよー。さっさとあそこにあるゴミを片付けてください。」
警察官達は急な出来事でびっくりしたかのように青息吐息のタッちゃんに手錠を掛け
連行していった。
俺はかわいそうと思いタオルで彼の下半身をかくしてやった。
彼の身体の特徴はすべてなくなっていた。まるで今の彼は60代のじいさんのように見えた。
そして俺は連行していく警察官のズボンにも目をやった。
殆どの警察官から染みが発見された。俺はこれを見て心の中で苦笑いをした。
警察官がいなくなった後ベッドの下に隠れていたさおりが俺の股間をさすった。
「・・・・・・・・・・こ・・・こらっ・・・」
「お兄さんも感じてたんだね。・・・」
見事に勃起してしまっていた。タッちゃんの姿に自分を重ねたせいだった。
「このまま抜いてあげよっか?」
さおりが妖しく微笑んだ・・・しかし俺は丁重に断った。俺には彼女がいる。
もし、この事が知れれば俺もタッちゃんと同じような目に遭う可能性があったからだ。
後から聞いた話によるとさおりの男と言っていた大洞辰彦はその筋では有名なやくざの三男坊だった。
さおりとの出会いは、貧しい家庭に生まれたさおりを辰彦が気に入ってさおりを支援してやったのがきっかけであった。
今回の大洞辰彦の犯行の理由は以下の通り、
辰彦と交際関係にあるさおりはそのプロポーションを武器にSEXバトラー試験を受け見事合格。
そして大洞辰彦はそれを利用し闇くじを販売して行った。
自分の交際相手であったさおりに超低率を設定し、そして相手男性バトラーに超高倍率の設定をする。
後は試合を行わせてさおりが相手男性バトラーを完膚なきまでに叩きのめせば辰彦は大もうけできるという寸法だ。
また、男性バトラーに乗る側には射精チャンスという敗者復活の仕組みも設けており、
見事回数を当てれば支払った配当を2倍にして返すというものだった。
当然さおりの相手バトラーは経験の少ない男性バトラーばかりだった。
よって、射精回数をコントロールさせたりする事で、大洞はさらに私腹を肥やして行った。
しかし、予想外の出来事が起こった。俺がさおりに勝ってしまったからだ。
おかげで、辰彦の貯めたプール金がすべて放出されるのみならず、逆に借金を背負うはめになったからだった。
今回辰彦は俺の部屋に盗聴器をしかけ、俺がさおりの見舞いにいくという情報をキャッチし、
その日を見計らい2人を襲うつもりだったらしい。
ちなみに本人談によると俺は殺され臓器の密売にかけ、さおりも奴隷として支那に売
り飛ばすよていだったらしい。
ちなみに辰彦には懲役8年の実刑判決がくだされた。
この事件が終わって一年がたったある日自宅にある一通の手紙が送られてきた。
差出人の名前にさおりの名前があった。
「ジュンさん、まりあさんお元気ですか?私は今SEXバトルをやめました。
今の私の職業は警察官・・・そう婦警さんやってます。とっても楽しい仕事です。
簡単な交通規制から情報収集、犯人との交渉までやってます。
この間立てこもり犯を武器を使用しないで解決しちゃったんですよ。
おかげでどんどん昇進しちゃって今警部補試験めざしてるんです。見ていてくださいね。
絶対に女性で始めての警視総監になってやるんだから。」
以下、さおりの文章はここでしめられていた。
どうやら、大洞を私人逮捕した時から彼女は何かに目覚めたのだろう。
確かに、その後さおりはスーパー婦警といて紹介され、一躍有名人となった。
今はどうなっているかは知らないが、きっと幸せな生活を送っているに違いない。
俺は幸あれと思いこの手紙を元に戻した。
「ジュンー遊びにきたよー。」
まりあが遊びに来た。俺があらかじめ呼んでおいたのだった。
「ほれ、さおりからの手紙だ。」
「さおり?ああ、あの女子高生の子ね。」
まりあは、一度俺が開いた封筒を再度開いて行く・・・そして笑った。
「ねぇ・・・ジュン?この手紙2重になっているのに気がついた?」
「・・・いや・・・全然・・・」
まりあがその2枚目の内容を明らかにした。
俺はしばらくしてあいつ・・・と思った。
PS.まりあさんを泣かしたら駄目だよ。 もし泣かす事があるなら私が逮捕しちゃいます。
その時は、自白させちゃいますから。
自白・・・恐らく大洞と同じような目にあわせるという婉曲表現だろう・・・
ただただ、苦笑いをするしか出来なかった。
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